【オリーブハマチ】は季節限定のブランド品！人気の秘密やおすすめの食べ方は？

香川県のオリジナルブランド魚「オリーブハマチ」をご存知でしょうか。オリーブハマチは他のハマチやブリに比べあっさりとした味わいで食べやすいという特徴を持っています。また、従来のハマチに比べ美しい見た目をしており、魚臭さも少なく、弾力のある歯応えを楽しむことができます。

オリーブハマチを生み出した香川県は、ハマチ養殖の発祥の地です。昭和3年に香川県の引田で、野網和三郎氏の手によりハマチ養殖は事業化しました。

それから80年後、ハマチ養殖開始80年の節目に誕生したブランドハマチがオリーブハマチです。香川県主導で新たな製品を開発する取り組みが進められ、様々な研究や試行錯誤を重ねオリーブハマチは生み出されたのです。

本記事では香川県が生んだブランドハマチであるオリーブハマチの特徴や旬、おすすめの食べ方や人気レシピを紹介します。通常のハマチとは一味違うオリーブハマチの美味しさを是非ご堪能ください。

オリーブハマチ最大の特徴は餌にオリーブ葉の粉末を使用していることです。オリーブ葉には、抗酸化作用の強い成分が豊富に含まれています。オリーブ葉の粉末を添加した餌でハマチを養殖することで、酸化や変色しにくい肉質へと改良され、さっぱりとした味わいを生み出しています。

また抗酸化作用によりメトミオグロビンという成分が抑制される効果も確認されています。この成分が抑制されることで、鮮度が落ちにくく、生で美味しく食べやすい肉質へ改良されるとされています。

オリーブハマチが通常の養殖ハマチに比べて歯応えが良く、さっぱりとした味わいになるのはオリーブ葉のおかげというわけです。

オリーブハマチの餌となるオリーブ葉も香川県産のものを使用しています。香川県海水魚類養殖漁業協同組合では、オリーブ葉に含まれるポリフェノール含量や残留農薬の確認を毎年行い、安全安心で高品質なオリーブ葉をハマチに与えています。

オリーブハマチの養殖は4月から始まります。瀬戸内海のハマチ養殖は少し大きめの魚を生簀に放ち、養殖したハマチを年内に全て販売し切るというスタイルで行われています。

生簀ですくすくと育ったオリーブハマチは9月に入ると出荷が始まります。そしてオリーブハマチは毎年1月半ばくらいに出荷が完了します。

ハマチは水温が冷たすぎると死んでしまうため、1月半ば以降にはオリーブハマチは手に入らないのです。つまりオリーブハマチは9月から1月半ばまでしか食べられない期間限定のブランドハマチというわけです。

オリーブハマチが出荷されている時期は短いですが、その中でも旬である11月頃から1月にかけてのオリーブハマチは一番脂が乗っていて美味しく食べることができます。

旬のオリーブハマチを味わいたい場合には、旬である11月頃から1月にかけてのオリーブハマチをゲットしてください。

香川県のハマチやブリには、アミノ酸やタンパク質、不足しがちなカルシウムやタウリン、ビタミンやDHA、EPAも含まれています。

これに加えオリーブハマチは、オリーブを餌に使っているため、ポリフェノールやコラーゲンなども多く含まれています。オリーブハマチは、美味しく食べれる上に健康にも良い理想のブランド魚なのです。

オリーブハマチは刺身やカルパッチョなど生で食べる食べ方がおすすめです。旬のオリーブハマチなら脂も乗っていて、よりオリーブハマチの美味しさを堪能できます。

天ぷらもオリーブハマチを美味しくいただけるおすすめの食べ方です。あっさりとした味わいなので揚げ物にしてもクドくなく美味しくいただけます。残った刺身や切り身を天ぷらにするのも良いでしょう。

この他にも、煮物や焼き物などの食べ方でもオリーブハマチは美味しくいただけます。色々な料理で色々な食べ方をお楽しみください。

ここからはオリーブハマチの人気レシピを紹介します。オリーブハマチを美味しく食べられる簡単レシピなので是非参考にしてみてください。

まず紹介するオリーブハマチの人気レシピは「オリーブハマチのユッケ風」です。オリーブハマチは弾力のある歯応えも魅力です。オリーブハマチの美味しさと歯応えを堪能できるおすすめのレシピとなっています。

オリーブハマチのユッケ風の作り方です。オリーブハマチ（刺身用）は短冊切りにしておきましょう。ボウルにオリーブハマチを入れ、そこに醤油（大さじ2）・砂糖（大さじ1）・コチュジャン（小さじ1）を加え混ぜ合わせ5分ほど寝かせます。

器にオリーブハマチを盛り付け、中央に卵黄（1個）を乗せ、全体に白胡麻を振りかければ完成です。お好みで海苔やかいわれ大根を散らしても美味しくいただけます。

オリーブハマチをピリ辛な食べ方で楽しめるおすすめのレシピです。ご飯に乗せてユッケ丼にするのもおすすめです。

続いて紹介するオリーブハマチの人気レシピは「オリーブハマチの漬け丼」です。オリーブハマチの漬け丼は、香川でも定番の食べ方です。地元のレストランや食堂で食べるのも良いですが、ここでは自宅で簡単に美味しく作れるおすすめのレシピを紹介します。

オリーブハマチの漬け丼の作り方です。オリーブハマチ（刺身用）は短冊切りにしておきましょう。ボウルにオリーブハマチと醤油（50ml）・みりん（50ml）を加え、1時間ほど漬け込みです。

丼にご飯をよそい、漬け込んだオリーブハマチを乗せます。お好みで青じそ・海苔・ネギを散らして完成です。

オリーブハマチを漬け込むだけで簡単に作れるおすすめレシピです。余ったオリーブハマチの刺身でもつくることができるので、是非試してみてください。

オリーブハマチは通販で手軽にお取り寄せすることが可能です。オリーブハマチを通販しているサイトはいくつかあり、大手通販サイトの楽天やAmazonでも販売されています。

ここで紹介するおすすめの通販は「瀬戸内漁師の海鮮問屋 オリーブハマチ」です。さっぱりとした味わいと軽やかな風味のオリーブハマチを通販で届けてくれます。

その日の一番良いオリーブハマチを選び、養殖場から活きたまま店へ直送します。そして鮮度を保つためにエラや内臓や鱗は取り除き、神経締めを行なった状態で出荷されるため、抜群の鮮度を誇ります。オリーブハマチの内臓や鱗が取り除かれた状態で届くので、調理も簡単に行えます。

この通販サイトは、可能な限り4kgを超えるオリーブハマチを出荷してくれます。出荷始めの9月頃や小割りの切り替え時は若干下回る場合がありますが、できる限り大きなオリーブハマチを通販してくれるのでおすすめです。

オリーブハマチを1本まるごと購入する場合、3種類のカット方法から選ぶことができます。1つはエラ・内臓・鱗を除去した状態、もう1つは各除去後半身おろしにした状態、もう1つは各除去後4分の1おろしにした状態です。

オリーブハマチをハーフで購入する場合には、2種類のカット方法から選ぶことができます。1つは各除去後半身おろしにした状態、もう1つは各除去後4分の1おろしにした状態です。

魚を捌ける人でも、捌けない人でも、好みの調理法に合ったカット方法で注文することができるのが魅力です。自宅用にはもちろん、ギフト用として通販する人も多くいます。

この通販サイトでは初秋から冬までの期間限定でオリーブハマチを販売しています。そのため1月初旬頃になると販売が終了してしまいますのでご注意ください。

香川か誇るブランドハマチ「オリーブハマチ」は、9月から1月中旬までしか食べられない期間限定の魚です。おいしいだけでなく栄養も豊富なので、是非味わってみてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。