焼津漁港のおすすめ海鮮グルメ11選！食堂のランチや居酒屋で一品も堪能？

静岡県焼津市は魚市場があり海鮮グルメを堪能できる食堂がたくさんあります。土日になると行列のできる海鮮食堂もあり活気あふれる賑やかな街です。ランチの定食も一品料理、人気の地酒まで美味しい焼津の海鮮グルメを舌鼓できます。

焼津漁港は全国有数の水揚げ高を誇り有名な漁港です。遠洋漁業としても知られています。焼津には極上のマグロが集まるため、マグロの水揚げは日本で一番多いのです。

焼津港は関東からも関西からもアクセスがしやすく交通の便が非常に良い港町です。公共交通機関を利用する方も自家用車をご利用の方も気軽に観光に訪れることができます。

新幹線を利用する場合は「ひかり」「こだま」を利用しJR静岡駅で下車、在来線に乗り換え15分乗車しJR東海道本線焼津駅で下車します。JRを下りたら焼津港行きのバスに乗り換えます。

JR焼津駅からは徒歩でも焼津港へ向かうことができます。駅から1.2kmで16分ほど歩くと到着します。気持ちの良い季節には散歩しながら歩くのもおすすめです。

お車をご利用の際は、東京方面から高速道路を利用するといいです。東名高速焼津インターチェンジを下ります。東海、関西方面からはETC専用の東名高速大井川焼津藤枝スマートインターチェンジがおすすめです。

焼津漁港の特徴は遠洋漁業です。焼津漁港付近ではほとんど水揚げされません。遠洋漁業は船で何日もかかる海域で漁業をします。そのため一年中魚の群れを追うことができます。

全国水揚げ高が一位の焼津漁港は静岡県の中央に位置する港町です。関東、東海、関西を結ぶ東海道の路線上ではちょうど真ん中にあります。焼津は各方面からのアクセス条件がよく、日本の水産業の重要な役割を果たします。

焼津には3つの港があります。焼津港、小川港、大井川港のエリアに分かれています。焼津港の主な地区は「焼津」と「新港」の2つに分けられています。それぞれの港で水揚げされる魚が決まっています。

焼津港と小川港ではとれる魚の種類が異なります。焼津港ではミナミマグロ、メバチマグロ、キハダマグロ、ビンナガマグロです。焼津港ではカツオも一年中漁獲できます。

小川港で水揚げされる魚はサバ、アジ、タチウオです。小川港で水揚げされたサバは塩サバとして売られ、関西では高級な魚としてとても人気です。

大井川港は工業地帯と漁港の2つのエリアがあります。駿河湾に面した大井川港はサクラエビやシラスが水揚げされます。

焼津漁港は日本のマグロの水揚げ量の3分の1を占めています。遠洋漁業によって季節を問わず一年中水揚げができるため、マグロで有名な漁港です。

焼津港所属のマグロ漁船は南半球の低水温海域を回遊しています。漁船は「はえなわ漁法」によりマグロを漁獲し、マイナス60度の低音で冷凍して漁港へと運ばれます。

焼津のマグロはミナミマグロが有名で昔から焼津で親しまれてきました。ミナミマグロは全国に出荷され、焼津のミナミマグロは日本の3割4割を占めるようになりました。

全国有数の水揚げ高を誇る焼津漁港ではマグロやカツオなどの海鮮グルメのお店がたくさんあります。新鮮な海の幸を楽しめるおすすめの焼津漁港の海鮮グルメのお店を3選ご紹介します。観光の際のランチにもおすすめです。

焼津漁港に2007年に創業した「まぐろ茶屋」は良質で新鮮な天然まぐろをリーズナブルに食べることができるお店です。まぐろ茶屋はもともとは港町焼津で卸問屋を営んでいました。

高級品質の天然まぐろを見極めることができる目利き職人が在籍するまぐろ茶屋は、品質の良い天然まぐろを手頃な値段で提供しています。

まぐろ茶屋は天然まぐろだけでなく焼津漁港で水揚げされた旬の地魚料理もいただけます。駿河湾の地魚は水揚げされたばかりの新鮮な料理が提供されます。その日の水揚げ状況で魚の種類が変わるため日替わりでメニューを楽しむことができます。

まぐろ茶屋のおすすめメニューは「特上海鮮丼」です。特上海鮮丼は良質な天然まぐろを中心に13種類の海の幸が盛り込まれた贅沢な海鮮丼です。北海のボタンエビ、ホタテ、イクラなど高級な海鮮が入っていて女性に大人気のメニューです。

まぐろ茶屋の営業時間は午前11時から午後3時まで、夜は午後5時から午後8時まで、新鮮な魚が無くなり次第終了です。夜の営業は電話で確認が必要です。定休日は月曜です。駐車場は400台以上、大型バススペースは3台です。

焼津漁港のさかなセンターで常に行列のできる有名店が「焼津さかなセンター山水」です。店内はカウンターとテーブル席があり、一人でも家族でも利用しやすい作りとなっています。焼津さかなセンター山水は丼ものやお寿司など幅広く海鮮グルメをいただけます。

焼津さかなセンター山水の特徴はオリジナルの海鮮丼を食べられることです。好きな海鮮丼を選び、メインとなるネタを選びます。ネタの品揃えは豊富でどの種類も新鮮で美味しいものばかりです。

焼津さかなセンター山水のおすすめメニューは「極み海鮮丼」です。うに、いくら、カニ、まぐろなど高級な海鮮グルメが盛りだくさんの海鮮丼です。焼津漁港の贅沢な海の幸をたっぷり乗せた海鮮丼は2000円ほどでいただけます。

焼津さかなセンター山水の営業時間は午前9時から午後5時、隔週水曜が定休日です。駐車場は焼津さかなセンターの駐車場を利用します。乗用車は600台、観光バス25台のスペースがあります。

「黒潮」は焼津港で水揚げされたまぐろとかつおを使った料理が食べられるお店です。地魚のメニューも豊富で駿河湾近郊で獲れた新鮮な海の幸を堪能できます。地酒もあり料理と一緒にいただけます。

黒潮のおすすめメニューは名物の「まぐろのカブト焼き」です。団体様メニューの1つとなっていて、一番人気のコース料理です。カブト焼きは3名から5名で片身の提供となります。

黒潮の営業時間は午前11時半から午後3時まで、午後5時から午後10時半まで、月曜定休です。祝祭日の場合は翌日が休業となります。駐車場は大型バス可の20台とめられます。

マグロとカツオの水揚げ高で全国的に有名な焼津漁港はランチを楽しみに訪れる観光客がたくさんいます。焼津漁港でおすすめのランチをいただけるお店を3選ご紹介します。

金寿し地魚定は焼津漁港の新鮮な鮮魚を使った、お寿司ランチが食べられるお店です。金寿し地魚定のこだわりは新鮮なまぐろとシャリです。市場で直接仕入れたまぐろは1本買いし、地魚は焼津港と小川港から直接買い付けしています。

お寿司のシャリは山形産のブランド米であるつや姫です。味に甘みを含むつや姫は酢飯の寿司にぴったりで、鮮魚の味を際立たせます。酢飯には赤酢を使用しコクとまろみを出しています。

金寿し地魚定のおすすめランチは握りが20貫入った12時までの限定ランチです。20貫入って1000円と破格の価格で提供しています。寿司のネタは、ヒラメやブリ、まぐろ、カツオ、うなぎなど贅沢なメニューが並びます。

寿司のシャリは控えめなのでネタの味をしっかりと引き立てています。お得なランチは12時までの限定ランチなので並ぶ時間も考慮して伺うことをおすすめします。

金寿し地魚定の営業時間はランチタイムは午前11時から午後1時50分、夜は午後5時から午後9時です。定休日は木曜です。駐車場は専用スペースがあります。

寿司の丸信は焼津さかなセンターの中にあるミナミマグロのランチが食べられるお店です。他にも寿司や海鮮丼や鉄火丼、カマトロ焼き定食があります。寿司の丸信で食べられるメニューは毎朝焼津港から直送される新鮮な魚を使用しています。

丸信の店内はカウンターとテーブル席があり、芸能人が来店した際の写真やサインが壁に飾られています。

寿司の丸信のおすすめランチは「ミナミマグロの漬け丼」です。ミナミマグロは絶滅危惧種に指定されており、希少価値のある種類です。ミナミマグロの漬け丼は大きさも厚みもしっかりしたミナミマグロの切り身がのっています。

寿司以外のメニューでおすすめなのは「カマトロ定食」です。新鮮なまぐろのかまを焼いた定食です。カマトロ定食はテイクアウトも可能なのでお土産にもできます。丸信のお米はすべてお店で炊いているため、炊きたてのご飯が食べられます。

寿司の丸信の営業時間は午前9時から午後5時まで、隔週水曜が定休日となります。駐車場は焼津さかなセンターとなります。乗用車600台とめられます。

「てっか丼 山もと」は焼津さかなセンター内にあるまぐろ料理の専門店です。てっか丼 山もとの特徴はまぐろ専門店ならではの新鮮なまぐろの寿司や丼ものが食べられるということです。

希少価値の高いミナミマグロの大トロ握りをランチで食べられます。ランチセットは味噌汁がついてきます。専用のクーポンを提示すると大トロ握りが一貫追加でいただける嬉しいサービスなどがあります。

てっか丼 山もとのおすすめメニューは「豪快はみだし丼」です。メインの3種類のまぐろには大トロが入っています。まぐろ専門店である山もとでしか味わえないまぐろを贅沢に使ったメニューとなります。

人気丼の「まぐろ食べ比べ丼」もおすすめです。ミナミマグロの赤身がメイン、ビンチョウマグロ、大トロ、ネギトロがのっています。贅沢にまぐろを堪能できる一品です。

てっか丼 山もとの営業時間は午前9時から午後5時、隔週水曜が定休日となります。駐車場は焼津さかなセンターとなります。乗用車600台とめられます。

焼津漁港は海鮮料理が食べられるおすすめの食堂がたくさんあります。マグロやカツオのほかにもエビフライや天ぷらなど海の幸の豊富なメニューがある焼津漁港の食堂を3選ご紹介します。

「さかな大食堂渚」は焼津さかなセンター内にある海鮮グルメがいただける食堂です。焼津港、小川港、大井川港直送の新鮮な海鮮を取り入れた和定食がメインの食堂です。

さかな大食堂渚はとても広く、1階と2階にわかれています。1階は座敷70席、テーブル席200席、2階には団体用に300名まで使用できる座敷があります。2階には45名までの個室があります。

渚の名物メニューの「焼津富士山丼」はとてもボリュームがあり豪華です。丼の真ん中にネギトロと生しらすがのって、富士山をイメージしています。塩味の効いたしらすとネギトロの甘みのバランスがよく、渚の名物メニューとなっています。

さかな大食堂渚のメニューはほかにも新鮮な刺身定食から天ぷら丼、生しらす丼、まぐろステーキ定食、金目鯛煮付け、まぐろかま煮定食、桜えびのかき揚げ丼など、焼津漁港の海鮮グルメをふんだんに使った定食が食べられます。

さかな大食堂渚の営業時間は平日11時から午後3時まで、土日祝日は午前10時半から午後4時まで、団体予約のある日は営業時間が遅れる場合があります。駐車場は焼津さかなセンターとなります。乗用車600台とめられます。

「食事処 かどや」は定食の種類と一品料理のメニューが美味しい焼津漁港の人気食堂です。店内は広く、テーブル席と座敷席、カウンター席があります。店内には単品メニューが短冊で貼ってあり、本日の魚のメニューが書いてあります。

かどやはさまざまな海鮮グルメを食べることができ、刺身料理をはじめ、丼ぶり、煮魚、天ぷら、揚げ物など定食は40種類以上になります。平日でも満席するほど有名店で、会食などグループ利用や観光客、地元の人たちが集う大衆食堂です。

食事処 かどやのおすすめメニューは海鮮丼です。ご飯は普通のご飯か酢飯を選択できます。かどやの海鮮丼は焼津漁港の新鮮な魚が贅沢に盛りつけられています。静岡名産の生しらす、カツオ、トンボマグロ、サーモン、ヤリイカ、鯛、エビ、甘エビ、いくらがのっています。

食事処かどやの営業時間はランチタイムは午前11時から午後2時まで、夜は午後5時から午後9時まで、月曜と第3日曜、年末年始が休業日です。駐車場は専用スペースに13台とめられます。

「小川港魚河岸食堂（こがわこううおがししょくどう）」は小川港に隣接している焼津で獲れる新鮮な魚をメインとした大衆食堂です。水産加工組合が経営しています。定食メニューが豊富に選べ、うどんやラーメンなどの麺類や、カレーや天ぷらなどのメニューもあります。

小川港魚河岸食堂は朝7時から営業しています。毎朝入ってくる新鮮な海鮮料理を朝ごはんとしても食べられる食堂です。店内はテーブル席70席、お座敷席60席、計130席と広いつくりとなっています。夜は営業していない日が多いです。

小川港魚河岸食堂のおすすめメニューは「魚河岸定食」です。天ぷら、カジキマグロのお刺身、サバ塩焼き、ごはん、みそ汁がついてきます。天ぷらはキス、アジ、大葉、かぼちゃ、さつまいもです。天ぷらと刺身、焼き魚を一度の定食で食べられる贅沢な内容です。

小川港魚河岸食堂の営業時間は月曜から金曜、日祝日は午前7時から午後2時、土曜は午前10時から午後2時です。定休日は毎週火曜日、年末年始が休業日です。駐車場は小川魚市場と共有で利用できます。

焼津の海鮮グルメや海の幸の一品料理を美味しいお酒と共にいただけるお店があります。焼津漁港のおすすめの居酒屋を2選ご紹介します。ランチタイムとは違った雰囲気で海鮮グルメと人気の地酒もいただけます。

「大漁やまちゃん」は海鮮グルメの一品料理がいただける居酒屋です。旧焼津港に面していて創業40年に開業しました。静岡ビールと天然まぐろをいただけます。まぐろ以外にも駿河湾の地魚のメニューが豊富です。

大漁やまちゃんのおすすめの一品料理は焼津漁港のまぐろを贅沢に使った「本まぐろ二種盛り、三種盛り」です。大漁やまちゃんで食べられるまぐろは高級な天然黒まぐろです。天然のまぐろ三昧を堪能できる居酒屋は焼津漁港ならではと言えます。

舟盛定食も人気のメニューとなっています。約15種類の海の幸がのった舟盛定食は駿河湾の生しらすも入った焼津漁港の新鮮な魚ばかりです。

地酒は磯自慢を飲むことができます。一杯のみも一本でも注文することができます。大漁やまちゃんは新鮮な黒まぐろに舌鼓を打ちながら美味しいお酒も飲める食堂です。

大漁やまちゃんの営業時間は火曜から日曜までは午前11時から午後2時、夜は午後5時から10時です。定休日は月曜です。駐車場は第一と第二の2箇所、専用スペースがあります。

「焼津港 みなみ」はお得に天然まぐろが食べられる食堂です。天然まぐろの料理に関しては焼津漁港の食堂の中でもコストパフォーマンス抜群の食堂です。焼津港 みなみは、赤身、漬け、中トロ、大トロ、炙り、タタキなど好みに合わせてまぐろをオーダーできます。

焼津港 みなみの店内は大衆食堂というよりカフェのような雰囲気でとてもおしゃれで観光客に人気です。

焼津港 みなみのおすすめメニューはまぐろを使った料理です。「店主おまかせ特選 まぐろ三昧」は、焼津漁港で水揚げされる天然まぐろを贅沢に使ったお刺身の一品料理です。大トロ、中トロ、炙り中トロがふんだんに使われて1200円です。

焼津港 みなみには他にもお得で美味しい絶品メニューがあります。名物の「本まぐろ中トロ漬け炙り」は600円とリーズナブルに炙りまぐろが食べられます。また「まぐろ握り三貫」は美味しいシャリに大きめのネタがのっています。

焼津港 みなみの営業時間は月曜から土曜日午前11時から午後2時、居酒屋営業時間は月曜から金曜の午後5時半から午後9時半までです。定休日は日祝祭日です。駐車場はありません。

静岡県の駿河湾に面した焼津漁港の海鮮グルメをご紹介しました。焼津漁港はランチにおすすめなお店から地酒の美味しい居酒屋まで一日中グルメを楽しめる港町です。静岡観光の際は焼津漁港で美味しい海鮮料理を堪能しに出かけましょう。