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ミネラルウォーターとは?
まずミネラルウォーターについて解説しましょう。ミネラルウォーターとは、地下水を原料とする容器入りの飲料水とされています。日本においてミネラルウォーターが発売されたのは明治になってからです。
一方ヨーロッパでは2000年以上も前からミネラルウォーターを飲む習慣がありました。その理由の一つとしてヨーロッパの地下水の多くは硬水と呼ばれる水で美味しくなかったため、美味しくて飲みやすい地下水を瓶詰めにして販売するようになったとのことです。
日本の水はもともと軟水が多く、水道水も飲み水として適していることから軟水のミネラルウォーターが普及しました。しかし近年、硬水のミネラルウォーターが注目され健康やダイエットのために飲む人が増えました。今回は硬水のミネラルウォーターについて詳しく取り上げます。
ミネラルウォーター類は4つに区分けできる
ミネラルウォーターについては農林水産省が決めている区分があり、販売されている水は4つに分けられています。一つ目はナチュラルウォーターと呼ばれるもので特定の水源から採水された地下水で沈殿・ろ過・加熱殺菌以外手を加えられていない水を指します。
2つ目はナチュラルミネラルウォーターです。ナチュラルミネラルウォーターはナチュラルウォーターの中で地中の無機塩類が溶け出したものを指します。3つ目の区分であるミネラルウォーターは品質を安定させるためミネラルを調整しています。
さらに空気を含ませたり複数の水源から採水されたものを指します。最後の4つ目の区分はボトルウォーターと呼ばれる水です。これは地下水以外で蒸留水や水道水を容器に詰めた水のことを指します。これには海洋深層水も含まれます。
ミネラルウォーターは成分によって分けられる
それではミネラルウォーターの中でも硬水・軟水と分けられる基準はどのようなものでしょうか。硬水と軟水を分ける基準も厚生労働省により決められています。硬水と軟水の違いは水の含まれるカルシウム塩とマグネシウム塩の含有量によって決まります。
硬水
厚生労働省により定められた硬水の定義は、カルシウム塩とマグネシウム塩の含有量が1リットル中120~180㎎となっています。硬水はミネラルを豊富に含んでいるため食事だけでは補うことができない分を補給できると考えられています。
さらに便秘がちの方や動脈硬化予防にも効果があるということで、最近では硬水のミネラルウォーターを飲むことが人気となっています。しかし、硬水のミネラルウォーターは、軟水を飲んで育った日本人には合わないことも多く、飲みやすい軟水を選ぶ方も多くいます。
硬水のミネラルウォーターは食品の中のたんぱく質の分解を助ける効果があり、お肉の煮込み料理や洋風だしの料理の際にはおすすめです。また硬水のミネラルウォーターはパスタやジャガイモを茹でる際にも人気があります。またエスプレッソを淹れるのにもおすすめです。
軟水
軟水と呼ばれる水は、カルシウム塩とマグネシウム塩が1リットル中に60㎎以下と定められています。ミネラルの量が少ないため口当たりが優しく飲みやすいのが特徴です。軟水のミネラルウォーターは料理に使われることが多く、特に和食におすすめの人気の水です。
さらに日本においては乳幼児のミルクを溶かすのには軟水の方が良いとされています。硬水のミネラルウォーターはミネラルが多く含まれており、胃腸の未発達な赤ちゃんには負担が大きいためです。また日本茶やコーヒーにも飲みやすい軟水のミネラルウォーターが人気です。
中硬水
中硬水とはどのような水でしょうか。その基準はカルシウム塩とマグネシウム塩の含有量が1リットル中60~120㎎と定められています。軟水と硬水の中間の水ということになります。硬水が体に良いということで飲む人が増えていますが、下痢をしてしまうこともあります。
そのような時には中硬水から始めると良いでしょう。中硬水は硬水のミネラルウォーターより飲みやすいため、抵抗なく飲み始めることができます。また少しずつ体が慣れていくことで胃腸に負担がかかったり下痢をすることを避けたりすることができます。
硬水はどんな時に飲むのがおすすめ?
日本ではまだあまり馴染みのない硬水のミネラルウォーターですが、どのような時に飲むと良いのでしょうか。硬水のミネラルウォーターの効果を確かめながら軟水のミネラルウォーターと併用することをおすすめします。
運動中やその後
硬水のミネラルウォーターは、継続して摂り入れることで基礎代謝を上げ脂肪を燃焼させる効果があると言われています。そのため特におすすめの時は、運動やスポーツの途中や後です。運動で失われるミネラルの補給にも役立ちますし、筋肉のけいれんなどを予防するのに役立ちます。
しかし、運動中や後に硬水のミネラルウォーターが良いからといって、いきなりたくさん飲んでしまうとお腹を壊し下痢をしてしまうかもしれません。それで運動中は軟水のミネラルミネラルウォーターを飲み、運動後は硬水のミネラルウォーターにするなど工夫が必要です。
食事中
硬水のミネラルウォーターは食事中にもとり入れると良いのでしょうか。硬水はたんぱく質の分解を助ける効果がありますので、肉料理などの時にはおすすめです。しかし硬水を食事中にたくさん飲むと、胃酸を薄めてしまい消化機能が衰えてしまう危険があります。
そのため食事の内容によって飲み分けるのがおすすめです。硬水のミネラルウォーターはダイエット中のミネラルの不足を補うのにも役立ちます。またダイエット中に起きがちな便秘対策にも役立ちますので、食事の時だけでなく日常的に摂り入れるのが良いでしょう。
硬水タイプのミネラルウォーターおすすめランキングTOP7
それでは硬水タイプのミネラルウォーターで人気のあるものをご紹介します。硬水のミネラルウォーターは外国産のものが多いですが国産のミネラルウォーターもありますので、是非比較考慮してください。
第7位【Courmayeur】クールマイヨール
ダイエットミネラルウォーターとも呼ばれ注目を集める
初めにご紹介する人気の硬水ミネラルウォーターは「クールマイヨール」です。クールマイヨールは原産国がイタリヤで、アルプス山脈モンブランの麓に源泉があるミネラルウォーターです。クールマイヨールの特徴は硬度が非常に高いということです。
硬度1612㎎と硬水のミネラルウォーターの中でも超硬水に分類されるミネラルウォーターです。カルシウムやマグネシウムが日本の一般的な水に比べて約50倍も含まれ、特に女性に人気の商品です。
第6位【赤穂化成】海の深層水「天海(あまみ)の水」硬度250(国産)
水分とミネラル補給に最適で初心者におすすめ
次にご紹介する人気の硬水ミネラルウォーターは赤穂化成の「天海の水硬度250」です。天海の水は数種類あり、ここでご紹介するのは硬度が一番低い250㎎の硬水ミネラルウォーターです。清浄な海で知られる高知県室戸の沖合で採水された国産の硬水です。
この水は独自の技術により塩分を99%以上カットした海洋深層水です。海水に含まれるミネラルを豊富に含み硬度を調整した硬水ミネラルウォーター類です。硬水初心者にも飲みやすいですので、まずこの程度の硬水から慣れていくのもおすすめです。
第5位【福光屋】酒造の水(国産)
1625年創業の酒造【福光屋】が使う由緒ある水
3番目にご紹介する人気の硬水ミネラルウォーターは福光屋の「酒蔵の水」です。酒造が販売する水とはどのようなものでしょうか。この水は霊峰白山の麓に降り注いだ雨が地中に染み込み、福光屋の地下150mにまでたどり着きます。福光屋はそこで創業し酒造りを続けています。
硬水は水中のミネラルが糖をアルコールに変える酵母を活性化させ発酵を助けるため、すっきりとした辛口のお酒ができると言われています。硬度は80㎎で中硬水と分類される国産の水です。
第4位【ポッカサッポロ】コントレックス
カルシウムやマグネシウムが豊富で女性の味方
人気の硬水ミネラルウォーターの第4位は「コントレックス」です。パリの東350㎞の所にあるヴォージュ山脈の近くに水源をもつ硬水ミネラルウォーターです。大自然の豊かな大地が生み出した水は硬度1468㎎とミネラル豊富な水となっています。
硬度が高いためはじめは飲みにくいと感じる方もいらっしゃいます。しかし、様々な健康効果からコントレックスのような超硬水を選ぶ方も増えています。
第3位【San Benedtto】サンベネデット
地下約300mから外気に触れずにボトリング
人気の硬水ミネラルウォーターの第3位は「サンベネデット」です。サンベネデットはイタリアのスコルゼを源泉とし、地下300mから外気に触れることなく汲み上げた硬水ミネラルウォーターです。イタリアでは市場ナンバー1を誇る知名度で日本人にも人気があります。
サンベネデットの硬度は235㎎とヨーロッパの硬水の中では低い方で、飲みやすいことで知られています。JALの機内食でも出されるほど人気の高いミネラルウォーターです。
第2位【赤穂化成】海の深層水「天海(あまみ)の水」硬度1500(国産)
高知大学医学部と共同研究中!カルシウムやマグネシウムがたっぷり
おすすめの人気の硬水ミネラルウォーター第2位は先程もご紹介した赤穂化成の「天海の水硬度1500」です。室戸沖で採水された海洋深層水から塩分を取り除いたミネラル豊富な硬水です。天海の水の硬度1500㎎のものはカルシウムとマグネシウムをたっぷりと含んでいます。
この海洋深層水は国内トップクラスのマグネシウム含有量を誇ります。まったりとした少しとろみを感じさせるような水で、朝一番に飲むと効果があると感じる方もいらっしゃいます。
第1位【伊藤園】evian エビアン
カルシウム、マグネシウム、ナトリウムで爽やかな味
最後にご紹介する人気の硬水ミネラルウォーターは「エビアン」です。エビアンは世界有数の自然保護区フレンチアルプスの標高850mの地点で採水されています。地域住民にも古くから愛されてきたミネラルウォーターです。
硬度は304㎎で、カルシウムとマグネシウムの比率が体に吸収するのに最もよいとされるバランスで含まれています。すっきりとした味わいで多くの人に愛されている硬水ミネラルウォーターです。
ミネラルウォーターは飲みやすい硬水タイプも人気!
硬水タイプのミネラルウォーターの解説とご紹介はいかがでしたでしょうか。硬水ミネラルウォーターは体に必要なミネラルを豊富に含み、様々な健康効果があるとされています。国産のものもあれば、飲みやすい中硬水もあります。あなたも硬水生活を始めてみませんか。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や価格が異なることがあります。