浜松の神社・仏閣は人気パワースポット！御朱印集めやお守り・アクセス情報も紹介

関東からもアクセスしやすい人気の観光スポット浜松。戦国時代には浜松城の城下町として、江戸時代には東海道の宿場町として栄えた浜松は、歴史と自然を堪能できる、おすすめの観光地です。

そんな浜松には、出世や開運の神社・仏閣が多くパワースポットとしても人気です。徳川家康や井伊直虎ともゆかりの深い神社もあり、歴史好きには堪らないおすすめのスポットです。

出世や開運の神社が多くある浜松で、全国から観光客や著名人が訪れる人気の神社が「浜松元城町東照宮」です。近年では、バラエティ番組にも紹介されたことで、一気にその知名度を上げています。

徳川家康や豊臣秀吉とも深く関係のある「浜松元城町東照宮」について、その由来やパワースポットのご神木、アクセス方法までご紹介します。

出世の神様として浜松で人気の神社「浜松元城町東照宮」は、浜松城の前身である引間（曳間）城のあった地に建つ神社です。そんな「浜松元城町東照宮」創建の背景には、徳川家康が深く関係しています。

15世紀頃に建った引間城に家康が入城したのは、1570年のことでした。その後家康は、城を西に拡大していき、現在の浜松城へと変えていきます。引間城入城の時、まだ無名だった家康は、城ができるまでの17年間、このお城に住んでいたと言われています。

その後、江戸時代には、この地は米蔵が置かれていました。そんな土地に神社が建ったのが、明治のことです。1877年、元幕臣で静岡藩主の浜松城代・井上延陵が、家康のいたこの地に神社を建立することを提言します。

1884～1885年、当時の県知事と地元の住民により神社建立に着手、1936年には元城町に権利が移転し、地元の神社へとなりました。さらに「浜松元城町東照宮」が建つこの地は、豊臣秀吉とも関係があります。

当時、引間城の整備を行っていた飯尾氏の配下の松下氏に仕えていた16才の秀吉は、松下氏に従い浜松城を訪れていました。「引間で猿まねをして粟を食べた」といった逸話も残るなど、家康・秀吉と深く関わりのある地として知られています。

そんな「浜松元城町東照宮」は、太平洋戦争の折には戦災に見舞われ、本殿が焼失してしまいました。戦後には、コンクリートで権現造りの様式で建て替えられ、現在の姿へとなりました。

「浜松元城町東照宮」は、出世神社として浜松で人気のパワースポットです。まだ無名だった家康がこの地を訪れ、その後天下統一を果たします。さらに若かりし頃の秀吉も、浜松城を訪れたのち、織田信長に仕えたことから、出世にご利益があるといわれています。

境内には、家康没後400年を記念して建てられた、ブロンズの家康と秀吉像が並んで立っています。2つの像の中央にはスペースがあり、真ん中に立って撮影ができるようになっています。

実際に、ここで祈願をした人が、その後仕事の依頼や昇進の話が持ち上がったという話が数多くあり、多くの著名人も訪れています。パワースポットとしておすすめの「浜松元城町東照宮」で、出世運をつかみましょう！

出世のパワースポットとして人気の「浜松元城町東照宮」の境内には、立派なご神木が植えられています。樹齢は不明ながら、古くからこの地に根差しており、パワースポットとしもおすすめです。2つに分かれたツルツルの幹は、触れればご利益がありそうな神秘的な雰囲気をたたえています。

昨今、御朱印集めが流行っています。各地の特色ある寺社の御朱印は、見ているだけでも楽しくなります。パワースポットとしておすすめの「浜松元城町東照宮」の御朱印について、ご紹介します。

「浜松元城町東照宮」では、イベント時やJR東海のさわやかウォーキングのコースに入った時など、不定期で開所が開かれます。

「浜松元城町東照宮」で御朱印をもらうときは、事前に確認するなど注意する必要があります。貴重な「浜松元城町東照宮」がもらえたら、ラッキーかもしれません。

「浜松元城町東照宮」まで車でアクセスする場合は、境内に駐車場がありません。一番近いのが国道152号を挟んだ反対にある「浜松城公園」に無料の駐車場があります。ここは、公園と浜松城利用者対象になるので、浜松城と合わせて観光するのがおすすめです。

電車でアクセスする場合は、観光バス「くるる」を利用すれば、西ルート14番線から「東照宮入口」下車、すぐにアクセスできます。さらに「くるる」は、大人200円で一日乗り放題できるので、浜松観光のさいにはぜひ利用して見て下さい。

浜松で人気の仏閣「龍潭寺」は、美しい庭園や貴重な文化財を堪能できるおすすめの神社です。NHKの大河ドラマで人気を博した、女城主・井伊直虎など井伊家と深く関係のある「龍潭寺」。歴史好きなら絶対に一度は訪れたいパワースポットです！

「龍潭寺」は、733年に行基によって開山された歴史ある古刹です。もともと「地蔵寺」という名でこの地に建立された「龍潭寺」は、1093年に井伊家初代当主・井伊共保を祀ったことにより「自浄寺」となりました。

平安時代から井伊家の菩提寺であった「龍潭寺」は、その後1507年に16代当主・井伊直平が「龍康寺」と、1560年に井伊直虎の父・井伊直盛が祀られると、直虎の法号から「龍潭寺」となりました。

井伊家40代を祀る「龍潭寺」には、NHKの大河ドラマで人気を博した女城主・井伊直虎もこの地に祀られていることから、全国より歴史ファンが多く訪れています。

さらに1300年の歴史ある「龍潭寺」は、本堂や開山堂、庫裡、御霊廟、稲荷堂などの6棟が県指定文化財に指定されています。東門は、400年前に建てられたお寺で一番古い建築物です。

また本堂には、1676年に井伊直興が再建した伝左甚五郎作の「鶯張りの廊下」があります。歩くと「キュッキュッ」と鴬の雛が鳴くような、心地よい音が響きます。また「正夢稲荷」ともいわれる稲荷堂は、その言われの通り、祈れば夢が叶うといわれています。

歴史的な建物が残る「龍潭寺」で、絶対に見たいおすすめスポットが小堀遠州作の庭園です。小堀遠州は、豊臣秀吉と徳川家康に仕えた大名であり茶人でもあった人物です。歴史好きの人ならば、一度は名前を聞いたことはあるのではないでしょうか？

江戸時代初期に作られた「龍潭寺」の庭園は、池泉鑑賞式庭園と呼ばれるもので、その美しい庭園は寺院庭園の代表とも言われています。「東海一の名園」の名で知られる「龍潭寺」の庭園は、昭和11年に国の指定名勝に指定されています。

庭園の中央には守護石が、左右に仁王石、正面に礼拝石（坐禅石）が配され、さらに池の型が心字池となっています。数多くの石組みと築山全体で鶴亀が表現された庭には、四季折々の美しい景色を堪能することができます。

歴史的な建物や庭園が今も残る「龍潭寺」には、この他にも井伊家ゆかりの貴重な品や文化財など多く保管されています。中でも、小牧・長久手の戦いで「井伊の赤鬼」と恐れられた「井伊家赤備え具足」は、今もその当時の勇ましい姿を残します。

また、国の指定重要文化財である百貨大辞典「宋版錦繍万花谷」は、全国で4冊しか残されていない貴重な資料です。「龍潭寺」では4冊のうち信長の遺品として残る3冊を収蔵しています。

この他にも、県指定文化財の伝岩佐又兵衛作「龍潭寺屏風」、旭英作「龍の図」、信長の遺品「峴山（けんざん）天目」など、どれも歴史的に貴重な品を収蔵しています。

「龍潭寺」では、井伊直虎と井伊直政が描かれたお寺オリジナルの御朱印帳がいただけます。「龍潭寺」でオリジナルの御朱印をゲットしましょう！

境内には無料の駐車場があるので、車でのアクセスも可能です。駐車場は複数あり、大駐車場には大型バス12台、乗用車40台、東駐車場には乗用車19台、第二駐車場には乗用車27台、障害者駐車場には乗用車4台がとめられます。

電車でアクセスする場合は、遠鉄電車「新浜松駅」より「西鹿島駅」下車、天竜浜名湖鉄道「西鹿島駅」に乗り換えて「金指駅」下車、車で約5分です。

また、JR東海道本線「新所原駅」下車、天竜浜名湖鉄道「新所原駅」乗り換えて「気賀駅」下車、車で約5分でのアクセス方法もあります。

浜松で人気の神社「五社神社・諏訪神社」は、子守や子育ての神様として人気のおすすめのパワースポットです。その由来や御朱印、お守りについてご紹介します。

「五社神社・諏訪神社」は、もともと別々の神社としてこの地に建てられていました。五社神社は、引間城主・久野越中守が城内に創建されたことに始まります。一方諏訪神社は、791年坂上田村麻呂が東征の折に敷智郡上中島村に奉斎したことが始まりとされています。

「お江戸見たくば五社諏訪ごろじ お江戸まさりの五社や諏訪」とも詠われた2社は、戦前まで国宝に指定されていた貴重な寺社でした。しかしその後戦火に見舞われ焼失、1962年合祀され、1982年に現在の姿に再建されました。

大変な災難に見舞われた「五社神社・諏訪神社」ですが、浜松のパワースポットとして、今でも全国から多くの人が参拝に訪れます。

「五社神社・諏訪神社」に訪れたらぜひ見ておきたいおすすめの名所が、御神岩 「獅子頭石」です。昔から伝わる自然石「獅子頭石」は、横から見るとまさに獅子の頭！ぜひお参りに立ち寄ってみて下さい。

「五社神社・諏訪神社」では、境内南側にある社務所で御朱印をいただくことができます。本殿と狛犬が描かれたオリジナルの御朱印もあるのでチェックしてみましょう。

「五社神社・諏訪神社」では、種類豊富なお守りもあります。厄除けのお守りや商売繁盛のお守り、交通安全のお守り、安産のお守り、合格祈願のお守りなど、「五社神社・諏訪神社」オリジナルのお守りです。ぜひ自分にあったお守りをゲットしましょう。

車でのアクセスは、東名浜松インターより約20分、東名浜松西インターより約20分です。境内には約80台分の駐車場があります。

電車でのアクセスは、JR「浜松駅」より徒歩10分です。駅から遠鉄バスで神社までアクセスすることもできます。

浜松で人気の神社「細江神社」は、地震災難除けにご利益があるとして、長く地元の人に愛され続けている神社です。「細江神社」の由来やパワースポットとしても人気のご神木についてご紹介します。

「細江神社」は、地元の人には「気賀のお天王さま」としてこの地で愛されている神社です。そんな「細江神社」の成り立ちは、戦国時代までさかのぼります。

1498年、明応の大地震がこの地を襲います。町を襲った大津波は、角避比古神社の社殿を流してしまうも、ご神木は無事見つかりました。しかしその後、再度町を地震が襲います。

しかし、この時も奥浜名湖にある気賀の赤池に流された神木を見つけ、「地震にも負けない神木」として御仮宮に祀り、1510年に現在の地に神社が創建されました。今でも、地震復興の祈願にと全国から参拝者が跡を絶ちません。

「細江神社」では、樹齢500年以上になるクスノキの巨大なご神木があります。浜松市の天然記念物にも指定されているこのご神木には、とある逸話が残ります。

このご神木、根本を見ると大きく空洞が開いています。神社の言い伝えによると、大楠の主を巡りこの穴の中で大蛇と大コウモリが決闘を繰り広げるも、その後両者とも倒れてしまったといいます。

「細江神社」の御朱印は、宮司さんが午前中だけなど、無人の時が多いようなので、御朱印を目当てのさいは早い時間に訪れるのがおすすめです。

車でのアクセスは、東名浜松西I.Cまたは三ヶ日I.Cより約20分、新東名浜松いなさI.Cより約20分です。境内には、約15台の無料の駐車場があります。

電車でのアクセスは、JR「浜松駅」より遠鉄バス気賀三ヶ日線で、「国民宿舎入口」下車徒歩約1分、あるいは天竜浜名湖鉄道気賀駅下車「気賀駅」より徒歩5分です。

浜松城で知られる浜松市には、出世の神様やご神木など、人気のパワースポットがたくさんあります。またオリジナルの御朱印やお守りも人気です。浜松の神社・仏閣で運気を高めましょう！