【アイゴ】の正しい食べ方!毒針処理や簡単でおいしいレシピも解説

【アイゴ】の正しい食べ方!毒針処理や簡単でおいしいレシピも解説

アイゴは関東ではあまり見かけない魚ですが、瀬戸内海や九州の一部では好まれています。アイゴには臭みや毒がありますが、正しく下ごしらえをすれば、どんな食べ方にも合うおいしい白身魚です。アイゴの特徴と併せて、おいしい食べ方や簡単なおすすめレシピを紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.アイゴとはどんな魚?
    2. 2.アイゴの下ごしらえとおすすめの食べ方
    3. 3.アイゴのおいしい食べ方と人気のレシピ
    4. 4.アイゴの正しい食べ方を身に付けておいしく食べよう!

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    アイゴとはどんな魚?

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    アイゴは青森から南の沿岸部、特に岩礁に生息する魚です。海釣りをする人などには知られていますが、関東ではあまりなじみのない魚です。アイゴは主に瀬戸内海や沖縄県の一部地域で食べられています。

    アイゴは漁獲量がそれなりにあるものの、ある理由から未利用魚となっており、マイナー魚と言われています。

    しかし、その味わいは濃厚で独特の旨味があり、歯ごたえもよい魚です。熱を通しても硬くなりにくく、刺身にする食べ方だけでなく、煮付けや唐揚げにする食べ方もできるおいしい魚です。

    アイゴが未利用魚とされるのには、食べ方が難しく感じる2つの大きな理由があります。1つが独特の臭みがあるということです。アイゴは海藻を主食にしているのですが、これがアイゴの磯臭さの原因です。この臭みは釣りあげた後に、素早く適切に内臓を処理すれば問題はありません。

    もう1つの理由は、背びれや腹びれに鋭いとげがあることです。このとげの両側には毒腺があるので、刺さるととても危険という理由もあります。とげ以外には毒はありませんから、下ごしらえをするときに気を付けてカットしてしまえば、安全に食べることができます。

    アイゴの生態・特徴

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    アイゴは平べったい楕円形の魚で、日本だけでなく台湾やミャンマー、オーストラリアなど温帯~熱帯の岩礁域や藻が生えているところに生息しています。灰色っぽい体で白い斑点があるのが特徴ですが、色や模様でいくつかの仲間や種類があります。

    アイゴの体長は20cm~30cm程度になり、堤防や磯場からも簡単に狙える魚です。関東では見かけませんが、正しく下ごしらえをすればおいしい魚なので、瀬戸内海・四国・九州・沖縄の一部では好んで食べられています。

    アイゴは日本だけでなく、海外でも食べられています。海外での食べ方は、煮付けや唐揚げにして、米やイモ類と一緒に食べるのが定番です。この食べ方は台湾や熱帯域で好まれている食べ方です。

    アイゴには毒針があるって本当?

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    アイゴに針はありませんが、毒のある鋭いとげがあります。毒針のようなとげは、背びれ・腹びれ・臀(しり)びれに合計24本あり、刺さるととても危険です。激しい痛みやしびれ、麻痺を引き起こすことがあるので、アイゴのひれには注意が必要です。

    アイゴの毒はたんぱく性なので、万が一刺さってしまった場合は、火傷しない程度の温度のお湯に患部をつけると痛みが和らぎます。しかし、応急処置のため、絶対に医師に診察してもらうようにしてください。

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    アイゴの下ごしらえとおすすめの食べ方

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    アイゴは食べ方が豊富な魚ですが、正しく下ごしらえをしないと臭みがあるので食べにくいでしょう。また、毒針のように毒のある鋭いとげがひれにあるので、注意しながらさばきましょう。

    アイゴの下ごしらえは、最初に背びれ・腹びれ・臀びれを切り落とします。切り落とす際は包丁よりもキッチンバサミの方が簡単でおすすめです。あとは一般的な魚と同じく、頭を落として、お腹を開き内臓を取り出します。

    この時、内臓が傷ついたり破れてしまうと、臭みが身に移ってしまうので、気を付けましょう。内臓を取り出したら水洗いし、食べ方に合わせて切り分けていきましょう。基本は三枚におろして皮をはぎます。刺身やフライにする食べ方におすすめのさばき方です。

    アイゴは加熱しても身が硬くなりにくいので、塩焼きや煮付けする定番の食べ方はもちろん、唐揚げや素揚げにする食べ方も好まれています。干物やみりん干しにする食べ方もあるので、好みの食べ方をみつけることができるでしょう。

    アイゴのおいしい食べ方と人気のレシピ

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    アイゴは下ごしらえを正しく行えば、とてもおいしく食べられる白身魚です。濃厚な味わいとしっかりとした食感が特徴で、刺身や焼き物、煮付けにもぴったりです。アイゴの特においしい食べ方とレシピを紹介するので、挑戦してみましょう。

    小さいアイゴは唐揚げがおすすめ

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    小さいアイゴはさばくのが難しいので、丸ごと調理するのがいいでしょう。小さいアイゴは特に簡単な唐揚げにするのがおすすめです。下ごしらえをして、塩コショウで味付けし、片栗粉をまぶして油で揚げます。

    片栗粉にカレー粉やスパイスを加えると、スパイシーな香りが食欲をそそりますし、独特のにおいも気にならなくなるのでおすすめです。小さいアイゴは市販の唐揚げ粉を使えば、下味をつける必要がなく、簡単に唐揚げを作れます。

    簡単でおいしい!アイゴの刺身

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    アイゴはぷりぷりとした身の食感がおいしい魚で、刺身にする食べ方もおすすめです。刺身にする場合は30cm程度ある太ったアイゴを選びましょう。脂の乗りもよく、三枚おろしもしやすい大きさです。

    刺身のレシピは、アイゴを下ごしらえした後に、アイゴとまな板、包丁を良く洗ってから三枚におろします。皮をはいで好みの厚さに切れば簡単に刺身の完成です。内臓さえ気を付ければ臭みは感じないでしょう。気になる場合は大葉などの薬味と一緒に食べるのがおすすめです。

    アイゴの正しい食べ方を身に付けておいしく食べよう!

    Photo by merec0

    アイゴは独特の臭みと、毒のある鋭いとげがありますが、丁寧に下ごしらえをすればとてもおいしい魚です。濃厚な味わいの白身魚で、どんな食べ方やレシピにも合います。新鮮なアイゴが手に入った際は正しく下ごしらえをして、好みの食べ方で楽しみましょう!

    渡邉こみつ
    ライター

    渡邉こみつ

    茨城在住の主婦ライター、渡邉こみつです。3人の娘と仲良く戦いながら、母・嫁・ライターとして日々奮闘中。子供を持つ田舎の主婦の目線から、皆さんに役立つ情報を発信していきたいと思います!

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