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徳島のとくしま動物園ってどんなところ?
徳島県徳島市にある「とくしま動物園」は、1998年4月に四国地方最大級の動物園として徳島市総合動植物園の中に開園しました。元々は1957年に開園し1997年に閉園した市立動物園が前身となっています。
とくしま動物園は東京ドーム3個分の広さを誇り、動物園センター、温帯区、熱帯区、サバンナ区、寒帯区、こども動物園の6つのエリアに分かれています。
園内の正面入り口には、オリジナルグッズなどを販売している売店があります。またサバンナ区には手軽な値段で軽食が楽しめるレストランも併設されています。
入園料は大人は600円ですが、中学生以下は無料です。年間パスポートは1500円で発売されています。
徳島市総合動植物園の中には、とくしま植物園や遊園地のとくしまファミリーランドが併設されています。動物園と遊園地、植物園でも遊べる施設は子連れやファミリー層には楽しめるスポットが満載です。
とくしま植物園は、20種類ものどんぐりの木が植えられており、芝生一面の公園が広がるエントランスゾーンや徳島県の自然を勉強できる林間体験ゾーンもあります。子連れやファミリーに特に人気の施設です。
徳島・とくしま動物園の魅力
とくしま動物園の魅力に迫っていきましょう。可愛らしい動物や珍しい動物、イベント情報が目白押しです。子連れや家族、デートや友達同士など老若男女で楽しめます。
かわいらしい動物がたくさんいる
とくしま動物園は子供から大人まで魅了するかわいらしい動物や珍しい動物がたくさん飼育されています。しかし子連れやファミリーで来園する場合は、すべての動物を見て周るのは大変です。
すべての動物を見て周るためには園内マップ通りに見学するのがおすすめです。効率良く進むことができます。園内は正面入口と西口に分かれていますが、順路は正面入口から入り、西口で出るコースとなっています。
園内マップの順路は動物園センターからスタートとなります。センター内には特別天然記念物のオオサンショウウオが水槽で飼育されています。世界最大級の両生類が見られます。
動物園センターを抜けると温帯区です。温帯区にはとくしま動物園のシンボルであるドーム型の「フライングケージ」があります。中には真っ赤な色が特徴的なショウジョウドキが飛び立っていたり、園内で一番大きい鳥のカンムリヅルが踊る様も見られます。
続けてフライングケージを抜けると人気動物のレッサーパンダのファミリーやコツメカワウソも見られます。コツメカワウソはオスとメスが1頭ずつ飼育されており、泳ぐ姿や陸上で休んでいる姿を写真に収めてみてください。
次に熱帯区では、8種類の猿が見られます。シシオザルやマントヒヒも飼育されていますが、一番人気はオスのチンパンジーの「みっちゃん」です。メスの「ジラ」もいます。また迫力満点の推定30才のセイロンゾウ「マリー」がいます。
続けてサバンナ区では、ライオンやマサイキリン、シマウマなど動物園には欠かせない動物たちがお出迎えしてくれます。オスのライオン「レオ」は、人口で保育されたため人懐こいと評判です。癒し動物のカピバラは大家族でお出迎えします。
サバンナ区を抜けると寒帯区が見えてきます。とくしま動物園のシンボルマークであるアンデスコンドルが飼育されています。空を飛ぶ鳥類の中で一番大きい鳥と言われています。
また札幌市の円山動物園生まれのシンリンオオカミやホッキョクグマがいます。運が良ければシンリンオオカミのオスの「ユウキ」が遠吠えする姿が見られます。またホッキョクグマの「ポロロ」は人気動物で日々公式サイトで日々の日記が綴られています。
ウサギ、モルモット、ヒツジなど
園内マップ最後のエリアであるこども動物園は、ウサギやモルモット、ヒツジやリスザルとふれあうことができるコーナーとなっています。動物とふれあうことで生態系を学べるとあって子供たちに人気です。
モルモットは1頭ずつ模様が異なり、うずまきやシロチャ、黒豆茶など体の模様ごとに名前が付けられています。モルモットのふれあいコーナーは、平日13時30分から14時30分、土日祝日は11時から12時と13時30分から14時30分に開催されています。
また水槽で泳ぐ姿がかわいいフンボルトペンギンも沢山います。子連れやファミリー層に大人気です。
イベント充実で子連れでも楽しめる
とくしま動物園は子連れで楽しめるイベントが充実しています。モルモットやヒツジとのふれあいやリスザルやセイランゾウのエサやり、生きたドジョウを追いかけるコツメカワウソの見学やポニーの乗馬体験ができます。
また、通常は飼育員によるペンギンの解説や寒帯区の裏側を見学しシンリンオオカミやホッキョクグマを真近に見られるイベントも開催しています。2020年10月現在中止になっているイベントもありますので、詳しい内容は公式HP等でご確認ください。
定期イベントの他に季節限定のイベントもあります。夜行性動物の生態が知れる夜の動物園の参加や干支の引き継ぎ式も見学できます。
また毎年ゴールデンウィーク中にはさまざまなイベントが行われています。飽きることなく1年を通して楽しむことができるため、子連れのお客様にもおすすめです。
徳島・とくしま動物園の人気動物を紹介!
とくしま動物園にはエリアごとに人気の動物が存在します。赤ちゃんが産まれると来園者を釘づけにしています。その中でも特に人気を誇る動物を紹介します。
レッサーパンダ
温帯区には、立ち姿がかわいいレッサーパンダがいます。2015年に千葉市動物園の風太くんの立ち姿が話題になり、今でも人気は衰えていません。「ソラ」と「ミンミン」は夫婦、子供の「あんこ」「さくら」「よもぎ」が飼育されています。
レッサーパンダは温帯区にいますが、日本の湿気ある気候は苦手とされています。日中は木の上で生活していることがほとんどですが、食事のときは降りてきます。レッサーパンダのファミリーを見てぜひ癒されてください。立ち姿を写真に収められることもあります。
カピバラ
サバンナ区には、見てるだけで癒されるカピバラがいます。3頭の飼育から始まり、毎年たくさんの赤ちゃんが誕生しています。今では60頭を超えており日本の動物園の中でも上位を争う数となっています。カピバラの大家族が広いエリアでくつろぐ姿が見学できます。
キリンやシマウマなどと一緒のエリアで飼育されており、川を挟み柵がないためより近くで見学することができることから子連れのお客様に喜ばれるエリアとなっています。
ミーアキャット
サバンナ区でカピバラと同じ人気を誇る、後ろ足としっぽで立つ姿がかわいいミーアキャットがいます。名前の由来からネコ科を想像すると思いますが、実はマングース科です。ディズニーアニメで登場するキャラクターを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2019年4月に新しいミーアキャットのお家が完成しました。日本の動物園で初めてガラス張りでできた地中の巣穴からミーアキャットを見ることができます。
フンボルトペンギン
水族館に必ず存在するペンギンがこども動物園エリアで飼育されています。チリやペルーで暮らしているフンボルトペンギンが飼育されています。以前は40匹以上が飼育されていましたが、寿命などで4匹に減ったことから5匹を高知市の桂浜水族館から借り受けました。
フンボルトペンギンは絶滅危惧種に指定されており大変貴重な生き物です。その状況を思いながらぜひ見学をしてください。プールで泳ぐ姿もかわいいですが、お日様の下で日向ぼっこをしている様子も見て癒されてください。
土日祝日には、飼育員によるペンギンの解説やエサやり、プールに放った生きたアジを食べるシーンも見られます。
徳島・とくしま動物園に遊園地と植物園はある?
とくしま動物園を満喫したら、遊園地であるとくしまファミリーランドやとくしま植物園へも足を運んでみましょう。
とくしまファミリーランドが併設されている
とくしま動物園の西口側にとくしまファミリーランドという遊園地が併設されています。とくしま動物園と一緒に開園され徳島県唯一の遊園地です。
コインランドには、お子様向けの乗り物が充実しています。トーマス列車やウッドロッキー号の汽車に乗って旅行気分が味わえます。またアンパン号に乗って空の旅が楽しめたり徐行運転のバッテリーカーは自分で運転することができます。
とくしまファミリーランドで異色を放っている高さ50メートルの観覧車はおすすめの乗り物です。遊園地では定番の乗り物ですが、天井、壁、床のすべてがスケルトン仕様のゴンドラが2台設置されています。観覧車からは徳島県、和歌山県、兵庫県淡路島が囲う海底の紀伊水道が見られます。
また、チケットライドでは子供連れや大人向けの乗り物が充実しています。ローラーコースターやバイキングのツインドラゴンは迫力満点です。水上で遊べるハンバーボートやゴーカートのドリフトサーキットはぜひ体験したいアトラクションです。
とくしまファミリーランドの営業時間は9時30分から16時30分です。月曜日が休園日ですが、祝日の場合は翌日となります。
入園料は無料
とくしまファミリーランドは無料で入園できる遊園地です。子連れやファミリー層にお得に遊べる施設です。尚、乗り物は別途料金がかかります。コインライドは、乗り物が100円から200円で遊べます。
またチケットライドでは、チケット1枚300円を購入し乗り物が楽しめます。11枚綴りの回数券が3000円、土日祝日限定販売の1日フリーパスは3200円となっています。
とくしま植物園が隣接している
とくしま動物園の隣にはとくしま植物園があります。2002年4月に開園しました。敷地面積は59700平方メートルと広大で350種類以上の植物が生育されています。入園料は無料のため、季節ごとのさまざまな風景を眺めることができます。
またとくしま植物園は、エントランスゾーン、都市緑化植物園、林間体験ゾーンの3つのエリアに分かれています。
エントランスゾーンにはどんぐり広場や芝生広場、アンデス遺跡をモチーフにしたコンドル台地があります。コンドル台地からは公園全体を見渡すことができます。芝生広場では子連れのお客様が存分に遊べるスペースがあり、ピクニックもできます。
都市緑化植物園は、季節ごとにさまざまな花々が咲き誇るシンボル花壇やハーブ園が癒し空間となっています。また中学生などが園芸を体験できる体験学習も行っています。緑の相談所では園芸相談コーナーや展示室、研修室の貸し出しも行っています。
林間体験ゾーンでは緑豊かな小道から自然や環境を学ぶことができます。春にはソメイヨシノが咲きお花見シーズンは観光客が押し寄せます。とくしま植物園ではワークショップも開催しています。押し花講座やドライフラワー作り、フラワーアレンジメントなど毎年多彩な体験ができます。
徳島・とくしま動物園の基本情報
とくしま動物園の基本情報です。営業時間や定休日を確認し来園してください。またアクセス方法や混雑情報も紹介します。
営業時間・定休日
とくしま動物園の営業時間は9時30分から16時30分です。最終入園は16時となっています。また定休日は毎週月曜日ですが、祝日の場合は翌日となります。尚、年末年始の12月29〜31日、1月1日も定休日です。
アクセス方法
とくしま動物園までのアクセス方法を紹介します。動物園は山奥にあるイメージですが、公共交通機関は充実しています。また駐車場が広いため車でのアクセスも大変便利です。
公共交通機関の場合
JR徳島駅からはバスが毎日通っています。徳島バスターミナル2番乗り場から「丈六寺南」行きに乗車し、約25分間バスに揺られとくしま動物園で下車します。
行きの徳島駅前発が7時35分、8時55分、10時15分、12時10分、14時40分、16時40分です。帰りはとくしま動物園発で11時4分、13時9分、15時49分、17時29分です。
一日の往復のバスのうち7本が動物園のラッピングバスです。ホッキョクグマのポロロやコツメカワウソの写真が目立ち、社内は動物のぬいぐるみが飾られています。運賃は大人片道360円、小人片道180円です。
車の場合
車でのアクセスですが、JR徳島駅からは20分です。徳島阿波おどり空港からは50分の道のりです。高速道路ですが、神戸淡路鳴門自動車道、高松自動車道、徳島自動車道から国道11号線、もしくは55号線へ向かい40分で到着します。
とくしま動物園には駐車場が600台あり、一日の料金は普通車が310円、大型車は1310円です。二輪車は無料となります。園内に停められない場合は、とくしま植物園やとくしまファミリーランド、林間体験ゾーンに無料の駐車場があります。
混雑状況
混雑状況ですが、遠足シーズンなどは子供達の来園が特に多くなります。また土日祝日はお昼前になると混み合いますので、開園時間直後に入場すると混雑せず自分のペースで動物が見られます。また動物の赤ちゃんが誕生すると混む確率が高くなります。
ゴールデンウィーク中は車での来園者が多いため駐車場が混み合いますが、園内は比較的並ばずに入場できます。
名称 | とくしま動物園 北島建設の森 |
住所 | 徳島県徳島市渋野町入道22-1 |
徳島・とくしま動物園へ遊びに行こう!
とくしま動物園を紹介しましたがいががでしたか。とくしま動物園は、動物の魅力や生態に触れることができる場所です。
また遊園地のとくしまファミリーランドやとくしま植物園があり子連れで楽しめる施設が充実しています。徳島県を訪れた際には、ぜひとくしま動物園へ訪れてみてはいかがでしょう。