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和食の定番「ぶりの照り焼き」
ぶりの照り焼きは定番の和食料理の1つです。ツヤが際立つぶりの照り焼きは、味がよく染み込んでいるおいしい魚料理です。難しそうに見えるぶりの照り焼きのレシピですが、簡単に作ることができたり、洋風・中華風などにアレンジすることができます。
今回の記事では、フライパンで作るふっくら簡単のぶりの照り焼きのレシピや、下味冷凍で作る時短の簡単レシピ・おすすめのアレンジレシピについて詳しく紹介していきます。
ぶりってどんな魚?
ぶりは、スズキ目・アジ科・ぶり属に分類されている海水魚の種類になります。ぶりの名前の由来としては、江戸時代に本草学者の貝原益軒氏が、脂多き魚・脂の上を略すると語っています。あぶらがブラとなりブラからさらに転訛してぶりと呼ばれるようになった説があります。
他にもぶりの名前の由来としては、身が赤くてブリブリしているからなどの説もあります。ぶりは、南は東シナ海北はユーラシア大陸の北東部にあるカムチャツカ半島・東はハワイと北大西洋に幅広く生息している回遊性の大型の肉食魚になります。
日本においては重要な食用魚として知られている魚で、日本各地の食文化や産業に多く関わりがあります。食べ方も、刺身・カルパッチョ・にぎり寿司・ぶりしゃぶ・味噌漬けなど様々な食べ方をすることができる魚です。
通常は群れをつくり沖合いの水深100m程度を遊泳しており、泳ぐスピードは時速約40kmほどになります。ぶりは、成魚では全長約1m・体重約8kgほどが通常のサイズになりますが、最大では全長約150cm・体重約40kgを記録しています。
ぶりの身体は前後に細長い紡錘形の形をしており、あまり側扁していないのが特徴です。背は暗めの青色で腹は銀白色、背と腹の境の身体側には黄色の縦帯があります。体表には細かいウロコがあり側線のウロコの数は210枚から220枚といわれています。
ぶりは、季節によって生息地域が変わる回遊魚になります。春から夏にかけては沿岸地域に沿って北上し、初冬から春にかけては沖合いを南下していきます。ぶりは大きさによって呼び名がかわる出世魚でもある他、日本の地域によって呼び名が異なる魚でもあります。
関東や関西・南四国では稚魚のことをモジャコと呼んでおり、その他の成長過程ではワカシ・フクラギ・ワカナゴなど地域によって呼び名が異なりますが、80cm以上に成長したものをぶりと呼ぶんでいるのは共通です。
旬は12月~3月
ぶりの旬の季節は12月から3月の寒い冬の時期になります。寒ぶりという言葉でスーパーや鮮魚店などで目にすることも多く、地域によってはお正月のおせち料理やお雑煮の具材としても使われています。
寒ぶりは、産卵に備えてエサをたくさん蓄えているぶりのことで、脂がたくさんのっているのが特徴で高級魚として市場に出回ることもあります。
基本的にスーパーなどでは、すでに切り身の状態で販売されていることが多いぶりは、ツヤがあり色がくすんでいないものが、新鮮なぶりの目印となりますので、購入する際には参考にしてみてください。
切り身になっているものではなく、1匹丸ごとの状態で購入をする場合の新鮮なぶりの見極め方は、全体に張りがあり表面が輝いているのを選ぶのがおすすめです。エラの内側を見ることができるのであれば内側が赤いものを選ぶのも、新鮮なぶりを見極めるポイントになります。
刺身やカルパッチョなど、生でも美味しく食べることができますので、新鮮なぶりを見極めて美味しいぶりを食べましょう。
フライパンでふっくら!簡単ぶりの照り焼きレシピ
ぶりの生態や旬の時期を説明した次は、さっそく和食の定番料理の1つでもあるぶりの照り焼きのレシピについて見ていきましょう。ツヤが大切なぶりの照り焼きは、キレイに見せるための工夫など難しく感じることもあります。
しかし、ぶりの照り焼きはフライパンだけでキレイなツヤがあり、ふっくらとしたぶりの照り焼きを作ることができます。フライパンでふっくらとした、ぶりの照り焼きを簡単に作ることができるレシピを紹介していきます。
作り方
フライパンでふっくらとしたぶりの照り焼きの作り方を見ていきましょう。ぶりの照り焼きに必要な材料はぶり2切れ・塩適量・片栗粉大さじ1杯・サラダ油適用・醤油大さじ2杯・料理酒大さじ2杯・みりん大さじ2杯・砂糖大さじ1杯になります。
2人分の分量になりますので、作る人数分に合わせて分量を調整しましょう。まず、ぶりにまんべんなく塩を振りかけて15分ほど置きます。15分ほど経過したらキッチンペーパーで水気を取り、ぶりに片栗粉をまぶします。
ビニール袋などにぶりと片栗粉を入れてビニール袋の中で降ると簡単に均一に片栗粉を付けることができるだけでなく、キッチン周りに片栗粉が飛ぶのを防ぐことができます。フライパンにサラダ油を引いて中火でぶりの両面がこんがりするまで焼きます。
ぶりの両面に焼き色が付いたら水を50mlほど入れて蓋をして、中まで火が通るように5分ほど蒸し煮をします。中まで火が通ったらぶりを取り出して、フライパンを軽く洗います。
フライパンに醤油・料理酒・みりん・砂糖を入れて軽く沸騰したら、再度ぶりをフライパンに戻してタレを煮詰めたら、ふっくらとしたぶりの照り焼きの完成です。
ぶりの照り焼きをふっくらとさせる、ポイントは片栗粉はなるべく薄めにつけること・両面を焼いたあとに水を入れて蒸し煮をすることで、ふっくらとした仕上がりのぶりの照り焼きになります。
また、タレを煮詰めているときにスプーンなどでぶりにタレをかけながら煮詰めていくことで、味がよくからむだけでなくキレイなツヤのある照り焼きになります。
下味冷凍で時短!お手軽ぶりの照り焼きレシピ
続いては下味冷凍で忙しい時にも、時短で手軽で簡単にぶりの照り焼きを作ることができるレシピを紹介していきます。仕事や育児などで日々忙しくしている中、ぶりの照り焼きを作るには少し時間がかかる・なるべく短い時間で簡単に照り焼きを作りたい人は多くいます。
下味をあらかじめ冷凍してストックをしておくことで、ぶりの照り焼きを食べたい時にすぐに焼くことができます。ぶりの照り焼きの下味冷凍のレシピを詳しく見ていきましょう。
作り方
下味冷凍のぶりの照り焼きに必要な材料は、ぶり2切れ・醤油大さじ1杯・料理酒大さじ1杯・みりん大さじ1杯・砂糖小さじ2杯・おろししょうが小さじ1/2杯程度・ジップロックなどの保存袋・1袋になります。
2人分の分量となりますので、必要人数分に合わせて分量を調整しましょう。また、保存袋に保存する際、一切れずつ保存をしたい場合はぶりの切り身の数だけ保存袋を用意しましょう。
ぶりの照り焼きの下味冷凍の作り方は、保存袋に醤油・料理酒・みりん・砂糖・おろししょうがを入れて軽く混ぜます。ぶりはキッチンペーパーなどで余分な水分を拭き取り保存袋の中に入れます。
複数枚のぶりを1つの袋に入れて冷凍保存しておく場合は、ぶりが重ならないように入れて空気を抜いて袋を閉じます。
冷凍をしておくことにより、約1か月保存をしておくことができますので週末などに作り置きをしておくのもおすすめです。下味冷凍していたぶりの照り焼きを調理する場合、自然解凍をしてフライパンで焼くだけになります。
また、解凍が十分でなくまだ冷凍部分が残っている場合でもゆっくりと蒸し焼きにして解凍していくことにより、うま味を逃がさずにふっくらとしたぶりの照り焼きに仕上げることができます。冷凍していたぶりの照り焼きは電子レンジでも調理をすることができます。
電子レンジを使って仕上げる場合は、自然解凍が出来ているぶりの照り焼きでは、1分ほど加熱したあとに照り焼きをひっくり返してさらに1分半ほど加熱するだけで大丈夫です。
解凍がまだできていない照り焼きに関しては、電子レンジの解凍機能を使うなどして解凍をするようにしましょう。下味を作った状態で冷凍をしておくことで、時短で簡単にぶりの照り焼きを作ることができる、おすすめレシピとなります。
魚嫌いにもおすすめ!洋風ぶりの照り焼きレシピ
次にぶりの照り焼きのアレンジレシピを見ていきましょう。和食の定番料理の1つでもあるぶりの照り焼きですが、魚が嫌いな人や照り焼きの味付けが苦手な人なども多くいます。
今回は魚が苦手な人や、照り焼きの味付けが苦手な人にもおすすめの、洋風のぶりの照り焼きのアレンジレシピを紹介します。
作り方
紹介する洋風のぶりの照り焼きのレシピに必要な材料は、ぶりの切り身2切れ・醤油大さじ1杯・みりん大さじ1杯・酢大さじ1/2杯・おろしニンニク適量・砂糖適量・えのきやしめじなどお好みのキノコ類適量・バター約大さじ1杯になります。
まずは、お好みキノコ類を一口サイズにカットします。キノコ類は1種類だけでなくしめじ・マイタケ・エリンギなど数種類使っても大丈夫です。醤油・みりん・酢・おろしにんにく・砂糖の調味料を混ぜ合わせておきます。
砂糖の量は好みの味付けになるように調整をしましょう。なお、みりんで甘くなるため砂糖は最後まで入れずに必要であれば加える程度で問題ありません。ぶりの切り身に小麦粉を薄くまぶしていきます。つけすぎないように余分な粉は落とすようにしましょう。
小麦粉をまぶすことによってふっくらとした照り焼きに仕上げることができますが、小麦粉が多すぎるとふっくらとした仕上がりにならないことがありますので、余分な粉はしっかりと落としましょう。
フライパンにバターを入れて熱していき、バターが溶けてきたらぶりと一口サイズにカットしたキノコ類を入れて蓋をして蒸し焼きにしていきます。ぶりの片面に焼き色が付いたらひっくり返して、キノコ類をさっとかき混ぜます。
再び蓋をして蒸し焼きにして、ぶりやキノコ類に火が通ったら準備しておいた、調味料を回し入れぶり・キノコ類に良くからませます。スプーンですくってかけていくことにより、味が染み込んでいきます。水分をしっかりと飛ばすと酢の強い酸味も一緒に飛ばすことができます。
お皿に盛りつけたら洋風のぶりの照り焼きの完成です。甘辛いぶりの照り焼きを、バターを使うことにより洋風のテイストに変えることができる、おすすめの洋風ぶりの照り焼きアレンジレシピとなります。
他にも、バルサミコ酢を使った洋風のアレンジぶりの照り焼きメニューもありますので、基本的なぶりの照り焼きの作り方をマスターして自分好みのアレンジレシピを見つけましょう。
ごはんがすすむ!中華風ぶりの照り焼きレシピ
最後に中華風ぶりの照り焼きのレシピを紹介します。ご飯が進むと人気の中華風ぶりの照り焼きは、中華風の調味料を加えることにより、簡単に中華風ぶりの照り焼きにすることができます。中華風ぶりの照り焼きのレシピについて詳しく見ていきましょう。
作り方
紹介する、中華風ぶりの照り焼きのレシピはピリ辛が好きな人におすすめのアレンジレシピとなります。必要な材料と作り方の手順を見ていきましょう。
材料は、ぶり2切れ・長ネギ1/2本・ピーマン2個・しょうが1/2かけ分・ニンニク1かけ分・AJINOMOTO 胚芽の恵みコーン油大さじ1杯・水大さじ3杯・醤油大さじ1と1/3杯・酒大さじ1杯・豆板醤小さじ1杯・鶏がらスープ小さじ1/2杯・薄口ごま油小さじ1杯です。
分量は2人分の量となりますので、作る人数分に合わせて分量を調整しましょう。まずネギを3cm幅にぶつ切りにしていきます。ネギを切り終わったらピーマンを一口大の大きさに切っていきます。
フライパンにしょうがの薄切り・ニンニクの薄切り・AJINOMOTO 胚芽の恵みコーン油を入れて熱していきます。香りが出たらぶりを入れて両面を焼きざく切りにしたネギと一口大にしたピーマンを加えて焼いていきます。
水・醤油・酒・熟成豆板醤・鶏がらスープを加えて煮立てていきます。煮立って味が染み込んだら濃口ごま油を加えて全体にからめると、中華風ぶりの照り焼きの完成となります。
豆板醤を使っているため少しピリ辛の味わいを感じることができるぶりの照り焼きのアレンジレシピです。最後に絡めたごま油の風味でピリ辛ながら香り豊かな味わいを楽しむことができるようになっています。
色々なぶりの照り焼きに挑戦してみよう!
和食の定番料理の1つぶりの照り焼きについて、簡単にできるふっくらとしたぶりの照り焼きの作り方や、洋風・中華風のぶりの照り焼きの作り方について詳しく紹介をしてきました。
ぶりの照り焼きは和食料理になりますが、調味料などを変更することにより洋風・中華風にアレンジすることができる料理です。調味料などを工夫してお好みのぶりの照り焼きを見つけてみてはいかがでしょうか。