【マルちゃん正麺】おすすめ商品ランキングTOP11！人気のカップや焼きそばも

即席麵発祥の地である日本では、これまでにも数多くの商品が発売されてきました。発売当初は袋タイプが主流でしたが、70年代になるとお湯を入れるだけで食べられるカップタイプが台頭してきます。

「インスタントラーメン」というとラーメンを即製麺にしたものをいいますが、「即席麺」にするとラーメンだけでなくうどん、蕎麦、焼きそば、冷やし中華などさまざまな種類の即席麺を意味します。

実際にスーパーやコンビニの即席麺コーナーを見ると、ラーメンのほかにもうどん、蕎麦、焼きそばなどさまざまな種類の商品が陳列されています。

そんな日本生まれの即席麺は、今では世界各国で人気のメニューです。全世界で製造される即席めんの約半数を消費する中国ではビーフ味が人気ですが、アメリカではチキン味、ビーフ味、シュリンプ味がスープの定番になっています。

即席麺消費量第2位のインドネシアではスープで味付けするメニューではなく、汁なしタイプの焼きそばが半数を占めています。カップタイプの即席麺が人気なのは日本で、全体の6割がカップ麺です。

スープで味付けするラーメンメニューが多く、醤油ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメン、豚骨ラーメンが主流になっています。

カップタイプが主流の日本に対し、袋タイプの人気が圧倒的に高いのが韓国です。韓国で消費される即席めんの7割以上が袋タイプで、味も香辛料がたっぷり入ったキムチ味やビーフ味が目立ちます。

ちなみにフィリピンでは袋タイプの汁物メニューが朝食の定番で、味はさっぱりしたチキン味が人気です。このように世界の即席麺事情を知ると、日本の即席麺業界はまだまだ安泰というイメージがありますが、人口の減少と共に年々厳しい状況が続いています。

特に日本ではお湯をかけるだけで食べられるカップタイプの人気が高いため、袋タイプの人気は徐々に下がっているのが現実でした。

業績の悪化から袋タイプ事業から撤退しカップタイプに事業変更する企業も増える中、おいしい袋麺を作ることで奇跡のV字回復をしたのが、マルちゃん正麺を開発した東洋水産です。

マルちゃん正麺が低迷する日本の袋麺を救うきっかけとなったのは、マルちゃん正麺独自の生麺製法にあります。マルちゃん正麺の麵を見ても、一般的な汁つき即席麺との違いはプロでければ判別できません。

即席麺の中には「生麺タイプ」と呼ばれるものがありますが、一般的な生麺タイプは麺を蒸す（または茹でる）作業のあとで、加熱殺菌した即席麺のことを言います。

ところがマルちゃん正麺は、一般的な生麺タイプとは違い、麺を蒸すことなく乾燥させる独自の製法で作られています。マルちゃん製麺の生麺特有の食感は、生麺に熱風をあてて乾燥させることで再現しています。

マルちゃん正麺が蒸さずに熱風乾燥させる理由は、蒸す（茹でる）ことで起きるでんぷんのアルファ化を抑えるためです。生麺を茹でたときのもちもちした食感は、麺に含まれるでんぷんがアルファ化することで生まれます。これがいわゆる「コシ」です。

この現象に着目して独自の生麺製法で作られたのが、「生麺のような食感がおいしいインスタント麺」と称されるマルちゃん正麺です。

袋麺人気の減少を食い止めるために開発されたマルちゃん正麺は、これまでの即席麺にはなかった麺のコシと手軽に作れるインスタント麺のメリットが話題となり、瞬く間に大ヒット商品になります。

国内で販売される即席めんの6割がカップタイプという中、袋タイプのマルちゃん正麺は驚異的なスピードで販売数を伸ばしていきました。このマルちゃん正麺現象に刺激され、東洋水産以外のメーカーでも再び袋タイプ即席麺の競争が激化します。

ただしこの時すでに袋タイプのマルちゃん正麺は不動の人気商品となっていたため、手軽に食べられるカップタイプマルちゃん正麺を開発し、商品化します。

するとカップタイプ派からも「マルちゃん正麺の生麺食感がおいしい」と話題になり、カップタイプのマルちゃん正麺の人気も高まりました。

現在でもマルちゃん正麺は袋タイプが人気ですが、王道の味が多い袋タイプに対し、個性的な味が楽しめるマルちゃん正麺カップタイプも人気です。

マルちゃん正麺は袋タイプがおいしいといわれますが、カップタイプ商品でも生麺のような独特の食感が楽しめます。マルちゃん正麺おすすめランキング11位～9位はそんなカップタイプ商品がランクインしており、袋タイプにはない個性的な味の商品が多いです。

マルちゃん正麺カップ辛ニボは、2021年3月にリニューアルしたおすすめのカップ商品です。マルちゃん正麺特有のコシのある麺に、煮干しの風味をたっぷりと効かせた豚骨醤油のスープを合わせています。

発売したのは2020年9月で、煮干し出汁と辛味を組み合わせることで独特の旨味が楽しめるスープにしていました。

すでにこの段階でも完成度の高いマルちゃん正麺カップでしたが、リニューアルの際に山椒を新たに加えたことで、春・夏向けのさっぱりした辛味のスープに仕上がっています。1食あたりのカロリーは443kcalなので、1食500kcal以下で抑えられるところも人気です。

マルちゃん正麺カップ辛ニボにおにぎりを加えるとカロリーオーバーになりますが、サラダと組み合わせればカロリーを抑えられるだけでなく栄養バランスも良くなるのでおすすめです。

2016年に発売が開始されたマルちゃん正麺カップうま辛担々麺は、「専門店で食べる担々麺のようにおいしい」と発売当初から人気のカップタイプ商品です。

マルちゃん正麺カップうま辛担々麺では、ゴマやラー油のコクとホアジャオの華やかな辛味が魅力スープに、スープとの相性が良いつるつる食感の麺を組み合わせています。

2020年9月にリニューアルされたマルちゃん正麺カップうま辛担々麺ですが、「おいしい担々麺系カップメン」としてマルちゃん正麺ファン以外からも一目置かれている人気メニューです。

マルちゃん正麺カップうま辛担々麺も1食あたり461kcalなので、普通サイズのコンビニ弁当を食べるよりもカロリーを抑えることができます。

ただしマルちゃん正麺カップうま辛担々麺の1食あたりの脂質は17.5gなので、脂質を制限している場合は1日に1食までとし、他の食事で脂質を抑えるようにするとよいでしょう。

マルちゃん正麺カップ濃厚こくソース焼きそばは、他のマルちゃん正麺カップ商品と同じく、丸い容器に入っているところにまず目を引きます。焼きそばのカップタイプ商品といえば、四角い容器に入ったものがほとんどです。

そんな中でマルちゃん正麺カップ濃厚こくソース焼きそばの丸い容器は、形だけでも十分に個性を発揮しています。発売されたのは2019年ですが、焼きそば専門店のようなもちもちしたコシのある麺に、濃厚な焼きそばソースがたっぷりと絡んでいるところがおすすめです。

マルちゃん正麺カップ濃厚こくソース焼きそばのソースは、スパイスを利かした特製ソースで、コクを出すためにラードを加えています。

そのためマルちゃん正麺カップ濃厚こくソース焼きそば1食あたりのカロリーは490kcalとかなり高めですが、一般的なカップタイプの焼きそば商品と比較するとかなり抑えられています。

「ハイカロリーだとわかっていてもおいしい焼きそばが家で食べたい」という時には、1食500kcal以下で食べられるマルちゃん正麺カップ濃厚こくソース焼きそばはおすすめです。

マルちゃん正麺おすすめランキング8位～6位は、日本人に人気のカップタイプと「マルちゃん正麺」を一躍有名にした袋タイプがランクインしています。

マルちゃん正麺袋タイプでも定番の味噌味は、カップタイプのマルちゃん正麺でも人気です。数あるカップタイプマルちゃん正麺商品の中でおすすめランキングの上位に入ったのは、濃厚味噌スープが特徴のマルちゃん正麺カップ香味まろ味噌です。

味噌ラーメンは濃厚なスープが特徴なので、味噌ラーメン専門店でも麺のコシが味の重要なポイントになります。その点マルちゃん正麺カップ香味まろ味噌の麺は、専門店の生麺に負けないコシが自慢です。

しかも味噌との相性が良い山椒などのスパイスも加えた特製スープなので、まろやかな味噌の香りの中に深みのあるスパイスが複雑に絡んだおいしいスープに仕上がっています。

2015年に発売されて以降、変わらぬ味が人気のマルちゃん正麺カップ香味まろ味噌は1食あたり452kcalなので、ランチや夜食にもおすすめです。

ちなみにスープのカロリーが1食あたり118kcalなので、「カロリーは気になるけどマルちゃん正麺カップ香味まろ味噌は食べたい」という場合は、スープを少し残すなどちょっとした工夫をするとよいでしょう。

まるちゃん正麺の袋タイプといえばラーメンシリーズが有名ですが、マルちゃん正麺には袋タイプの焼きそば商品もあります。それが「マルちゃん正麺焼きそば」です。

カップタイプにみられる凝ったネーミングとは違い、王道のマルちゃん正麺袋タイプらしいシンプルな商品名に好感が持てます。おすすめランキング9位のカップタイプ焼きそばとは違い、1食あたり100円前後という安さもおすすめです。

スパイスを効かせた特製濃厚ソースを使った焼きそばですが、1食あたりのカロリーはカップタイプよりも低い369kcalになっています。

しかも袋タイプのマルちゃん正麺焼きそばなので、野菜をトッピングしてアレンジメニューやかさましレシピに挑戦することも可能です。

脂質もカップタイプの半分以下となる1食あたり6.6gなので、ダイエット中においしいインスタント焼そばが食べたいときには、袋タイプのマルちゃん正麺焼きそばを選ぶのが良いでしょう。

近年専門店も増えている汁なし担々麺ですが、自宅で手作りするのはなかなか難しいレシピです。担々麺はコツがわかれば、自宅でも意外と簡単に手作りができます。

ただし茹でたてでコシの強い麺でないと専門店のようなおいしい味にならない汁なし担々麺は、手作りが難しいレシピです。そんな時にお湯を入れるだけでおいしい汁なし担々麺ができるのが、「マルちゃん正麺カップ汁なし担々麺」です。

発売は2019年ですが人気の汁なし担々麺メニューということもあり、発売当初からかなりの人気商品となっています。そのためさらにおいしい汁なし担々麺にするべく、2021年3月にマルちゃん正麺カップ汁なし担々麺はリニューアルしました。

濃厚なゴマの香りにホアジャオの華やかな辛味を加えた特製ソースなので、口に入れた瞬間コク・辛味・旨味が同時に押し寄せてきます。

カロリーは汁がない分やや高めの527kcal／1食ですが、おいしいだけでなく食べ応えもあるので1食で十分に満足できるおすすめメニューです。

おすすめランキングもトップ5までくると、マルちゃん正麺の王道メニューが徐々にランクインしてきます。

暑くなると食べたくなる冷やし中華ですが、マルちゃん正麺シリーズなら冷やし中華も即席麺で食べれます。1袋5食入りですし袋タイプなので、常温保存ができるところも夏メニューとしてありがたいところです。

冷やし中華もラーメン系や焼きそば系と同じく、生麺仕立てにする特別製法を使用していますが、冷やして食べるメニューということもあり、マルちゃん正麺冷し中華では冷やし中華専用の中太麺を使用しています。

マルちゃん正麺冷し中華は酸味を抑えた特製の醤油だれを使用しているので、子供や酸味が苦手な人にもおすすめです。

大本命の袋タイプ商品「マルちゃん正麺豚骨味」は、おすすめランキング第4位です。豚骨ラーメンといえば固めに茹でた細麺が定番なので、マルちゃん正麺豚骨味も細麺＆固めになっています。

スープはコクのある豚骨スープで、ニンニクの風味を加えているところが特徴です。コクのある豚骨スープは、ハイカロリーなイメージがあります。

ところが袋タイプでは、1食あたり326kcalなので罪悪感がありません。しかもスープのカロリーが51kcalと低めなので、ダイエット中の人にもおすすめです。

マルちゃん正麺おすすめランキングTOP3には、やはりマルちゃん正麺の王道である袋タイプが独占しています。では惜しくも第1位を逃したものの、堂々のトップ3にランクインした商品をご紹介しましょう。

豚骨味はマルちゃん正麺シリーズでも人気がありますが、その中から第3位を獲得したのが「マルちゃん正麺豚骨醤油味」です。

マルちゃん正麺発売当初から人気の豚骨ラーメンと醤油ラーメンをミックスさせたいいとこどり商品なので、豚骨派だけでなく醤油派にも好評です。

豚骨＆醤油のブレンドスープなので、麺は表面の滑らかさが特徴の中太麺を使用しています。1食359kcalに抑えられているところも、人気の理由でしょう。

マルちゃん正麺はスープのバリエーションが豊富ですが、「マルちゃん正麺中華そば和風醤油味」はシンプルさを追求した商品といってよいでしょう。中華そばの特徴である煮干し出汁をたっぷり使ったスープは、シンプルなのにコクがあります。

2019年に発売された比較的新しいマルちゃん正麺中華そば和風醤油味ですが、何度食べても飽きない味が人気です。なお1食あたり337kcalなので、カロリーオーバーを気にせずにトッピングやアレンジが楽しめます。

さまざまなタイプのマルちゃんシリーズの中から、マルちゃん正麺おすすめランキング第1位になったのは、やはり袋タイプの定番商品でした。

生麺製法という独自製法で袋麺業界に新しいブームを引き起こした立役者とも言ってよいのが、マルちゃん正麺醤油味です。シンプルに生麺仕立ての麺が味わえるよう、醤油ベースのスープは香味野菜の風味で仕上げています。

マルちゃん正麺開発当初から醤油味はシリーズの中心的な存在です。シンプルな味だからこそ麺の良さが引き立つため、これまでの即席麺との違いを強くアピールするのに絶好のメニューでした。

そんなマルちゃん正麺醤油味は、2011年に発売され、2019年にリニューアルしました。その後も人気を維持し続ける正麺醤油味は、幅広い世代に愛されるマルちゃん正麺史上最大のヒット商品といえるでしょう。

東洋水産が誇るマルちゃん正麺は、目的に合わせてカップと袋タイプを使い分けができます。お湯を入れるだけで作れるマルちゃん正麺カップは、忙しい時に便利です。

袋タイプは野菜のアレンジでかさましもできるので、ダイエットにもなります。なおカロリーオフにおすすめのマルちゃん正麺は、袋タイプです。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。