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淡路島の遊園地「ONOKORO」って?
淡路ワールドパークONOKORO(オノコロ)は兵庫県の淡路島にある遊園地で、子供から大人まで楽しめるテーマパークです。11万7000平方メートルの広大な敷地は、アトラクション、ミニチュアワールド、遺跡の世界、童話の森、恐竜ワールドのエリアに分かれています。
ONOKOROでもっとも人気があるのはミニチュアワールドです。世界各国の有名建築のミニチュアが集められ、淡路島にいながら世界旅行に行った気分になれます。観覧車やメリーゴーランドといった遊園地の人気アトラクションも揃っています。
ONOKOROにあるのはアトラクションだけではありません。家族や友達、カップルでも楽しめるものづくりの体験教室があります。ジェルキャンドルや輪ゴムピストル、淡路島特産のお香づくりまで、さまざまなものづくりが1時間以内で体験できます。
子供たちが大好きなステージショーを観覧できるイベントステージもあります。淡路島ゆかりの兼高かおるさんの資料館や淡路島の歴史を感じられる辰悦丸の展示があり、地域密着型の遊園地です。
ほかの遊園地にはない、海を眺めながらのんびりできる足湯があるなど、子供から大人まで楽しめるさまざまなエンターテイメントが集められた遊園地です。
ONOKOROはすべての人が楽しめる遊園地なので、バリアフリー対応がされていて車いすでもレストランやショップに入れます。車いすのレンタルがあり、身障者用トイレも完備されています。
園内には授乳室が4か所あり、トイレにはオムツ交換用の簡易ベッドもあります。ベビーカーのレンタルもあるので小さな乳幼児連れでも安心です。ペットカートやケージがあれば、大切な家族の一員であるペットと一緒にONOKOROに来ることができます。
世界旅行気分を味わえるテーマパーク!
ONOKOROは「ワールドパーク」の名の通り世界旅行気分を味わえる遊園地です。淡路島にいながら時間も空間も超えた自由な旅を体験できます。
「ミニチュアワールド」では世界遺産にもなっている有名建築が25分の1スケールで再現されていて、30分もあれば世界旅行ができてしまいます。「遺跡の世界」ではエジプトやメキシコにある古代文明の彫刻や遺跡が展示されています。
「童話の森」では、赤ずきんや3匹のこぶた、アラビアン・ナイトや西遊記など、世界の有名な童話の登場人物たちが子供たちにも馴染みやすいかわいらしい展示になっています。「恐竜ワールド」ではティラノサウルスやトリケラトプスといった人気の恐竜たちの迫力満点の姿が見られます。
海外だけでなく、古代の世界や恐竜の時代、空想の世界まで自由な旅ができます。写真撮影に最適なスポットでもあります。旅行の思い出として、SNSでいいねがもらえる写真として、最高の1枚が撮れます。
ONOKOROで世界旅行気分が味わえるのはミニチュアワールドだけではありません。園内のあちこちに恐竜がいたり、ピラミッドがあったり、世界各国の衣装の顔出しパネルがあったりと、さまざまなワールドを体験できます。
「兼高かおる旅の資料館」では、神戸出身のジャーナリスト兼高かおるさんが旅した150か国以上の旅のコレクションが展示されています。民芸品や人形、映像や写真など、兼高かおるさんが実際に訪れた本物の世界旅行を一緒に体験した気分が味わえます。
淡路島の遊園地のアトラクションはこちら!
ONOKORO には25のアトラクションがあります。ジェットコースターのような絶叫マシーンはありません。保護者同伴なら乳幼児でも楽しめて、小学生なら1人でも楽しめるものがほとんどです。
小さな子供でも安心なアトラクションばかりで、大きな子供や大人は退屈してしまうのかと言うとそうではありません。
ジップラインアドベンチャーやシューティング体験は大人でも夢中になってしまいます。さまざまな仕掛けのある立体迷路は仕掛けが随時更新されるので、何度行っても楽しめます。
3つのタイプのアトラクションを体験しよう
ONOKOROには体験型、ライド系、室内型の3つのタイプのアトラクションがあります。体験型アトラクションで人気があるのは「ジップラインアドベンチャー」です。10人から15人のパーティでコースを回ります。インストラクターがしっかりサポートするので、初めてでも安心です。
わくわくコース、シーサイドコース、マウンテンコース、ヤシの木コースというタイプの違う4種類のコースを体験できます。全長110メートルのシーサイドコースでは海を眺めながら滑空でき、淡路島の遊園地ならではの体験ができます。
施設にレインコートが用意されていて、雨の日でも体験ができます。体験できるのは1日2回で、11:00からの回と15:00からの回があります。
事前予約制のアトラクションで、遊園地の入園料とは別に2500円かかります。身長や体重の制限があるので、詳細は公式ホームページをご確認ください。
体験型アトラクションはほかにもあります。ONOKOROにはシューティング体験ができるアトラクションが3種類あります。
30種類のエアガンから好みのエアガンを選べる「シューティングレンジ」、液晶モニターに映ったターゲットをBB弾で打つ「ガンアリーナ」、小さな子供でも遊べる「バズーカパイレーツ」など、好みや年齢に合わせて遊べます。
懐かしさのある体験アトラクションもあります。「芝すべり」では大人も童心に帰ってしまいます。体を使う体験だけではなく、水槽の中の砂から宝石を見つけ出す「宝石さがし」もあります。見つけた宝石を体験教室に持っていけば、アクセサリーやキーホルダーを作れます。
ライド系アトラクションでは、乗り物に乗ってさまざまな体験ができます。「ワールドクルーズ」は、ゴンドラに乗り込んで7つのミニチュア世界を巡ります。所要時間約8分の世界旅行です。「ファンタジートレイン」は機関車に乗って童話の森を一周できます。
「ロマンチックドライブ」はおしゃれなクラシックカーに乗ってのんびりと世界旅行気分を味わえます。自動運転なので5歳以上なら子供だけでも乗れます。「周遊エコ列車 おのころ号」に乗れば電動列車で園内を回れます。
「ウォーターショット」は、車に乗って水鉄砲で仕掛けつきの的を打ち抜きます。「フロッグスイング」は2019年11月に新しくできたばかりのアトラクションで、大人4人と子供8人が乗れる大きなブランコです。
「キッズランド」には子供たちが大好きなトーマスや恐竜がコイン式の乗り物になって遊べます。遊園地の定番「メリーゴーランド」やくるくる回せるコーヒーカップの「フレンチカフェ」もあります。高さ60mの「大観覧車ONOKORO」に乗れば、大阪湾を一望できる絶景が楽しめます。
遊園地の室内型アトラクションといえば、定番はお化け屋敷です。ONOKOROには、極寒の世界で雪女に出会える「雪女~マイナス20℃の世界~」や、数々のゾンビから逃げる「ゾンビの館」があります。
全世代が楽しめる遊園地ONOKOROなので、もちろん怖いアトラクションばかりではありません。大人でもクリアが難しい「3階建て立体迷路」や、0歳の赤ちゃんから楽しく遊べる「あそびワールド」など、幅広い年齢の方が楽しめます。
のりものフリーパスが便利でお得
淡路島の遊園地ONOKOROで遊ぶなら、のりものフリーパスの利用をおすすめします。ONOKOROでは、アトラクションごとに300円から600円の料金がかかります。のりものフリーパスは1人税込み3000円で、ほとんどの乗り物に乗れます。
のりものフリーパスがあれば、同じアトラクションに何回も乗ることができます。大型のエアチューブに入って水の上をぐるぐる回る「アクアチューブ」は3分で1人600円です。3分だけでは満足できずに何回もやるなら、のりものフリーパスがあるとお得です。
ONOKOROのアトラクションは、小学生なら1人で乗れるものがほとんどです。家族旅行でONOKOROに行くなら、子供が小学生未満なら大人も一緒にのりものフリーパスを買い、小学生以上なら大人は必要なアトラクションだけ料金を払う方法がお得です。
一部、のりものフリーパスの利用できないアトラクションもあります。「ジップラインアドベンチャー」「シューティングレンジ」「ガンアリーナ」「キッズランド」は現金のみ、「宝石さがし」「ゾンビの館」はのりもの券のみの利用になります。
淡路島の遊園地で必見のミニチュアワールドって?
淡路島の遊園地ONOKOROに来たら絶対はずせないのがミニチュアワールドです。アトラクションたっぷりの遊園地は縁遠くなった大人でも、ミニチュアワールド目当てにONOKOROを訪れるほどです。
大人気のミニチュアワールドですが別途料金はかからず、ONOKOROの入園料だけで見ることができます。ミニチュアワールドには世界中の有名建築が集められ、歩いているだけで世界旅行気分が味わえます。ミニチュアは精巧な作りで、まるで本物をミニチュアサイズに縮めたようです。
並んで写真が撮れるサイズなので、凱旋門をくぐり抜けたりピサの斜塔を支えたりと、個性的な写真が撮れるフォトスポットとして女性にも大人気です。
ミニチュア建築の周りに置かれた小さなフィギュアたちが世界観を作り出しています。フィギュアには有名人も隠れているので、フィギュアに注目するのもミニチュアワールドの楽しみ方の一つです。
ミニチュア建築周辺のきれいに剪定された樹木は、世界の名城との相性が抜群です。タージ・マハルと大観覧車のコラボレーションといった現実にはありえない風景を撮影できるのも、ONOKOROのミニチュアワールドならではの楽しみです。
世界各国の有名建築物を楽しめるエリア!
ONOKOROのミニチュアワールドでは世界の有名建築が1/25サイズになっています。イタリアのピサの斜塔、スペインのセゴビア城、フランスのノートルダム寺院、インドのタージ・マハル、中国の万里の長城など世界中の建築を眺めながら世界旅行ができます。
ロシアの聖バシリー寺院やイランのマスジット・イ・シャーは、カラフルな色彩まで忠実に再現されています。ドイツのノイシュバンシュタイン城やスイスのシヨン城は、まるで物語の世界に入り込んだ気分になれる美しさです。
イギリスのバッキンガム宮殿ではミニチュアフィギュアの兵隊の行進が見られたり、バンコクのワット・アルン(暁の寺)に集う人々がいたりと、建築物だけではなくフィギュアも見逃せません。
ピサの斜塔とエトワール凱旋門の周辺にはフィギュアがなく、近づいて写真撮影をしやすくしてくれているONOKOROの心づかいが感じられます。
これらの建築を本当に世界旅行に行って見ようとするなら膨大なお金と時間がかかりますが、ONOKOROなら入園料だけで約30分で世界旅行ができてしまいます。
淡路島の遊園地でレストランやショップを楽しもう!
遊園地でたくさんアトラクションに乗ったりいろいろな体験をしたら、お腹が空いてしまいます。ONOKOROには「イル・マーレ」「ダイナマイトキッチン」「パームツリー」「ONOKOROパーラー」の4つの飲食店があります。
本格的に食事をするなら「イル・マーレ」、ほかの3店舗はアメリカンドッグやフライドポテトなどの軽食や、ソフトクリームやドリンクを楽しめます。
特にソフトクリームは、淡路島の名物です。淡路島は酪農に適した土地で、「淡路島牛乳」も生産されています。軽食が食べられる3店舗すべてで「淡路島ソフト」が販売されています。
遊園地に行ったらお土産も欠かせません。ONOKOROには2種類のショップがあります。「淡路ええもん本舗」ではさまざまなお土産を買えます。「産直市場おのころ畑」では、遊園地でありながら新鮮な淡路島の野菜を買うこともできます。
「イル・マーレ」で淡路牛を味わおう
「イル・マーレ」は海の見えるレストランです。白と青を基調にした建物には開放的な大きな窓があり、窓の外には大阪湾が広がります。淡路島の遊園地にいながら南国リゾート気分を味わえます。
イル・マーレのおすすめは淡路牛を使ったメニューです。淡路島は海に囲まれているので魚介類が名物だと思われやすいですが、牛肉も有名です。淡路牛とは淡路島で生まれ育った牛です。
淡路牛焼肉丼や淡路牛ローストビーフ丼は、淡路牛の旨味を存分に堪能できます。淡路牛ハンバーグランチは、淡路牛と淡路島名産玉ねぎのコラボレーションを味わえます。
イル・マーレでは淡路島の野菜も味わえます。淡路牛のハンバーグと淡路島の野菜をふんだんに使ったおのころバーガーや、名産の玉ねぎが丸ごと入った淡路玉ねぎカレーも人気です。
淡路島ならではの海の幸も味わえます。4月から12月上旬までの期間限定で味わえる生しらす丼は絶品です。子供に大人気のカレーやうどんなど、お子様メニューも充実しています。
「淡路ええもん本舗」で特産品をゲット
「淡路ええもん本舗」は、ONOKOROオリジナルのお土産だけではなく淡路島の特産品も買えるお店です。淡路島名産の玉ねぎを使った食品が大人気で、スープやせんべい、ドレッシングなど幅広いラインナップが揃っています。
カラフルなラベルがかわいい淡路島のクラフトビール「あわぢびーる」や淡路島が生産高日本一の線香など、商品を見ているだけで淡路島の新たな魅力を見つけられます。
店内の奥には広々としたキッズスペースがあり、大人が買い物をしている間子供は遊んでいられます。買い物に飽きた子供に「早く帰りたい」と急かされることなくのんびりと買い物できます。
淡路島の遊園地にはこんな施設も!
淡路島の遊園地ONOKOROの魅力はミニチュアワールドの世界旅行体験だけではありません。ONOKOROには一般的な遊園地ではなかなか見ない珍しい施設もあります。
幅広い年代やさまざまな趣味の人が同時に楽しめるのがONOKOROの魅力です。ほかの遊園地ではあまり見られない、ONOKOROならではの施設をご紹介します。
景色と足湯が楽しめる!
海沿いに面した「シーサイドプロムナード」には、海を見ながら足湯に入れるスポットがあります。広々とした海と青い空、海を行き交う船を眺めながら足湯で足を温めれば、日頃の疲れも吹き飛びます。
普段の仕事の疲れから、子供と一緒に遊び回った遊園地の疲れまで、絶景の足湯が癒やしてくれます。子供たちも珍しい足湯を見れば、思わず入ってみたくなるでしょう。100円でタオルの販売もあるので、準備がなくても気軽に利用できます。
鉄道好きはマスト!「本格ジオラマ」
ONOKOROでミニチュアの世界旅行を楽しめるのはミニチュアワールドだけではありません。「ヨーロッパ大型鉄道ジオラマ」では、ドイツ製の本格的なジオラマが楽しめます。縦4.5m、横14.25mという大きなサイズで、ドイツ製の本格的なジオラマが楽しめます。
ドイツやスイス、アメリカの鉄道列車が走ります。列車はマスコントローラーで運転できるので、ただ眺めて楽しむだけではなく実際に体験できます。
建物もドイツやスイス、アメリカの風景を再現していて、人間や動物の小さなフィギュアとともに世界観を作り出しています。子供はもちろん、電車好きの大人やミニチュア好きの大人でも楽しめるジオラマです。
淡路島の遊園地の営業情報をチェック!
ONOKOROの魅力を知れば知るほど、実際に足を運んでみたくなります。ミニチュアワールドの世界旅行や遊園地で入る足湯はONOKOROに行かなければ体験できません。入園料金と営業時間、交通アクセスをご紹介します。
入園料金と営業時間
入園料金は大人(中学生以上)1400円、子供(4歳から小学生)は700円、3歳以下は無料です。障がい者割引もあり、大人も子供も半額の料金で入場できます。障がい者1名につき付き添いの方1名も半額です。
入園料とフリーパスのセットは、大人(中学生以上)4400円、子供(4歳から小学生)は3700円です。淡路島の遊園地ONOKOROで思いきり遊ぶならフリーパスがお得です。
営業時間は季節によって変わります。3月から9月は9:30から17:30、10月から2月は9:30から17:00で、どちらの時期も平日は10:00開園です。春休み期間中は9:30から17:30、夏休み期間中は9:30から18:00まで営業しています。
定休日はなく、年中無休です。年末年始も休まず営業していて、お正月には獅子舞が来ます。帰省や年末年始の旅行のついでにもONOKOROに行くことができます。
アクセス方法はこちら
アクセスは、車の場合津名一宮ICから約15分です。乗用車1000台が駐車できる広大な駐車場を無料で利用できます。駐車場には電気自動車の充電スポットもあるので、電気自動車の方でも安心です。
神戸方面から行くなら高速バスが便利です。JR舞子駅高速舞子バス停から約45分で「ワールドパークおのころ」停留所に行けます。淡路ワールドパークONOKOROは下車すぐです。
お得な高速バス往復券付き入園セット券もあり、大人3400円、子供1700円です。神姫バスの神戸三ノ宮窓口で販売しています。
高速バスのほかのルートは、JR大阪駅・阪急梅田駅からは約1時間45分、JR徳島駅からは約1時間20分です。津名港ターミナルで路線バスに乗り換えます。4番乗り場から洲本方面行きに乗ると約7分で到着します。
住所 | 兵庫県淡路市塩田新島8番5 |
電話番号 | 0799-62-1192 |
淡路島の遊園地で海外旅行気分も楽しもう!
淡路ワールドパークONOKOROは、遊園地全体で世界旅行気分を楽しめます。ミニチュアワールドの写真を見せてあなたが海外旅行に行ったと思ったお友達に、淡路島名産のお土産を渡せばびっくりしてしまうでしょう。
ONOKOROの魅力は体験してみるのが一番です。次の休みには足を延ばして淡路ワールドパークONOKOROに行ってみましょう。