キューバの人気観光スポット11選！是非行きたい定番名所から穴場までご紹介

また、葉巻やラム酒といった嗜好品も有名です。葉巻は元々原住民が吸っていたものがヨーロッパへ渡り、紳士の間での嗜みに定着していきました。ラム酒はサトウキビを原料としており、砂糖大国だったキューバならではの品と言えます。

キューバ音楽は黒人奴隷によってもたらされたと云われており、アフリカンな太鼓のビートとスペインのギターサウンドをベースとしています。そのサウンドは陽気で軽快、そしてとてもエネルギッシュです。街中ではよく音楽が鳴り響き、それに合わせて踊る人も見かけます。

このように交易の要所として様々な人や文化が行き交ったキューバには、深い歴史と独自の文化が色濃く存在しています。そしてそれは、キューバの魅力をより一層輝かせているのです。

日本からキューバへの直行便はありません。カナダあるいはメキシコからの乗り継ぎが一般的なルートです。どこを経由するかで用意する書類などが変わってきますので、しっかり確認しましょう。

2015年の国交回復後からアメリカ合衆国経由が可能になりましたが、アメリカ人以外の搭乗客には条件が付く場合があるなど注意が必要です。また政治的な情勢が影響される場合もあるので、渡航前には規制の情報など最新のものを必ずチェックしましょう。

だんだんキューバへ行きたくなってきましたか？ここからはキューバへ行くための事前知識を紹介します。しっかり確認して安心かつ楽しい旅の計画を練りましょう。

日本国籍を持っている場合、キューバへの30日以内の観光ならビザは必要ありません。しかし、「ツーリストカード」が必要です。「ツーリストカード」はキューバ大使館領事部で発行しています。

カナダあるいはメキシコを経由する際は、「ツーリストカード」の現地での発行が出来ません。事前に必ず日本で取得してください。逆に、アメリカ合衆国を経由する場合は大使館領事部発行のツーリストカードは使えません。現地空港での発行が必要です。

大使館領事部に「ツーリストカード」を申請する際の費用は、窓口の場合は2100円で、郵送での手配の場合は5600円です。その他必要書類がありますので、大使館領事部のホームページで確認しましょう。自分で手続きをするのは面倒という方は、旅行代理店に手配してもらうのも手です。

また、カナダかアメリカ合衆国を経由する場合は、「ツーリストカード」の他に電子渡航認証のeTA（カナダ）あるいはESTA（アメリカ合衆国）が必要です。カナダやアメリカ合衆国への入国をするかしないかに関わらず経由の場合でも必要になるので取得方法を確認しておきましょう。

キューバは観光客も多く、周辺諸国と比べて治安が良いとされています。また、外国人に対する犯罪は厳しく罰せられるといったように、観光客のための治安維持も徹底されているそうです。

しかし、外国人観光客を狙ったスリや置き引きはやはり発生するようなので、海外旅行における一般的な注意は必要です。キューバは二元通貨を採用しており、両替の交換レートを誤魔化す詐欺もあります。通貨の両替は必ず正規の両替所で行うようにしましょう。

また、キューバは社会主義国なのでむやみに政治に関することを口にするのは慎みましょう。楽しい旅のために、旅行客側もマナーを守ることが大切です。