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家族でもカップルでも楽しめる!スカイツリーの「すみだ水族館」
東京墨田区にあり、東京名所の1つである東京スカイツリーは、2012年2月29日に完成し、5月22日に開業した電波塔および観光施設です。
それまで東京の電波塔といえば東京タワーでしたが、超高層ビルが並んでいる都心部では影になる部分に電波が届きにくくなり、またワンセグやマルチメディア放送など携帯機器向けの放送が盛んになったので、それらを快適に視聴するなどの目的もあってスカイツリーが建てられました。
観光・商業施設としてのスカイツリーは、電波塔および展望施設を含め、周辺のショッピングセンター、プラネタリウム、すみだ水族館、オフィス、教育関連施設などを合わせて「東京スカイツリータウン」と呼ばれる複合施設の一部であり、休日には多くの人でにぎわいます。
中でも東京スカイツリータウン・ソラマチの5階、および6階にある「すみだ水族館」は、カップルでも家族でも楽しめる水族館として知られる人気のスポットです。
本記事ではスカイツリーのすみだ水族館に焦点を当てて、すみだ水族館の見どころや基本情報、混雑状況やスカイツリーまでのアクセス・行き方などをご紹介します。
「すみだ水族館」ってどんなところ?
スカイツリーのすみだ水族館は、独自の人工海水製造システムによって、水槽内の完全人工海水化を実現した国内で2番目、首都圏では初の内陸部に作られた水族館です。
すみだ水族館では人工的に海水を製造しているため年間を通して一定の水質を維持することができ、水族館の生き物たちも快適な環境の中で過ごすことができる展示施設となっています。
一般的な水族館では、基本的には入り口から出口までは一方通行の場合が多いのですが、すみだ水族館はスカイツリーの5階と6階にまたがっているため、公園のように、どこから入りどこから見てもいいように「自由導線」が採用されています。
5階と6階の行き来には3つのルートがありますが順路も決まっていないため、自分の好みに合わせて好きな生き物だけをじっくり鑑賞したり、異なった角度から水槽を鑑賞したりできます。
さらに「すみだ水族館」では、水族館内の生き物との距離が近く、国内でも最大級の屋内開放施設ではペンギンやオットセイなども間近に見られます。また、なかなか見ることができないバックヤードや生き物の飼育現場にもふれることができます。
9つの展示ゾーン
すみだ水族館には9つの展示ゾーンがあります。水族館5階には「江戸リウム」、「オットセイエリア」、「ペンギンエリア」、「アクアベース」があり、6階には「新クラゲエリア」、「サンゴ礁エリア」、「自然水景」と、5・6階にまたがる「小笠原大水槽」があります。
「江戸リウム」は日本の水族館の中でも最大級の金魚展示エリアで、「江戸」をテーマにした「和」の幻想的な装飾が施され、横からも上からも鑑賞できる水槽には約20品種の金魚が泳いでいます。
「オットセイエリア」は屋内開放のプール型水槽で、ミナミアメリカオットセイが水中を泳ぐ姿や、陸上でのんびりする姿が見られ、オットセイトンネルを通れば下からも覗くことができます。
「ペンギンエリア」は、国内最大級の屋内開放プール型水槽のある2層吹き抜けの展示空間で、6階では上から、5階では横からも下からも水中を泳ぐマゼランペンギンの姿を観察できます。
2020年7月に新設された「アクアベース」には「キッチン」と「ラボ」があり、ペンギンやオットセイ、魚たちのご飯の準備やクラゲの飼育作業の様子が観察でき、体験プログラムにも参加できます。
「サンゴ礁エリア」には4つの水槽が設置され、美しいサンゴ礁とそこに集まる生き物たちを360度全方向から鑑賞でき、「チンアナゴ水槽」では、3種300匹ものチンアナゴの仲間の姿が見られます。
2020年7月にリニューアルされた「新クラゲエリア」で展示されている約14種700匹のクラゲは全てすみだ水族館生まれで、上部が解放された長径7メートルの楕円形の水槽「ビッグシャーレ」の中で漂う美しく幻想的なクラゲを、飽きる頃なく眺めることができます。
「自然水槽エリア」は、水を取り巻く自然の生態系を凝縮した水槽内で、海のいきものが相互に関係しあって命の循環を繰り返すさまが垣間見え、大自然の賢さと美しさを再認識させてくれます。
5階から6階にまたがる「小笠原大水槽」は、世界自然遺産・小笠原諸島の海をテーマに、約50種450点もの魚が泳ぎ、水槽の裏側にある丸い小窓「アクアスコープ」から水槽を覗けば、まるで海の中にもぐっているような気分も味わえます。
スカイツリーの「すみだ水族館」を回る所要時間は?
5階、6階にわたって9つの展示ゾーンがあるスカイツリーの「すみだ水族館」は、前述にご紹介したように見どころが満載ですが、すみだ水族館の魅力を存分に楽しむのにかかる所要時間はどのくらいでしょうか。
ゆっくり見て回っても1時間半くらい
スカイツリーの「すみだ水族館」は、前述までにご紹介したように、入り口から出口まで一方通行という施設ではなく、また特に鑑賞する順路も決まっていません。自分の好みで9つの展示エリアのどこからでも見て回れます。
しかし、せっかくスカイツリーの「すみだ水族館」を訪れたのなら、9つすべての展示エリアを回ってみたいものです。「すみだ水族館」は、スカイツリーの5階、6階にまたがっているとはいえ、江の島水族館などに比べれば、さほど広くはありません。
「すみだ水族館」の1つのエリアを鑑賞する時間を平均10分と考えれば、おおよそ1時間30分くらいあれば十分見て回ることができるので、スカイツリー観光の途中に立ち寄ってもよいでしょう。
ただし、土日は平日に比べて混雑が予想されるので、もう少し余裕を見て2時間くらいと考えるとよさそうです。
お土産物屋さんを見て回ると所要時間も増える
スカイツリーの「すみだ水族館」を訪れたら、来場記念にお土産も買いたいものです。すみだ水族館の土産物売り場は5階の出口付近にあり、すみだ水族館でしか手に入らないオリジナルの商品がたくさん並んでいます。
ショップ内にはテーマごとに合わせたグッズコーナーがたくさんあり、オリジナルジグゾーパズルやクラゲクッションなどのいきもののグッズから、すみだ水族館と京都水族館のいきものたちがモチーフになったかわいい和菓子などが並び、見ているだけでもワクワクします。
また「すみだ水族館」のあるスカイツリー5階にも開放感あふれるショップフロアがあり、様々なブランドとスカイツリーとのコラボ限定商品もそろっています。
「すみだ水族館」だけでなくお土産物屋さんを見て回ると、きっと目移りしてしまい、所要時間は増えてしまうことでしょう。お土産を見て回る時間も所要時間に加え、余裕を持って計画した方がいいかもしれません。
スカイツリーの「すみだ水族館」が混雑するのは?
見どころ満載のスカイツリーの「すみだ水族館」ですが、できれば混雑を避けてゆったりとお気に入りの生き物たちを鑑賞したいものです。ここではスカイツリーの「すみだ水族館」の混雑状況についてお知らせいたします。
土日は時間帯によって混雑
スカイツリーが開業した当初は展望台を訪れる場合には予約が必須でしたが、2021年10月現在は当日券を購入して入ることもできます。すみだ水族館も平日なら比較的すいているので、そこまで混雑することなく鑑賞できます。
しかし土日や祝日は遠方からスカイツリーを訪れる人も多く、すみだ水族館も時間帯によってはとても混雑しています。東京観光に来てちょっと立ち寄ってみようと、午後になると一層訪れる人が増えます。そのため土日の午前11時~午後6時くらいまでの時間帯が混雑しがちです。
「すみだ水族館」には午前中の早い時間に訪れる方が混雑を避けて鑑賞できるので、できれば開園時間に合わせて来場するか夕方以降がおすすめです。
平日でも春・夏・冬休み期間中は混雑しやすい
スカイツリーの「すみだ水族館」では、学生は学校があり、また通常勤務の人が多いため平日は比較的空いています。
しかし、春休み、夏休み、冬休みなど学校が長期のお休みになる期間は、家族連れや学生同士で訪れる人もふえるため、土日だけでなく平日でも混雑が見られます。そのためチケット購入のために長蛇の列ができることもあります。
スカイツリーの「すみだ水族館」は前売り券の用意もあるため、事前にホームページからWebで前売り券を購入しておけば、当日チケット購入のため列に並ばなくてもすむのでおすすめです。
大型連休は混雑必至
前述にご紹介したように、学校などが長期のお休みになる期間に加えて、5月のゴールデンウィークや、秋のシルバーウィークなどの大型連休には、やはり混雑は避けられないでしょう。
5月のゴールデンウィークや、秋のシルバーウィークの期間は、季節的にも過ごしやすい時期のため、全国的に出かける人が増えるのと同様に、すみだ水族館にも多くの人が訪れます。
総じて考えると、スカイツリーの「すみだ水族館」を訪れるなら、夕方以降が比較的混雑していなくて良いといえそうです。
スカイツリーの「すみだ水族館」の基本情報
スカイツリーの「すみだ水族館」の見どころや混雑状況などをご紹介してきましたが、ここでは「すみだ水族館」の営業時間や料金、アクセス・行き方などをまとめました。
営業時間・休館日
スカイツリーの「すみだ水族館」の通常の営業時間は、平日は午前10時から午後8時までで、土日および祝日は午前9時から夜9時までとなっています。
また、スカイツリーの「すみだ水族館」は、基本的には年中無休となっているため休館日はありません。ただし、「すみだ水族館」のメンテナンスやイベントなど、特別な事情がある場合には入場できないこともあるので「すみだ水族館」の公式ホームページなどでご確認ください。
料金
スカイツリーの「すみだ水族館」の入館料金は、一般の大人料金で2300円、高校生は1700円、小中学生は1100円、幼児は700円で、3歳未満は無料です。中学生および高校生はチケット売り場で生徒手帳の提示が必要です。
また、窓口で障がい者手帳を提示すれば、障がい者手帳を持っている方および同伴者(1名)の料金は、一般料金の半額になります。盲導犬などの補助券犬も一緒に入館できます。
年間パスポート
海の生き物が好きで、スカイツリーの「すみだ水族館」に何回も行きたいという方は、お得な年間パスポートを購入するのもおすすめです。
スカイツリーの「すみだ水族館」の年間パスポートの料金は、一般の大人料金が4600円、高校生が3400円、小中学生は2200円、幼児は1400円です。すみだ水族館に2回入館する料金で購入できて何回でも使えるので、年間パスポートは大変お得でおすすめです。
また小学生以下の年間パスポート会員と、保護者が年間パスポートを持っている3歳未満の子供は、すみだ水族館を訪れるたびにスタンプが押せるキッズパスポート冊子「すみだ水族館アクアパスポート」がもらえます。
いきものスタンプを押すたびにガチャガチャを回すことができ、でてきた景品のシールをキッズパスポート冊子の中の「ぬりえ」のページに貼れば「マイすいぞくかん」が完成します。その上お誕生月に来館すると、インフォメーションで「バースデーシール」ももらえてお得感満載です。
さらに、プロのカメラマンが「すみだ水族館」内でお子様たちが遊んでいる様子を撮影し、撮影した写真がダウンロードできるURLが数日中にデータでもらえる「年間パスポート会員限定イベント」などもあり、家族の思い出の1ページとして残すことができます。
アクセス・行き方
主要駅からすみだ水族館のあるスカイツリーの最寄り駅までのアクセス・行き方をご紹介すると、上野駅からは東京メトロ銀座線もしくは、東武スカイツリーラインで「とうきょうスカイツリー駅」まで約14分です。
押上(スカイツリー前)駅までのアクセスは、東京駅からはJR総武線快速か東京メトロ半蔵門線で約16分、品川駅から押上(スカイツリー前)駅までのアクセスは、東急線・都営浅草線を利用して約25分です。
遠方から羽田空港や成田空港まで飛行機を利用した場合、羽田空港から押上(スカイツリー前)までの行き方は、羽田空港駅から東急線・都営浅草線で約42分、成田空港からのアクセス・行き方は、形成成田スカイアクセス線に乗れば59分ほどです。
なお、スカイツリーは東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅からすぐ、「押上(スカイツリー前)」駅からは直通で徒歩5分ほどです。
名称 | 東京スカイツリータウン「すみだ水族館」 |
住所 | 東京都墨田区押上一丁目1番2号東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F |
スカイツリーの「すみだ水族館」に行くなら夕方以降が狙い目
スカイツリーの「すみだ水族館」の見どころ、営業時間や休館日、料金や年間パスポートなどの基本情報に水族館を見て回る所要時間や混雑時間、スカイツリーまでのアクセス・行き方などをご紹介してきました。スカイツリーの「すみだ水族館」には、夕方以降に行くのがおすすめです。
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