弘前の観光おすすめスポットを厳選！外せない定番や人気の穴場までご紹介

弘前には沢山の名勝とされるスポットがあります。旅行の時間は限られているものですから全部行くわけにはいきません。そこで、特にその中から観光には定番の外せない名勝を5つ選んでご紹介しましょう。

「岩木山」は標高1625メートルの青森県内で一番高い山です。円錐形で山頂は三つの峰に分かれている火山です。1965年開通の「津軽岩木スカイライン」で8合目まで弘前バスターミナルからバスも運行されています。山麓に嶽温泉・湯段温泉などの温泉があり、観光には外せない人気スポットです。

昭和50年には50番目の国定公園に指定され、岩木山は独立峰で山頂からの展望は視界を遮るものがなく、八甲田連峰や津軽半島、さては、北海道の松前崎まで良好な展望が期待できます。

「最勝院五重塔」は、国指定の重要文化財です。津軽為信が津軽を統一する際、亡くなった敵味方を供養するために建立したとされています。

初層は正面が連子窓、残りの3面が丸窓で、2層以上は窓やデザインを変化させています。屋根の形は宝形とし、心柱は角柱で二重目までで止まっています。総高は31.2メートルで江戸時代に建立されましたが古式を残す優美な塔として観光に外せない人気スポットとなっています。

「世界一長い桜並木」は、青森県道3号・岩木山山麓の百沢～嶽間20キロメートルにわたるオオヤマザクラ約6500本の並木で、岩木山を背景にした桜並木の撮影におすすめの観光スポットです。1985年から10年をかけて植樹されました。

沿道の桜は、弘前公園の桜より1週間～10日程度開花が遅れます。また、沿道内でも標高差があり開花時期が遅れる場所もあるので、弘前公園と合わせると長い期間どこかで桜を楽しめることになります。

「アップルロード」は、正式名称・弘前南部広域農道のニックネームです。旧岩木町・旧相馬村・弘前市西南部のりんご生産地域と大鰐弘前IC近くの国道7号線を結ぶ22キロメートル（30分程度）の道路です。りんごの出荷時に弘前市内の交通渋滞を避けるために造られました。

道路沿いにリンゴ畑が続いており、観光ドライブにおすすめの季節はリンゴの花の咲く春かリンゴの実る秋です。花や実は見た目も、甘い香りも楽しめます。

「瑞楽園」は、宮舘地区の豪農であった對馬家の書院庭園として、2期にわたって工事を行って完成した、津軽地方で独自に発展した庭園流派・大石武学流の枯山水庭園で定番の観光スポットとなっています。

1890年春からの15年間で、大石武学流の第一人者・高橋亭山が先ず造園しました。これを弟子の池田亭月と外崎亭陽が増築し1936年に完成したものです。座観式の庭園で、屋敷に座って眺めて楽しむための造りとなっています。大石武学流庭園の特徴が観察できる国指定の観光資源となる名勝です。

「弘前・観光」に関して誰もが認める定番の観光スポットはもうお知らせしました。しかし、それに比べると知名度は低いものの弘前へ観光旅行に行ったら見るべき価値のある外せない観光スポットも沢山あります。その中からおすすめ穴場観光スポット10ヶ所を厳選しました。

「旧東奥義塾外人教師館」は藩校の稽古館を母体とした私学・東奥義塾が招いた外人教師の住居として、1901年に竣工しました。煙突や張り出し窓に特徴を持つ洋館で県重宝に指定されています。

館内では、2階に明治期の外国人が使っていた家具・調度品がディスプレイされていて当時の生活を垣間見ることが出来ます。また、1階では喫茶店が営業しており、観光に疲れたらコーヒーなどを味わいゆったりと休むことが出来ます。