きゅうり炒めはまずい？美味しい？まずくなる理由や美味しく作るコツ・アレンジレシピも紹介

一年中手に入り、特に夏場などは家庭菜園で育てることもできる「きゅうり」。サラダや漬物など生で食べることが多いですが、中には加熱して食べるレシピもあります。加熱する食べ方の中でも、特にきゅうり炒めのレシピは多く、気になっている人もいるでしょう。

そこで今回はきゅうり炒めはまずいのか？美味しく作るコツはあるかなどについて詳しく紹介します。美味しくて簡単にできるきゅうり炒めレシピも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

きゅうり炒めについての口コミを調べてみると、ネガティブな内容のものがいくつかありました。

きゅうり炒めについての口コミを調べた結果、「まずい」という内容は特にありませんでした。しかし、「青臭さが気になる」や「水分が出て嫌」などといった口コミはあり、その理由はきゅうりの特徴や成分によるものです。

そして、中でも特に多かったのは「温かいきゅうりが嫌だ」というものでした。これはきゅうりの味や食感などが悪いわけではなく、「きゅうり=生」というイメージが強いことが理由でしょう。

きゅうりは生で食べるというイメージが強く、なんとなく嫌だ、受け付けないという口コミは一定数ありました。きゅうり炒めの味がまずいというよりは、好みの問題といえるでしょう。

温かいきゅうりが苦手という人の中には、冷ましてから食べれば美味しいという口コミもありました。温かいきゅうりが苦手な場合は、冷やしても美味しいレシピを参考にするといいかもしれません。

きゅうりを炒めると青臭さが気になるという口コミもちらほらありました。きゅうりの青臭さはピラジンという成分で、種や皮の部分に多く含まれます。

炒めることで青臭さは軽減されるのですが、温かいために香りが立って気になる人もいるようです。きゅうりの青臭さを軽減したい時は、皮をむいたり種を取り除いてから炒めるといいでしょう。

きゅうりは水分が多い野菜ですから、加熱時間が長いと水分が出過ぎてべしゃっとした炒め物になりがち。これが嫌だという口コミもいくつかありました。

きゅうり炒めで水分が出過ぎないようにするには、サッと軽く炒める程度にするといいでしょう。歯ごたえもシャキッとしたまま仕上がります。

ネガティブな口コミもあったきゅうり炒めですが、良い口コミもたくさんあったので一部を紹介します。

きゅうり炒めを美味しく仕上げるコツを3つ紹介します。

• 皮や種を取る
• 塩もみして水分をふき取る
• 炒めすぎない

青臭さが気になる場合や、育ちすぎてしまったきゅうりは、皮や種を取り除いてから炒め物にしましょう。皮はすべて剥かずに縞目にすると見栄えもよくなります。育ちすぎたきゅうりの種は食感が残ることがあるので、瓜やメロンのようにスプーンで取るといいでしょう。

きゅうりは水分が多いので、軽く塩をして水分をふき取ってから炒めましょう。そうすることで水分が出にくくなり、食感もよくなります。下味も付くので調味料が少なくなるのもメリットです。

きゅうりは生で食べられる野菜なので、完全に火を通さなくても大丈夫です。炒め物が出来上がる直前に加えて、サッと絡める程度が美味しく仕上がるコツです。

ここからは、簡単で美味しいきゅうり炒めのレシピを5つ紹介します。きゅうりを炒める前に皮や種を取り除いておくなど、下ごしらえをしておけばさらに美味しくなります。

きゅうりをごま油とにんにく、鶏がらスープの素で炒めるシンプルなレシピ。

1. きゅうりは食べやすい大きさに、にんにくはスライスしておく
2. フライパンにごま油をひいてにんにくを炒める
3. 香りが立ったらきゅうりを加えて、鶏がらスープの素を入れて炒め合わせて完成

基本的にはこの作り方を応用して、他の具材や調味料を加えていくといいでしょう。他の材料をプラスするときは、味付けをしてからきゅうりを加えると失敗が少ないです。

えびのプリッとした食感ときゅうりのみずみずしさがマッチする炒め物で、おつまみにもぴったりです。えびの代わりにイカを使っても美味しく仕上がります。

えびときゅうりの炒め物の作り方

1. きゅうりは食べやすい大きさの乱切りにする
2. えびに片栗粉をまぶしておく
3. フライパンにごま油をひいて、えびを炒める
4. えびに火が通ったらきゅうりを加えて塩コショウや鶏がらスープの素で味付けをして完成

ひき肉を炒めて、味噌・砂糖・酒・すりおろし生姜で味付けをし、そこにきゅうりを加えて炒めるだけの簡単レシピ。甜麺醤や豆板醤などを加えると本格的な味わいになり、ご飯や麺によく合います。

薄切りにしたきゅうりを塩もみし、ごま油で炒めて醤油と砂糖で味付けをする超簡単スピードレシピ。塩もみをしてよく水分を搾ることで水っぽくならず、炒めても歯ごたえがあります。ご飯にあうので、作り置きして常備菜にもおすすめ。

温かいきゅうりはちょっと…という場合には、炒めたきゅうりを甘酢に漬けてピクルスのようにして食べるのがおすすめ。そのままでも美味しいですが、冷やすとより美味しく、お箸休めやおつまみにもなるので、作り置きしておくといいでしょう。

きゅうり炒めの甘酢漬けの作り方

1. きゅうりを食べやすい大きさに切っておく
2. フライパンにごま油と千切り生姜を加えて香りが立ったら、きゅうりを加えてさっと炒める
3. お酢・醤油・砂糖を耐熱容器に合わせておき、炒めてきゅうりを熱いうちに加える
4. 全体を軽く混ぜて、粗熱を取りながら味をなじませる
5. 完全に冷めたら冷蔵庫に入れてよく冷やして完成

きゅうり炒めは味がまずいというよりも、温かいきゅうりは違和感があるという口コミが多くありました。きゅうり炒めが好き、美味しいという口コミも多く、好みの食べ方が見つかればハマるかもしれません。

炒めた後に冷やして食べるレシピや、常備菜のレシピもあるので、ぜひ参考にしてきゅうり炒めに挑戦してみましょう！