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すっきり飲めて人気の水出し紅茶
低温で茶葉を抽出する「水出し紅茶」は、渋みが少なくクリアな水色が特徴です。紅茶のいれ方はお湯出し・水出しの2通りがあります。紅茶のコクが出るお湯出しは、ミルクティーやチャイを作るのにおすすめのいれ方です。
一方紅茶の水出しは、渋みが抑えられたサラッとした味わいで、お茶の渋みが苦手な人にもおすすめのいれ方でしょう。透明感のある水色になる紅茶の水出しは、アイスティーを作るのに向いています。水出しは、一度にたくさん紅茶を抽出できるのも魅力です。
さっぱり飲めて渋みが少ない、初心者にも飲みやすい水出し紅茶の基本的なレシピをご紹介します。水出し紅茶に向いているおすすめの茶葉もピックアップしますので、参考にしてみてください。
専門店のようなクリアなアイスティーが作れる
水出し紅茶の基本的なレシピは、サーバーに水と茶葉を入れて冷蔵庫で一晩寝かせるだけです。簡単なレシピで、カフェや紅茶専門店で出てくるような綺麗な色合いのアイスティーを作ることができるでしょう。
茶葉をお湯出ししたアイスティーは、場合によって紅茶が白っぽく濁る、クリームダウンという現象が起きます。反面水出し紅茶は、茶葉を水に浸しておくだけの簡単ないれ方で、透明感のある綺麗なアイスティーを作れるのでおすすめでしょう。
水出し紅茶の作りやすい分量は、1リットルの水に対し、茶葉ティースプーン山盛り4杯(12g)です。蓋付きの容器に水と茶葉を入れ、一晩冷蔵庫で寝かせれば、朝にはしっかり紅茶が抽出されています。後は茶葉をこせば、クリアな色合いのおいしいアイスティーの完成です。
水出し紅茶で作るアイスティーには、茶葉の風味がそのまま移ります。そのため使う水にミネラルウォーターを用意する人もいるでしょう。しかし水出し紅茶には、ミネラルウォーターより水道水のほうがおすすめです。
水道水に含まれる豊富な酸素により、茶葉の風味が抽出されやすくなります。貯水タンクを使用しているマンションなどの場合は、ミネラルウォーターや浄水器の水を用意すると良いでしょう。その場合は、容器に水を移す際に良く振って酸素を混ぜると良いでしょう。
水出し紅茶のメリットとデメリット
水出し紅茶はお湯出しより渋みが少なく、まろやかな味わいが人気です。いれ方も簡単で、一晩冷蔵庫へ入れておけば翌朝にはおいしいアイスティーができあがるでしょう。魅力たっぷりの水出し紅茶ですが、注意したいポイントもあります。
一度にたくさん作れて人気の水出し紅茶の、メリット・デメリット両方を覚えて、安全でおいしい紅茶を楽しみましょう。
「タンニン」「カフェイン」の成分を抑えられる
水出し紅茶は、お湯出しより「タンニン」と「カフェイン」の成分を抑えられます。カフェインは珈琲でお馴染みの成分です。集中力アップや眠気覚まし、利尿作用など、多くの効能が知られています。
嬉しい作用があるカフェインも、就寝前や小さな子供など、摂取するタイミングや個人によって控えたほうが良い場合があります。水出し紅茶なら、カフェインの抽出を抑えることができるため、好きな時間帯に飲むことができるでしょう。タンニンは、紅茶を色付ける成分です。
紅茶好きな人は、お茶の深い色合いも楽しみの一つでしょう。紅茶に綺麗な琥珀色を出すタンニンですが、お茶特有の渋みの元にもなります。お湯出しより水出し紅茶はタンニンの含有量が少なく、まろやかな口当たりです。
今まで紅茶の渋みが苦手だったり飲み慣れない人でも、水出し紅茶を美味しく飲むことができるでしょう。
お湯の温度が高いほど抽出されやすい
渋みの元であるタンニンは、80度以上のお湯でしっかり抽出されます。カフェインも熱湯で抽出されやすい特性を持っています。そのため低温でお茶を抽出する水出し紅茶は、タンニン・カフェインともに含有量を減らすことが可能です。
お茶の渋さが気になる人は、タンニンを抑えられる水出し紅茶がおすすめでしょう。水出し紅茶はカフェインも控えめなので、適量なら子供でも美味しく飲むことができます。
菌が繁殖しすやすい
嬉しいメリットがある反面、水出し紅茶には菌が繁殖しやすいデメリットがあります。紅茶に雑菌が増えると、食中毒になる可能性もあるため、水出し紅茶の扱いは注意が必要です。紅茶は熱湯で淹れるのを前提に作られているため、減菌処理されていない場合があります。
そのため水出し紅茶には、専用の茶葉を使用するのがおすすめです。容器はプラスティックよりガラス製のほうが香りが移りにくく、煮沸消毒などもしやすいでしょう。
必ず冷蔵庫で保存
容器に水と茶葉を入れたら、必ず冷蔵庫で保存します。翌朝茶葉を取り除いて紅茶が完成したら、コップに移す以外は冷蔵庫で保存し、24時間以内に飲み切るようにしましょう。お湯を使わない水出し紅茶は、常温に置いておくと雑菌が増えて食中毒の危険性があります。
新鮮な状態で飲むためにも、水出し紅茶は作ってから24時間以内に飲むようにしましょう。約束を守れば、誰でもおいしい水出し紅茶を飲むことができます。
水出し紅茶におすすめの茶葉
紅茶には、様々な種類の茶葉があります。おいしい水出し紅茶を作れる、おすすめの茶葉を3選ご紹介しましょう。比較的手に入りやすい茶葉で、ホットで飲んでもおいしい紅茶です。
「アッサム」
華やかな香りと力強いコクが魅力の「アッサム」は、ミルクティーにすると格別です。ストレートでもおいしい人気の紅茶で、赤みがかった水色をしています。アッサムはタンニンが多めなので、水出し紅茶にすると渋みが抑えられ、飲みやすくなります。
アッサムは、濃いめに抽出できる人気の茶葉なので、水出し紅茶でアイスミルクティーを淹れると絶品でしょう。
「ダージリン」
繊細な味わいの「ダージリン」は、シャンパンのように香りが弾ける人気の高い紅茶です。ダージリンのみずみずしい香りは、フルーツや花々、甘い蜜に例えられ、非常に個性があります。タンニンを多く含み、甘さと渋み両方が感じられる複雑な味わいが楽しめるでしょう。
ホットティーでも人気のあるダージリンは、水出しで淹れると渋さが抑えられ飲みやすくなります。元々が繊細な紅茶なので、茶葉の味と風味がはっきり出るいれ方の水出し紅茶にすると、ダージリンの美味しさが一層増すでしょう。
ダージリンは渋い、もしくはあっさりして味気ないと感じる人は、一度水出しを試してみるのをおすすめします。
「キャンディ」
アイスティーに用いる茶葉として人気の高い「キャンディ」は、水出し紅茶に最適です。タンニン含有量が少なく元々渋さが少ないキャンディは、紅茶初心者におすすめでしょう。優しい甘い香りと柔らかい口当たりは、飲みやすい紅茶として知られています。
水出しで淹れるなら、ストレートのアイスティーがおすすめです。ミルクや砂糖を入れなくても、ほんのりした甘さが感じられるでしょう。水出しで作ったキャンディのアイスティーには、フルーツを入れても美味しく飲めます。
レモンやオレンジ、いちごなど、好みのフルーツをキャンディの水出し紅茶と合わせて、おしゃれなティータイムを過ごしてみてください。
おいしい水出し紅茶のいれ方
おいしいアイスティーを作るには、基本的な水出し紅茶のレシピを覚える必要があります。清潔な蓋付きの容器と、水出し紅茶専用の茶葉を準備しましょう。茶葉はリーフとティーバッグ2種類ありますが、どちらでもおいしい水出し紅茶を作ることができます。
リーフティー
リーフティーを水出しする場合は、最後に茶葉を漉すため、だしパックなどを使うと手間が省けます。準備する物は、清潔な蓋付き容器と水1l、茶葉12gです。容器に茶葉を入れ、水を注ぎ、蓋をしっかり閉めたら冷蔵庫で8時間程冷やします。
最後に茶葉を漉したら、リーフティーの水出し紅茶の完成です。最初にだしパックなどに茶葉を入れ、水を注いで水出しすれば、最後の漉す工程を省けます。また水は冷たい程、完成する水出し紅茶の透明度が高くなるため、水量を調節して氷を入れるのもおすすめです。
ティーバッグ
ティーバッグを水出し紅茶に使う場合は、水1lに対し4~5個程準備しましょう。作り方は、清潔な蓋付き容器にティーバッグを入れ、水を注いで冷蔵庫で約6時間程置きます。その後、ティーバッグを取り出せば、おいしい水出し紅茶の完成です。
紅茶が苦手な人にも水出し紅茶はおすすめ!
お茶の渋みに敬遠していた人も、水出し紅茶はおすすめです。綺麗な色合いとまろやかな味わいの水出し紅茶は、自宅でカフェ気分を味わえるでしょう。いつものお茶が一段と美味しくなる水出し紅茶にチャレンジしてみてください。
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