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ポーランド軍のテントとは?
キャンプをするうえで欠かせないアイテムのひとつに、テントがあります。山や野原などの屋外で野宿をする際、家の代わりとなるテントは形や特性などさまざまな種類が存在します。
今回紹介するポーランド軍のテントは、名前の通りポーランド軍が野宿するときなどに使用していたテントです。ポーランド軍で使わなくなったテントがネットなどで流通し、今では簡単にポーランド軍のかっこいいミリタリーテントを手に入れられます。
ポンチョテントは、他のテントに比べ重みがあります。持ち運びの際には不便を感じますが、寒さや雨、火の粉などに強いという特性があり、丈夫さはポーランド軍のテントの最大のメリットのひとつです。
今回は、ミリタリー好きにはたまらないポーランド軍のテントの特徴や魅力、組み立て方など、ポーランド軍のテントをいろいろな面から掘り下げていきます。
ポーランド軍のテントはポンチョテント
ポーランド軍のテントのスタイルは、ポンチョテントとなっています。ポンチョとは、1枚の布の真ん中に穴をあけた衣装で、寒さや風よけとして中南米でよく着られています。また、雨にも強く、レインコートとして着られることもあります。
ポーランド軍のテントは、寒さに強い木綿でできた分厚めのポンチョ2枚とポール、ペグのみで設営できる簡単な作りのテントです。人が着用するサイズほどの布を使っているということもあり、大きさは他のテントに比べやや小さく、一人用にむいています。
ポーランド軍のポンチョテントは、飾り気がなくおしゃれさには欠けますが、無骨で威厳のある見た目は、ミリタリーファン注目のかっこいいテントです。寒さ、雨、キャンプに欠かせない火にも強く、本格的なキャンプをしたい方におすすめです。
ポーランド軍ポンチョテントは夏より冬向け
ポーランド軍が使用するテントは、寒さに強い作りになっています。ポーランド軍が活躍するポーランドの気候は、年間の平均気温が約8度前後と、1年を通して比較的涼しいという特徴があります。早い地域では10月になると雪が降り始めるなど、寒さに対する対策が必要だからです。
ポーランド軍ポンチョテントの素材は、木綿でできた厚い生地です。分厚めのテントの生地はテントに熱をため込みやすくなっており、日本で使うには夏場より冬場での使用がおすすめです。
ポーランド軍のテントは寒さには強いですが、設営した際に隙間ができてしまうのが難点で、落ち葉などで隙間を埋めるなど、せっかくため込んだ熱を逃がさないようにする工夫や技術も必要となっています。
ポーランド軍のテントをどうしても夏場に使いたいときは、虫対策として蚊帳などの設置、熱さ対策として簡易的な扇風機やクーラー、湿気対策として除湿シートや小型除湿器などを設置するなど、テント内を快適に保つ工夫が必要になってきます。
ポーランド軍のテントはソロキャンプにおすすめ
ポーランド軍のテントは、人が羽織って着る布であるポンチョ2枚をボタンでつなぎ合わせたサイズなので、かなり小さい作りになっており、ソロキャンプにおすすめのサイズとなっています。
ポーランド軍で使用していた際もキャンプを楽しむというよりただ寝るために使われていたため、中は人一人が寝るのに精いっぱいの広さです。家族やカップルでのキャンプの際にはポーランド軍のポンチョテントは選ばない方が無難です。
ポーランド軍のテントはテントの設営もキャンプ上級者であれば比較的簡単で、自然の中で一人になりたいときにおすすめの上級者向けの一人用テントです。
ポーランド軍のテントのサイズは?
ポーランド軍のテントのサイズは、大きく分けて3つあります。ポンチョテントのサイズは、年代によって変わってきます。ポーランド軍が実際に使っていたテントの1番小さいサイズは、丈が160cm~170cmで、年式のほとんどが1970年代~1980年代となっています。
ポーランド軍が使っていたポンチョテントの2番目に大きいサイズであるサイズ2は、丈が170cm~180cm、最も大きいサイズ3は丈が180cm~190cmとなっています。ポーランド軍の兵士に比べ日本人は小柄なため、一人で寝るだけならばサイズ1でも問題はありません。
しかし、ポーランド軍のテントはポンチョを2枚重ねて設営するという特殊な組み立て方であり、大きさはほかのテントに比べて小さめです。コットなどを置きたい場合などは少しでも場所に余裕を持たせるため、サイズ2やサイズ3を購入することをおすすめします。
ポーランド軍のテントは設営方法は?簡単にできる?
ポーランド軍のテントの設営方法は比較的簡単で単純です。コツをつかめば誰でも一人で組み立てられます。ポンチョテントは、ワンポールで固定し建てる形のテントで、ポンチョ2枚とポール1本、ペグのみの道具で簡単に設営できます。
まず、2枚のポンチョをボタンでつなぎ、ひとつにします。次にペグを打ちます。この時完成系が八角錘になるイメージで、入り口になる部分を除く3カ所を等間隔にペグ打ちします。そして入り口からポールを入れ、形を整えながら残りのペグを打ちます。
仕上げにできてしまった隙間を落ち葉などで埋め、隙間風などに備え完成です。ポンチョ2枚だと狭いと感じる方は、応用編で3枚にしたりと簡単にさまざまなアレンジが可能です。
こんな時どうする?ポーランド軍のテントのあれこれ
ポーランド軍が使っていたテントは、ネットで購入可能になり、以前よりは手に入れられやすくなりましたが、特殊で珍しく、ミリタリー好きは喉から手が出るほど欲しいテントです。
あまり知られていないポンチョテントですが、どのような特性があり、いざというときにどのように対応すればいいのかわからない点が多い人もたくさんいるでしょう。今回は、ポーランド軍のテントの雨対策と冬仕様のポーランド軍のテントでの薪ストーブの使用の際の注意点を紹介します。
ポーランド軍で活躍する兵士になったような気分を味わえる、かっこいいポーランド軍のテントの使い方を正しく理解し、安全かつ快適にキャンプを楽しみましょう。
【ポーランド軍のテント】雨対策は?
ポーランド軍のポンチョテントは、もともとレインコートとしても着用されている衣服を使って作られるテントなので、雨に強いという利点があります。しかし、雨に強いといってもある程度の対策は必要です。
最も簡易的な対策として、あらかじめ防水スプレーや撥水スプレーをテントの表面に噴射しておくとよいでしょう。また、タープなどの屋根だけのテントを張って、雨が直接ポーランド軍のテントに当たらないようにするのもおすすめです。
ポーランド軍テントの雨除けに最もおすすめのタープがDDタープです。DDタープは、比較的自由自在に張り方を変えられるため、特殊なポンチョテントでもすっぽりと覆えます。一般的なAフレームと呼ばれる張り方でもいいですが、おすすめは見た目もかっこいいダイヤモンド張りです。
また、斜面などにテントを立てた時の対策として、雨が流れてきた時に備え、少し高さのある棚などを用意して濡れてほしくないものを置いておくとなおよいです。
【ポーランド軍のテント】薪ストーブは使える?
ポンチョテントの利点に、ほかのテントに比べて分厚い分火に強いという点があります。ポーランド軍のテントは、ポンチョという1枚の布にひとつの穴が開いた布を使っているということもあり、穴から薪ストーブの煙突を出すことで、テントの中で薪ストーブを炊くことも可能です。
しかし、ポンチョテントの中で薪ストーブを使うにはいくつか注意する点もあります。まず、テントの中は布に覆われているので空気がこもりやすく、一酸化炭素中毒の危険性が伴う点です。一酸化炭素中毒になるのを事前に防ぐため、持ち運びできる一酸化炭素警報器などを持参しましょう。
また、いくらポーランド軍のテントが火に強いといっても過信しすぎてはいけません。煙突部分の温度が高くなる部分はできるだけテントに触れないように工夫したり、焚火をする際も火の粉などに注意して、テントが燃えないように注意しながらキャンプを楽しみましょう。
ポーランド軍のテントでキャンプを楽しもう!
ポーランド軍が愛用していたテントは、ポーランド軍が活躍する地域の涼しい気候に合わせた防寒性に優れたテントです。ポンチョテントのサイズは小さいですが設営も簡易的で、ソロキャンプに向いており、重みはありますが火や雨に強いなど丈夫な作りとなっています。
ポーランド軍のテントは見た目がかっこよく、キャンプ上級者におすすめのテントです。一人で大自然に癒されたいときはぜひ、ポーランド軍のテントとともにキャンプを楽しんでみましょう。