【ローストビーフ】は圧力鍋でおいしくできる!ワインなしOKの簡単レシピも

【ローストビーフ】は圧力鍋でおいしくできる!ワインなしOKの簡単レシピも

一品で華やかさのある肉料理・ローストビーフは、圧力鍋でも簡単&おいしく仕上げられます。圧力鍋は高温×高圧調理するので火が通りすぎずしっとりジューシーなローストビーフに仕上がりますし、便利な電気圧力鍋を使ったレシピも人気があります。

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記事の目次

  1. 1.圧力鍋でも作れるローストビーフの基礎知識
  2. 2.圧力鍋で作るローストビーフの基本レシピ
  3. 3.圧力鍋で作るワイン・タコ糸なしのローストビーフレシピ
  4. 4.圧力鍋の保温機能で作るローストビーフレシピ
  5. 5.ローストビーフは圧力鍋で簡単に作れる!

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圧力鍋でも作れるローストビーフの基礎知識

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牛塊肉を使った豪華な肉料理・ローストビーフ料理は、伝統的なイギリス料理です。ロースト=あぶり焼きの意味があるので、「ローストビーフ=牛肉のあぶり焼き料理」といえます。

これはローストビーフ料理の起源とされるレシピのイメージにぴったりで、初期のローストビーフ料理は牛塊肉をたき火で豪快に焼いて食べるというものでした。

現在はさまざまなローストビーフレシピがありますが、いずれのローストビーフレシピでも牛肉内部の「色」にこだわるのが共通するローストビーフ料理のポイントです。牛塊肉表面には焼き色を付けますが、肉内部は火を通し過ぎないようにします。

肉食材は火が入ると白っぽくなりますが、ローストビーフ料理では肉内部の色がワインのロゼ色をしているのが特長です。ワインのロゼ色に仕上げることによって、ローストした牛塊肉でもしっとりジューシーになります。

ローストビーフ料理は、いろいろなアレンジが楽しめる肉料理としても人気があります。完成したローストビーフ料理は食べる直前にスライスするのが一般的で、ワインを使った濃厚グレイビーソースをかければ華やかなメインディッシュになります。

ローストビーフ本体はシンプルな味付けなので薄くスライスしてレタスやソースと一緒にローストビーフサンドイッチにする食べ方は定番ですし、わさび醤油でさっぱりと食べる和風ローストビーフレシピもおすすめです。

日本ではローストビーフ×どんぶりという独自レシピが誕生し、映える肉料理として若い世代に人気があります。どんぶりの白飯が見えないほどたっぷりと盛り付けられた薄切りローストビーフ丼が登場すると、SNS世代の間で一大ブームとなりました。

今では薄切りローストビーフ丼もさらなる進化を遂げ、トッピングやソース類もバリエーションが豊富になっています。欧米では卵を生食する文化がないので、ローストビーフ料理のトッピングに生卵が加わることは基本的にありません。

しかし日本独自のローストビーフ丼料理では、ローストビーフ×生卵の組み合わせが定番です。ちなみにローストビーフ料理が伝統食でもあるイギリスでは、グレイビー(肉汁)にワインや野菜を加えて作る濃厚ソースが定番のスタイルとなっています。

これに対して日本発祥のローストビーフどんぶりメニューでは、グレイビーソースよりもマヨネーズソースやヨーグルトソースとの組み合わせの方が若い世代から人気があります。

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圧力鍋で作るローストビーフの基本レシピ

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家庭料理としてよく食べられているイギリスでは「ローストビーフ=オーブンで調理」が一般的ですが、オーブン調理だと火加減の調整が難しいです。

その点プロも良く行う湯煎調理は初心者でも失敗なしで作れる方法として人気がありますが、調理時間が約3時間なので手軽に作れるメニューとは言い切れません。その点圧力鍋製品を使った圧力鍋ローストビーフは、ローストビーフ初心者にも時短レシピにもおすすめです。

圧力鍋製品は蓋つき鍋ですが、圧力鍋製品の蓋部には特殊構造が取り入れられています。圧力鍋製品は短時間の加熱で圧力鍋内部が100℃以上の高温になります。

高温加熱によって圧力鍋内部では食材に含まれる水分やソース・煮汁が水蒸気となって充満し、大気以上の高い気圧に変化します。そのため圧力鍋製品は高温×高圧による加圧調理が可能です。

さらに圧力鍋製品は保温調理可能な鍋製品であることも、圧力鍋ローストビーフ料理が作れる理由に挙げられます。圧力鍋製品は短時間でも圧力鍋内部に高圧力が加わりますが、圧力鍋本体を火からおろしても圧力鍋蓋部を取り外さなければ圧力鍋内部には圧がかかり続けます。

もちろん時間の経過とともに圧力鍋内部の圧は下がりますが、圧力鍋蓋部を圧力鍋本体から取り外さなければ火からおろしても加圧調理が可能です。

そのため火加減の調整が難しいローストビーフ料理も圧力鍋ローストビーフレシピにすれば、コツなし・技なし・知識なしのローストビーフ初心者でも失敗なく作れます。

材料

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圧力鍋ローストビーフは牛塊肉を使いますが、ローストビーフ初心者なら失敗が少ない牛もも塊肉がおすすめです。量は好みでよいのですが、1ブロック300gを目安にすると絶妙な火加減で仕上げることができます。

煮汁には赤ワインと香味野菜を使いますが、冷蔵庫によくあるタマネギを使うのがおすすめです。なお調理後の煮汁は煮詰めてソースを作るので、ソースのイメージに合わせて調味料を用意しましょう。

ソースはハーブにバターを加えた伝統的なグレイビーソースも良いですが、和風に仕上げるなら醤油やみりん・砂糖など煮物の定番調味料を使うのもおすすめです。

作り方

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圧力鍋ローストビーフ料理は「圧力鍋で焼き目をつける→圧力鍋で加圧調理する→圧力鍋でソースを作る」が基本の流れです。肉汁には牛塊肉の旨味が含まれるので、牛塊肉に調理用タコ糸を巻き付け形を整えるのが最初の作業になります。

調理用タコ糸を巻き付ける下処理が終わったら、圧力鍋をつかって表面に焼き色を付けましょう。焼き色が付いたら調理用タコ糸をつけたままの状態で牛塊肉を圧力鍋内部から取り出し、赤ワインを使った煮汁を作ります。

煮汁は赤ワインと香味野菜を使いますが、最初に香味野菜を炒めその後赤ワインを加えるだけですから簡単です。赤ワインが沸騰したら調理用タコ糸をつけたままの牛塊肉を圧力鍋に戻し、圧力鍋蓋部を装着して強火にします。

圧力鍋内部に圧がかかったら弱火にして4分加圧し、火を止めましょう。止めた後も圧力鍋蓋部は取り外さず、そのまま約20分放置します。その間も鍋内部では保温調理されるので、火加減調節なしでも問題ありません。

20分経過したら圧力鍋ローストビーフの完成です。あとは鍋に残った煮汁にお好みの調味料を加え煮詰めるだけで、圧力鍋ローストビーフソースも簡単&手間なしで出来上がります。

タコ糸の結び方

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調理用タコ糸の巻き付け方も、手順が分かれば簡単です。縦糸と横糸を組み合わせて網状に巻き付けるのですが、1本の調理用タコ糸ですべて対応できるのであらかじめ調理用タコ糸をカットする必要はありません。

最初に、牛塊肉に対して縦方向で調理用タコ糸を巻き付けます。この縦糸が支柱代わりになるので、しっかりと巻き付けてください。次に横糸の巻き付けです。

全体がネットになるようにしますから、横糸同士の幅はできるだけ等間隔を意識しましょう。さらに縦糸と横糸が交差する部分を十字に絡ませ結び目を作れば、きれいな編み目が作れます。

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圧力鍋で作るワイン・タコ糸なしのローストビーフレシピ

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自宅にある調味料と道具だけで作るなら、赤ワイン&調理用タコ糸なしで作れる圧力鍋ローストビーフ料理がおすすめです。調理用タコ糸で処理する手間がいりませんし、赤ワインを使わないので普段ワインを飲まない人でも気軽に作れます。

材料

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基本の圧力鍋ローストビーフレシピから赤ワインと調理用タコ糸をはずせば、基本の材料になります。味に深みをつける赤ワインを使用しないので、しっかりと味をしみこませるためにもソースのベースは和風にします。

そこで煮汁兼ソースのベースとして使う調味料は、醤油・砂糖・みりんの3種です。さらに甘みに奥行きをつけるため、砂糖とは別にはちみつを用意しましょう。

作り方

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ワイン&タコ糸なしの圧力鍋ローストビーフは、ジッパー付き密閉保存袋で半日程度漬け込みするのが作り方のポイントです。煮汁の材料と用意した牛塊肉をすべて保存袋に入れ、冷蔵庫内で味をしみこませます。

調理する少し前に冷蔵庫内からだし、常温に戻しておきましょう。あとは基本の圧力鍋ローストビーフレシピと同じですが、香味野菜もすりおろした状態で煮汁に加えるので牛塊肉に焼き色を付ければあとは煮汁を加えて加圧調理です。

加圧時間は1分~2分ですが、急激に圧力鍋内部に圧がかかると火が通りすぎます。そのため圧力鍋を加圧する際も強火ではなく弱火で行うのがポイントです。加圧後は火を止め、圧力鍋内部の圧が自然に下がるまでほったらかしにします。

圧が下がったら圧力鍋内部から圧力鍋ローストビーフを取り出しますが、取り出した後の圧力鍋ローストビーフはアルミホイルに包んで保管しましょう。

なお圧力鍋から出来上がったローストビーフを取り出した後は、基本の作り方と同じように煮汁を煮詰めることで子供でも食べやすい甘みのあるソースが簡単に作れます。

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圧力鍋の保温機能で作るローストビーフレシピ

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時短に便利な圧力鍋製品なので、最近は家庭向電気圧力鍋製品も種類が豊富です。そんな家庭向電気圧力鍋製品には保温機能付きモデルがあるので、保温機能を使った圧力鍋ローストビーフレシピも人気があります。

材料

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電気圧力鍋製品を使ったレシピの寺領は、基本の圧力鍋ローストビーフレシピの材料とほぼ同じでOKです。ただし湯煎調理で仕上げるので、耐熱タイプの密閉保温袋が必要になります。

また漬け込んだ牛塊肉を使用するので、下味をしっかりつけるためにおろしにんにく(チューブニンニクでも可)とすりおろしタマネギも用意しましょう。

作り方

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肉を柔らかくするため、最初にすりおろしタマネギで牛塊肉を漬け込みます。30分程度常温で漬け込んだら表面のすりおろしタマネギを取り除き、熱したフライパンで牛塊肉表面に焼き色を付けてください。

あとは密閉保存袋に牛塊肉と煮汁を入れジッパーでとめたら、熱湯を入れた電気圧力鍋に入れます。なお湯煎調理でローストビーフづくりをするのに適したお湯の温度は70℃なので、水を加えて70℃に温度を調節しましょう。

電気圧力鍋の保温機能で約40分湯煎調理した後、70℃のお湯から袋ごと取り出し常温で自然に冷めるまで待てば完成です。漬け込みの際に使用したおろしタマネギに煮汁と好みの調味料を加えて煮詰めれば、電気圧力鍋ローストビーフ専用ソースも完成します。

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【電気圧力鍋】美味しく仕上がるおすすめ11選!人気のメーカーはどこ?
結婚や出産のお祝いギフトにも人気の電気圧力鍋は、手間のかかるレシピを簡単&時短で調理ができるおすすめ家電です。大手メーカーでも電気圧力鍋は人気がありますし、カレーや肉じゃがのような定番レシピ以外にもさまざまな料理が作れる多機能型電気圧力鍋は人気があります。

ローストビーフは圧力鍋で簡単に作れる!

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圧力鍋ローストビーフレシピなら、大きな牛塊肉も火加減の調節なしで簡単に作れます。本格的なローストビーフソースも圧力鍋で一緒に作れますし、電気圧力鍋製品の保温機能を使う圧力鍋ローストビーフレシピもおすすめです。

akemi
ライター

akemi

小学生の娘の子育てに格闘しつつも、毎日の暮らしがちょっぴり楽しくなることを探すのが趣味です。仕事で全国各地をまわった経験から、街で見かけたおもしろいこと、ステキな景色、珍しいグルメなどを紹介します。

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