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使い分けてる?日々の掃除に欠かせない洗剤!
毎日頑張って家じゅうの汚れや頑固な衣類汚れに取り組んでいる人にとって欠かせないのが、汚れを水に溶かしやすくしてくれる汚れ落とし洗剤です。汚れ普段家事に使う洗剤にもいろいろあり、成分の違いで区分しています。
通常は「洗剤用」「トイレ・風呂用」「衣類用」などありますが、それぞれがんこ汚れの内容や使用場所が違うので、その都度専用洗剤を取り換えるのがおすすめです。
これらの専用洗剤を大きくわけると、中性洗剤・アルカリ洗剤・酸性洗剤に区分されます。もちろんこの3ジャンルの中間に位置する洗剤や、家庭用には珍しい汚れ落し剤「溶剤」もあります。
これだけさまざまな種類があるので、毎日の頑固汚れ落としに立ち向かうには、使用する洗剤を使い分けることが重要です。
【酸性洗剤】の特徴やおすすめの掃除法を紹介!
家事汚れ落としに便利な酸性洗剤は、耳にはするものの合成洗剤の中でもレアアイテムです。酸性洗剤は商品ごとに使用する成分が違うので、酸の強さによって素材に影響が出ることも使う際には注意しなければいけません。
そのため家庭用ではないかと便利で使いやすいアルカリ洗剤が主流で、衣類・風呂・トイレ掃除用の多くはアルカリ性が目立ちます。ところが万能に思われるアルカリ系洗剤には、期待しているほどの効果が得られないことも多いです。
そんな時におすすめしたいのが、アルカリ成分洗剤と異なる特徴を持つおすすめの汚れ落とし洗剤「酸性洗剤」です。
【酸性洗剤】の特徴は?
話題アイテム・酸性洗剤は、市販されている家庭用アイテムの中でも特殊な性質があります。それゆえに酸性洗剤の使い方は、一般的な家庭用と異なるのが特徴です。そもそも酸性洗剤の「酸」は、酸味が特徴の柑橘類にも多く含まれています。
柑橘類から抽出できる酸は植物由来成分ですから、食品として口に入れても健康面に問題はありません。ところが汚れ落とし目的で製造される製品は合成洗剤なので、化学製品(合成洗剤)として区分される点に注意が必要です。
あらゆるシーンの頑固汚れに使用される酸性洗剤は、性質を表す記号に「ph数値」を使用するのが特徴です。
市販されている酸性洗剤はph3~ph6を弱酸性、ph6を超えるものを酸性洗剤としています。ph度が低いほど弱酸性と判断されるので、成分表のph数値をチェックするのも重要です。
幅広く使えると話題の酸性洗剤は、アルカリ洗剤と組み合わせたときに最大効果を発揮する洗剤になります。家庭内で発生する汚れのほとんどはアルカリ性で落とすことができるのですが、汚れの中にはアルカリ成分が多く含まれるものがあります。
汚れ成分と洗剤成分が同じだと、汚れ落とし剤としての効果は発揮できません。そこで使用してほしいのが「酸性洗剤」です。家庭用としては圧倒的に優位なアルカリ性商品ですが、アルカリ成分の汚れを落とす力はありません。
その代わりアルカリ成分を水に分解する力が強い酸性洗剤は、アルカリ成分の汚れ落としに力を発揮します。ですから汚れの成分によって酸性洗剤とアルカリ洗剤を使い分けることが、手間なく簡単に家庭の汚れ落としをするポイントです。
危ない!【酸性洗剤】は塩素系洗剤と併用しないで!
市販されている衣類系洗剤でも落とせない頑固汚れは、酸性洗剤を使って再チャレンすればすぐに解決します。ところがそんな酸性洗剤には、NGな組み合わせアイテムが存在します。それが「塩素系洗剤」です。
市販されている酸性洗剤は、正しくは漂白剤または漂白剤入り洗剤です。これらのアイテムは塩素系洗剤と組み合わせると有毒なガスを生成する危険があります。しかも健康被害をもたらすこともあるので、「酸性洗剤×塩素系洗剤」の使用は避けてください。
おすすめ!酸性洗剤の使用法1:水回りの掃除
いつもより値段の高い洗剤を使ってもどうしても落ちない頑固汚れには、酸性洗剤でリベンジするのがおすすめです。水回りではみず垢が目立ちますが、みず垢なら酸性洗剤の汚れ落とし効果が存分に発揮できます。
酸性洗剤はトイレや風呂の水垢汚れに最適!
水回りで最も困るのは風呂場とトイレです。どちらもこすってもなかなかピカピカにならないみず垢汚れが多く、アルカリ洗剤を使っても劇的な効果は期待できません。そんな時こそ、アルカリ汚れに強い酸性洗剤の出番です。
酸性洗剤はトイレの尿汚れも落ちる!
トイレの場合、水だまりや便器の縁に尿石が溜まっています。水だまりに尿石が溜まると流れが悪くなりますし、見た目も悪いです。そんな尿石にはアルカリ成分が多く含まれているので、強力な酸性洗剤を使えば手間をかけずにきれいに頑固汚れが落ちます。
おすすめ!酸性洗剤の使用法2:金属製品の汚れ落とし
普段使う場所を問わず使えるのが魅力のアルカリ系ですが、あまり効果がない時には、思い切って酸性洗剤で汚れ落としにチャレンジしましょう。ただしアイテムによって酸性洗剤は酸の強さが違うので、使用できる素材や効果を発揮する汚れの種類は違います。
そんな酸性洗剤が得意とする汚れ落としが「金属汚れ」です。酸性洗剤の金属汚れは、主に排水管に使われている金属の汚れ落としに使われます。他にもサビ汚れを分解する特殊な化学反応を起こすので、金属のサビ落としにも使えます。
ただし金属汚れに酸性洗剤を使用する際には、さまざまな注意点があります。まず酸性洗剤を金属汚れに使用吸う場合は、腐食が起こるリスクがあることを認識してください。
金属素材と洗剤に含まれる酸成分の相性が良ければ、腐食することもなくきれいに汚れを落とせるので便利です。ところが金属にもさまざまな種類があるので、酸性洗剤の使用が禁止されている金属素材に誤って使用してしまうと、腐食する危険があります。
さらに酸性洗剤は金属商品の汚れ落としに限らず、塩素系漂白剤との相性が非常に悪いです。そのため「酸性洗剤×塩素系漂白剤」で使用すると、人体に悪影響を及ぼす危険があることを事前に理解しておきましょう。
衣類用の弱酸性洗剤ってあるの?
さまざまな用途に使える万能アイテム・酸性洗剤ですから、頑固汚れで悩みが多い衣類にも酸性洗剤が使えると便利です。ただし酸性洗剤は、そもそも柑橘類などに多く含まれる酸を主成分としています。
生のレモンが風呂場の水垢汚れに効果があるのも、酸性製剤と同じレモンの酸の働きによるものです。ところが衣類汚れは主にたんぱく質と油脂で、風呂場のみず垢とはまったく汚れの性質が違います。
スーパーやコンビニでよく目にする商品は、襟汚れや袖汚れにもおすすめですし、落ちにくい血液汚れにも効果が高いです。
衣類汚れの大半は皮脂汚れとたんぱく質汚れですから、市販されている多くのアイテムが効果的なのも納得できます。ただし現在市販されているほとんどの衣類洗剤は、アルカリ成分由来(一部中性成分)です。
多くの衣類系アイテムはアルカリ成分入りですが、これらは頑固な泥汚れにほとんど効果がありません。泥にはアルカリ性が得意とする油脂とたんぱく質が含まれていないことが、汚れ落としに適さない理由に挙げられます。
そんな衣類系の中にも、過去には弱酸性成分の商品(アタックNeo抗菌EXパワー)がありました。ただし現在販売されていないことを見ると、消費者が期待するほどの汚れ落とし効果が発揮できなかったと考えられます。
なお衣類用漂白剤には酸性系もありますが、このような衣類系洗剤の場合は成分内容を詳しく確認してください。
酸性または弱酸性と書かれていても、成分表を詳しく調べるとアルカリ性洗剤や中性洗剤に区分されているものがほとんどです。ですから衣類用酸性洗剤をどうしても使用したい場合は、細部まで成分のチェックをする必要があるでしょう。
人気!おすすめの酸性洗剤を紹介!
衣類系には苦手意識がありますがそれ以外には効果満点の酸性洗剤は、トイレ用・風呂場に使われることが多いです。トイレや風呂場の頑固汚れにはアルカリ成分が多く含まれるので、アルカリ成分との相性が良い酸性洗剤が大活躍します。
たとえばトイレ洗剤ならキンチョーのロングセラー商品・サンポールがおすすめですし、風呂場の水垢汚れには酸性洗剤・水回り用ティンクル防臭プラスが人気です。
なおメディアに紹介されあことで急激に注目度が上がっている「茂木和也シリーズ」も、トイレ用・風呂用洗剤として人気が高い酸性洗剤の1つといえるでしょう。
酸性洗剤を上手に使ってきれいに掃除しよう!
酸の種類によって掃除場所や・汚れ落としの目的が違う酸性洗剤は、衣類系が少ないですが、家事に役立つ汚れ落としアイテムとしてはおすすめです。
ただし頑固汚れに便利な酸性洗剤にはデメリットもあるので、落としたい汚れの種類や使い方を確認するようにしましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。