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日月潭の人気観光地「老街」も外せません。老街は日月潭の東南にある伊達邵というところにあり、後述する遊覧船やロープウェイも合わせて楽しむことができます。
こちらも飲食店、お土産、宿泊施設が充実していますが、水社と少し違うのは、レトロで原住民テイストのお店や建物が多いです。それもそのはず、原住民のサオ族の方々が住んでいて、その人たちが多くお店を出しているのです。
お土産ショッピングやグルメを楽しみながら、エキゾチックな町並みを楽しむこともできます。どこを取ってもすごくフォトジェニックなので、ぜひカメラを忘れずに持って来ましょう。
台湾風ホットドッグや、タピオカなどの人気グルメも盛りだくさんです。おいしいワンハンドグルメを手に入れて、ゆっくり散歩しながら美しい絶景を楽しみましょう。
「日月潭」と呼ばれる理由
日月潭という名前がついた理由は、その形にあります。中心にある「拉魯(ラルー)島」を境とし、日月潭は北側が大きく、南側が細長くなっています。これを北側=太陽、南側=月の形に見立てたことから、この名前が付けられました。
この日月潭には日本統治時代(1895~1945)、日本の台湾電力株式会社が水力発電所を建設しました。その際濁水渓から地下用水路で水を引いたため、湖面が大きくなりました。
もともと小山であったところが水に埋もれ、数々の島ができたことが今の景観を生み出しています。この時の水力発電所は終戦後に「大観水力発電所」として営業され、現代の台湾の水力発電電力の半分を占めています。
その名の通り、日中の太陽が当たる時間、夕方から夜にかけて月の光を水面に受ける時間、どちらもまるで山水画のような美しい光景をつくりだしています。なかでも日の出直前の朝もやがたちこめる光景と、夕暮れ~日没直後の黄昏時は特に美しい光景が見られるとの評判です。
初めて日月潭に訪れるなら、「日が昇る瞬間と、月が昇る瞬間」ぜひこの時間帯は外してほしくない、おすすめのタイミングです。
「日月潭」への行き方
日月潭へは、台湾は台中からの行き方が一番便利です。台北からも高速バスは通っていますが、片道4時間かかるうえに、一日9本しか本数が出ていません。であれば最初から台中に行き、台中からの行き方をおすすめします。
日本から、例えば羽田から台中国際空港に行くには、直行便で4時間です。例えば日本から台中までの行き方は、他の台湾の都市と同様に直行便で、短時間で行くことができるので、初めての海外旅行にとてもおすすめです。
高速バス
台中から日月潭へバスでの行き方は、南投客運(Nantou)が運行する「台灣好行日月潭線(台湾好行トリップ日月潭線)」の利用がおすすめです。まず台中駅に到着したら、「台中干城站(Gancheng Station)」または「高鉄台中駅の1F」にバス停があります。
台中干城站までの行き方は、まず台中駅の「建國路側(北側)」に出ます。そこから建國路に沿って8分ほど歩いていると、各バス会社の窓口が並んでいます。
その中の一つに「南投客運」と書かれた黄色と緑のバスがあります。近くに南投客運の窓口で、日月潭の観光パス(日月潭旅遊套票)を購入すると、バスに乗ることができます。バスの乗車だけだと片道NT$195(約713円)です。
高鉄(台湾高速鉄道)で台中駅に到着した場合、まずは1階におります。5番・6番出口の標識に従っていくと、南投客運の窓口があります。