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幻想的な光景にうっとり!クラゲがいる水族館はここ!
クラゲは近年で注目されており、クラゲを展示するために水槽をリニューアルする水族館もあります。今回は関東と関西のクラゲを展示するおすすめ水族館をご紹介しましょう。
全国の水族館でクラゲの展示が人気
全国に多種多様な水族館が所在し、規模や展示方法など、各水族館で特徴が異なります。水族館にはイルカショーが人気の施設や海洋生物を身近に感じられる施設などがあり、子供から大人まで楽しめる人気スポットです。水族館はデートにもおすすめで休日には多くの人出で賑わっています。
水族館には海の人気者が集結していますが、クラゲもイルカやペンギン同様に人気があるようです。クラゲの展示が評判を集める水族館は全国に存在しており、クラゲがふわふわと浮遊する独特の光景は幻想的で、束の間のリラックスタイムを提供してくれるでしょう。
クラゲ鑑賞がおすすめの水族館は関東地方や関西地方のみならず、東北地方や九州地方にもあります。例えば、長崎県の「九十九島水族館海きらら」ではクラゲシンフォニードームに約100種類ものクラゲを展示しており、西日本最大の展示規模を誇ります。
石川県の「のとじま水族館」はクラゲの光アートエリアを設け、天井と左右の壁面にトンネル型の水槽を設置し、また円柱型の4本の水槽を用意しています。LED照明を使用した円柱型水槽の中には「タコクラゲ」や「カラージェリー」が浮遊し、万華鏡の様な幻想的な空間を演出しています。
各水族館展示方法に工夫を凝らす
クラゲの展示方法にこだわっている水槽は幻想的で人気が高く、中には写真に押さえてInstagramなどSNSにアップする人もいます。ロマンチックなクラゲの水槽はフォトジェニックであり、「インスタ映え」と評価する人もいるようです。クラゲの展示方法は水族館によって異なります。
静岡県「下田海中水族館」にはクラリウムと呼ばれる展示室があり、7基の水槽を用意しています。波に漂うクラゲを中心に展示し、さらにリラックス効果が期待できるといわれているゆらぎサウンドを流したり、ストレスを緩和するといわれるアロマを香らせたり、3つの工夫を凝らしています。
ギネスを誇る水族館も
山形県「鶴岡市加茂水族館」は世界一のクラゲ水族館と謳うおすすめスポットであり、クラゲ好きの間でよく知られているようです。鶴岡市加茂水族館はクラゲ展示種類数でギネスに認定され、クラゲブームの頃には全国から多くの人が訪れていました。また2014年にリニューアルしています。
鶴岡市加茂水族館のクラゲドリーム館は水族館の老朽化に伴ってリニューアルオープンし、3636平方メートルの面積を有し、クラゲの展示室共に以前の約2倍の規模となりました。クラゲの展示・飼育は難しいといわれていますが、クラゲドリーム館は50種類ものクラゲを展示しています。
クラゲはなんで光るの?
クラゲは刺胞動物門に属し、淡水または海水中に生息し浮遊生活をする種の総称です。クラゲの身体の約95%が水で出来ており、全身に神経を張り巡らせているものの、心臓や脳もありません。クラゲはイソギンチャクやサンゴなどの刺胞動物に含まれ、種数は13000種類以上にもなります。
クラゲは5億年以上も前に地球に存在しており、姿かたちは当時からあまり変わっていないといわれています。また、クラゲは自力で泳ぐことは出来ず、傘を動かしてわずかに動くだけであり、遊泳能力が殆どないプランクトンでもあります。
刺胞動物であるクラゲは毒針を持ち、触手に刺胞がずらりと並んでいます。刺胞は外部から刺激を与えられると毒針を発射し、相手に刺さり、刺糸が内部に入り込んで毒を注入します。クラゲは刺胞による毒で相手を動けないようにし、口に運んで食べる仕組みです。
クラゲの持つ毒はタンパク質から成るタンパク質毒であり、溶血性や神経性など様々な毒性があります。クラゲの毒は複数の毒素を混合しているため、目的の物質だけを取り出すことが難しく、一部を除いて毒素の研究は進んでいないといいます。
クラゲには数多くの種類が存在しますが、中には光るものもいます。光るクラゲの幻想的な姿は「水中の宝石」に例えられており、水族館でもおすすめ人気の種類です。
実はまだ解明されていない
光るクラゲには自ら光を放つ種類の他に、光の反射を利用して光っているように見せている種類もいます。自ら発光する種類には「オワンクラゲ」が含まれ、ヒドロ虫綱に属するクラゲ様の無脊椎動物であり、日本各地の沿岸で見付けられるといいます。
オワンクラゲは直径10~20cmの大きさで、傘は碗を逆さにしたような形をしており、小魚などを食べています。「ムラサキカムリクラゲ」は水深1000~4000mの深海に生息する種類で、危険を察知した場合に発光器官を青色に点滅させるため、アラームクラゲとも呼ばれています。
クラゲが光る仕組みは研究者によって解明されているものの、なぜ光を放つのかという理由や意味は解明されていないようです。
クラゲが光る仕組み
水族館で目にすることもあるオワンクラゲの発光には2つのタンパク質が関係しており、青い光を発光するのはイクオリンと呼ばれるタンパク質で、緑に光るのは緑色蛍光タンパク質です。緑色蛍光タンパク質は自力発光しておらず、青色の光を受けて緑色の光を放ちます。
オワンクラゲは刺激を受けた時に傘の縁が緑色に発光しますが、イクオリンがカルシウムイオンと反応して青色の光を発光し、青色の光を受けて緑色蛍光タンパク質が緑色の光を発する仕組みです。2008年には日本人を含む緑色蛍光タンパク質の発見者がノーベル化学賞を受賞しています。
緑色蛍光タンパク質は生命現象の生細胞観察を可能にするレポーターとして、生命科学分野の研究に欠かせない道具になっているといいます。
クラゲのいるおすすめ水族館【関東】
先ずは東京や神奈川、千葉に所在するクラゲのいるおすすめ水族館をご覧ください。水族館によって、クラゲの展示方法が違うため、各地で楽しめるでしょう。
神奈川県「新江ノ島水族館」
関東のおすすめ人気水族館の一つは神奈川県「新江ノ島水族館」です。新江ノ島水族館は藤沢市片瀬海岸の湘南海岸公園に位置し、江ノ島や富士山を背景にしたショープールも人気を集め、バンドウイルカやハナゴンドウなども登場します。
関東の新江ノ島水族館にはクラゲサイエンスのコーナーがあり、常時約30種のクラゲを飼育展示し、担当者が実際に飼育作業している様子を観察できます。また、毒蛇のハブよりも強力な毒を持つといわれている「ハブクラゲ」を展示しており、幻想的ですが、死亡例のある怖い種類です。
名称 | 新江ノ島水族館 |
住所 | 神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1 |
東京都「サンシャイン水族館」
関東おすすめ水族館はデートスポットにもぴったりな東京都「サンシャイン水族館」です。サンシャイン水族館は5種類のクラゲを扱っており、2020年に「海月空感」を新設し、幻想的な美しさを堪能できるよう、国内最大級の約14mの横幅を持つミズクラゲの大水槽を完成させました。
関東のサンシャイン水族館にはクラゲのトンネル型水槽があり、左右と頭上にクラゲトンネルを設置し、複雑な水流を作ることでクラゲが幻想的に浮遊する姿を観察できます。また、長い触手を持つ「シーネットル」を展示しており、中には5m以上に達する種類もいます。
名称 | サンシャイン水族館 |
住所 | 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル 屋上 |
東京都「すみだ水族館 」
「すみだ水族館」も関東のおすすめ水族館の一つで、人気観光スポットである東京スカイツリータウンにあり、子連れのお出掛けにも利用されています。幻想的な没入感が話題のクラゲエリアがあり、館内で誕生した約500匹ものミズクラゲが長径7mの楕円形の水盤水槽に入っています。
水槽は上部が開放されており、水槽の上に張り出したガラス床のデッキに上れば、水面の上に立っているような感覚を楽しめるでしょう。また、アクリルを通さずに直接覗けるエリアがあり、身体の器官や質感を観察できるのもおすすめポイントです。
名称 | すみだ水族館 |
住所 | 東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F |
東京都「マクセル アクアパーク品川」
関東地方の「マクセル アクアパーク品川」は音・光・映像と生き物たちが融合する最先端エンタメ施設であり、品川プリンスホテルの敷地内に所在する水族館です。マクセル アクアパーク品川の「ジェリーフィッシュランブル」ではクラゲが漂う幅9m×奥行35mの大空間が人気です。
ジェリーフィッシュランブルは時間や季節によって音や光の演出が異なり、幻想的な空間の中で神秘に溢れる世界を体感できるでしょう。展示している種類は「アマクサクラゲ」と「ミズクラゲ」です。
名称 | マクセル アクアパーク品川 |
住所 | 東京都港区高輪4-10-30(品川プリンスホテル内) |
千葉県「鴨川シーワールド」
「鴨川シーワールド」は千葉県鴨川市の東条海岸と国道128号に挟まれている関東の水族館で、海の世界との出会いをコンセプトに誕生しました。鴨川シーワールドの「Kurage Life」では約10種類のクラゲを展示しており、デジタル映像技術を使って不思議な生活史を再現しています。
関東の鴨川シーワールドのKurage Lifeは参加体験型の展示施設で、水槽の隣には手の動きで水流を起こして目の前のクラゲがふわふわと流されたり、海の底に沈んでいったりなど、自然界での一場面の様子を観察できる施設を設置しています。生体展示ゾーンには大小9つの水槽があります。
名称 | 鴨川シーワールド |
住所 | 千葉県鴨川市東町1464-18 |
クラゲのいるおすすめ水族館【関西】
関西エリアにもクラゲを展示している一押しの水族館がありますが、こちらでご紹介する「神戸市立須磨海浜水族園」は2023年5月まで園内再整備工事のため、本館のみで営業しています。来館の際は最新情報をご確認ください。
京都府「京都水族館」
関西地方「京都水族館」は京都の梅小路公園の立地で、カフェではソーダの中にクラゲの形をした光るキューブを浮かべたドリンクを用意しており、ブルーハワイ味とカシス味の2種類になります。関西の京都水族館は西日本最多となる約30種5000匹を展示した「クラゲワンダー」が人気です。
京都水族館の「GURURI」には360度パノラマ水槽の幻想的な水中空間が広がり、約1500匹ものミズクラゲが浮遊しています。また、お土産にぴったりな可愛らしいクラゲのクッションや京都水族館でしか購入できないカプリウムコレクションクラゲも評判です。
名称 | 京都水族館 |
住所 | 京都府京都市下京区観喜寺町35-1(梅小路公園内) |
京都府「京都大学白浜水族館」
「京都大学白浜水族館」は関西の和歌山県西牟婁郡にあり、京都大学フィールド科学教育研究センター瀬戸臨海実験所の附属施設です。京都大学白浜水族館は関西地方の白浜周辺に生息する無脊椎動物と魚の展示にこだわっており、クラゲやヒトデ、カニなど500種類もの生物を展示しています。
京都大学白浜水族館はクラゲの展示数が少ないものの、春夏冬の休み期間中には研究者と飼育係のこだわり解説ツアーを行い、研究者と飼育係が各専門のテーマで解説してくれます。また、普段見ることのできないバックヤードツアーも子供に人気です。
名称 | 京都大学白浜水族館 |
住所 | 和歌山県西牟婁郡白浜町459 |
大阪府「ニフレル」
関西大阪の「ニフレル」は海遊館が展示プロデュースした施設で、千里万博公園内に所在しており、水族館をメインに動物園や美術館を融合した博物館です。関西のニフレルは「ブルージェリーフィッシュ」などを展示し、中には蓋のない水槽があり、生き物を身近に感じられるでしょう。
名称 | ニフレル |
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内ニフレル |
大阪府「海遊館」
関西エリア大阪を代表する水族館の一つは「海遊館」です。海遊館は大きなジンベイザメが泳ぐ巨大水槽が有名で、関西在住者はもちろん、遠方からも修学旅行生などが訪れます。おすすめ展示には「海月銀河」があり、銀河の中を漂うような工夫が施され、クラゲの繊細な姿を観察できます。
名称 | 海遊館 |
住所 | 大阪府大阪市港区海岸通1丁目1-10 |
兵庫県「神戸市立須磨海浜水族園」
「神戸市立須磨海浜水族園」は「スマスイ」の愛称で親しまれている関西地方の施設で、2018年には淡水で生活する謎のクラゲ「マミズクラゲ」が展示されていました。また、過去には光ファイバーが付いたツリーの周辺をクラゲが泳ぐ、光る水中ツリーが評判を呼んでいたようです。
名称 | 神戸市立須磨海浜水族園 |
住所 | 兵庫県神戸市須磨区若宮町1丁目3−5 |
クラゲの生み出すライトショーを水族館に見に行こう!
生き物のクラゲは健康状態や施設の状況によって展示内容が変わる可能性があるため、お出掛け前に新しい情報を公式ホームページ等でご確認ください。ふわふわと水中を漂うクラゲの姿は儚げで美しく、幻想的で時間が経つのを忘れてしまうかもしれません。