【ほうれん草のスムージー】が簡単にできるレシピをご紹介！デトックスにも

スムージー（Smoothie）はアメリカ西海岸発祥のドリンクで、伝統的なレシピでは冷凍庫で凍らせた野菜や果物を丸ごとミキサーにかけて砕いて作ります。

牛乳やヨーグルト、アイスクリームを加えてスムーズで滑らかな食感にしたり、ハチミツやシロップで甘みを加えたりしていました。

日本では昨今の健康ブームによりスムージーが注目されていますが、冷たいと体を冷やすことや、砂糖やハチミツなど甘味料を入れ過ぎるとかえって健康的ではなくなるということから、常温のフルーツや野菜を使用し、糖類はなるべく入れないスタイルのスムージーが良いとされています。

今回は、ほうれん草を使った栄養抜群でダイエットにおすすめなヘルシースムージーについて特集します。緑黄色野菜の代表格・ほうれん草を使ってヘルシーでおいしいスムージーを作りましょう。

さっそく簡単に作れる【ほうれん草のグリーンスムージー】のレシピを見ていきましょう。ほうれん草のグリーンスムージーの材料（2人分）は、ほうれん草100g・オレンジ1個・レモン1／4個・水100cc・ハチミツ小さじ2です。

ほうれん草は根元を切り落としてよく洗い、3cmの長さに切ります。オレンジは皮をむき、小房に分けておきましょう。レモンは手で搾りレモン汁にしておきます。

ミキサーに全ての材料を入れ、攪拌すれば完成です。オレンジの甘酸っぱさがほうれん草独特の青臭さをしっかりとカバーし、おいしいスムージーに仕上げてくれます。さっぱりとした酸味とほうれん草の野菜感がヘルシーでさわやかな味わいです。

ほうれん草はヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属の野菜で、冬が旬です。ビタミンAや葉酸が豊富で、ルテインというカロテノイドを多く含みます。ほうれん草は鉄分が多く、鉄分の吸収を促進する葉酸も豊富に含まれているため、効率よく鉄分摂取ができるといわれています。

また、ほうれん草80gあたりに食物繊維が5.7g含まれています。これは1日に推奨されている摂取食物繊維量の約25％に当たります。食物繊維を摂ることで胃腸の働きが良くなり、消化しやすくなり、栄養の吸収率も高まるといわれています。

代謝がよくなるということは太りにくい体質へ改善されるという効果も期待できます。またほうれん草に含まれる鉄分は、貧血予防の代表的な栄養素です。貧血になると血液で酸素を運ぶことが困難になり体脂肪が燃えにくくなります。

つまりダイエットの1つの要素である脂肪燃焼を促すためには、鉄分が欠かせないというわけです。ほうれん草のスムージーは1日の中で朝食で取るのがおすすめです。鉄分・葉酸・食物繊維が豊富なほうれん草を、スムージーで手軽においしく摂りましょう。

次は、りんごやバナナを入れたおいしいほうれん草スムージーをご紹介します。りんごとバナナはどちらもスーパーで手に入りやすいフルーツの1つで、日本人になじみがあります。

青臭さが際立ってしまいがちなほうれん草のスムージーも、甘味の強いりんごとバナナを加えることでよりおいしく仕上がります。

ほうれん草を使ったグリーンスムージーを継続して飲むなら「おいしい」味わいであることは必須条件です。りんごとバナナを使って爽やかな甘みと酸味をプラスし、飲みやすいグリーンスムージーを作りましょう。

「りんごとバナナを使ったほうれん草のスムージー」の材料（2人分）は、ほうれん草6～8本、りんご1／2個、バナナ1本、水200ccです。全ての材料をミキサーに入れ、攪拌すれば完成です。甘味が足りない場合はハチミツ小さじ1～2を入れましょう。

つづいてはほうれん草を使ったスムージーのアレンジレシピをご紹介します。栄養価の高いほうれん草を使えば、簡単においしくてヘルシーなアレンジレシピが楽しめます。

前章でご紹介した「りんごとバナナを使ったほうれん草のスムージー」に、生姜のすりおろしとハチミツをプラスするアレンジレシピです。「りんごとバナナを使ったほうれん草のスムージー」2人分の材料に、生姜のすりおろし小さじ1、ハチミツ小さじ2を追加します。

ミキサーで攪拌したら、600Wの電子レンジで約1分加熱します。生姜とハチミツの風味がきいたホットスムージーの完成です。寒い日の朝や、体を温めたいときなどにおすすめのアレンジレシピです。

ほうれん草のスムージーについて特集しましたがいかがでしたでしょうか。栄養価の高い緑黄色野菜・ほうれん草を使ったグリーンスムージーは忙しい方におすすめのドリンクです。

手軽にミキサーで作れて素早く飲めるスムージーは朝食におすすめです。ご紹介したほうれん草スムージーのレシピやアレンジレシピを参考に、健康的なスムージーライフを送りましょう。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。