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意外と知らないドーナツの種類
手に持って食べられるドーナツは、専門店だけでなくスーパーやコンビニなどでも買える人気スイーツです。基本的に小麦粉で作った揚げ菓子のことをドーナツとするので、種類としてはスイーツに区分されます。
ただし世界に目を向けてみると、ドーナツがスイーツ以外の種類に区分されることも多いです。アメリカではおやつよりも朝食としてドーナツを食べることの方が多いですし、ドイツの定番パン菓子「ルリーナー・プファンクーヘン」もドーナツと同一種類とされます。
なお世界ではお祝いの行事食として作られることも多く、キリスト教の謝肉祭、ユダヤ教のハヌカー(祝日)にもドーナツと同じ種類に区分される揚げ菓子を作るのが定番です。
穴あきドーナツ誕生の地はアメリカ
さまざまな国・地域でドーナツ(または同一種類の揚げ菓子)が作られていますが、ドーナツレシピの原型はオランダ生まれのボール型の揚げ菓子・オリーボール(オリボーレンやオリボルンなどの呼び方もある)といわれています。
ドーナツのフォルム(形)にもさまざまな種類がありますが、日本で最も定番のドーナツフォルムは生地の中央に穴が開いたものです。
形の種類では穴あきドーナツ=リングドーナツといいますが、ボール型が原型であったはずのドーナツがどのような経緯でリングドーナツに変化を遂げたかについてはよくわかっていません。
とはいえリングドーナツのスタイルが定番化する少し前にオランダからアメリカへレシピが渡り、19世紀中頃にはアメリカ全域で「ドーナツ=中心に穴が開いた揚げ菓子」がよく食べられるようになります。
さらに戦時中に行われた慈善団体の慰問活動で兵士にドーナツを無料で配ったことも、アメリカのドーナツ=リングドーナツ(穴が開いた揚げ菓子)が定番になった背景にあるといいます。
ちなみに形の種類としてはリングドーナツ(中央に穴が開いたタイプ)のほかに、ツイストドーナツ(生地をねじったもの)やジェリードーナツ(穴が開かず中にクリームやジャムを注入)などもあります。
なお日本で人気のドーナツ店では、ひと口で食べられる小型球形タイプのドーナツも人気です。そのため近年市販されているドーナツの形は、時代や国・地域によってさまざまな種類があるといえます。
名前の由来は「Dough(生地)」と「Nut(木の実)」
オランダの揚げ菓子がドーナツの原型とされているのですが、原型とされる揚げ菓子はオリボールと呼ばれていたため「ドーナツ」という名称で呼ばれることはありませんでした。
そんなオランダの揚げ菓子が「ドーナツ」と呼ばれるようになったのは、ドーナツレシピがアメリカに伝わりリングドーナツがドーナツの定番スタイルになってからです。
穴が開いたリングドーナツがアメリカで定番スタイルになった理由は「効率よく火を通すため」だったのですが、これがアメリカで定番のドーナツスタイルになったため、リングドーナツはアメリカ発祥といわれています。
ちなみにドーナツは「Dough(生地)」と「Nut(木の実)」を組み合わせたの由来です。アメリカで定番スタイルは穴あきタイプですが、ドーナツと呼ばれ始めた頃は生地の中央に木の実をのせるのが定番だったことから「ドーナツ」となったといいます。
ドーナツは大きく分けて3種類
「ドーナツの種類」というとお店に並ぶドーナツ1つひとつを思い浮かべますが、ここで注目する「ドーナツの種類」は作り方に注目した時の種類を言います。
一般的に「ドーナツの種類」と表現する場合はメニューを差しますが、作り方に注目した際の種類はどの店舗・メーカーでも3種類しかありません。
なお3種類とはイースト系(イーストドーナツ)・ケーキ系(ケーキドーナツ)・クルーラー系(クルーラー)で、それぞれの系統にはさまざまな種類のメニューがあります。
イーストドーナツ
3種類あるドーナツの中で最も人気があるイースト系(イーストドーナツ)は、パン生地を使ったドーナツタイプのことです。イーストを使って1次発酵・2時発酵を行うため、3種類ある中で最も時間と手間がかかります。
とはいえて何度も生地を練り直し丁寧に発酵することで生まれるふんわり&やわらか食感は、3種類あるドーナツの中で最も人気が高いです。
ケーキドーナツ
ユニークな形のメニューが多いケーキ系は、ケーキ生地と同じようにベーキングパウダーで生地を膨らませるのが作り方の特徴です。出来上がった生地を形成して油で揚げれば完成するので、短時間で作れる点が魅力といえます。
食感もさまざまな種類があるのがケーキ系の特徴で、生地が詰まったずっしり&しっとりタイプもあれば、軽くて食べやすいタイプ・もちもち食感タイプなど、さまざまな種類があるのもケーキ系の特徴です。
クルーラー
3種類の中で最も形に特徴があるのがクルーラー系で、生地をねじって成形するのが典型的な特徴になります。クルーラーも人気メニューなので種類も多いのですが、アイシングを施したメニューが多いので、種類が同じでも違った味が楽しめる点がおすすめです。
ミスドの人気ドーナツの種類
手頃な価格と豊富なメニューで人気のミスド(ミスタードーナツ)は、アメリカ発祥のドーナツチェーン店です。アメリカでミスド1号店がオープンしたのは1955年ですが、日本には1971年に初出店しています。
ドーナツチェーン店としては珍しいフランチャイズチェーン店として展開したのがドーナツ店・ミスドの特徴で、全国各地に店舗展開していることから日本国内のドーナツ店としてはトップクラスの知名度があります。
定番メニューから限定メニューまで種類の豊富さがミスドの魅力ですが、最近のミスドはドーナツ以外のイートインメニューも種類が増えているので、食事でミスドを利用する人も増えています。
そんなミスドですが、メイン商品であるドーナツはイースト系・ケーキ系・クーラー系の3種類がバランスよくメニューに配されているのが特徴です。
そのため手頃な値段と種類の豊富さが人気のミスドですが、3種類あるドーナツを食べ比べするのにおすすめなお店でもあります。
「ポン・デ・リング」
もちもちした食感が魅力のミスド/ポン・デ・リングは、ベーキングパウダーで生地を膨らませたケーキ系タイプのメニューです。食感のおもしろさが人気のメニューなのでフレーバーの種類も多く、子供から大人まで幅広い世代に人気があります。
「エンゼルフレンチ」
ミスド/フレンチクルーラーは、生地をねじって成形するクルーラー系の人気メニューです。ミスド/フレンチクルーラーは発売以来のロングセラー商品で、派生メニューとしてエンゼルフレンチやストロベリーカスタードフレンチがあります。
クリスピークリームドーナツの人気ドーナツの種類
アメリカ生まれのドーナツ専門店/クリスピークリームドーナツは、甘さを控えた日本オリジナルレシピで楽しめるアメリカンドーナツが人気のドーナツチェーン店です。
クリスピークリームドーナツが日本初出店したのは2006年で、2022年7月現在クリスピークリームドーナツ渋谷シネタワー店、クリスピークリームドーナツ神戸マルイ店、クリスピードーナツ札幌ポールタウン店など全国各地に店舗があります。
2022年7月にオープンしたクリスピークリームドーナツ神戸ハーバーランドumie店では人気のブリュレグレーズドも販売しているので、ドーナツの種類で違いを楽しむスポットとしておすすめです。
クリスピークリームドーナツはメニューの種類が豊富な点が人気の理由に挙げられますが、作り方の違いによる3種類のドーナツ区分だとイースト系とケーキ系の2種類で展開しているのが特徴です。
中でもクリスピークリームドーナツは、ふんわり柔らか食感のイースト系メニューの種類が豊富にあります。3種類の中でも特に手間のかかる製法のイースト系メニューが充実しているので、種類によって異なるイースト系メニューの食べ比べにおすすめです。
「オリジナル・グレーズド」
クリスピークリームドーナツのおすすめメニュー「オリジナル・グレーズド(Original Glazed)」は、軽さとふわふわ食感が特徴のイースト系ドーナツです。
見た目もアメリカンスタイルのドーナツらしい穴あきタイプですので、日本人にも食べやすいメニューといえます。なおシナモンシュガー、ビターチョコスプリンクル、キャラメルアーモンドクランチも、オリジナル・グレーズドと同じイースト系タイプです。
ちなみに穴がなく生地にカスタードが注入されたビターチョコカスタードも、クリスピークリームドーナツの定番メニューではイースト系に種類が区分されます。
「オールドファッション チョコレート」
たっぷりとチョコがコーティングされているオールドファッションチョコレートは、しっとりした食感が魅力のケーキ系メニューです。ケーキ系メニューは冷めてもおいしいのですが、温かい方がよりおいしく食べられます。
ドーナツの種類を食べ比べてみるのもおすすめ!
ドーナツにはいろいろなメニューがありますが、どれを食べるか悩んだ時にはドーナツの種類に注目して選んでみてはいかがでしょうか?
メニュー豊富な専門店でも種類に注目すると3種類に区分されるので、種類によって異なるドーナツの食感・特徴に注目するのもメニューに迷ったときの選び方としておすすめです。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。