なすを冷凍するとなぜまずくなるのか?美味しく食べる冷凍・解凍方法やレシピも紹介

なすを冷凍するとなぜまずくなるのか?美味しく食べる冷凍・解凍方法やレシピも紹介

一年中手に入りやすく、和洋中どんな料理とも相性がいい「なす」は、夏から秋にかけて旬を迎える野菜です。なすは冷凍野菜として見かけることも多くなりましたが、自分で冷凍するとなぜかまずいという経験をした人もいるはず。そこで今回は、なぜなすを自分で冷凍するとまずいのか、上手に冷凍するコツはあるのかについて紹介します。

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    記事の目次

    1. 1.なすを冷凍保存するとなぜまずいのかを調査
    2. 2.なすを冷凍保存するとまずい原因は?
    3. 3.なすがまずくならない冷凍方法のポイント
    4. 4.なすがまずくならない解凍方法のポイント
    5. 5.冷凍保存したなすを使ったおすすめレシピ5選
    6. 6.なすを冷凍するとなぜまずいのか?調査結果まとめ

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    なすを冷凍保存するとなぜまずいのかを調査

    なす
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    和洋中どんな料理にも変身する「なす」は、1年を通して購入しやすい万能野菜です。冷凍野菜として売られていることも増え、常備している人も多いでしょう。ところが、なすは自分で冷凍するとなぜかまずくなることがあります。

    そこで本記事では、なぜ自分で冷凍したなすはまずいのか、上手に冷凍する方法はあるのか、美味しい食べ方はあるのかについて紹介します。

    なすを冷凍保存するとまずい原因は?

    なす
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    自分でなすを冷凍するとまずくなる原因は、主に2つあります。1つ目は、なすは水分を多く含む野菜だということです。冷凍することでなすの中の水分が凍り、解凍したときに食感が悪くなるのでまずく感じます。

    2つ目は、冷凍すると皮がかたくなることが原因です。実の部分は柔らかく、皮はかたくなるので、皮の存在感が目立ち、まずく感じます。しかし、どちらもちょっとした工夫やひと手間を加えるだけで簡単に解消し、美味しい冷凍なすにできます。

    なすがまずくならない冷凍方法のポイント

    冷凍
    ロゴPhoto by jouer[ジュエ]

    なすは冷凍する前にちょっとした手間を加えることで、美味しく冷凍できます。今回は生で冷凍する場合と、加熱してから冷凍する場合に分けて紹介します。

    なすを生のまま冷凍する場合のポイント

    なすを生のまま冷凍する場合は、冷凍する前にしま目に皮をむいて、食べやすい大きさに切ってから冷凍するといいでしょう。食べやすくカットした後は、10分ほど水に浸けてアク抜きをし、良く水分を拭いてから冷凍用保存袋に入れて冷凍します。

    一口サイズや乱切り、くし切りなど、切り方はどんな切り方でも大丈夫です。丸のままでも冷凍できますが、その際も皮をむいておくと調理したときに食べやすいのでおすすめです。

    なすを加熱してから冷凍するポイント

    市販されている冷凍なすのほとんどは、加熱された状態で販売しています。加熱の仕方は、焼く・揚げる・電子レンジの3つです。加熱してから冷凍すると調理時間が短縮されますし、食感が変わりにくいので違和感なく食べられるでしょう。

    【なすを焼いてから冷凍する場合】

    1. なすの皮に切れ目を入れる
    2. トースターやオーブンで黒くなるまで焼く
    3. 熱いうちに皮をむいて、粗熱を取る
    4. 食べやすい大きさに切って小分けにしてラップで包む
    5. 冷凍用保存袋に入れて冷凍する

    【なすを電子レンジで加熱してから冷凍する方法】

    1. 食べやすい大きさに切って、10分ほど水にさらしてアクを抜く
    2. 水分をよく拭いて、耐熱皿に並べ、ふんわりとラップをする
    3. 600Wで5分ほど加熱する
    4. 粗熱を取って、余分な水分をふき取って冷凍用保存袋に入れて冷凍する

    【なすを揚げてから冷凍する方法】

    1. 食べやすい大きさに切って、10分ほど水にさらしてアクを抜く
    2. よく水分をふき取って、油で素揚げにする
    3. キッチンペーパーなどの上に乗せて油を切り、粗熱を取る
    4. 重ならないように冷凍用保存袋に入れて、金属トレーに乗せて冷凍する

    なすがまずくならない解凍方法のポイント

    冷凍なすの美味しい解凍方法は、冷凍した状態によって異なります。生のまま冷凍したなすと、加熱してから冷凍したなすのそれぞれの上手な解凍方法を紹介します。

    生のまま冷凍した場合

    なす
    フリー写真素材ぱくたそ

    生のまま冷凍したなすは解凍せずに、そのままの状態で調理します。そのため、煮物やスープ、煮浸しなどのメニューにおすすめです。

    加熱してから冷凍した場合

    なす
    Photo by whitefield_d

    加熱してから冷凍したなすは、そのままでも食べられますし、好きなメニューに加えて食べるのもおすすめ。冷蔵庫や常温で解凍して、麺つゆなどをかけるだけで簡単に1品完成します。調理して食べる場合は、解凍せずにそのまま加えれば大丈夫です。

    冷凍保存したなすを使ったおすすめレシピ5選

    ここからは冷凍なすを使った簡単なレシピを5つ紹介します。生のまま冷凍したなすでも、加熱してから冷凍したなすでもできるので、上手に冷凍なすを活用しましょう。

    なすのラタトゥイユ

    冷凍なすを使ったラタトゥイユは、野菜の美味しさをたっぷり味わえます。ズッキーニやたまねぎ、パプリカなどを食べやすくカットして油で炒め、トマト缶と冷凍なすを加えて、コンソメや塩コショウで味付けをするだけ。冷やしても温めてもおいしいので、常備菜にもおすすめ。

    なすの煮浸し

    冷凍なすの煮浸しは超スピードメニュー。あと一品欲しい時やおつまみにもぴったりです。耐熱ボウルにめんつゆと水、冷凍なすを加えて、ラップをして600Wで3分ほど加熱するだけ。しばらく置いておくと味が染み込んでよりおいしくなります。

    なす味噌

    ご飯のお供にも、お弁当のおかずにもぴったりで超簡単なのが、なす味噌です。耐熱ボウルに冷凍なす・味噌・みりん・すりごまを入れてよく混ぜて、ラップをして600Wで4~5分加熱して完成です。こっくりした味にしたい場合は揚げてから冷凍したなすを使うといいでしょう。

    なすの南蛮漬け

    冷凍なすはさっぱりとした南蛮漬けにもぴったり。加熱済みの冷凍なすれあれば南蛮だれと和えるだけで簡単に出来上がります。南蛮だれの作り方は簡単で、お酢・麺つゆ・砂糖を混ぜて、好みで生姜やねぎ、ラー油などをプラスします。

    加熱していない冷凍なすを使う場合は、レンジで加熱してから和えるといいでしょう。温かいままでもいいですし、冷やしてそうめんなどと一緒に食べるのもおすすめです。

    なすのエスニック炒め

    なすはエスニック風の味付けもよく合います。食べやすい大きさに切ったパプリカと冷凍なす、ひき肉をよく炒め、ナンプラーや鶏がらスープの素、オイスターソースなどで味付けをするだけ。ご飯や麺にかけて食べるのがおすすめで、パクチーやレモンなどを添えると彩りもいいです。

    なすを冷凍するとなぜまずいのか?調査結果まとめ

    なす
    フリー写真素材ぱくたそ

    自分でなすを冷凍するとまずくなってしまう理由は、水分が多いために食感が悪くなってしまうことが大きな原因です。皮をむいて水分をよく拭いたり、加熱してから冷凍したなすは、まずくなりにくく、さまざまな料理に活用しやすくなります。

    なすを冷凍する際は、調理方法に合わせてカットの仕方や加熱の有無を考えるといいでしょう。なすを上手に冷凍保存して、美味しさを長持ちさせましょう。

    jouer編集部
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