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富山湾の宝石とも呼ばれる「白えび」
白えび(シラエビ)は日本周辺の深海に生息する小型の海老で、オキエビの仲間です。桜エビに似ていますが、白えびは違う種類の海老です。日本周辺に生息している白えびですが、商業漁業として漁獲があるのは、富山湾のみとなっています。
ホタルイカやブリとともに富山県の三大代表魚に数えられる白えびは、「富山湾の宝石」とも呼ばれ、透明でほんのりと薄紅がかった色が特徴です。体長は5cm~8cmほどで、殻付きのまま調理する食べ方や、殻をむいて刺身にする食べ方などがあります。
昔は流通や保存技術などが発達していなかったため、富山湾周辺でしか食べられませんでした。現在では、殻の剥き方や冷凍技術が発達し広く流通するようになったため、富山の味として広く親しまれています。
白えびの旬は4月~11月と長く、白エビ漁を間近で見れる観光船も出ています。富山県では白えびを活用して、白えびバーガーや白えびせんべいなどの新しい食べ方もどんどん登場しています。白えびは食べ方のアレンジが豊富なことも魅力です。
白えびのおいしい食べ方は?
白えびのおいしい食べ方はたくさんありますが、殻付きのまま唐揚げや天ぷらにするのが一般的です。白えびの甘みと殻の香ばしさが美味しく、おつまみやおかずにぴったりの食べ方です。
白えびを殻付きのまま食べる食べ方は、煮付けや炒め物、炊き込みご飯など幅広くあります。富山県では、そうめんやうどんのだしに使ったり、すまし汁にする食べ方も定番です。
殻をむいたむき身の白えびは、刺身や寿司ねた、昆布締めなどに加工して高級品として食べられています。その他にも塩辛にする食べ方や、素干し、釜揚げなどに加工する食べ方もあり、いずれも高級品として流通しています。
白えびのおいしい食べ方とレシピ
白えびは殻付きでも、殻をむいてむき身にしてもおいしく食べられます。クセがないので食べ方のアレンジが豊富なことが魅力です。今回は、簡単でおいしい白えびのレシピを紹介します。
濃厚で上品な味わい:白えびの刺身
白えびの刺身はとても手間がかかりますが、他では味わえないような旨味を感じられる食べ方です。白えびを刺身にする場合は、冷凍されているものを使うのがおすすめです。半解凍した状態で殻をむくと綺麗に身が取れます。
白えびを刺身(むき身)にする方法は
- 半解凍した白えびを両手で持ち、お腹の部分で折り曲げるようにする。
- 指の腹で片方の身を押し出す。
- もう片方も同様に押し出して取る。
- 食べたい分だけ剥いて完成。
白えびの刺身を作る際に出た、殻は味噌汁やすまし汁のだしにする食べ方がおすすめです。白えびの刺身は少し根気がいる作業ですが、生姜醤油で食べると絶品で、おつまみにぴったりの食べ方ができます。
やみつきになる食べ方:白えびの唐揚げ
サクサクとした食感がおいしい白えびの唐揚げは、おつまみやおやつにぴったりの食べ方です。材料も工程も少ない、気軽に挑戦できる白えびの唐揚げレシピを紹介します。
白えびの唐揚げの材料は、白えび・片栗粉・薄力粉だけです。白えびはよく水洗いをしておきます。ヒゲの部分が気になる場合には、ハサミでカットしておきましょう。
白えびの唐揚げのレシピは
- 水気を切った白えびを、ポリ袋に入れる。
- 1に片栗粉・薄力粉を入れて、振って全体を混ぜ合わせる。
- フライパンに多めの油を入れて、180℃に熱する。
- 3に2を入れて、カラッとするまで揚げる。
- 揚がったら、盛り付けて塩を振って完成。
おつまみにもぴったりな食べ方:白えびの天ぷら
白えびの天ぷらは、そのままはもちろん、そばやうどんと合わせたり、丼ぶりにしてもおいしい食べ方です。白えびだけの天ぷらもおいしいですが、今回は野菜を合わせた、シンプルでおいしいかき揚げを紹介します。
白えびのかき揚げの材料は、白えび・玉ねぎ・三つ葉・片栗粉・薄力粉です。白えびは水洗いし、水気をよく切っておきます。玉ねぎは薄切りにし、三つ葉は食べやすい大きさに切っておきます。
白えびのかき揚げのレシピは、
- ボウルにすべての材料をいれて、水をくわえてさっくり混ぜる。
- 170℃の揚げ油を用意し、木べらに天ぷらのたねをのせて、滑らせるようにそっと油に入れる。
- 表面がカラッとするまで、上下を返しながら揚げて完成。
白えびはおいしい食べ方がたくさん!
富山県を代表する海の幸「白えび」は、甘さと香ばしさが魅力の小さな海老です。刺身や昆布締めのほかに、唐揚げや天ぷらなどの揚げ物、塩辛などの珍味などさまざまな食べ方があります。新鮮な白えびが手に入ったら、食べ方をアレンジして楽しみましょう!