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広島の人気銘菓「はっさく大福」をご紹介
むっちり柔らかなお餅の中に、たっぷりのあんが入った「大福」は、昔ながらの人気和菓子です。近頃はフルーツを使った変わり種の大福が増えてきており、その筆頭が「いちご大福」でしょう。今回ご紹介する大福も「フルーツ大福」の1つで、「広島」の銘菓です。
広島で人気の有名和菓子土産に「もみじ饅頭」があります。その有名どころの座を奪うように、広島で人気が急上昇中の和菓子が「はっさく大福」です。広島「因島」の名産品「はっさく」を贅沢に使った柔らかなフルーツ大福は、甘いだけでない大人の和菓子です。
「はっさく大福」って?
いちご大福はもう知った顔ですが、最近よく見るようになったフルーツ大福は、まだ食べたことがない人も多いでしょう。「桃」「ぶどう」「メロン」など、和菓子店によって大福に使うフルーツはさまざまです。「はっさく大福」は、広島の名産はっさくを使った大福です。
他のフルーツ大福と同じように、柔らかなお餅で、はっさくの実とあんを包んだ和菓子です。甘酸っぱくほろ苦いはっさくと、こっくりまろやかなあんが絶妙にマッチしています。フルーツのみずみずしさ、あんの滑らかさすべてを、伸びよいお餅でまとめています。
はっさく大福の基本的な形状はどの和菓子店も同じですが、元祖はっさく大福は、お餅は「みかん餅」が使われていたようです。広島でははっさく大福の販売店は多々あり、各和菓子店によってはっさく大福の姿は異なります。
はっさく大福を包むお餅が「みかん餅」や「杵つき餅」だったり、中のあんを2種類から選ぶことができたりと、販売店によって味わいが違うのは、広島で土産物を選ぶ楽しさにもなります。
あんの甘さとはっさくのほろ苦さ、柔らかなお餅とさくさくはっさく2層の歯触りと、はっさく大福は魅力あふれる「大人の和菓子」なのです。
広島県尾道市の因島で生まれた和菓子
2020年現在、広島の和菓子土産ナンバーワンの座を、もみじ饅頭から奪おうと言う勢いのはっさく大福は、広島県尾道市「因島」生まれです。はっさく大福を生み出したのは、因島の名物土産を考えていた、当時の和菓子店「かしばら」の「柏原伸一」さんです。
因島は八朔の発祥の地
柑橘系フルーツの生産量が多い地方は、因島以外にもたくさんあります。しかしはっさくの「原木」は因島の浄土寺にあり、因島のはっさくは、どこの地方出身よりも、はっさくらしいと言えるでしょう。
一言で表せば味が濃い、甘みが強くて酸味も強い、そしてほろ苦さもしっかり感じられる、大人のフルーツと言えるでしょう。
はっさくを白あんとみかん餅で包む
基本のはっさく大福は、因島名産のはっさくを、優しい甘さの白あんと、ほんのりみかん風味の「みかん餅」で包んだ和菓子です。
2房以上のはっさく
はっさく大福のメインであるはっさくは、2房以上使われていることも、はっさく大福と言う和菓子の大きな特徴です。いちご大福ならいちごは1粒ですから、はっさくも1房と考える人もいるかもしれません。
しかし広島の人気土産として名乗りをあげているはっさく大福は、贅沢にもはっさくを2房以上使っています。はっさく大福は広島の恵み、大人のフルーツであるはっさくの美味しさを存分に感じられる、みずみずしく上品な和菓子です。
メディアにもたびたび登場
はっさく大福は、2019年4月14日にテレビでも取り上げられ、存在が全国に知られた広島の和菓子です。メディアで取り上げられるとともに、人気ソムリエや作家などが、著書などではっさく大福に触れており、自身がファンであると告げて大きな反響を呼びました。
「はっさく大福」の味は?
定番の広島土産を差し置いて、人気をにわかに急上昇しているはっさく大福は、多く表現される「大人のスイーツの味」とはまた少し違う、「大人の顔」を持つ和菓子です。気になる味について調べてみましょう。
甘みの中のほろ苦さがクセに
大人スイーツの表現は、いわゆるリッチなバターの風味やリキュールの大人びた味わい、ビターさが感じられる味に使われることが多いです。はっさく大福の「大人の顔」は、このどれにも当てはまらず、「甘くほろ苦い」あるいは「甘く少し渋みがある」に尽きます。
因島生まれのはっさくは甘みと酸味が強く、それでいて、はっさく独特の苦みや渋さがグッと感じられます。まろやかな白あんに包まれながらも、しっかり甘みと酸味、苦みが舌先に感じられ、和菓子でこれ以上表現できない複雑さを醸し出しています。
甘さと苦さの駆け引きが舌の上で行われ、はっさく大福を1口食べると、大人はその駆け引きに虜になってしまうのです。
さくさくとした食感も楽しめる
大人の和菓子として人気があるはっさく大福は、食感の妙も人気の秘密です。包み込む大福は歯に柔らかく当たり、中心に潜むみずみずしいはっさくは、さっくりと歯切れが良い柔と剛です。
水分がたっぷりのフルーツと、それを吸い取るようなお餅の質感の違いも、1度舌に触れれば病みつきになってしまいます。
フルーツのサクサクとお餅のもっちり、みずみずしさとしっとりさ、そして甘酸っぱく苦みもあるはっさくとまろやかなあん。絶妙な組み合わせが、はっさく大福の人気の秘密でしょう。
「はっさく大福」の賞味期限は?
大人の顔を持つ、まさに「味の妙」を表現しているはっさく大福は、広島土産として今、人気がうなぎのぼりの和菓子です。それほど絶妙なバランスを保っている人気の和菓子なら、はっさく大福を手土産にしたいと思う人も多いでしょう。
手土産でなくとも、自宅用に持ち帰りたいと思う人は多いはずです。そこで気になるのが「賞味期限」ではないでしょうか。手土産にしても自宅用にしても、賞味期限が短ければ、場合によっては数を買って帰ることはできません。
賞味期限は3~4日程度
はっさく大福は和菓子の種類で言うなれば「生菓子」です。水分が豊富に含まれた生菓子は、日持ちさせるのは難しく、賞味期限は短いです。生フルーツが使われたはっさく大福の賞味期限は、販売店によって異なりますが、3日から4日に定められています。
大福餅自体の賞味期限も長くありませんし、生フルーツ自体の賞味期限も短いです。はっさく大福が最大4日の賞味期限であることも、理解できるでしょう。
なるべく涼しい場所で保管
賞味期限が短いはっさく大福はデリケートな和菓子なので、保存にも気を使いましょう。はっさく大福は「涼しい場所」での保存が正解です。特に夏場は外気温が暑くなるため、賞味期限内でもはっさく大福が傷む可能性があります。
その日中に食べるのであれば、常温保存でも良いですが、夏場1日を超える場合は冷蔵庫などではっさく大福を保存し、賞味期限内に食べるようにしましょう。ただしはっさく大福を長時間冷蔵保存すると、お餅部分が硬くなり、美味しく食べることができません。
賞味期限に問題はありませんし、冷蔵保存なので品質にも問題はありませんが、はっさく大福の魅力の1つである食感が失われます。お餅部分が硬くなった場合は、室温で柔らかくなるまで待ちましょう。
賞味期限内にはっさく大福を食べきれない場合は、保存方法として、はっさく大福を「冷凍保存」することもできます。その場合、賞味期限4日のはっさく大福を、1か月もたせることができます。ただ冷凍すると、はっさくに苦みが増すと言われています。
はっさく大福は、ベストな食べごろ温度があり、それが15度~20度と言われています。冷蔵保存した場合も、冷凍保存の場合も、無理矢理解凍せずに、はっさく大福を室温で自然解凍して、食べごろ温度になるまで待つと美味しくいただけるでしょう。
「はっさく大福」の販売店
広島で、はっさく大福を販売している和菓子店を見つけるのは、それほど大変ではないでしょう。地元広島っ子であれば、ひいきのはっさく大福販売店があるはずです。では地元以外の人が、美味しいはっさく大福の販売店を見つけるにはどうすれば良いでしょうか。
1軒1軒はっさく大福の販売店で、はっさく大福を1つずつ買って回ることもできませんので、ここは地元の人々から人気がある販売店をいくつかご紹介します。
はっさく大福の元祖と言われる販売店、ネット販売も行っているはっさく大福販売店など、好みのはっさく大福販売店が見つかります!
「餅菓子のかしはら」
はっさく大福の元祖と言われるはっさく大福販売店「餅菓子のかしはら」です。もともとの店舗ははっさく誕生の地「因島」にありましたが、2013年に広島市内に店舗移転しています。餅菓子のかしはらでははっさく大福の先祖となる「みかん餅」を作っていました。
因島の名物土産を作るため、そのみかん餅でしろあんと名産のはっさくを包み込んだのがはっさく大福です。平成元年から3年の月日をかけて、はっさく大福は開発されたと言われています。餅菓子のかしはらのはっさく大福は、15度~20度の間が食べごろ温度です。
柔らかいみかん餅で、優しくしかしこっくりした甘さの白あん、舌先に苦みが感じられるシャキッとしたはっさくを包んだ、手のひらサイズの大福は、全国的に有名です。元祖と言われるだけある、1つで甘さも苦みも酸っぱさも、すべて堪能できるはっさく大福に仕上がっています。
餅菓子のかしはらのはっさく大福は、人気ソムリエや有名人など、著名人がわざわざ販売店まで足を運んで購入するほど人気があります。全国的にも名が知れているはっさく大福で、広島市内に多くの販売店舗を持っています。
餅菓子のかしはらの販売店は、本店以外に広島駅やサービスエリア、道の駅など、さまざまな場所にあります。広島市内でかなり多くの、餅菓子のかしはらのはっさく大福を見つけることができるでしょう。土産物に買うのに大変便利です。
餅菓子のかしはらは、フルーツ大福に特化した和菓子店で、はっさく大福以外にも「甘夏」「レモン」「ブルーベリー」など、今まで見たこともないフルーツ大福が揃っています。注文はFAXで受け付けている、広島で知らない人はいない大型のはっさく大福販売店です。
住所 | 広島県広島市西区観音町9-4 |
電話番号 | 082-208-2236 |
「はっさく屋」
東京や京都などにも店舗を構えているはっさく大福販売店「はっさく屋」は、本店がはっさく誕生の地、因島にあります。はっさく屋は先ほどの「餅菓子のかしはら」で修行した人が開業した和菓子店ですから、餅菓子のかしはらのはっさく大福と同じ大福と見て良いでしょう。
餅米とみかんの皮を一緒に蒸して、その後石臼で餅米、みかんの皮を一緒につき、みかん餅ができあがります。ふわっと華やぐ香りのみかん餅がつきあがれば、白あんに包まれたはっさくをみかん餅で包み、はっさく大福が完成します。
はっさくの皮を剥くところから、白あんに包む工程、みかん餅で包み、包装までを一貫して人の手で1つ1つ手作りしているのが魅力です。はっさく屋ははっさく大福の注文をFAXでも受け付けていますから、因島へ行けない人は利用してみましょう。
はっさく屋もフルーツ大福をメインとする和菓子店で、「ジャンボいちご」や「みかん」など、みずみずしいフルーツを柔らかく弾力のあるお餅で包んだ、オリジナルフルーツ大福が人気です。フルーツ大福に合わせているのは、自家製のまろやかな白あんです。
住所 | 広島県尾道市因島大浜町246-1 |
電話番号 | 0845-24-0715 |
「昇福亭」
オーソドックスな白あんのはっさく大福もさることながら、「昇福亭」ではこしあんのはっさく大福もいただくことができます。白あんとフルーツがマッチするのは、多彩な味覚を持つ人ならおわかりでしょう。昇福亭のこしあんとはっさくのはっさく大福もまた、美味しいのです。
控えめな甘さで、どこか水羊羹テイストを思わせる滑らかなこしあんの中に、ジューシーなはっさくが隠されています。断面のカラーも美しく、白あんのはっさく大福と、こしあんはっさく大福の2種類を、食べ比べて楽しむのがおすすめです。
昇福亭にははっさく大福の兄弟商品として、お餅部分にレモンの皮、白あんにはレモン果汁を練り込んだ「レモン大福」もあります。はっさく大福はマストバイですが、広島のもう1つの名産であるレモンを使った、透き通る爽やかさのレモン大福も体験してみたいものです。
住所 | 広島県尾道市東土堂町11-24 |
電話番号 | 0848-37-2299 |
「松愛堂」
「松愛堂」は大正10年創業の、老舗お菓子処です。和菓子、洋菓子、慶弔菓子などさまざまなお菓子を扱っている大御所です。幅広くお菓子を取り扱っているだけあり、ホームページ上でネット通販も行っているお菓子処となります。
はっさく大福は杵つき餅で白あん、はっさくを包み込んでおり、しっかりした弾力あるお餅と、さくっとしたはっさくの対比がとても楽しく美味しいです。白あんの繊細な甘さは、クール便でお届けとなります。
松愛堂にははっさくを使った和菓子がはっさく大福以外にもあり、似た商品で「はっさく餅」があります。こちらは杵つき餅ではなく外側の餅は柔らかい「求肥」です。はっさくピールペースト、生クリームを求肥で包んだ、和洋菓子で、一口サイズとなります。
白あんのはっさくピールと生クリームの、和洋コラボレーションは、新しい食感と味わいです。子供から大人まで楽しめる商品でしょう。「はっさく白あん」が爽やかな「はっさくんのおへそ」ははっさくどら焼きです。爽やかな風味のどら焼きは斬新で、新しい和菓子を体験できます。
住所 | 広島県尾道市栗原西2丁目7-17 |
電話番号 | 0848-23-3105 |
「中屋本舗」
「中屋本舗」ははっさく大福のネット通販も行っているお菓子処です。中屋本舗のはっさく大福の賞味期限は4日間で、尾道の土産物として、多くの人が自宅へ連れ帰っています。大粒のはっさくと、自家製の白あん、もっちりしたお餅のはっさく大福は、ネット通販でも人気です。
中屋本舗のはっさく大福は、尾道土産として、新幹線の駅でも販売されています。はっさく大福を土産物とする人も多いですが、中屋本舗ではっさく大福以外にも土産物におすすめのお菓子がたくさん揃います。
北海道生乳がたっぷり使われた「バターケーキ」や、リッチなコクが多くの人の舌を喜ばせる「フィナンシェ」など、比較的日持ちするお菓子もあります。はっさく大福はすぐいただく用として購入し、後日ゆっくり日持ちする土産物も一緒に選ぶことができるでしょう。
住所 | 尾道市高須町東新涯4835-3 |
電話番号 | 0848-47-3070 |
「はっさく大福」はネットでも購入可能
大人のほろ苦さが大福に詰め込まれたはっさく大福は、ネット通販も可能です。なかなか広島へ出向く予定がない人は、ネット通販で本場のはっさく大福を手に入れましょう。
お取り寄せできるお店も
販売店情報ですでにご紹介しましたが、広島で人気のはっさく大福販売店の中でも、ネット通販を受け付けているところがあります。
人気販売店のはっさく大福なら、味も確かでしょうから安心してネット通販することができます。ネットでの注文方法や支払い方法は、各販売店のホームページをチェックしましょう。
楽天やアマゾンでも購入可
ネットショップ大手の「楽天」や「Amazon」で検索しても、はっさく大福を見つけることができます。はっさく大福の価格を他店と比較してネット通販したいなら、楽天やAmazonなどは便利でしょう。ポイントがたまっている人やショップの会員になっている人も、お得です。
ネット通販ではっさく大福を購入するなら、はっさく大福の賞味期限も考慮して、ネットショップを選ぶ必要があります。楽天やAmazonなどで販売店情報をチェックして、はっさく大福が到着するまでに何日かかるか確かめておきましょう。
ネット通販を利用する場合も、はっさく大福の賞味期限は3日から4日ですから、到着してすぐに食べなければならないのであれば、数を考慮する必要があります。
冷凍状態で通販できるはっさく大福もあるので、最初から冷凍保存を考えているなら、冷凍のはっさく大福を選ぶのもおすすめです。上手くネット通販を利用すれば、広島から遠く離れた場所に住んでいても、食べればたちまち虜になると言われるはっさく大福をいただけます。
広島のアンテナショップでも販売
はっさく大福を東京でも手に入れる方法があります。その方法とは広島の「アンテナショップ」で手に入れる方法です。人気アンテナショップ「TAU」では、毎週月曜と火曜日に、はっさく大福が販売されています。
東京都内に住んでいる人や、銀座が通勤圏内の人は、広島へ行かずともはっさく大福をアンテナショップで手に入れることができますから、おすすめです。
1日600個売れる
TAUで売れるはっさく大福の数は、1日に600個を超えます。最短で4時間で600個売り上げたこともあるようです。柔らかで、しかし歯ごたえも感じられるお餅に、まろやかな白あんと、フレッシュなはっさくは、複雑な大人の美味しさでリピーターが続出しています。
こってりと甘すぎない生菓子なので、1人で2つ、軽く食べられるのがはっさく大福の魅力です。1日600個は、はっさく大福にとって、それほど難しい数ではないのかもしれません。広島の銘菓、はっさく大福の味を確かめたい人で銀座が生活圏内の人は、ぜひ「TAU」を訪れましょう!
「はっさく大福」は一度食べたらクセになる味!
甘さと苦さの絶妙な駆け引きと、サックリもっちり食感の妙で、1度食べると病みつきになってしまうのがはっさく大福です。柑橘フルーツが苦手な人も、たちまちリピーターです。因島の恵みを受けたはっさく大福は、通販してでも食べたいフルーツ大福と言えるでしょう。