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消毒や掃除に便利な無水エタノールもダイソーで!
新型コロナの影響で、消毒・殺菌グッズへの注目度も非常に高くなっています。当初は「消毒液が手に入らない」「消毒液の種類が選べない」などのトラブルも多かったのですが、2022年12月現在ではさまざまな種類・価格の消毒液から選んで購入できる状況です。
そんな中で今注目されているのが、ダイソーで販売している「無水エタノール」と呼ばれる消毒グッズです。さまざまな100均グッズを取りそろえているダイソーには、無水エタノールを含めさまざまな消毒・殺菌アイテムがあります。
除菌シートや携帯用消毒液は新型コロナ以前からのダイソー定番商品だったので、ダイソー利用客の間でも認知度が高い商品でしょう。
ただしダイソー・無水エタノールは最近注目されるようになったアイテムなので、ダイソーリピーターの間でもダイソーで無水エタノールが買えることはあまり知られていません。
もちろんダイソーファンでなくても無水エタノールに詳しい人は、そう多くはありません。ただし名称に「エタノール」がついているため、消毒や殺菌に効果的なグッズであることは想像がつくでしょう。
そもそもエタノールという物質は揮発性の高い物質で、アルコールの一種に分類されるものです。エタノールによく似た物質にメタノールがありますが、メタノールは人体に対して有毒です。
そのためアルコールランプの燃料やホルマリンの原料に使われますが、手の消毒や殺菌のために使うことはありません。ちなみにダイソー・無水エタノールはエタノールの一種なので、直接手に触れても安全な消毒・殺菌グッズです。
そもそも無水エタノールって?
ダイソー殺菌・消毒グッズとして注目されている無水エタノール(absolute ethanol)は、精製されたエタノールから作られるアルコールです。
無水エタノールは完成したエタノールを化学処理して作るため、わかりやすく説明するならば「エタノール=無水エタノールの原料」といえるでしょう。
無水エタノールの原料であるエタノールは、エチル基(エタンに含まれる水素が1つ除去された構造)とヒドロキシ基(別名・ヒドロキシル基)が結合したものです。エチル基とヒドロキシ基は、相反する性質を持っています。
エチル基は油との相性が良い物質で、ヒドロキシ基は水との相性が良い物質です。水と油は本来相性の悪い物質ですが、エチル基とヒドロキシ基が結合したものが無水エタノールの原料(エタノール)なので、無水エタノールは油汚れの掃除にも使えます。
そんなエタノールは飲用のアルコールの一種なので、アルコールの精製過程と同じように発酵・蒸留を経て完成します。ちなみに市販されているエタノールは発酵・蒸留後に精製しているので、アルコールの純度は93%あります。
ここで注目すべきなのが、エタノールに含まれる残り7%の物質です。エタノールに含まれる7%の物質は水分で、化学処理することでエタノールに含まれる水分は除去ができます。
化学処理によってもともと7%あったエタノールの水分は、0.5%以下まで除去されます。つまりエタノールの段階ではアルコール純度が93%ですが、水分除去の化学処理を行うとアルコール純度が99.5%以上になります。
このような特殊な化学処理を施してアルコール純度を限りなく100%に近づけたものが、ダイソーで話題となっている無水エタノールというわけです。
ちなみに無水エタノールとエタノールの違いは、日本薬局方(日本で販売される医薬品の品質規格書)でも確認することができます。
無水エタノールとエタノールは、どちらも「無水アルコール(無水エタノール)」「アルコール(エタノール)」と呼ばれていますが、日本薬局方ではこれとは別に「消毒用アルコール(消毒用エタノール)」があります。
無水エタノール・エタノール・消毒用エタノールの区別は、アルコール含有量(ただし15℃の条件下での含有量に限る)を見ます。水分の含有量が最も少ない無水エタノールは99.5%以上の純度を誇りますが、エタノールは96.9%~95.1%です。
医療機関などで主に利用されている消毒用エタノールはアルコール含有量が最も低く、概ね81.4%~76.9%となっています。
ただし医療機関などで使用されている消毒用エタノールは酒税額相当(実際には国庫納付金とされています)が課せられるため、市販されているエタノールやダイソー・無水エタノールよりもかなり高額です。
そのため一般医療機関で使用されている消毒用エタノールの中には、変性アルコールを使用するなどの方法で節税対策された商品も存在します。
植物性由来の水分を含んでいないアルコール
「エタノールに含まれる水分を限りなく除去したもの=無水エタノール」と解説しましたが、エタノールおよび無水エタノールに含まれる水分は植物性由来の水分ではありません。
無水エタノールはエタノールから作りますが、エタノールを作る際には混合液(エタノール&水)を蒸留します。どんな成分の水を加えるかによって出来上がるエタノール・無水エタノールの性質が変わりますが、いずれの場合も植物由来の水ではありません。
植物由来の水を使用しているのは工業用アルコールの一部で、食品防腐剤の原料やみりんの原料に使われます。ただし植物由来の水を使用することは工業用アルコールでも珍しく、通常は化学合成された水を使用しているため、飲用や食料にすることはありません。
ダイソーで買える無水エタノール・消毒用エタノール
国内だけでなく海外にも多数の店舗を構えるダイソーでは、日々の消毒・殺菌に欠かせなくなった無水エタノールや消毒用エタノールが低価格で購入できます。
ダイソーが取り扱う無水エタノール・消毒用エタノールも種類があるので、用途に合わせて選び分けることができるのも特徴です。またダイソーで販売している無水エタノール・消毒エタノールの多くが、使いやすい少量タイプになっています。
薬局やドラックストアで無水エタノール・エタノール・消毒用エタノールを購入すると、大容量タイプがほとんどなので使い切るまでに時間がかかります。
そのためお試しで購入するのはなかなか難しいのですが、ダイソー無水エタノール・消毒用エタノールなら小型パックなので、気軽にお試しできるところもおすすめです。
「ウイルス除菌スプレー」
ダイソー・ウイルス除菌スプレー(無水エタノールタイプ)は、部屋のウィルス除菌はもちろん、水拭きができない家電などの掃除にも使えるダイソーおすすめの無水エタノールグッズです。
ダイソー・ウイルス除菌スプレー(無水エタノールタイプ)はスプレーボトルなので、いつでも気になる時にさっと使えるところもおすすめポイントといえるでしょう。なお無水エタノールはすぐに蒸発するので、服についた花粉の除去や部屋の除菌にも使えます。
まな板についた傷の奥に潜む雑菌もダイソー・ウイルス除菌スプレー(無水エタノールタイプ)で簡単に除菌できますし、テーブルの除菌にもおすすめのダイソー除菌・殺菌グッズです。
さらに水拭き掃除がNGなエアコン掃除や空気清浄機掃除も、すぐに蒸発する無水エタノールであれば掃除ができます。特にエアコン・空気清浄機の内部はカビやウイルスがたまりやすいので、掃除だけでなく除菌ができる無水エタノールはおすすめグッズといえるでしょう。
なおダイソー・ウイルス除菌スプレー(無水エタノールタイプ)の容量は250ml/1本ですが、税込み110円なので、無水エタノールを試してみたい人にもおすすめです。
「きれいな手」
ダイソー・きれいな手は2015年の発売以降、常時人気のあるダイソーグッズです。ダイソー・きれいな手は無水エタノールではなく消毒用エタノールですが、肌の保護成分であるヒアルロン酸が含まれているので「肌に優しい除菌アイテム」として人気があります。※2022年12月1日現在、ダイソー公式ネットストアでの取扱いなし。
ダイソー・きれいな手はカバンに入れて持ち運べるよう、コンパクトなサイズになっています。容量は1本45mlですが、約100分使用可能です。ダイソー・きれいな手は基本的に手や指の消毒・殺菌に使用するグッズで、1回3プッシュですり込むのがおすすめです。
無水エタノールとは違うので乾くまでに多少時間がかかりますが、その分しっかりと刷すり込めます。そんなダイソー・きれいな手は、外出先でのウィルス除菌・殺菌におすすめです。
「キビキビ」
ダイソー・キビキビも無水エタノールではなく消毒用エタノールですが、大容量パックなので発売当初からダイソーで人気の商品です。※2022年12月1日現在、ダイソー公式ネットストアでの取扱いなし。
いわゆるスーパーや公共施設などに設置されているノズル式の消毒グッズなので、玄関や洗面所、リビング、キッチンなど気になるところに置くだけで自然に消毒・殺菌の習慣がつきます。ダイソー・キビキビの人気の秘密は、なんといっても安さです。
ダイソー・キビキビは税込み220円ですが、1本1L入っているのでコスパの良さがおすすめです。ダイソー・キビキビと同じサイズの消毒用エタノールを購入しようとすればどんなに安くても1000円前後はするので、ダイソーでも入荷するとすぐになくなります。
基本的に消毒などを目的に使用することが多いダイソー・キビキビですが、スマホやタブレット画面の掃除にもおすすめです。スマホやタブレット画面は静電気を察知して操作する静電容量システムが導入されていますが、使い続けると静電気を察知する能力が下がってきます。
そんな時にダイソー・キビキビを含ませた布で画面をひと拭きすると、掃除・除菌だけでなく画面の感度が復活するので、操作がスムーズになりおすすめです。
「ハンドジェル」
携帯に便利なコンパクトサイズの商品なので、ダイソー消毒アイテムの中でも人気があります。携帯タイプはほかにもありますが、速乾性でさらっとした使い心地が人気です。
アルコール洗浄タイプなので、敏感な人には臭いがやや気になるようですが、子供にも人気のダイソー商品なので、お試しで購入する人も多いです。
なおダイソー・ハンドジェルの口コミでは、「スプレータイプよりも手を洗っている感覚がしっかりあって安心」「手洗い場がないキャンプやアウトドアにおすすめ」などのコメントが目立ちます。
ダイソーの無水エタノールのおすすめの使い方
無水エタノールにいろいろな魅力があることがわかったところで、ここからはワンコインで手軽に購入できるダイソー・無水エタノールの使い方をご紹介しましょう。
キッチンや電化製品の掃除に
毎日の掃除グッズにする使い方は、定番ですがとても便利な使い方です。そもそも無水エタノールは水よりも蒸発しやすい特徴があるので、水拭きができない家電の掃除に適しています。
また除菌効果もあるので、キッチンのまな板や包丁の除菌としての使い方もおすすめです。掃除グッズとして無水エタノールを使う場合は、使いやすいスプレータイプのダイソー・無水エタノール商品を選びましょう。
マスクの消毒に
無水エタノールは消毒用アルコールよりも純度が高いので、使用したマスクの消毒としての使い方もできます。
食事などマスクを外している間にダイソー・無水エタノールで除菌すれば、食事が終わる頃には無水エタノールも乾いているので肌荒れの心配もありません。
自作の化粧水に
人体に無害な無水エタノールなので、ダイソー・無水エタノールで自作の化粧水も作れます。化粧水の原料は基本的にアルコール・水・精油の3つなので、アルコールの一種である無水エタノールがあれば自作も可能です。
ちなみにダイソー・無水エタノールに精油を加えるだけでもオリジナル化粧水が作れますし、ヒアルロン酸などを加えると保湿ケアタイプの化粧水になります。
ダイソーの無水エタノールを消毒液として使用する場合
純度の高いアルコールを含んでいるので、無水エタノールを医療機関などで使われる消毒液アルコールと同じ使い方もできます。この場合の注意点は「濃度」です。
消毒用アルコールよりもアルコール含有量が多いので、一般的な消毒用アルコールと同じように使うと、肌荒れの原因になります。
そのため消毒用として使う場合は、薄めなければいけません。必要な材料は、無水エタノールと精製水の2種類のみです。
どちらもダイソーで販売しているので、無水エタノールと一緒に精製水もダイソーで購入しましょう。作り方は2種類の材料を混ぜるだけですが、分量に注意点があります。
肌に直接触れる消毒用液剤として使う場合、無水エタノールと精製水の割合を7:3にするのがポイントです。ちなみに無水エタノールは蒸発しやすい特徴があるので、量を増やすとすぐに蒸発するので注意しましょう。
ダイソーの無水エタノールの注意点
いろいろな使い方ができる便利なアイテムですが、純度の高いアルコールを含んでいるため、安全に使うための注意点があります。
皮膚への刺激が強い
ダイソー・無水エタノールがあれば簡単に消毒用液剤が作れますが、無水エタノールそのものが純度の高いアルコールなので、皮膚への刺激が強いことを注意点として覚えておきましょう。
人体への悪影響はありませんが、肌荒れの原因になります。ですからダイソー・無水エタノールを使用したときは、保湿ケアを入念に行うことも重要な注意点です。
火気厳禁
ワンコインで購入できるダイソー便利グッズ・無水エタノールですが、無水エタノールは燃料にもなるアルコールの一種なので火気厳禁です。
使用する素材に注意
無水エタノールおよびエタノールは、プラスチックを融解させる特徴があります。そのためプラスチック製品に無水エタノールを使用するのは避けましょう。
消毒液は2週間を目安に使い切る
ダイソー・無水エタノールで消毒用アルコールを自作した場合の注意点は、2週間以内に使い切ることです。
そもそも蒸発しやすい特徴を持つ無水エタノールなので、容器のふたを開けているわずかな間でも揮発してしまいます。また異物の混入を防ぐためにも、できるだけ早く使い切ることがポイントです。
保存する容器にも注意
自作した無水エタノール消毒液は、保存容器にも注意点があります。無水エタノールのようなエタノール液剤はプラスチックを融解するため、プラスチック容器を使用すると危険です。
ダイソーの無水エタノールは様々な用途に使える!
ダイソーの無水エタノールは、消毒・防菌・掃除などさまざまな使い方ができるおすすめグッズです。ただしダイソー・無水エタノールは使い方に注意点があります。
また無水エタノールが使えない物も存在します。ですから便利なダイソーの無水エタノールですが、使い方の注意点は事前にチェックしましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。商品情報は2022年12月1日時点、ダイソー公式ネットストアより。