本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
マルチに使えて便利な【重曹】と【クエン酸】
キッチンやトイレなどは日頃からこまめに掃除をしておかなければ、汚れが蓄積されて手に負えなくなることもあります。最近では、いろいろな掃除グッズが販売されていますが、場所によって掃除・消臭グッズを買いそろえるのは大変です。
家の中すべてを掃除できるアイテムが欲しい人も少なくありません。そんな人におすすめの掃除グッズが、重曹とクエン酸です。重曹とクエン酸は汚れを落とすだけでなく、においを抑える効果も期待できます。
重曹とクエン酸の特徴と活用方法を紹介!
この2つのアイテムは、ガスコンロの油汚れ落としや消臭効果もあり、万能の掃除グッズとして注目されています。SNSでもさまざまな掃除方法や消臭方法が紹介されています。
本記事では、特徴やおすすめの使い方を紹介します。使用するときの注意点もまとめているので、参考にしてください。
重曹とクエン酸ってどんなもの?落ちる汚れの種類は?
それぞれのアイテムを効果的に使用するためには、汚れの成分によって使い分ける必要があります。次は、重曹やクエン酸で落ちる汚れの種類を紹介します。
【重曹】酸性の汚れに効果を発揮する
掃除の万能アイテムとして使用されている重曹は、塩や砂糖のような白い粉で売られていることがほとんどです。重曹は掃除グッズとしてだけでなく、調理用としても利用されます。
重曹は、体のケアにも使用されており、最近話題になっています。重曹は歯磨き粉に使ったり、口や鼻うがいにも使われたりします。重曹は、100均ショップなどいろいろな場所で手に入ります。
重曹はガスコンロや調理器具にこびりついた汚れをとる時に使用するのもおすすめです。いろいろな場所で使用できるため、自宅に常備しておいても良いでしょう。
【クエン酸】アルカリ性の汚れに効果を発揮する
クエン酸といえば、レモンのような酸っぱい食べ物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。レモンやオレンジなど、酸っぱい食べものには、多くのクエン酸が含まれてます。また、酸っぱい食べ物の定番の梅干しにも、クエン酸が多く含まれています。
クエン酸は体のケアにもおすすめで、美容や健康に効果的だと注目されています。クエン酸は疲れたときに摂りたくなる成分のひとつで、熱中症対策にもクエン酸が推奨されています。健康維持におすすめのクエン酸ですが、家の中を掃除するときにも使えます。
無色透明で、果物の酸味の成分から成り立っているクエン酸は、酸性のため水垢などしつこいアルカリ性の汚れに効果を発揮します。気になる汚れに使用することで汚れが浮き上がり、掃除効果を得られます。
アルカリ性の汚れとは、水あかや石鹸のかす、飛び散った尿よごれなどが挙げられます。酸っぱいイメージの強いクエン酸が、掃除シーンで大活躍します。
重曹とクエン酸を使ったおすすめの掃除
2つの掃除グッズを使用することで、家の中のいろいろな場所を綺麗に掃除できます。次は、重曹とクエン酸を使ったおすすめの掃除方法を紹介します。キッチンやトイレなど、いろいろな場所で使用できるので要チェックです!
【重曹】キッチンの油汚れや生活臭の消臭
キッチンで調理していて、ゴミ箱からでる生活臭が気になる人も多いのではないでしょうか。重曹は、このような嫌なニオイの消臭にも効果的です。重曹は生ごみなどの臭いが気になるものに、直接ふりかけることで、嫌なニオイを抑えられます。
また、カーペットなどを消臭したい場合は、カーペットに直接ふりかけることで、嫌なニオイを取り除くことができます。カーペットにふりかけた重曹は、掃除機を使ってしっかり吸い取ってください。
重曹はキッチンの油汚れにも効果的です。キッチンで使う場合は、スプレータイプにしたものがおすすめです。重曹スプレーは、40度~50度くらいのぬるいお湯200mlに、重曹を小さじ2入れるだけで、簡単に作れます。
重曹スプレーは、キッチンのガスコンロについた油汚れに吹きつけて使用します。スプレーを吹き付けてしばらく時間をおき、布巾でさっとふきとるだけで、簡単に油汚れを落とせます。
重曹スプレーは、小さな油汚れはすぐに落とせますが、べっとり付いてしまった油汚れは、すぐに取れないこともあります。なかなか取れないひどい汚れには、重曹ペーストがおすすめです。重曹が持つパワーと、こするちからを利用して、頑固な油汚れを落としていきます。
重曹ペーストは、重曹にぬるま湯を入れて作ります。重曹ペーストが完成したら、油汚れがひどい部分に塗っていきます。ペーストをしっかり塗れたら、ラップをかけて1時間、そのままおいておきます。
1時間放置した後は、重曹ペーストの部分を水拭きでふき取ってください。まだ汚れが残っている場合は、スポンジなどでこすると効果的です。重曹ペーストは、拭き残しがあると白っぽい跡が残ってしまうことがあります。また、使用する場所によっては、スポンジが使用できません。
【クエン酸】トイレの尿汚れや水垢
クエン酸は、トイレの尿汚れや水垢の掃除におすすめです。蛇口やお風呂の鏡など、白い水垢がついて、なかなか取れないという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。クエン酸があれば、頑固な水垢を綺麗に掃除することができます。
蛇口の水垢を取るには、クエン酸スプレーがおすすめです。スプレータイプのクエン酸も販売されていますが、粉末のクエン酸でも簡単にスプレーが作れます。クエン酸スプレーは、水400mlに小さじ2のクエン酸粉末を入れるだけで完成します。
水垢がついているところに、スプレーを吹きかけます。数分待ってから、マイクロファイバークロスでふき取れば、水垢の掃除が完了します。水垢がひどい場所は、クエン酸スプレーを吹きかけた後にキッチンペーパーでくるむと、綺麗に掃除できます。
スプレーは、トイレ掃除にも使用できます。クエン酸スプレーは、トイレの気になるニオイや抗菌効果にも優れています。トイレの壁は何も付いていないように見えて、実は尿が飛び散って付着しています。
この付着した尿が、トイレの嫌なニオイの原因となっています。トイレの壁に、自作のスプレーを吹きかけることで、嫌なニオイを取り除き、消臭効果が期待できます。
重曹とクエン酸は混ぜても大丈夫?
いろいろな用途に使用できる2つの万能アイテムは、混ぜて使用することができます。この2つのアイテムを混ぜ合わせることで、泡が発生します。この泡は二酸化炭素で、排水口の汚れやぬめりの掃除に効果的です。
ペーストで掃除した際に、白い跡が残ってしまうことがありますが、そのようなときにもスプレーが使えます。スプレーをかけて拭き上げることで、白い跡を綺麗に掃除できます。
重曹やクエン酸は、掃除する場所によって使い分けられるので、それぞれの力を発揮できるところで使用することをおすすめします。
重曹を使うときの注意点
油汚れや消臭に利用できますが、使用する際は注意が必要です。重曹を使うときに、注意しておきたいポイントを解説していきます。
重曹を使用するときは、掃除するものや場所の素材を確認してください。素材によっては、変色する恐れもあります。銅の素材やアルミに使用すると、黒ずみや変色する可能性があります。また、畳や木などの天然素材の汚れをとる際も、注意してください。
天然素材に重曹を使用すると、変色することがあります。他にも、大理石やワックス塗装がされている素材に重曹を使うと、素材に傷がついてしまいます。油汚れがついているからといって、すぐに使用せずに、使える素材か確認しましょう。
重曹は小さい粒子からつくられているため、手荒れしやすい人は注意が必要です。重曹を使って掃除するときは、必ずゴム手袋をつけて行いましょう。また、保管方法にも気を付けてください。重曹は湿気を吸うと固まりやすいため、密封できる容器に入れて使用してください。
ジップロックタイプの袋に入って販売されているものは、そのまま保管できます。保管に困っている場合は、個包装になっているタイプがおすすめです。
クエン酸を使うときの注意点
クエン酸を使うときにも、いくつかの注意事項があります。次は、クエン酸を使う時の注意点を紹介します。クエン酸は、塩素系漂白剤と混ぜて使用してはいけません。塩素系漂白剤とクエン酸を混ぜると、有毒なガスが発生します。
クエン酸と塩素系漂白剤から発生したガスは、人体に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。塩素系漂白剤とは、いろいろな家庭で使用されている、カビキラーなどが挙げられます。混ぜると高い掃除効果が得られそうなイメージがありますが、混ぜないように気をつけてください。
また、クエン酸も使用する素材に気を付ける必要があります。大理石などつやのある素材に、クエン酸を使うと表面が溶けてしまい、ツヤがなくなる可能性があります。また、コンクリートに使うと、コンクリートの劣化が早くなります。
鉄などの金属に使用すると、サビやすくなります。食用ではないクエン酸もあるため、クエン酸を飲み込んでしまった場合は、すぐに医療機関に相談してください。
クエン酸も重曹も、食品用と掃除用で分けて販売されていることがほとんどです。用途に合わせて、必要なタイプを購入しましょう。
重曹とクエン酸を使い分けて家じゅうピカピカに!
重曹とクエン酸を使った、おすすめの掃除方法についてたっぷりご紹介しました。重曹とクエン酸は、落ちる汚れの種類が異なります。この2つのアイテムは、スプレーにすることでいろいろな場所に使用できます。重曹とクエン酸を使い分けて、家の中をピカピカにしましょう!