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スープは作るのがカンタンで体にも良い!
スープは、料理経験があまり無い方でも比較的簡単に調理することが出来る他、様々な野菜や肉類を入れることが出来るため、野菜不足対策にも一役買ってくれるおすすめのメニューと言えます。
また、どんな具材を入れても調和がとりやすいため、期限間近な食材をまとめてスープにするという方もいるでしょう。すると、思った以上に量が多くなってしまい、1食2食では食べきれない量になってしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
そんな時に役に立つおすすめの方法が、スープの冷凍保存です。冷凍を活用すれば、冷蔵保存よりも長い間保存しておくことが出来るため、余った時だけでなく、作り置きとしても活用することが出来るようになります。
余ったスープを冷凍保存してストックすると便利!
スープを冷凍しておくことで得られるメリットは、前述の通り保存期間が長くなるだけではありません。ポタージュスープや、根菜のスープのような、作るのに時間がかかるスープでも、時間に余裕がある時に作り、冷凍保存しておけばいつでも簡単に味わうことが出来るのです。
スープのストックを作っておけば、食生活が豊かになるだけでなく、時間に余裕が生まれるので、生活の様々な面でプラスに働きます。
スープを冷凍方法とおすすめの容器は?
スープのような液状のものをストックする際、最も気を付けなければいけないことが容器の選定です。容器から漏れ出さないことは最低条件であり、さらに欲を言うならばコンパクトに収まり、取り出しやすい容器が理想と言えるでしょう。
ジップロックで冷凍するのがおすすめ!
そんな理想条件にぴったりはまる容器が、食品を保存する際に多くの方が利用している「ジップロック」です。ジップロックは密閉性に優れた容器であり、しっかり封をすれば液体であろうと漏れることはまずありません。
また、スープをジップロックに入れる際は、袋の8割ほどを目安に入れましょう。液体は凍ると若干膨らむので、あまりギリギリまで入れてしまうとジップロックが破裂してしまう可能性があります。
さらに、ジップロックであれば平たく伸ばすことが出来ますので、タッパーなどの容器に比べ圧倒的に省スペースで保管できます。
ジップロックの良い点は他にもあります。それは、しっかり袋に作った日、料理名などを記入できるという点です。冷凍してしまうと、中身が見えづらくなってしまう他、保存期間が長くなるからと油断してしまい、いつ作った物か分からなくなってしまったりします。
スープの冷凍保存可能期間はおよそ1か月と言われています。1か月以降は品質がどんどん悪くなりますので、1か月を目安に必ず食べきるようにしましょう。ジップロックは、保存した後の管理にも最適なのです。
また、ジップロックであればスープを小分けにして冷凍することも簡単ですのでおすすめです。スープが半分ほど冷凍された状態で、菜箸などを使ってスープの板を区切っておけば、完全冷凍後も手で簡単に折って、1食分ごとに取り出して使うことが出来ます。
この冷凍小分け方法は、スープだけでなく、離乳食を作り置きして冷凍保存する際にも同様に使えます。小さなお子さんがいらっしゃるご家庭、今後増えるご家庭にも活かせる方法ですので、覚えておくと良いでしょう。
スープ冷凍するときの注意点は?
スープを冷凍する際、前述した袋に入れる量の他にも注意しなければならない点があります。注意点をおろそかにしてしまうと、冷凍庫そのものや、冷凍庫内の他の食材にダメージがいってしまう他、スープが美味しくなくなってしまう場合があります。
本項では、そんなトラブルを回避するため、スープを冷凍ストックする際の注意点をご紹介していきます。
しっかり冷めてから冷凍しよう
スープに限った話ではありませんが、冷凍庫に物を入れる際はしっかり対象物を冷ます、または粗熱を取ってから冷凍庫内に入れるようにしましょう。
何故かというと、熱々のまま冷凍庫内に入れてしまえば、冷凍庫内の温度が上昇してしまいます。冷凍庫は温度を下げようと必死に冷気を送るようになるので、より電気を使う状態になりますし、熱々のスープの近くに他の冷凍食品があれば、熱で溶け、悪くなってしまう可能性もあります。
とくに、スープの中にはとろみがあるスープもあります。とろみがあるスープは熱が逃げにくいので、冷凍保存する際は、他のスープよりも気を付けて念入りに冷ますようにすることをおすすめします。
冷凍にむかない具材がある!
スープはどんな食材を入れても調和が取れやすいのでとにかく色々な具を入れて具だくさんにしたいところですが、冷凍保存を考えているのでしたら注意して頂かなければいけない点があります。それは、冷凍に不向きな具材がいくつかあるということです。
スープによく入れる食材の中で、冷凍に適さない食材の代表格と言えば、じゃがいもです。じゃがいもは、冷凍することで水分が逃げていきやすい食材です。そのため、冷凍すると味と食感の劣化が激しく、解凍後はぼそぼそとした食感になってしまいます。
他にも、味噌汁の代表的な具材である豆腐やこんにゃくも冷凍には不向きと言われています。実はミソスープこと味噌汁も、冷凍保存でストックすることが出来るのです。
豆腐やこんにゃくを味噌汁に入れたいときは、まず何も入れない、もしくは豆腐、こんにゃくを入れていない状態の味噌汁を作り、冷凍ストックしておくという方法をとると良いでしょう。
食べる直前、鍋に移して温める時に豆腐やこんにゃくを加えれば、とても手軽に冷凍ストックした味噌汁を豆腐のお味噌汁にすることが出来ますのでおすすめです。
冷凍できるおすすめのスープレシピも紹介!
では最後に、充実したスープストックライフを送るためにおすすめなスープレシピを数点ご紹介いたします。美味しさはもちろん、汎用性の高いレシピですので、飽きが来にくいこともおすすめポイントです。
コンソメスープやコーンポタージュ
シンプルですが最も完成されたスープと言っても過言ではないスープが、「コンソメスープ」です。様々な食材を切ってじっくり煮込むだけで出来るという簡単さだけでなく、色々な味変が出来るという点もコンソメスープがおすすめできる所以です。
玉ねぎやニンジンなどシンプルな具材で作ったスープを冷凍しておけば、そのまま食べても美味しいですし、鍋で温める際にちょっとした野菜を後から追加することも出来ます。
また具材だけでなく、コンソメはシンプルな味わいですので、トマトソースを加えればトマト風味に、チューブの生姜を加えれば体が芯から温まる生姜スープにと、工夫次第で多種多様に姿を変えます。方法とアイデアで食べ飽きを回避出来るので作り置きにおすすめです。
スープの定番、ポタージュスープも冷凍ストックにおすすめです。ポタージュスープはとにかく手間暇のかかるレシピであり、仕事終わりの晩御飯に、というシーンではあまり作りたくないスープと言えるでしょう。
しかし、時間がある時にポタージュスープを作って冷凍しておけば、いつでも気軽に美味しい手作りポタージュスープが味わえます。
コーンポタージュの代表的な作り方は、玉ねぎとコーンをじっくりバターで焦がさないよう炒めた後、薄力粉を加えてさらに炒めます。炒められたら、コンソメをお湯に溶かしたものを少しずつ加えていき、ローリエの葉を入れて煮込んでいきます。
煮えたら、火から上げてローリエを取り出し、粗熱が取れたらミキサーにかけてペースト状にします。ペーストはそのままだと舌触りが良くないので、ザルを使ってこしていき、再度火にかけます。
牛乳を加え、塩コショウで味を調えたらコーンポタージュの完成です。冷凍する際は、前述した通りしっかり粗熱をとってから冷凍しましょう。コーンポタージュはとろみがあり、熱が逃げにくいので気を付けましょう。
また、ポタージュと言えばじゃがいものポタージュもとても人気の高いスープメニューです。じゃがいもは冷凍に適さない食材とされていますが、ポタージュにした場合であれば冷凍しても何ら問題はありません。
じゃがいもを大量消費したいという時は、じゃがいものポタージュにして冷凍保存しておくという手もおすすめです。
スープを冷凍してかしこく使おう!
スープはいつ食べても体が温まる他、栄養バランスもとても良いメニューと言えます。最近はスープジャーを使いお弁当としてスープを持ってくる方もいるほど、スープの需要は高まっています。
冷凍スープを賢く活用出来れば、料理のレパートリーは増え、手間は減るとても便利な方法と言えます。是非使いこなしてより良い日常に活かしてみてはいかがでしょうか。