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味わい深い深蒸し茶「知覧茶」
知覧茶(ちらんちゃ)という緑茶をご存じでしょうか。国内最大級のお茶の産地である鹿児島県南九州市で作られる爽やかな香りと味わい深い旨味が楽しめる人気のブランド緑茶です。
本記事では、日本が誇る人気ブランド緑茶・知覧茶の魅力や歴史、おいしい淹れ方やおいしい知覧茶を楽しめるおすすめの老舗店などを紹介します。知覧茶はギフトにもおすすめですので、気になった方は是非一度お試しください。
鹿児島県南九州市で生産されているブランド緑茶
知覧茶は鹿児島県南九州市にて栽培されているブランド緑茶です。鹿児島県南九州市は全体として温暖で日照条件に恵まれています。さらに、桜島の火山灰によって土地が肥えているためお茶の栽培に適しているのです。
南九州市は約350年の歴史を経て、2007年の南九州市誕生と同時に国内最大級のお茶の産地となりました。現在は東京ドーム700個分以上の広さを誇る広大な茶園で、600戸以上の生産者、100以上の茶工場で10000t以上の荒茶を生産しています。
南九州市はお茶の生産に適した風土なので、色々な品種のお茶が栽培されています。お茶の生産者の長年にわたる努力によって生み出された生産方法で、それぞれの品種の持つ特徴を十分に引き出した、風味が良く旨味のあるお茶に仕上げています。
それらの豊富な品種のお茶を、茶匠がお茶の仕上がり具合を基にブレンドし仕上げるのが一般的な知覧茶です。そのため知覧茶はお茶屋さんによって味わいが異なるのです。
まろやかな味と上品で心地よい香りが特徴
知覧茶は透き通った若緑色と爽やかな香りが特徴です。農林水産大臣賞をはじめ、色々な賞を獲得するなど、全国的にも高い評価を獲得している人気ブランドです。
知覧茶は深蒸しと呼ばれる長蒸し製法のお茶です。知覧茶の蒸し工程の時間は、一般的な煎茶の蒸し時間の倍近くかかります。こうすることで、まろやかなコクとかぶせ茶の旨味をより一層引き立て、鮮やかな若緑のお茶に仕上がるのです。
知覧茶の歴史
お茶の歴史は紀元前の古代まで遡るとされています。お茶は中国で発見され、漢の時代にはすでにお茶は広く知られていたそうです。日本にお茶がやってきたのは、中国の進んだ制度や文化を取り入れようとしていた奈良・平安時代に遣唐使や留学僧によってもたらされたと言われています。
お茶は1000年以上前から日本の生活の一部となっていたということです。日本においてお茶は1000年以上の歴史がありますが、知覧茶の歴史はどのようなものなのでしょうか。
栽培の起源は鎌倉時代
知覧茶の歴史は鎌倉時代から始まるとされています。鎌倉時代に平家の落人が北部山間地の手蓑(てみの)で茶栽培を始めたという伝承があるとされ、手蓑は知覧茶発祥の地として、手蓑峠に石碑が建てられています。
本格的な栽培は明治に入ってから
しかし知覧茶の本格的な栽培は明治まで待たなければなりません。明治に行われた廃藩置県で杉山が民間へ払い下げられ、そこにお茶が植えられることになります。
生産したお茶がとてもおいしいということがわかると、お茶に関する技術者を手蓑に招き、本格的な知覧茶などの生産が始まるのです。
知覧茶のおいしい淹れ方
お茶は日本人にとってとても馴染み深いものです。そのため日本人でお茶を淹れられないという人はほとんどいないといってもいいでしょう。しかし、お茶を淹れられると言っても、美味しく淹れられるかどうかは別の問題です。
ここでは、知覧茶の美味しさを最大限に引き出すための、おすすめのおいしい淹れ方を紹介します。一手間かけるだけで知覧茶をとても美味しくすることができますので、ぜひお試しください。
沸騰したお湯を湯呑み茶碗に入れて冷ます
おいしい知覧茶を味わうために一番大切なのはお湯です。お湯は必ず完全に沸騰させてください。水道水を使用する場合には、沸騰後、さらに3分ほど沸騰させ続けます。お湯を沸かす前に、水を5時間ほど汲み置きしておくのも良いでしょう。
沸騰させたお湯を湯呑み茶碗に入れます。湯呑み茶碗の中でお湯を少し冷まします。沸騰直後のお湯ではなく、少し冷ましたお湯を使うことで緑茶の旨味成分を引き出し、苦味と渋みを抑えることができます。
茶葉の入った急須に80℃程度に冷ましたお湯を注ぐ
急須に知覧茶の茶葉を入れます。一人当たり小さじ山盛り一杯の茶葉が目安とされています。しかし、香り高い知覧茶を楽しみたい場合には小さじ山盛り二杯の茶葉を使うと良いでしょう。
慣れてくると茶葉は目分量で計ってしまいがちですが、毎回さじでしっかりと計り、適量の知覧茶の茶葉を急須に入れるようにしましょう。
湯呑み茶碗の中で80度くらいまで冷ましたお湯を、急須へゆっくりと注ぎ、急須に蓋をします。湯呑み茶碗からお湯を注ぐことで、余分なお湯を急須に入れてしまう心配がありません。
60秒ほど待ち最後の一滴まで湯呑にそそぐ
急須にお湯を注ぎ蓋をしたら60秒ほど待ち、湯呑み茶碗に最後の一滴まで注ぎ入れます。この時、複数の湯呑み茶碗に注ぎ入れる場合には、少しずつお茶をつぎ分けるのが大切です。
1・2・3と注ぎ入れたら、その次は3・2・1という順番で注ぎ入れてください。この方法を「まわしつぎ」と言います。
まわしつぎで少しずつつぎ分けることで、全ての湯呑み茶碗に同じ濃度と香りのお茶を行き渡らせることができます。これでおいしい知覧茶を味わうことができます。
知覧茶のおすすめ老舗店
ここからはおいしい知覧茶を楽しめるおすすめの老舗店を紹介します。知覧茶の美味しさを最大限に引き出した絶品の味をお楽しみください。
「嘉左衛門茶舗」
おすすめの老舗店「嘉左衛門(かざえもん)茶舗」は、老舗茶問屋「新原製茶」から、知覧茶を扱う専門店としてオープンしたお店です。
嘉左衛門茶舗が考える本当においしいお茶は、鹿児島茶らしい甘味があることです。嘉左衛門茶舗では、創業者である嘉左衛門の時代から現代まで通じる甘味があるお茶を追求しています。
嘉左衛門茶舗の商品には、特別なギフトにおすすめな「極上煎茶」や、店を代表するギフト用の「特上煎茶」、知覧茶の魅力をシンプルに表現した「煎茶」、創業から変わらぬベストセラーの「さつまみどり」などがあります。
あらゆるシーンに対応するギフト用に箱詰めされた商品も多くあるので、知覧茶をギフトに贈ろうとお考えの方におすすめしたい老舗店となっています。
「古市製茶」
おすすめの老舗店「古市製茶」は、南九州市川辺町にある知覧茶の製茶(産地)問屋です。契約農家や鹿児島県茶市場より仕入れた茶葉の製造加工を扱う問屋卸業として茶業を発展させてきた老舗店です。
古市製茶ではいろいろな知覧茶商品を取り扱っています。知覧茶の中でも上級茶の生産地である後岳と呼ばれる地域で獲れたお茶や、手間暇かけた希少製法で作り上げたとろりとした深みと旨味のある味わいのお茶など、いろいろな知覧茶を楽しむことができます。
ギフト用の箱入り商品も多く扱っています。知覧茶の代表品種とされる「さえみどり」「あさつゆ」「ゆたかみどり」「やぶきた」「おくみどり」などが取り揃えられているのも特徴です。知覧茶をいろいろな角度から楽しみたい方におすすめの老舗店となっています。
「おりた園」
おすすめの老舗店「おりた園」は、除草剤や殺虫剤、化学肥料を用いないお茶を作るべく、30年もの試行錯誤を重ねた独自農法で本来のお茶の味合いを届ける老舗店です。
おりた園で丹精込めて作り上げられたお茶は、自社販売の他に、百貨店やスーパー、さらにアメリカや台湾・香港など世界中で輸出販売されているほどの人気を誇っています。
全国の百貨店への催事出店にも力を入れており、お茶の販売を通じて顧客の声に真摯に向き合い消費者の声に応え続けています。
化学合成農薬や化学肥料の窒素成分を慣行レベルの5割以上も削減し生産した特別栽培茶も販売しています。心も体も健やかになれるお茶を楽しみたいなら、こちらの老舗店がおすすめです。
知覧茶は通販でも買える!
知覧茶は通販でも購入することができます。大手通販サイトのAmazonや楽天、茶問屋の公式オンラインショップなどを通じて全国どこからでも気軽に知覧茶の美味しさを体感できます。
ギフト用の商品も多く販売されていますので、ギフトに知覧茶を贈ろうとお考えの方は是非ご検討ください。先程紹介したおすすめの老舗店は全て公式オンラインショップを開設していますので、興味のある方は一度覗いてみるのも良いでしょう。
ギフトにも人気の知覧茶!大切なあの人にぜひ
鹿児島県南九州市が誇る人気ブランド・知覧茶の魅力に迫りました。知覧茶はおいしいだけではなく、ギフトにもおすすめです。大切な人へのギフトに人気の知覧茶はいかがでしょうか。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。