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話題の「味噌玉」を自分で作ってみよう!
忙しいとコンビニのお弁当や買ってきたお惣菜で済ませてしまうという人もいるでしょう。コンビニ弁当やお惣菜にプラス一品欲しい時におすすめなのが「味噌玉」です。時間がある時にまとめて作っておけば、お湯を注ぐだけでおいしい味噌汁が作れます。
味噌玉は、便利な時短メニューとして注目を集めていて、通販でお取り寄せもできます。また、自宅にある味噌や市販の顆粒だし、野菜を組み合わせれば、オリジナルの味噌玉も楽しめます。冷凍保存もできて、いつ食べてもおいしいので、忙しい人の強い味方です。
本記事では、時短食材として話題の味噌玉について説明をするとともに、レシピもご紹介します。お好みの食材で作れば、毎日の食事が楽しくなるでしょう。ぜひ、作り方を参考に、自家製の味噌玉作りに挑戦してみてください。
そもそも味噌玉とは?
戦国時代に武士たちが携帯した「陣中食」の一つといわれています。味噌玉は、調味料として使われるだけでなく、そのまま食べられることもありました。戦国武将にとっては、貴重な食材でもあり、大事なエネルギー源でもあったのです。
なぜ、味噌玉が陣中食に使われるようになったのでしょうか?実は、有名な戦国武将の一人である武田信玄が、領地で穫れた大豆を保存するために味噌造りを始めたことがきっかけともいわれます。発酵食品でもある味噌は、保存がきくだけでなく、ミネラルなどの栄養素も豊富です。
体力を消耗する戦では、塩分補給も必要になります。陣中食に味噌玉を用意しておけば、戦地での栄養補給も行えます。味噌玉は、食料として食べられる以外に、殺菌作用があったため傷の治療にも使われたという説があります。保存食、調味料と、様々なシーンで活躍した食材といえます。
自家製の即席味噌汁
戦国武将の必需品でもあった味噌玉は、令和の世においても便利な保存食として活用されています。出汁と具材になる食材を味噌に混ぜて丸めるだけで作ることができる味噌玉は、おいしい即席味噌汁に変身します。
もしかしたら、オフィスで食べるランチの際には、インスタントの味噌汁やスープをお弁当と一緒に食べている人もいるか知れません。味噌玉は、ラップに包んで持ち運べるので、忙しいランチのお供にもおすすめです。
自家製なら、味噌、出汁、具材ともに好みのものを組み合わせて作れます。複数の種類を作っておけば、毎日食べても飽きません。外出先で家庭の味が気軽に楽しめます。味噌玉は作り方も簡単なので、短時間で何通りものバリエーションを作ることが可能です。
野菜不足が気になる人や体に良いものが食べたい人こそ、保存ができる味噌玉作りにチャレンジしてみましょう。手作りの温かい味噌汁は、疲れた心と体を癒してくれるはずです。味噌玉があれば、忙しい時もほっと一息付けます。
料理にも活用できる
味噌玉の使い道は、味噌汁として飲む以外に方法はあるのでしょうか?味噌は発酵食品の一つで、炒め物や煮物の調味料に使われます。和の食材以外にも、乳製品やスパイスとの相性が良く、カレーやシチューの煮込み料理の隠し味に使うのもおすすめです。
味噌玉を味付けに使えば、出汁や具材から出る旨味も加わるので、いつもの料理も風味豊かなものに変身します。戦国武将が、何も手を加えずに味噌玉そのものを食べたように、キュウリやセロリといった生野菜に付けて食べるのもおいしいといわれます。
また、火を通す料理だけでなく、調味料と合わせてドレッシングを作ることもできます。味噌玉はどんな料理にも使える魔法の調味料です。味噌汁以外の使い方も覚えて、料理のレパートリーを増やしましょう。
自分好みの具材で作れる
味噌玉と市販されているインスタントの味噌汁との大きな違いは、自分が好きな具材を使って作れることです。和、洋、中、エスニックと組み合わせる食材次第で、いつもの味噌汁とはひと味違う料理が楽しめます。
自分好みにできるのは、具材だけではありません。味噌玉に使う出汁や味噌も、好きなものを使って作れます。特に味噌は、原材料によって「豆味噌」「米味噌」「麦味噌」と種類があり、味や香りも地域ごとに異なります。
同じ味噌でも、合わせる出汁や具材によって、味わいや風味も変わってきます。基本の味噌玉の作り方を覚えておけば、いくつものバリエーションに変化させられます。比較的自由度が高い料理ともいえます。
味噌玉は、混ぜて丸めるだけで手間要らずで作れます。火や包丁を使わなくても作ることができるので、子供と一緒に作ってみてもよいでしょう。簡単に作れるのは、料理のハードルを下げてくれます。味噌玉は、料理初心者も手軽に作れる調味料です。
味噌玉の保存方法
作り方を覚えるといくつもの使い道があり、便利な味噌玉ですが、気になるのは保存の仕方ではないでしょうか?ある程度まとめて作ることも多い味噌玉は、どのように保存をすると長持ちできるのか気になる人もいるはずです。
保存をする時は、味噌玉をラップに包んで、冷蔵庫もしくは冷凍庫に入れましょう。味噌は、空気に触れると酸化します。変色や乾燥を防ぐためにも、ラップに包んでから、保存をしてください。作ったらできるだけ早めに使い切るようしましょう。
包み方は、ラップの上に出汁を混ぜた味噌と具材を置いて、上の部分をグルグルねじって閉じます。ねじった部分を、マスキングテープや輪ゴムで留めると口が開きません。丸く仕上げたい時は、味噌玉を作るグッズも販売されているので、活用するのもおすすめです。
味噌玉をラップに包んで保存をすれば、携帯しやすくなります。職場でのランチ用に味噌玉を持って行く時は、ラップを使うと便利です。具材の置く位置によっては、見た目を可愛くできます。保存をする時も、ちょっとした工夫で見栄えがするものが作れます。
冷凍庫で長期保存が可能
毎日食べるから多めに作りたいというのであれば、味噌玉は冷凍庫に保存しましょう。冷凍をした場合、作ってから1ヶ月ほど持たせることができます。味噌玉は冷凍をすると固くなるのではと不安になりますが、冷蔵とほとんど状態は変わりません。
長期保存ができて、便利な冷凍庫ですが、不向きな食材もあるので、注意をした方が良いでしょう。冷凍保存に向いているのは、乾物を使った味噌玉です。使い切るのが難しい乾物は、下拵えをしてから冷凍するのが良いといわれます。味噌玉に混ぜることで、冷凍保存しやすくなります。
ラップに包んだ味噌玉をフリーザーパックに入れてから冷凍した方が、酸化や変質を防げます。まとめて入れておけるので、料理に使う時も便利です。冷凍したまま持ち運びができ、お弁当の保冷剤の代わりも果たします。
また、生野菜のようにつゆが出やすいものは、冷凍保存は向いていません。水分が多い食材を、具材に使う時は、冷蔵庫に保存をするようにしましょう。その場合、保存期間は1週間ほどとなります。味噌玉の変質を防ぐためにも、水気を切ってから混ぜてください。
味噌玉におすすめな具材とおすすめできない具材
作り置きができて、冷凍保存も可能な味噌玉は、自宅や外出先で味噌汁を作るのにとても便利です。おいしい調味料としても使えるので、料理のレパートリーが広がります。具材は無限大といわれますが、向き、不向きがあるので、どんな食材がおすすめなのが見ていきましょう。
おすすめ食材
まず、出汁に使われる鰹節、椎茸、昆布、煮干しといった食材は、味噌玉には欠かせません。混ざりやすくするために、細かく粉末状にしてから使用します。市販の顆粒だしを使っても構いません。乾燥ワカメ、海苔、とろろ昆布、干した桜エビもおいしい出汁が出るのでおすすめです。
基本的にひじき、切り干し大根、高野豆腐、お麩といった乾物は味噌玉に向いているといわれます。カラフルな色合いのものや花形や手まり麩というように可愛らしい形があるお麩は、味噌玉に使うと華やかな色合いになります。味噌汁用に販売されている乾燥野菜も、味噌玉向きです。
ショウガやニンニク、ネギといった香味野菜は、いつでも使えるように冷凍保存をしてストックをする人もいるでしょう。薬味として生食できる野菜は、乾物と同様に味噌玉に使えます。ミョウガや青じそといった香りが良い野菜も味噌玉と相性抜群です。
香味野菜とともに味のアクセントとなるのが、漬物や瓶詰の保存食品です。味噌に合うキムチの他に、酸味が良い梅干しや柴漬け、ザーサイなども味噌玉に混ぜて使えます。漬物は野菜が摂りやすいという点でもおすすめの食材です。
味噌玉というと和食や中華のイメージがありますが、チーズやベーコンといった洋風の食材とも合います。冷凍保存ができるピザ用やプロセスチーズ、粉チーズは、味に深みが出ます。エスニックでお馴染みのパクチーは、独特の風味が楽しめます。
おすすめできない食材
味噌玉は、意外と多くの食材が具に使用できます。中には、具材に不向きなものもあります。代表といえるのが、味噌汁の具の定番でもある豆腐です。水分量が多く、長期保存に向いていないということもありますが、冷凍をするとスカスカと変質します。
同じ大豆製品でも冷凍ができる油揚げは、味噌玉に使えます。豆腐を乾燥させた高野豆腐も味噌玉向きとされています。代わりの食材を上手活用するのもおいしい味噌玉を作るポイントです。生魚や生肉も同様におすすめできない食材といえます。
火が通りにくい根菜類や生で食べられないかぼちゃやじゃがいも、さつまいも、きのこといった野菜も向いていません。味噌玉を使う時は、切り干し大根や乾燥野菜を使った方がおいしく食べられます。
味噌玉は比較的NG食材は少ないといわれますが、豆腐のように具材にするのは不向きのものもあります。おいしい作り方をマスターする上で、食材の向き、不向きというのは、結構重要になるので、味噌玉作りをする際はチェックしましょう。
味噌玉の作り方をご紹介
レシピは無限大といわれ、お好みの具材を組み合わせるだけで、おいしい味噌汁が作れます。たくさんある作り方のなかから、おすすめのレシピをご紹介します。毎日の食事を豊かにしたい人は、普段の生活に味噌玉を取り入れてみましょう。
野菜たっぷり味噌玉
健康を考えて味噌玉を作りたいという人におすすめなのが「野菜たっぷり味噌玉」です。組み合わせる野菜次第で、和風にも洋風になります。挑戦して欲しいのが、ゴボウやニンジンの乾燥野菜を使った作り方です。
用意をするのは、顆粒だし、ゴボウ、ニンジン、レンコン、椎茸といった根菜類の乾燥品とすりごま、好みの味噌になります。野菜は、戻さずにそのまま使用します。お味噌と一緒にラップに包むだけなので、手間要らずです。
ドライトマト、ズッキーニ、ナスの乾燥野菜を使った味噌玉だとイタリアン風になります。トマトやズッキーニは、鰹節や昆布とも合わせやすいので、出汁は和風のものが使えます。ドライバジルなどハーブを一緒に使えば、イタリアン風の野菜たっぷりのおいしい味噌玉になります。
香ばしい焼き味噌玉
ちょっと変わった作り方ともいえるのが「香ばしい焼き味噌玉」です。戦国時代に陣中食として用いた際にも、味噌を焼いたものがあったといい、おいしい伝統食といえます。
材料は、味噌、顆粒だし、好みの具材になります。焼くと香ばしくなる油揚げは、焼き味噌玉にピッタリの食材です。顆粒出汁にプラスして鰹節を加えると風味豊かで、お湯を注いだ時にさらにおいしい味噌汁になります。
作り方は、具材を入れた味噌を丸めたら、オーブントースターか魚焼き用のグリルで焼き色が付くまで焼いてください。ラップに包むのは、味噌玉の粗熱が取れてからにしましょう。香ばしさを重視するなら、食べる前にもう一度トースターで軽く温めるのがおすすめです。
中華風味噌玉
和風以外にもレシピを知りたいというのであれば、ゴマの香りが食欲がそそる「中華風味噌玉」の作り方をマスターしましょう。材料は、味噌と顆粒の鶏ガラスープの素、炒った白ゴマ、練ゴマ、乾燥桜エビ、キクラゲ、ネギ、パクチーです。
中華食材を使った味噌玉は、必要な材料を混ぜるだけで作れます。ネギやパクチーは、乾燥タイプのものを使えるので、意外とお手軽レシピです。辛いのが好きな人は、豆板醤を一緒に入れてもおいしくなります。
中華風は、お湯を注いで味噌汁にするだけでなく、温めた豆乳と合わせて飲むのもおすすめです。仕上げにゴマ油をたらせば、より本格的な味わいになります。味噌の新たな可能性も期待できる作り方です。
味噌玉は健康に良くておいしい!
出来合いのお惣菜でも、温かい汁物があれば、それだけで豊かな気持ちになれます。即席味噌汁として人気の味噌玉は、普段の生活を助けてくれる心強い味方です。野菜や乾物を組み合わせた味噌玉は栄養満点なので、健康的な食生活を送りたい人こそ作って、ストックしておきましょう!
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