今人気の紅茶「ブランデー紅茶」が密かなブームに！おすすめの作り方を徹底調査

ブランデーを数滴垂らして飲むという紅茶の飲み方を、お酒や紅茶が好きな人なら耳にしたことがあることでしょう。共に製造過程に発酵という段階がある紅茶とブランデーはとても相性が良く、一緒に楽しむ飲み方がいくつもあります。ブランデー紅茶はその中でも代表的なものです。

ブランデー紅茶はおいしい上に香り高く、いつものティータイムを何倍も贅沢にしてくれます。しかし、ブランデー紅茶のメリットはそれだけではありません。

ブランデー紅茶は体を温め、リラックスさせてくれます。血流が良くなり、冷え性の改善やむくみ予防にも効果的です。他にも胃腸の調子を整えて肌荒れを防いでくれたり、カフェインが脂肪の分解を促してくれたりと、ブランデー紅茶は美容効果の高い飲み物としても話題になっています。

ブランデー紅茶は作り方もとてもロマンチックです。ブランデー紅茶はお酒や紅茶好きだけに留まらず、多くの女性たちの間でお洒落な飲み物として密かなブームになっています！

ブランデー紅茶は、一般的に「ティー・ロワイヤル」という名前で親しまれています。ティー・ロワイヤルという名前が広く知られるきっかけとなったものは、人気アニメ「銀河英雄伝説」です。

銀河英雄伝説は、未来の銀河系を舞台にした歴史小説として発表されています。戦争を軸とした物語が人気となり、1988年から2000年にかけてアニメ放映されました。銀河英雄伝説のメインキャラクターの1人、ヤン・ウェンリーが愛飲していた飲み物がティー・ロワイヤルだったのです。

銀河英雄伝説に登場したティー・ロワイヤルはカクテルです。ブランデー紅茶と言うよりブランデーの紅茶割りと言った方が正しいでしょう。とはいえ、銀河英雄伝説を観て真似をしたファンは数知れず、銀河英雄伝説の影響で知名度がアップしたと言っても過言ではないでしょう。

銀河英雄伝説の中でヤン・ウェンリーが好んで飲んでいた飲み物は、ブランデーの紅茶割りです。ブランデーティーとも呼ばれるカクテルとしてのティー・ロワイヤルであり、アルコールが含まれています。ブランデー紅茶としてのティー・ロワイヤルにはアルコールが入っていません。

ブランデー紅茶に使うブランデーはあくまで香り付けです。ブランデー紅茶とは、ブランデーの芳醇な香りを楽しむ贅沢な紅茶と言って良いでしょう。そのため、ブランデー紅茶を作る際には、紅茶もブランデーも香りの豊かな種類を使うとより贅沢感が増しておすすめです。

おいしいブランデー紅茶を楽しむには、紅茶はアールグレイがおすすめです。ベルガモットの爽やかな香りが、ブランデーの香りとマッチします。紅茶界のシャンパンと名高いダージリンもおすすめですが、カフェインがやや強いためブランデー紅茶を就寝前に飲む場合はおすすめできません。

ブランデー紅茶のブランデーには、コニャックがおすすめです。ぶどうを原料にフランスのコニャック地方のみで作られるコニャックは、レミーマルタンやヘネシーなどが有名でしょう。決して安くはありませんが、まろやかで甘い飲み口が女性でも飲みやすいブランデーです。

ブランデー紅茶は贅沢な気分と至福の時間を連れてきてくれます。ゆったりとした休日や夜のおやすみ前など、リラックスした状態で楽しむのがおすすめです。まったりとした時間を演出してくれる、ブランデー紅茶のおいしい作り方をご紹介しましょう。

材料

• お好みの紅茶
• お好みのブランデー（カップ1に対しスプーン1杯程度）
• 各砂糖
• ティースプーン
• ライター

作り方

1. 80℃のお湯で紅茶を淹れる
2. ティースプーンをお湯につけて温めておく
3. 温めたティースプーンに角砂糖をのせ、スプーン1杯分のブランデーを角砂糖にしみこませる
4. ブランデーを含ませた角砂糖にライターでアルコール成分をとりのぞく
5. 角砂糖が9割がとけたら用意しておいた紅茶に入れ、全体をよく混ぜ合わせる

ブランデー紅茶はそのままはもちろん、アレンジしてもおいしい飲み物です。ブランデー紅茶の楽しみ方が広がる、おすすめのアレンジ方法をご紹介しておきましょう！

銀河英雄伝説に登場するブランデー紅茶はアルコール入りのカクテルで、ブランデーティーとも呼ばれているとご紹介しました。「ブランデーティーソーダ」はブランデーティーにソーダが付いただけですが、ブランデー紅茶をアレンジして作るドリンクなのでアルコールは入っていません。

ブランデー紅茶は温かい紅茶で作ることが一般的です。しかしながら、冷たいとおいしくないわけではありません。ブランデーティーソーダはアイスでスキッといただく、暑い時期にぴったりのブランデー紅茶のおいしいアレンジです！

ブランデーティーソーダの作り方はとても簡単です。ブランデー紅茶に氷と炭酸水を加えて軽くかき混ぜれば、すぐに楽しめます。ブランデー紅茶ならではの芳醇で華やかな香りに、しゅわしゅわと弾ける炭酸の清涼感がたまりません！爽やかな刺激が暑さを吹き飛ばしてくれることでしょう。

ブランデー紅茶を作る裏ワザとして、紅茶のリキッドを使う方法があります。紅茶のリキッドは濃縮紅茶とも呼ばれており、お湯で薄めるだけで手軽に本格的な紅茶を作ることが可能です。茶葉を煮出す必要がない紅茶のリキッドを使えば、より簡単にブランデーティーソーダが作れます。

グラスに氷を入れて、紅茶のリキッドを注ぎ入れ、ブランデーも紹介した方法で入れます。最後に炭酸水を加えれば、あっという間にブランデーティーソーダの完成です。ミントの葉を浮かべると清涼感とお洒落さが増します！

シナモンは、スリランカやインドネシアなど熱帯地域の各地で栽培されている、樹木の内樹皮を乾燥させたものです。バニラにも似た甘みとスパイシーな香りが特徴で、主に料理やスイーツの香辛料として使われます。シナモンのエキゾチックな香りが好きな人は多いのではないでしょうか？

香辛料として幅広いメニューに使われ親しまれているシナモンは、「スパイスの王様」という異名があるほどです。一般的によく見かけられるシナモンと言えばパウダー状のものですが、ブランデー紅茶のアレンジにはパウダー状にする前のシナモンスティックを使います。

シナモンは華やかで爽快な香りや味を楽しめるだけでなく、体に嬉しい様々なメリットが得られます。次にご紹介するブランデー紅茶のアレンジは、シナモンスティックを添える飲み方です。

ブランデー紅茶にシナモンスティックを添えることで、スパイシーな香りが加わってよりおいしく、よりリラックス効果が得られます。シナモンの血流を改善する効果により体がポカポカに温まるので、特に寒い日におすすめのアレンジです。

ブランデー紅茶にシナモンスティックを添えるアレンジは、欧米では「ナイトキャップ」とも呼ばれます。イギリスの習慣である、夜眠る直前に少量のお酒を飲むことを示す言葉です。日本でも寝酒という言葉があります。少しの量のお酒を飲むことで体が温まり、ぐっすり眠れるのです。

シナモンで得られるメリットはまだあります。冷え性の改善に効果が期待できるだけでなく、胃腸の調子まで整えてくれるのは、体を温めるシナモンだからこそと言えるでしょう。

言うまでもなく、ブランデー紅茶にはカフェインが含まれています。脂肪の分解を促してくれるカフェインが含まれたブランデー紅茶なら、一緒にクッキーやチョコレートなどのちょっとしたお菓子をつまんでも安心でしょう。

ブランデー紅茶をおいしくするアイデアとして、相性の良い素材をトッピングにする方法もあります。そもそもブランデー紅茶はアルコール成分を含まない飲み物ですから、肌寒い季節のティータイムにぴったりです。

このような時には牛乳やジャムをトッピングにすると、贅沢な大人のティータイムが楽しめます。例えばブランデー紅茶×牛乳なら大人おしゃれなミルクティーになりますし、ブランデー紅茶×ジャムならロシアンティー風になるので、これもまたおしゃれです。

砂糖の代わりにはちみつを加えたアレンジブランデー紅茶も、ちょっと贅沢な大人のティータイムを演出するのにおすすめのトッピングです。はちみつは優しい香りが特徴的なので、ブランデー紅茶の香りを楽しみたいときにトッピングにしてみるとよいでしょう。

ちなみにブランデーティーソーダも、トッピングを工夫するとさらにおいしくなります。おすすめはフルーツで、炭酸水や氷の爽快感をさらに高めてくれることでしょう。

もちろんホットのブランデー紅茶にもフルーツはおすすめで、スライスしたレモンでレモンティーに仕上がれば、レモンの爽やかさがプラスされたひと味違うブランデー紅茶が楽しめます。

ブランデー紅茶は、おいしい上に女性にとって嬉しい効果が盛りだくさんです。アルコール分を飛ばしてしまうので、お酒が弱い人でも安心して楽しめます。いつもの紅茶にブランデーを足して、お洒落で香り高い一味違うリラックスタイムを味わってみませんか？