紅茶に含まれるカフェイン量を徹底調査！コーヒーや緑茶との比較も

みなさんは紅茶やコーヒーなどの飲料をどのくらい飲んでいるでしょうか。毎日1杯だけという人もいれば、まったく飲まない方もいるはずです。

中には1日に何杯も紅茶やコーヒーを摂取するという方もいます。そこで気になるのが、たくさん紅茶やコーヒーを飲むことで体の健康に利害はあるのかという点です。ときどき話題になるものの、結局のところ健康に良いのかどうかわかりづらい方もいることでしょう。

この記事では紅茶を中心に、カフェインに注目していきます。流行りのデカフェについても触れているので、健康志向の方や妊婦さんにもおすすめの内容です。

そもそもカフェインとは何かをご紹介します。カフェインは紅茶をはじめ、コーヒーに多く含まれていることは広く知られています。

日本でよく飲まれている「お茶」類にもカフェインは含まれており、他にも若者が好むココアやコーラにも多く含まれているのがカフェインです。

誰でも耳馴染みのある「カフェイン」について、知っているようで知らなかった知識がたくさんあるかもしれません。健康志向な方もそうでない方も、ぜひこの記事を参考に今後の紅茶やコーヒーなどの飲料との付き合い方を考えるきっかけにしてみてください。

カフェインを含む紅茶やコーヒーがどのような効能をもたらすのかをご紹介します。カフェインの効能として有名なのが、眠気を覚ましたり利尿作用を促したりする点です。

それら有名な作用以外にも、カフェインにはさまざまな効能があることがわかってきました。その効能というのが、自律神経の働きを高めたり、集中力を高めたり、運動能力を向上させるといったものになります。非常にポジティブな効能の数々が明らかにされてきているのです。

アルカロイドという化合物の一種にカフェインが存在しており、覚醒作用、解熱鎮痛作用などにより医薬品としての効果も発揮しているようです。

カフェインについては古くから「コーヒー」の覚醒作用が注目されてきました。先述したように薬として使われたのが始まりで、古来より存在します。

いま現在でもカフェインについては多くの研究が進んでいます。先ほどもさまざまな効能をご紹介しましたが、カフェイン摂取による能力の向上は計算力、記憶力、疲労の抑制、運動能力などに役立つという研究結果があるのです。

カフェインは体によくないという方もいますが、カフェインが人々にもたらす影響は良い面もまた多く、それらは参考すべき点でもあります。

また、紅茶などに含まれているカフェインは交感神経をも刺激します。その作用によって、体脂肪を燃焼させる力を促進させることがわかっているのです。

体脂肪燃焼の機能を知り、ダイエットのために紅茶やコーヒーを利用する人たちもいます。体の健康のためにも、紅茶などに含まれるカフェインは有効なようです。

カフェインの効能や性質を知っていると、上手な付き合い方ができるようになります。紅茶ばかり、コーヒーばかりの摂取しすぎで偏るのはよくありませんが、カフェインについて知ったのなら「適度」に「適量」を自分の体と相談しつつ取り入れられると良いでしょう。

気になる紅茶のカフェインについてです。紅茶のカフェイン含有量は、100㎖あたり約30㎎です。ただしこれは抽出する方法によっても差があり、この結果は5gの茶葉を360度の熱湯を使い、1分半～4分程度抽出した紅茶のカフェイン含有量になります。

同じ紅茶でも抽出方法によってカフェインが違うため、当然ながら飲料によってカフェインの含有量は異なります。比較すると紅茶は多からず少なからずといった印象です。

紅茶を1日に数杯飲む方であればカフェイン摂取量も増えるため、紅茶を飲むタイミングや時間帯を気にしてみると良いでしょう。

ここからは気になる紅茶以外の飲料について、ココアやコーラなどにも含まれているカフェインの含有量についてご紹介していきます。

子供にも飲ませることが多くなりがちなココアやコーラは特に気になるところです。紅茶と比較してカフェイン量はどのくらいか、ぜひ参考にしてみてください。

あくまでもカフェインを中心にみた結果になります。カフェイン以外にも糖分が多く含まれていることの多いジュース類は、子供への影響も計り知れません。カフェインだけでなく飲料選びにはさまざまな点からご注意ください。

紅茶以外でよく飲まれているコーヒーのカフェイン含有量は、100㎖あたり約60㎎です。これは粉末10gを熱湯150㎖で浸出させたコーヒーと、インスタントコーヒー2gを熱湯140㎖に溶かしたもの、どちらもカフェインは同量です。

お茶については種類によってカフェインの含有量も雲泥の差となっています。もっとも高い数値を出したのが玉露で、100㎖あたり約160㎎のカフェインを含むようです。

ウーロン茶や煎茶は約20㎎でした。気になるコーラのカフェイン含有量は100㎖あたり10~13㎎とされています。紅茶と比較してみていかがでしたでしょうか。

ココアに含まれるカフェインは、ココアの種類によっても異なります。ピュアココアであれば1杯あたりカフェイン含有量は10g、ミルクココアは微量とされています。

子供が好んで飲むココアに制限は設けるべきか、悩む方もいるでしょう。世界的にもカフェインの摂取量は年齢により定められている国もあり、摂りすぎには注意しなければなりません。しかしココアの場合カフェイン含有量は非常に少ないとされています。

結論として、ココアに限っては1日に何十杯も飲むのでなければ気にするほどのカフェイン含有量ではないと位置づけられているようです。

続いてよく耳にする「デカフェ」についてはご存知でしょうか。コーヒーだけでなく紅茶にもデカフェは存在し、デカフェが体によく健康的とされ流行りました。

デカフェについては、カフェインを含む茶場から可能な限りカフェインを取り除いたものとして解釈できます。日本人に人気の飲料にはカフェインを含むものが多く、妊婦さんなどカフェインを避けるべき人たちにとっては悩ましい問題でした。

そんな中カフェインに対する悩みを解決してくれたのがまさに「デカフェ」であり、今ではさまざまな種類の紅茶やお茶などの飲料が市場に出回っています。

デカフェを愛用しているのは主にカフェインを避けたい方になります。中でも妊娠中の方には大人気です。もともと紅茶やコーヒーなどのカフェインを含む飲料を好んで飲んでいた人にとって、デカフェはまさに救世主と言えるでしょう。

デカフェの登場により、お腹に赤ちゃんがいる状態でも紅茶を思う存分楽しめるようになりました。子供が生まれたあとにもある程度成長した小さな子供であれば、デカフェで美味しい紅茶やお茶を与えられるので一緒にティータイムを楽しめます。

紅茶などに含まれるカフェインが苦手という方も少なくなく、このデカフェの誕生にはさまざまな方面から喜びの声があがっています。

カフェインを摂らないようにした健康志向の方や、カフェインを気にせず紅茶のフレーバーをいろいろ楽しみたい方など、需要はさまざまです。

デカフェはシリーズ化しており、紅茶だけで多くの味が楽しめます。寝る前ゆっくりとした時間を過ごすのにもデカフェがぴったりです。ぜひ取り入れてみてください。

楽天でも手に入るデカフェの紅茶には、カフェイン0.00gの「やさしいデカフェ紅茶」というシリーズもあります。紅茶のたくさんのフレーバーが楽しめて、紅茶好きにはたまらない商品展開となっています。パッケージも女性の目をひく可愛らしさです。

1袋300円前後の商品が多く、試しやすい数量となっています。楽天であれば紅茶のさまざまなフレーバーをまとめ買いすることも可能です。

紅茶シリーズにとどまらず、紅茶以外にもデカフェシリーズは幅広く揃っています。健康や子供のことを考えたときにデカフェという選択肢もとってみてください。

紅茶に含まれるカフェインについて、お分かりいただけたでしょうか。通常の紅茶もノンカフェインの紅茶も、さほど味に変化は感じられませんがみなさんはどちらがお好みでしょうか。ぜひ体調やライフスタイルに合わせて紅茶選びをしてみてください。