一瞬でできる【ゆで卵の剥き方】を伝授！簡単でイライラしない裏ワザとは

ゆで卵は手軽なタンパク源として朝食やお弁当のおかずに大活躍です。茹でるだけなので忙しい時でも簡単に用意できますし、ラーメンや煮物など料理に添える時も活躍するので非常に便利です。

ゆで卵の難点といえば殻の剥き方です。殻を上手く剥けずにボロボロになってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。忙しい朝などに上手くゆで卵が剥けなくてイライラしてさらにボロボロのゆで卵になるという話はあるあるのひとつです。

ゆで卵の剥き方のコツは色々ありますが、どの方法をご存知でしょうか。冷えた卵を使う、卵の殻にヒビを入れて茹でるなど有名な剥き方の方法はたくさんあります。しかし、コツを試しても失敗するという人も多く見かけます。

どんなコツや下処理も正しく行わなければ失敗の元です。今回はゆで卵の綺麗な剥き方のための基本の下処理なども紹介するので、ゆで卵の剥き方が上手くないとお悩みの人は今一度おさらいしてみてはいかがでしょうか。

今回は、下処理の基本と併せて簡単にできるおすすめのゆで卵の剥き方を紹介します。言わずと知れた定番のコツから容器を使った裏ワザまでおすすめ技を一挙公開です。つるんと綺麗に剥くコツが大集合なので、明日の朝はきっとゆで卵を用意したくなること間違いなしです！

ゆで卵を綺麗に剥くには下準備・下処理が肝心です。ちょっとしたひと手間がつるんとしたゆで卵の剥き方を成功させます。とても簡単なひと手間なので覚えておいて損はないでしょう。コツが曖昧になっている人も一旦おさらいしてみてください。

綺麗な剥き方のための基本的な下準備・下処理を説明していきます。この剥き方のポイントを押さえておけばつるんとしたゆで卵にすることは簡単です。明日からのゆで卵調理に取り入れてみましょう。

綺麗な剥き方を実現する大前提として、ゆで卵にする卵は古めの卵を使いましょう。賞味期限の近い卵の方が殻と白身の密着度が低く、剥きやすくなります。綺麗な剥き方の基本の下準備・下処理の際は、新鮮すぎる卵は避けておくのが無難です。

また、茹で終わった後は冷水で冷やすことも綺麗な剥き方の前提条件のひとつです。氷水などで急冷するとより剥き方が簡単になるので必ず取り入れたい下処理です。急冷することで綺麗な剥き方ができる他、ゆで卵の固さも安定します。

ゆで卵の綺麗な剥き方の下準備・下処理1つ目は、茹でる直前まで冷蔵庫で冷やすことです。茹でる際、お湯に入れる時の温度差がポイントとなります。

また、茹でる直前まで冷やした卵を使うとこで毎回均一な茹で具合のゆで卵を作りやすくなります。「必ず7分で茹でればよし」といった目星がつけやすいでしょう。綺麗な剥き方にプラスして好みの茹で具合を求めるなら必ず押さえたいポイントです。

ゆで卵の綺麗な剥き方の下処理・下準備2つ目は、煮立ったお湯に卵を入れることです。ぐらぐらと沸騰したお湯に入れることが綺麗な剥き方を成功させるポイントです。

ひとつ注意しておきたい点が卵のお湯への入れ方です。冷えた卵をドボンといきなりお湯に入れると温度差で卵がひび割れてしまい、綺麗なゆで卵の剥き方とは程遠くなってしまいます。お湯に卵を入れる際はお玉などを使ってゆっくりと浸からせていきましょう。

ゆで卵の綺麗な剥き方の下処理・下準備3つ目は、お湯にお酢を入れることです。お湯1リットルに対し大さじ1のお酢を入れて卵を茹でるという有名な下準備・下処理の方法です。

お酢を入れて茹でたあとは普通に剥くだけです。茹でている間、お酢の匂いはかなりしますが茹で上がった卵の味への影響は全くありません。ゆで卵の綺麗な剥き方のコツとして知っている人も多い方法でしょう。

以上3つのコツを押さえて茹でるのが綺麗な剥き方の基本です。この3つを実践すればかなりの確率で綺麗にゆで卵を剥けるでしょう。まだ試したことのない人はぜひチャレンジしてみてください。

ゆで卵の綺麗な剥き方の裏ワザその1は、卵の殻にヒビを入れてから茹でることです。ゆで卵が殻に張り付いて剥けにくくなる原因は卵内の二酸化炭素にあります。熱で二酸化炭素が膨らむことにより殻と白身がくっついてしまうのです。

卵の殻にヒビが入っていると茹でる間に卵内の二酸化炭素が抜け、つるんとした剥き方ができるようになります。ヒビを入れるだけなので忙しい時にもすぐできる下処理でおすすめです。

卵のヒビは入れ方にコツがあります。まず、ヒビを入れる位置は卵のおしり側（カーブがゆるやかな方）です。卵のおしり側には気室と呼ばれる空気の部屋があり、ここにヒビを入れることで卵内の二酸化炭素が綺麗に抜けやすくなります。

ヒビを入れる際はスプーンなどで軽くコンコンと叩くだけでOKです。小指の爪より小さいくらいのヒビでも大丈夫です。殻から空気が抜けていく道ができることが剥き方のポイントとして重要になります。

ヒビを入れすぎないことが綺麗なゆで卵の剥き方を成功させるポイントです。ヒビを大きく入れすぎると茹でている間に白身が漏れてきてしまいます。また、卵のおしり側以外にヒビを入れることも白身が漏れる原因になるので避けましょう。

茹で上がった卵はすぐに冷水で冷やします。冷水で冷やすことはゆで卵の綺麗な剥き方の基本です。しっかりとゆで卵を冷やしてから殻を剥きましょう。

ゆで卵の綺麗な剥き方の裏ワザその2は、ゆで卵をタッパーなどの容器に入れて振ることです。近年SNSなどで話題になったおすすめの方法で、ゆで卵をタッパーで振るだけで不思議と殻がつるんと剥ける剥き方です。

用意するものはタッパーなどのフタができる容器とゆで卵と少量の水です。容器にゆで卵と水を入れ、フタをして20〜30秒ほどガシャガシャと振ります。振っている内にゆで卵にヒビが入り、少し触るだけでつるんと綺麗な剥き方ができます。

ゆで卵を容器に入れて振る剥き方のコツは、力を入れて振りすぎないことです。強く振るとゆで卵自体にもヒビが入り、中身が崩れることがあります。程よい力加減が大切です。また、振っている途中で容器の中を確認して十分ヒビが入ったゆで卵があれば先に取り出しておいてください。

注意点として容器を使うゆで卵の剥き方は、半熟のゆで卵では使えません。半熟のゆで卵は白身も黄身もやわらかい状態なので容器で振るとゆで卵自体がグシャグシャになってしまいます。簡単で便利な方法ですが半熟のゆで卵にはご法度の剥き方です。

容器を使った剥き方も茹で上がった卵をしっかり冷やす下処理は欠かせません。容器に入れて振る前にゆで卵を冷水で冷ましておきましょう。

ゆで卵の綺麗な剥き方の裏ワザその3は、スプーンを使って殻を剥くことです。特に裏ワザや下処理をせずゆで卵を作って殻が剥きづらい時や色々試したにもかかわらず上手く殻が剥けない時の救済措置的な方法です。

ゆで卵の殻にスプーンを差し込む剥き方です。まず、ゆで卵の殻全体にヒビを入れます。ゆで卵のおしり側か先端部分の一部の殻を剥き、そこからスプーンの背が殻側になるようにスプーンを差し込みます。差し込んだままゆで卵をぐるんと一周回転させましょう。

スプーンを使う剥き方のコツは、スプーンの背で殻をこそぎ落とすように回すことです。スプーンを回転させる時にゆで卵の殻側に力を入れてゆで卵と殻を引き離すような感覚で剥きます。ゆで卵自体が崩れないようゆっくり回していきましょう。

また、なるべく卵の大きさに合ったスプーンを使うと卵の殻が剥きやすいでしょう。大きめの卵ならカレースプーン、小さめの卵ならデザートスプーンやティースプーンとスプーンの大きさを変えることも綺麗な剥き方のコツです。

どんな裏ワザも下処理も通用しない時に活躍するおすすめの剥き方です。上手くゆで卵の殻が剥けずボロボロになりそうになった時は諦めずにスプーンを使った剥き方を試してみてください。

綺麗なゆで卵の剥き方をマスターすればいつでも簡単につるんとしたゆで卵を作れます。裏ワザや基本の下処理を駆使すれば忙しい朝のゆで卵作りもストレスフリーです。おすすめのゆで卵の剥き方を明日から早速試してみませんか？