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静岡の桜えびは駿河湾でしか獲れない貴重グルメ!
海の桜・海の宝石と呼ばれる「桜えび」は透き通ったピンク色の体を持つ体長40mmほどの海老です。日本国内では桜えびは静岡県駿河湾のみでしか水揚げされていない非常に貴重な食材で、4月から6月と10月から12月の年に2回、わずか40日ほどの短い期間しか漁が行われていません。
全国に流通する桜えびは、静岡県駿河湾で水揚げされた後に漁港から直送で送られ新鮮な状態のまま天日干しにされます。天日干しにされた桜えびはより赤みを増し濃いピンク色に変わります。色と共に香りや風味そして甘みが強くなり、おにぎりや炊き込みご飯、かき揚げに使用されています。
静岡へのアクセス
東京と名古屋のほぼ中間に位置する静岡県は富士山や河口湖、富士急ハイランドなど人気の観光地がある大人気都市です。東京から新幹線を利用して約1時間、新東名高速道路を利用するバスで約2時間、名古屋から新幹線を利用して約2時間、車で新東名高速道路を利用して約2時間30分です。
大阪からは新幹線で最大約3時間、名神高速道路・伊勢湾岸道などを利用して約4時間です。福岡からは飛行機で最大3時間30分、鹿児島から飛行機で約3時間でアクセスできます。静岡には数多くの観光地があるため、観光と一緒に静岡名産の桜えび料理をたっぷり楽しみましょう!
静岡の自慢グルメ「桜えび」とはどんなえび?
静岡で愛される静岡自慢の桜えびは深海の中層で群れて生活しています。日中は水深200mから300mの場所で暮らしていますが夜になると水深20mから50mほどの場所まで移動します。私たちが普段目にする桜えびは美しく透き通ったピンク色をしていますが海中では透明な色をしています。
日本国内で桜えびの水揚げが行われるのは静岡県の駿河湾のみですが桜えび自体は東京湾、相模灘、五島列島沖に生息しています。数ある中でも静岡県駿河湾が水揚げの地となっているのはこの湾に静岡県の大きな3本の河川が流れ込むため栄養価が高く桜えびが多く暮らしているからです。
静岡県駿河湾での桜えび漁は年間を通して行われているわけではありません。桜えびの繁殖期にあたる6月から9月、そして桜えびが深海深くで休む冬は禁漁となっています。
さらに桜えびの生態系を守るために漁獲量の制限も行われています。駿河湾は静岡県に広がる港湾ですが、その中でも由比港と大井川港の2つの漁港のみで桜えびの漁獲が認可されています。桜えび漁は漁船数、トン数、網の長さ、操業方法にまで厳しい制限が設けられている貴重な食材です。
多くの桜えびが水揚げされる静岡県では様々な調理方法で桜えびが親しまれています。桜えびのかき揚げや新鮮な桜えびが手に入るからこそ食べられる生桜えび丼、生の桜えびの寿司や漬け丼、そして旨味が詰まった干し桜えびのせんべいなど美味しい桜えびを使用した料理が数多くあります。