激レア【生ホッピー】があるお店おすすめ7選！若者に人気の場所も

「ホッピー」はホッピービバレッジが1948年に発売した麦酒様清涼飲料水ですが、焼酎をホッピーで割った飲み物もホッピーと呼んでいます。ホッピーは半世紀以上に渡って愛され続けている元祖ビアテイスト清涼飲料水で、1956年には製造特許を取得しました。

ホッピーには茶色の瓶に白ラベルの元祖の白をはじめ、まろやかな甘みと苦みが特徴的な黒、330mlの少ない容量の330、さらには誕生55周年を記念して製造された赤の55があります。白ホッピーは100mlあたり約11kcalで、ビールの4分の1の低カロリーです。

ホッピーの糖質は100mlあたり約1.7gのため低糖質で、焼酎で割ってもプリン体ゼロな点もおすすめポイントです。また、ホッピーは様々な飲み方を楽しむことができ、定番スタイルはホッピー・焼酎・ジョッキをよく冷やして飲む「3冷」と呼ばれるもので、昭和40年代後半に考案されました。

ホッピーはビールと同様に「生ホッピー」が存在します。生ホッピーは樽に入ったホッピーを生ビールと同じように専用のサーバーを用いてジョッキに注ぐもので、生ホッピーのきめ細く柔らかな泡立ちがおいしいと評判です。瓶入りのホッピーと生ホッピーの飲み比べもおすすめです。

生ホッピーは樽に詰めて工場から出荷され、生ビールのようにサーバーから注がれます。生ホッピーは繊細な商品のため、取扱いが限定されており、一部の限られた居酒屋などで提供しています。また、生ホッピーは樽ホッピーとも呼ばれ、レアな取扱店を探しているファンもいるようです。

今回は瓶入りとはまた違った泡立ちがおいしい激レアの生ホッピーに着目し、東京で生ホッピーの取扱いがあるせんべろ居酒屋店をはじめ、他のエリアでレアな生ホッピーを飲めるおすすめ店もご案内しましょう。本記事はファンも多い生ホッピーを味わえるおすすめ店特集です。

せんべろは「1000円でべろべろに酔える」ことを意味した酒場の俗称で、安く楽しめる居酒屋などを指します。せんべろが評判の店には大衆居酒屋や立ち飲み（角打ち）などが多く、酒1杯とおつまみ2～3品を頼んで1000円程度で飲める居酒屋を「せんべろ居酒屋」としています。

東京のせんべろ居酒屋にもレアな生ホッピーを扱う店があり、今回はおすすめの4店舗を厳選してご紹介します。

生ホッピーを提供するせんべろ居酒屋の一つは「金子屋」で、秋葉原駅から徒歩約3分の立地のため、仕事帰りに来店するビジネスマンで賑わっています。秋葉原駅周辺は日本のアニメやゲーム、電化製品などを取り揃える店が多いですが、親しみやすい雰囲気の大衆居酒屋 金子屋があります。

金子屋は生ホッピーや生ビールなどのラインナップで、中身と外身があります。中身とは焼酎のことで、外身は割り材を意味します。ハッピーアワーでは貴重な生ホッピーを手ごろな値段で飲むことができるため、生ホッピーを堪能したい人は夕方までの早めの来店がおすすめです。

金子屋はもつ焼きをメインにした店で、おいしい煮込みや焼きのメニューと生ホッピーの相性が良いと評判です。

「宝泉」は王子駅から徒歩約5分の生ホッピー提供店で、店内にはコの字型のカウンターが2つあります。宝泉は周辺エリアを代表する有名な大衆酒場の一つであり、地元の常連客やカップル、一人客など幅広い層に利用されている店です。生ホッピーは氷を使わず、たっぷり注いでくれます。

宝泉は生ホッピーと手作り料理がおいしい人気店で、「宝泉コロッケ」は肉コロッケとポテトサラダコロッケの2種類あり、「肉豆腐」は醤油ベースの甘辛な味付けながら優しい味わいに仕上がっています。宝泉の生ホッピーは中身が濃いため、飲みすぎには注意してください。

生ホッピーとおいしいおつまみを味わえるせんべろ居酒屋は「やきとん なべ屋」です。やきとん なべ屋は中野坂上駅の2番出口から徒歩約3分の店で、カウンターとテーブル、テラス席を用意しています。メニューには生ホッピーとマッチするもつ焼きの串や一品料理などが並びます。

やきとん なべ屋では生ホッピーの他、「シャリキンスカッシュ」も名物ドリンクの一つで、強い炭酸とすっきりした味わいが特徴的な凍らせたキンミヤです。氷の入っていない生ホッピーは薄まる心配がないため、最後までおいしいまま飲めると好評を得ています。

中野坂上宝仙寺参道のやきとん なべ屋は大変混み合う人気店のため、タイミングによっては席が空いていない場合があります。

「まるかや 本店」は北千住駅2番口より徒歩約1分の生ホッピーを扱う店で、暖簾をくぐるとコの字カウンターとテーブル席があります。まるかや 本店は路地裏にひっそり佇む居酒屋でありながら、レアな樽生ホッピーやもつ焼き、焼鳥などを求めて来店する人も多くいます。

まるかや 本店のメニューには「うずらの玉子室蘭焼き」があり、生卵を串に刺して焼き上げたもので、殻付きのまま頂きます。室蘭焼きは北海道室蘭の老舗焼き鳥店が発祥とされ、うずらの玉子室蘭焼きは程よい塩味とパリパリした食感の殻が特徴的です。

まるかや 本店は串の他、「馬ユッケ」や「もつ煮込み」などのサイドメニューも充実しており、安くておいしいと評判の生ホッピーを扱う人気店です。

瓶からホッピーを注ぐ場合は周りの空気を巻き込んだ泡になり、サーバーで注ぐ生ホッピーは泡の中に空気が混ざらないといわれています。こちらでは東京以外のエリアで生ホッピーを提供する店をご覧ください。

赤提灯を吊るした「浦和弁慶」はさいたま市のJR浦和駅から徒歩約11分の生ホッピー提供店です。浦和弁慶には生ホッピーや樽詰角ハイボール、生キウイサワー、生グレープフルーツハイなどもあり、こだわりのおつまみと共に頂けます。店内にはカウンターとテーブル席を備えています。

浦和弁慶の生ホッピーと相性の良いおつまみは焼鳥各種で、店で捌き、串打ちしているため鮮度に自信があるといいます。また、串ものは全て炭火を使い、塩焼きにしています。浦和弁慶では焼鳥に自家製辛味噌ダレが付くため、好みの味付けで食べられます。

浦和弁慶は地元で有名な居酒屋に数えられ、開店と同時に満席になることもあります。外れのメニューがないと評価されている浦和弁慶には「レバーレア焼き」や「シロ」などの串焼きをはじめ、手作りの一品料理も並びます。

「ゴールデンもつ」は横浜市の桜木町駅と馬車道駅周辺の人気店で、ぴおシティの地下を歩いた場所にあります。ゴールデンもつで飲める生ホッピーはレバーでジョッキに注ぎ、キンミヤ焼酎を生ホッピーで割ったものです。

ゴールデンもつではこだわりの食材を使用した「もつ煮込み」や「もつ焼き」をおすすめしており、もつ煮込みは味が染みて柔らかく、しっかり煮込まれています。もつ焼きは2本ずつのオーダーになります。特に「白モツ」は人気が高く、遅い時間には売り切れてしまうことがあります。

ゴールデンもつでは生ホッピーと並んで「ゴールデンボンバー」も人気メニューで、よく冷やしたグラスに凍らせたキンミヤ焼酎を入れ、さらに独自の梅シロップを投入します。食感はシャーベットに近いですが、アルコール度数が高いため、1人3杯までの提供になります。

「大衆酒場 かね子」は千葉県の柏駅から数分の場所にある居酒屋で若いスタッフが在籍し、スポーツ観戦も可能なことから若者にもおすすめです。アルコールメニューには生ホッピーや楯野川のコラボ日本酒、レモン丸ごと1個分を使用したレモンサワーなどがあります。

大衆酒場 かね子はコスパの優れたフードメニューも好評で、税込み50円の名物「レバカツ」や酸味と辛味が特徴的な「豚スジ煮」なども用意しています。

取扱店の少ない生ホッピーはきめ細かな泡立ちがおいしいレアな商品です。今回ご紹介した店舗には生ホッピーのみならず、こだわりのおつまみや一品料理もあり、酒と一緒に楽しめるでしょう。人気店は満席になることが多いため、早めの来店や予約がおすすめです。