本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
サラダチキンとは?
コンビニ惣菜として火が付き、社会現象的ブームとなっているのが「サラダチキン」です。手軽に手に入り、かつ美味しいサラダチキンは、今やダイエッターやトレーニーにはマストアイテムとなっています。低価格なサラダチキンは、ボディメイクする人以外にも、多く活用される鶏肉加工食品です。
販売当初の2001年、サラダチキンは皮つきだったのですが、改良されて皮を取り除き、大幅にカロリーをカットしたことからブームに火が付きました。その後サラダチキンは、姿かたちを変え、スーパーやコンビニ各社で多数取り扱われるようになっています。
鶏の胸肉などを蒸して薄く味付けした食べ物
食欲をそそると言うよりは、若干シンプルすぎる見た目のサラダチキンですが、それもそのはず、サラダチキンは鶏の胸肉に若干の塩味をつけ蒸しあげて作られたもの。
特に世に出始めた当初のサラダチキンは、いたってシンプルでオーソドックスな、鶏の胸肉がドカンと真空パックされたものだったのです。ただ1度でもサラダチキンを食べたことがある人はおわかりの通り、わずかな塩味と言いつつも、しっとり柔らかい鶏肉の美味しさは、毎日食べても飽きません。
サラダチキンを開発したのは岩手県の「アマタケ」と言う食品加工会社です。2001年、サンドイッチ用にハーブ風味蒸し鶏を「サラダチキン」と名付けて販売したことが始まりです。その頃のサラダチキンには鶏肉につきものの「皮」がついており、話題総ざらいとはならなかったようです。
その後2014年改良を図って販売されたのが、現在に繋がるサラダチキンです。皮を取り除き、カロリーを大幅にカットしたことで、一気に大ブレイクしました。薄味でありつつもしっかり感じられる塩味やハーブの風味、今までにない柔らかさが美味しいと、全国で評判となりました。
脂質やカロリーが少なく高タンパクなので人気
全国的ブームとなり、現在もそのブームが続いているサラダチキンのヒットの理由は、まさに世の女性の心を捉えた「ヘルシーさ」です。簡単に言ってしまえば、低カロリーで低脂質、高たんぱく質でダイエットに非常におすすめなのです。味も美味しいので、ヒットしない理由がありません。
サラダチキンに使われる基本の鶏肉の部位は、「胸肉」です。鶏の胸肉と言えば、どちらかと言えばパサつきがちで扱いが難しいのが、大方の人の反応でしょう。
それがサラダチキンにかかれば、胸肉とは考えられないほどの柔らかさ、しっとりジューシーさ、さらにあっさり食べられるので話題となったのです。本来鶏肉は牛や豚と比較しても、皮や脂肪部分が少なく、たんぱく質が豊富な肉として知られています。
そして鶏肉の中でも、最も皮や脂肪が少ない部位が胸肉です。「ササミ」に代表されるように高たんぱく低脂質、低カロリーの鶏の胸肉はボディメイクに非常におすすめなのです。ただやはり扱いは難しく、どんな調理法を用いてもパサつくことが難点でした。それを解決したのがサラダチキンです。
現在のサラダチキンは、塩味だけでなく、レモン風味やブラックペッパーが効いた商品などフレーバーも多彩で、日替わりで食べても飽きずに食べられるラインナップが揃っています。また形状も、昔ながらのブロックタイプからスティックタイプ、細切れタイプなどさまざまです。
サラダチキンは100g113キロカロリー相当と見込まれています。味付けによっても若干変動があります。白米は100gで130キロカロリーなので、カロリー的には差がないと感じる人もいるでしょう。ただしサラダチキンと白米ではボリュームが違います。
多くのスーパーやコンビニで販売されているサラダチキンは、1袋100g超、女性ならこの1袋でお腹が満たされます。かたや白米はお茶碗1杯がおよそ230gなので、実質的に摂取カロリーは倍以上になります。またサラダチキンに含まれるたんぱく質は、100gあたり多くて30gです。
人間は毎日1㎏あたり1gのたんぱく質摂取が望ましいとされており、体重が50㎏の人なら毎日50gのたんぱく質を摂取するのがおすすめです。単純計算で考えれば、1日2袋から3袋サラダチキンを食べるだけで、1日分のたんぱく質を摂ることができます。
サラダチキンの基本の食べ方
鶏の胸肉の加工食品であるサラダチキンには、守りたい食べ方があります。減量中だからと言って、サラダチキンだけ食べるのはNGです。栄養バランスが偏ってしまいます。またサラダチキンばかり食べていてもいけません。タンパク質の摂りすぎ、塩分過剰摂取になってしまいます。
サラダチキンの基本の食べ方、最もシンプルで素材そのものの味を楽しむおすすめの食べ方をいくつかピックアップしてみましょう。
そのまま食べる
サラダチキンの味をそのまま楽しむなら、そのまま食べるのがおすすめです。真空パックから開けて、ダイレクトに食べられるスティックタイプなどはランチ時にも人気です。おにぎりだけ持って出れば、必要なたんぱく質をサラダチキンで補うことができます。
ブロックタイプ、スティックタイプともに下味がついているため、サラダチキンはパックをあけてそのままかじりつけるのが魅力です。
サラダや麺のトッピング
最も多く見られる基本アレンジに、サラダへのトッピングがあります。主にブロックタイプのサラダチキンを簡単にカットして、サラダへそのままトッピングします。サラダチキンにはすでに味付けされているので、ドレッシングなしでも充分美味しいのです。
うどんやパスタなどの具材に、サラダチキンを使うレシピも人気です。冷やしうどんやかけうどんなら控えめの塩味サラダチキンがおすすめでしょう。パスタはソースによってはブラックペッパーや、マスタード風味なども美味しいと話題です。
家庭の炊飯器でサラダチキンが簡単に作れる!
食事制限中にも筋トレ中にも、栄養を考えたい1人暮らしや子供を持つママにも人気のサラダチキンですが、毎回市販品を使うのは出費が痛いと感じる人もいるでしょう。そんな時に活躍するキッチンツールが「炊飯器」です。今、炊飯器でサラダチキンを手作りする人が急上昇中なのです。
サラダチキンをおやつに食べる、成長期の子供がいる、ダイエットや筋トレをしている、そんな人はこの機会に炊飯器サラダチキンの作り方を覚えましょう。炊飯器でお米を炊いたことがあるなら誰でもマスターできる、簡単すぎるサラダチキンレシピです。毎日食べたいアレンジレシピも一緒にどうぞ!
炊飯器でサラダチキン:おすすめ簡単レシピ
炊飯器でサラダチキンを作るのは、非常に簡単です。炊飯器でサラダチキンを作る際に準備するツールは、「炊飯器」以外にジップロックのような耐熱性のある「密封袋」と「フォーク」「スプーン」のみです。今家庭にあるツールだけで、市販品と同等レベルのサラダチキンを作ることができます。
概要を説明すると、鶏胸肉を密封袋に入れ下味をつけた後、炊飯器の「保温」モードで低温調理する、これだけです。放ったらかしの超・簡単炊飯器レシピです。炊飯器の多くは、保温モードでは60度から70度の一定の温度で炊飯器内部を保ちます。
たんぱく質は80度以上の熱を加えると「熱変性」を起こし、固くパサつく原因になるので、サラダチキンを作るのには一気に熱を通すのには向いていません。そのため、炊飯器の保温の低温モードでじっくり火を通す低温調理がおすすめなのです。
市販サラダチキンとはまた別次元で病みつきになる、炊飯器サラダチキンのレシピは次の通りです。鶏胸肉1枚(300g)にフォークで穴をあけ、砂糖・塩小さじ2を揉み込み、密封袋に入れ、冷蔵庫で半日以上寝かせます。
下味がついたらコーティングの意味で、オリーブ油を小さじ1密封袋に入れ、炊飯器へ入れます。密封袋が浸るまで熱湯を注ぎ、炊飯器の蓋をして保温ボタンを押し、そのまま2時間から2時間半保温調理します。次に炊飯器の蓋を開ける時には、絶品柔らかサラダチキンが完成しています。
なお調味料は砂糖・塩小さじ2のみですが、塩こうじを持っている人は、塩こうじ大さじ2のみ、揉み込んでも美味しく簡単に味が決まります。炊飯器での保温調理は変わらず、炊飯器の保温モードで2時間から2時間半です。
炊飯器で自作したサラダチキンは、ぴっちりラップに包んで冷蔵庫で3日から4日は保存可能です。できたてを炊飯器から取り出す時はお湯が熱々状態ですから、菜箸やおたまで取り、密封袋ごと冷水で冷やすと良いでしょう。
炊飯器でサラダチキン:アレンジレシピその1
炊飯器で作ったサラダチキンは、色々なメニューにアレンジできます。炊飯器で作ることができるサラダチキンは、多くても鶏胸肉2枚、密封袋2つまでです。熱湯が炊飯器のメモリ、5合目を超えないようにしましょう。炊飯器サラダチキンの美味しい食べ方レシピの1つは、マフィンサンドです。
美味しい食事をしたい、でもカロリーは減らしたい、贅沢女性の希望を叶える炊飯器サラダチキンのサンドイッチレシピです。市販のイングリッシュマフィンは手で割り、軽くトースターで温めます。あらかじめ炊飯器で作っておいたサラダチキンは、1㎝厚にカットします。
マフィンの片側に薄くオリーブオイルを塗り、大葉、キュウリスライス、炊飯器サラダチキンを乗せます。塩、ブラックペッパーとオリーブオイルを炊飯器サラダチキンに垂らし、マフィンのもう片方でサンドすれば完成です。
忙しい朝でも炊飯器でサラダチキンを作っておけば、素早くおしゃれでヘルシーなサンドイッチを作ることができます。炊飯器サラダチキンに薄く下味がついているので、味付けはシンプルにするのが、美味しく、よりカロリーも減らすことができます。
炊飯器でサラダチキン:アレンジレシピその2
炊飯器サラダチキンはサラダや麺へトッピングするなど、常温調理可能で便利ですが、熱々アレンジもまた美味しいです。炊飯器で作ったサラダチキンの、温アレンジでおすすめなのが炊飯器サラダチキン「親子丼」です。通常鶏もも肉で作る親子丼を、炊飯器サラダチキンで作ります。
シンプルに作るなら、具材は炊飯器サラダチキンの他に玉ねぎだけでもOKです。玉ねぎはくし形に切り、サラダ油で透明になるまでサッと炒めます。一口大にカットした炊飯器サラダチキンを同じ鍋で軽く炒め、ひたひたよりも少なめの水を入れ、粉末だしの素を入れます。
炊飯器サラダチキンにはすでに火が通っているため、だしがくつくつ沸騰してきたら、溶きたまご1個分を回し入れ、鍋に蓋をして弱火でたまごが半熟状態になるまで蒸します。丼に盛ったごはんの上によそえば、炊飯器サラダチキンの親子丼の完成です。
炊飯器サラダチキンはもともと下味もついており、火も通っているため、短時間で完成度の高い親子丼を作ることができます。また炊飯器サラダチキンの親子丼は、小さな子供でもたやすくかみ切れる柔らかさを持っているため、ぷりっぷりとした鶏肉を使うよりも食べやすくおすすめでしょう。
炊飯器でサラダチキンを作ろう!
炊飯器の保温ボタンを押せば、後は放っておくだけで自動的に極上ぷるぷるの自作サラダチキンが完成します。市販品を買うよりも割安で、味付けも好みで調節できる炊飯器サラダチキンは、覚えておきたいレシピの1つでしょう。驚くほど簡単で美味しいサラダチキンを、ぜひ作ってみてください!