そうめんのお味噌汁が美味しい！おすすめの具や失敗しない作り方は？

暑い季節になるとお世話になることの多いそうめんは、中途半端に余ってしまったり食べ飽きたりすることがあります。そこでおすすめなのがそうめんの味噌汁です。味噌汁にそうめんを入れ、手軽に絶品の一杯を味わいましょう！

そうめんの味噌汁は簡単に作れる上、一年中食べられる満足感のある一杯です。では、そうめん＆味噌汁の美味しいレシピの手順3つをご紹介します。

手順1は「そうめんを茹でる」です。味噌汁に入れるそうめんはのびるのを防ぐため、通常より硬めに茹で上げましょう。その際鍋にお湯を沸かして茹でてもいいですが、少量なら電子レンジを使った時短調理がおすすめです。

味噌汁に入れるそうめんの分量はお好みですが、4人で1束でも十分な量が出来上がります。1束のそうめんを茹でるためにお湯を沸かすというのは手間も時間もかかるので、電子レンジを使って時間・ガス代・水道代を節約しましょう！

電子レンジでそうめんを茹でる時に準備するものは、耐熱容器と熱湯500cc～600ccです。耐熱容器にそうめんを入れたら熱湯を注ぎ、麺同士がくっつかないように菜箸でほぐします。

熱湯の中に麺が完全に浸ったらラップをかけずに電子レンジに入れましょう。加熱時間の目安は600Wで1分40秒です。足りない場合は様子を見ながら追加加熱しますが、少し硬めに仕上げた方が温かい味噌汁に入れた時に程よい食感を味わえます。

加熱が終わったら氷水で揉み洗いし、そうめんの表面に付いているぬめりを取り除きましょう。また麺を茹でる際、そうめんが入る長い耐熱容器がない場合は半分に折ってもOKですが、電子レンジ専用のパスタ容器があると便利です。

あるいは普段からそうめんをよく食べるという方なら、100均などで販売されている電子レンジ専用のそうめん容器も重宝します。

手順2は「味噌汁を作る」です。美味しい味噌汁を作るコツは、味噌を入れるタイミングにあります。味噌は90℃以上になると風味が強くなるものの、長時間加熱すると香りが抜けたり旨味成分が出にくくなったりするため沸騰はNGです！

具材に火が通ったら一度火を止め、味噌を溶き入れた後は煮立たせないように火を入れます。味付けはご飯のお供にするならいつもより濃いめ、食欲のない朝は薄めなど食べる人の気分に合わせて調整しましょう。また味噌を少なめにして、めんつゆをプラスしても違った美味しさが楽しめます。

手順3は「そうめんを温める」です。火を入れた直後の味噌汁にそうめんを入れ、味噌汁の表面がぐらっと揺れる沸騰直前に火を止めれば完成です。そうめんがのびずに温まり、味噌ならではの風味もしっかり堪能できます。

そうめんの味噌汁にはどのような具を入れたらいいのでしょうか？そうめんはツルツルの食感であっさりしているため、組み合わせる食材は異なる味わいのものがおすすめです。

例えば歯ごたえのある「わかめ」「きのこ」やコクのある「油揚げ」「卵」の他、甘みのある「なす」「玉ねぎ」や香りの良い「ミツバ」「生姜」「大葉」などを入れると、風味豊かな美味しい味噌汁が出来上がります。

そうめんの味噌汁は前もってそうめんを茹でておかなくても、味噌汁の鍋に乾麺のまま入れて作ることもできます。では、そうめんをそのまま入れる味噌汁の失敗しない作り方・手順2つをご紹介します。

手順1は「沸騰しただし汁にそうめんを入れる」です。具材に火が通って煮立っただし汁に、半分に折ったそうめんを入れます。

手順2は「火を止めて味噌を溶き入れる」です。そうめんを入れて再び沸騰したら火を止め、味噌を溶き入れて火を付けましょう。沸騰直前で火を止めれば完成です。

そうめんをそのまま入れる味噌汁の失敗しないコツは、具材→そうめん→味噌の順に加熱することです。具材と一緒にそうめんを入れるとそうめんがのびてしまうので、具材に火が通ってからそうめんを入れましょう。

また乾麺は塩分を含むだし汁に入れると水分が均一に行き渡りにくく、茹でムラの原因になります。さらに味噌も沸騰させることになって風味や香りが飛んでしまうので、味噌は最後に入れて沸騰させないことが大切です。

そうめんの味噌汁は手軽に作れて一年中美味しく食べられる上、中途半端に余った少量のそうめんでも立派な一品が出来上がります。

また味噌汁レシピのバリエーションが増え、ストックしておけば味噌汁の具材に困った時や食欲がない日にも役立ちます。そうめんはあえて多めに購入し、美味しい味噌汁を作ってみましょう！