尾道の花火大会は広島を代表する人気祭り！日程や駐車場から穴場スポットまで紹介

尾道水道の真ん中で打ち上げられるため、遮るものがなく、少し坂を上った小高い場所からでも花火大会を楽しむことができます。

水中花火は海を、打上花火は夜空を彩り、どの場所から観ても楽しめ、花火だけでなく周りの風景も一緒に観て楽しむことができるのがこの花火大会の魅力でもあります。

水面より少し上で打ちあがる水中花火は遠くでももちろん綺麗ですが、近くで鑑賞すれば迫力と水面に映し出された花火の美しさを堪能できます。同時に打ち上げ花火も上がりますが、それぞれの違う美しさが同時に楽しむことができます。

おのみち住吉花火まつりの見所でもある音楽花火は、花火大会の終盤の締めくくりとして用意されています。打ち上げやスターマインなど様々な花火が音楽に合わせて打ち上がります。グランドフィナーレで用意されている満開のしだれ桜は圧巻です。

年々音楽と花火のシンクロ率が高まり、今では一番といわれる見所になった住吉花火まつりの音楽花火は、他の花火大会ではあまり観る機会がないため観光客からも人気の花火の種類です。

近くで鑑賞すれば、迫力満点の花火を観ることができ、会場より少し離れた高い場所から眺めれば、尾道水道と夜景と花火を一緒に楽しむことができます。海と共に生きる街、尾道だからこそ海や夜景と一緒に鑑賞できる花火大会が開催されるのでしょう。

第1幕「歴史の軌跡」では尾道の歴史を思い起こすプログラムになっており、尾道港開港を祝う花火や商人たちの船出をイメージした花火などが組み込まれ、移り行く時代の変化を表現しています。第2幕「光の羅針盤」ではお花をイメージした花火やインスタ映えの花火が打ち上がるそうです。

第3幕「壮大な海へ」ではこの祭りの見所でもある水中花火が披露されます。海をイメージした点滅花火も見所です。第4幕「輝かしい未来へ」では令和の新時代の幕開けを祝う花火や、輝かしい未来をイメージした花火、最も見所である音楽花火がグランドフィナーレに披露されます。

尾道の歴史から未来へと地元の人々の願いや想いが込められたプログラムになっています。プログラム中にメッセージ花火が組み込まれており、地元の人のメッセージを打ち上げるそうです。

市内有料駐車場と無料駐車場が用意されています。ベイタウン尾道周辺に約1500台、向島地区に約1000台収容可能な無料駐車場があります。駐車場までの案内が公式HPに掲載されているので、向かいたい場所の地図を見ることができます。

花火大会当日は東尾道ベイタウン尾道周辺から有料のシャトルバスが打ち上げ会場周辺「長江口バス停」まで10～15分間隔で運行しています。帰りの際は最寄りのバス停から「車庫行」に乗ってください。

バス料金はベイタウン尾道周辺の「車庫前から長江口」まで片道290円（中学生100円・小学生50円）で乗れます。「ベイタウン入口から長江口」までは片道240円（中学生100円・小学生50円）で乗れます。

尾道市向島地域では「尾道市向島運動公園から尾道市市民センターむかいしま」まで片道210円（中学生100円・小学生50円）で乗れます。

ベイタウン尾道組合会館は、貸会議室や公共施設を含むパブリックセンターです。花火大会当日の駐車場開放時間は17:00～23:00までです。