【アルカリ性洗剤】は酸性・中性と何が違うの？得意な汚れやおすすめ品は？

日常生活において掃除をして家の中を清潔に保つのに必要不可欠なアイテムが洗剤になります。洗剤は食器を洗ったり、お風呂場・お手洗いの掃除・洗濯をする際など様々な場面で必要なものです。

家の中に必ずある物の1つになりますが、成分や使い方は様々で用途など使う環境などによって使い分けが必要です。

洗剤は酸性洗剤・中性洗剤・アルカリ性洗剤の3つがあります。今回はアルカリ性洗剤にスポットを当てて、アルカリ性洗剤の特徴・おすすめの使い方を解説していくと同時に、おすすめのアルカリ性洗剤についても厳選して紹介していきます。

さっそくアルカリ性洗剤はどのような汚れれに効果があるのかを見ていきましょう。またアルカリ性洗剤と、中性・酸性洗剤との違いやアルカリ性洗剤を使う上での注意点などについても紹介していきます。

洗剤には、酸性・中性・アルカリ性がありますがpHが8以上のものがアルカリ性洗剤の位置付けです。また、アルカリ性洗剤の中でもpH8から11が弱アルカリ性で、11以上がアルカリ性となります。pHの数字が大きいほど洗浄力も増すようになっています。

頑固な汚れを取りたい時には強いアルカリ性が、肌が弱い人などは弱アルカリ性がおすすめです。洗剤には成分などが記載していますのでアルカリ性洗剤を購入する際は、液性の欄に記載がありますので、強さを確認をして購入するようにしましょう。

アルカリ性洗剤は油汚れに有効な洗剤で、頑固な汚れにも適しています。普段目の届かないキッチンの換気扇のベタ付いた汚れやコンロ回り・フライパンなどの焦げ付きに効果的です。

アルカリ性洗剤と逆の効果を持つのが酸性洗剤です。酸性洗剤は、水垢・石鹸のカスの塊などアルカリ性の汚れを落とすのにおすすめです。消臭効果もあるので、お手洗いなどアンモニアの臭いに対する消臭効果があります。

中性洗剤は様々な汚れに対して利用することができます。中性洗剤は肌にも優しい洗剤になっており、マルチに使うことができるメリットがあります。ただし中性洗剤は、頑固な汚れなどに対しての効果は薄いため、日々の掃除の際に使うのに適しています。

日々こまめに掃除をしておくことで、頑固汚れを防止することができます。大掃除の時など普段手の届かないところの掃除をする際には酸性洗剤・アルカリ性洗剤を使いましょう。

中性洗剤は水洗いできる物・場所ならほとんどで利用可能です。最初に中性洗剤を使って、中性洗剤で落ちない汚れを酸性・アルカリ性洗剤を使って落とすのもおすすめです。

マルチに使うことができますので、テーブルの上や壁のホコリ・クスみ、窓の手あかやホコリなどを掃除するのに適しています。

洗浄力が強く色々な箇所の掃除に利用できる、アルカリ性洗剤は使用の際にいくつかの注意点と、アルカリ性洗剤が使えないものをしっかり把握しておく必要があります。

触ると滑り気がある強いアルカリ性洗剤の場合は、直接肌に触れてしまうと肌が赤くなったり痒みが出ることがありますので、直接肌に触れないようになるべく手袋などをして肌を守ることが大切です。

また、目などの粘膜に触れると痛みを伴うことがありますので、目・鼻・口などに触れてしまった場合はキレイな水でよくすすいだ後に、念のため医者に診せるようにしましょう。

天井や壁の上の方などに使う場合は、液体が落ちてくることがありますので直接吹きかけるのではなく雑巾やスポンジなどに洗剤を付けて拭き取るようにしましょう。アルカリ性洗剤を使って掃除をする時に最も重要なのは換気です。必ず喚起をしながら使いましょう。

状況によって有毒ガスが発生することがあるのがアルカリ性洗剤なので、酸性製品の洗剤などを一緒に使うと反発するため非常に危険です。また、酸性成分が残っている場合などにも危険なので、酸性洗剤など酸性のものを使ったあとはよく洗い流した後で使うようにしましょう。

アルカリ性洗剤は強い洗浄力を持っていますが、全てに対して有効とは限りません。酸性の汚れに有効なので、同一性質の物には使えません。そのため汚れの成分を把握して使うのも大切です。

お風呂場の鏡や洗面所の鏡の水垢などはアルカリ性の汚れになりますので、アルカリ性洗剤ではキレイにすることは不可となります。

他にもアルミ製・フッ素コートされているものに使うと腐食・サビの原因になりますので使用できません。他にも、木製の家具・畳など水が浸み込むものに使うとシミになることがありますので使用しないようにしましょう。

続いてアルカリ性洗剤を使ったおすすめの掃除方法を解説していきます。アルカリ性洗剤は、酸性の汚れに効果を発揮します。キッチン周りの換気扇・コンロ・シンクや壁の油汚れなどを掃除する際におすすめで、普段の掃除から大掃除の時まで使うことができます。

他にもお風呂場のぬめりや、湯垢・皮脂汚れ、リビングのスイッチや扉の手あか・タバコのヤニ取りにもおすすめです。家の中にある汚れの8割近くが酸性で占めています。そのため、アルカリ性洗剤は様々な場所の掃除に使うことができます。

アルカリ性洗剤は洗濯にもおすすめの洗剤です。アルカリ性洗剤はタンパク質を分解してくれる効果がありますので、ケガをした際に付着してしまった血液や、食べこぼしや跳ねてしまった食べ物の油汚れ・皮脂などを取り除くのに適しています。

また洗濯槽のカビ・汚れを落としてくれる効果がある商品もあります。洗濯槽のカビはイヤな臭いの元になることがあり、洗濯をしても洋服などに臭いが残ることがあります。

洗濯槽の汚れ・カビも落としてくれるアルカリ性洗剤を使うことで、洗濯槽もキレイに保ち、臭いの元を取り除いてくれます。

洗濯用のアルカリ性洗剤を利用する際には1つ注意点があります。生地の素材によっては、逆に生地を傷めてしまうことがありますので、デリケートな素材の場合はアルカリ性洗剤と中性洗剤と使い分けるのがおすすめです。

最後に人気のアルカリ性洗剤をいくつかピックアップして紹介していきます。洗濯におすすめのアルカリ性洗剤は「Super Nanox」の洗濯洗剤です。

Super Nanoxは年々進化を遂げている人気の商品で、水と色素を除いた洗濯成分が全体の7割を占めています。7割が洗濯成分になるため高濃度の洗濯洗剤になっています。

Super Nanoxは、スリムで収納もしやすいコンパクトサイズな上に高濃度の洗濯用洗剤なので、水30リットルあたり10グラム使用した場合約60回以上利用することができるため、お財布にも優しいアルカリ性洗剤の洗濯剤です。

Super Nanoxは、襟や袖の部分の汚れ・皮脂汚れ・黄ばみ・油性や水性の食べこぼしによる汚れなど、落とすのが大変な汚れをキレイに落としてくれます。

小さいお子様がいる家庭では、洋服に子どもの食べこぼしの汚れが付着することが多々ありますので、小さいお子様がいる家庭にもおすすめの洗剤です。

食器用洗剤のおすすめアルカリ性洗剤は「ジョイシリーズ」になります。ジョイシリーズは食器・お弁当箱などの油汚れや落としにくい角の汚れなどの他に、スポンジ・食器に付着している菌もしっかりと除菌をしてくれる食器用洗剤です。

ジョイにはスプレータイプもあり、グラスや水筒などスポンジが届きにくいところにまで、ダイレクトに洗剤を行き渡らせることができます。ジョイには香りも数種類用意されていますので、お好みの香りを選ぶことができます。

掃除におすすめのアルカリ性洗剤は「カビキラー」になります。アルカリ性洗剤のカビキラーは湿気が多く、カビが発生しやすい場所の掃除に最適です。カビは放置しておくとすぐに広がってしまう傾向があります。

気づいたときには繁殖しすぎて、不快な気分になることもありますので、日ごろからカビの繁殖を防ぎ予防するのが大切です。

カビキラーは、目に見えている黒カビだけでなく、まだ目には見えていない黒カビが発生しやすい場所にも使うことができます。目に見えていない汚れもしっかりと落とし、日々の生活を快適に過ごすことができるアイテムになっています。

独自の強力浸透成分が含まれていますので、カビの根本まですっきり落としてくれるアルカリ性洗剤です。日ごろからのお掃除や、年末の大掃除の際などに大活躍するアイテムの1つとなっています。

生活の必需品である洗剤の、アルカリ性洗剤の特徴や注意点・使い方やおすすめの商品などについて詳しく調査をしてみました。酸性の汚れを落としてくれたり頑固な汚れにも効果がある洗剤です。カビの予防などに効果のある洗剤も取り扱っていたり、洗濯にも使える商品が多数あります。

使用する上では、注意をしなければいけない点がありますが特徴を知り、注意点を守ることで上手に活用することができますので、特徴や注意点を理解して家の中をキレイにしましょう。