本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
「ぶどうの城」の異名を持つ「シャトー・レザン」とは?
今回は、シャトレーゼの創業65周年を記念して作られた商品である「シャトー・レザン」をご紹介します。2019年12月20日が、シャトレーゼの創業65年の記念日。1954年、山梨県で焼き菓子店の「甘太郎」として創業したのが始まりとのことです。
1967年に「シャトレーゼ」に社名が変更されましたが、この名前はフランス語の「城(シャトー)」と「ぶどう(レザン)」を合わせた造語。
今回発売された「シャトー・レザン」は、社名の由来となった名前を冠しているということで、シャトレーゼとしてもプライドをかけた商品と言えるでしょう。開発には1年以上を要し、こだわりの詰まったお菓子となっています。
「ぶどうの城」という意味を持つ「シャトー・レザン」は、洋酒漬けのレーズンをふんだんに使用したバタークリームを、さっくりとしたサブレでサンドした、いわゆる「レーズンバターサンド」です。
社名をかけた、この「シャトー・レザン」は一体どのような味わいなのか?詳しくレポートしていきます!
贅沢レーズン×バタークリームのハーモニー♡大人のほろあまレーズンサンド
シックで上品な雰囲気漂うパッケージには、ワインのラベルのようにぶどうがたくさん描かれています。ワインも販売しているシャトレーゼならではの、「ぶどう」への自信が伺えます。開封してみると、個包装の袋の中に「シャトー・レザン」は直接入っていました。
同じくレーズンバターサンドで有名な「六花亭」のものと比べると、少し小ぶりでシュッとスリムな形をしています。サブレのバターの香りはそこまで強くありません。ですが、サブレの間には、たっぷりのバタークリームとレーズンがサンドされています。
包丁ではサブレが崩れてしまいそうな予感がしたので、手で割った断面を。
袋から出した時にもわかりましたが、半分に割ってみると、より一層レーズンがふんだんに入っていることがよくわかります。公式サイトによれば、レーズンは「プチっと食感の小粒ゴールデンレーズン」と「じゅわっと旨味広がる大粒のフレームシードレス種のレーズン」の2種類を使用しているとのこと。
確かに、断面からも色の違うレーズンが見えています。これらのレーズンは、それぞれ異なる洋酒につけられているのが特徴です。これが、味にどのように影響してくるのか、期待して頂きます。
口に含むと、サブレ部分はかなり脆く、ほろっと崩れるような食感をしています。ほろほろとしたサブレに次いで、まったりと甘いバタークリーム、甘みと酸味をバランスよく感じられるレーズンの味わいが口の中に広がります。
レーズンをよく味わってみると、柔らかくじゅわっとした食感と、プチっと歯ごたえの良い食感のもの、2種類をちゃんと感じられました。洋酒の香り自体は強くなく、味全体に程よく深みを与えてくれています。
クーベルチュールのホワイトチョコレートをバタークリームの中に練りこんでいるため、バター感はあまり強くありませんが、ミルキーでコク深い味わいです。サブレと合わせても全体的にバター感は弱いため、割とあっさりといただけます。
濃厚なバターを求める方には、少し物足りないと感じる味かもしれません。ですが、1つ税込129円で、ジューシーで味わい深いレーズンとまろやかでミルキーなクリームの組み合わせを味わうことができる「シャトー・レザン」はシャトレーゼの名に恥じぬ商品です。
シャトレーゼ創業時に販売されていた今川焼き風の焼き菓子「甘太郎」は、当時貴重だった本物の小豆や砂糖を使用していたにも関わらず、1個10円(現在の価値で60円ほど)という、誰でも手に取れる価格だったそう。
そんな創業当時の心をそのままに、誰にでも手に取れる価格で、本物の材料を使用したお菓子を作り続けているシャトレーゼ。ぜひ、その思いのこもった商品である「シャトー・レザン」を、一度おためしください!
商品情報
店名 | シャトレーゼ |
商品名/購入価格 | シャトー・レザン/129円(税込) |
購入エリア | 長崎 |
購入日時 | 2020年4月 |
▲jouerライター実食