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シンプルでどんな食材にもあう【イギリスパン】
イギリスパンはシンプルで、どのような食材にも合うといわれている万能なパンです。イギリスパンにはどのような魅力があるのでしょうか。本記事ではイギリスパンの魅力に迫ります。
イギリスパンのレシピやおいしい食べ方を紹介!
イギリスパンは様々なアレンジをしてお好みの味にすることができます。イギリスパンのアレンジレシピやおすすめの美味しい食べ方についても、詳しく紹介していきますので要チェックです。
イギリスパンってどんなパン?
まずはイギリスパンとはどのようなパンなのかを紹介します。よく似た食パンとの違いやイギリスでのイギリスパンの呼び方など、イギリスパンについて詳しく説明していきます。
イギリスパンと食パンの違いは?
イギリスパンと食パンの違いは、イギリスパンは食パンと比べると軽くてサクサクした食感に仕上がるしことで、甘みが控えめになっていることが特徴です。
イギリスパンの歴史には諸説ありますが、最も有名なのがコロンブスがアメリカ大陸を発見した時に持ち運びが便利で、多くの人数で食べられるということから、食料として船に積んでいたという説があります。
イギリスパンの小麦粉は、北米を植民地にしていた時代から、北米から輸入された高タンパクの小麦を使っているため、とても柔らかいパンになっています。
また発酵する時間が食パンよりも長いため、生地の中に多くの空気を取り込むことができるようになっているのも、特徴の1つになります。
イギリスパンはバターや砂糖の量が少ないため、日本でよく食べられている食パンよりもあっさりとしており、キメも少し粗めになっているのが食パンとイギリスパンの違いになります。
イギリスパンはカットする厚さによっても味わいに違いが出てきます。カリカリの食感を味わいたい場合は薄くスライスをして、モチモチの食感を味わいたい場合は厚めにカットするのがおすすめです。
カットする厚さの違いにより異なる食感を楽しむことができるのも、イギリスパンの魅力の1つであり食パンとの違いの1つでもあります。
イギリスパンは、100gあたりのカロリーがおよ240kcalから260kcal程度となっています。カットする厚さによってカロリーも変わりますので、カロリーを気にしている人などは厚みも調整して食べるのがおすすめです。
イギリスパンは小麦粉・油脂・スキムミルクが使われているため炭水化物・脂質・たんぱく質などが主な栄養素となっています。見た目は似ている食パンとイギリスパンですが味わいなどに違いがあり、あっさりとした味のパンが食べたい時にはイギリスパンがおすすめです。
イギリスでは「ティンブレッド」と呼ばれている
イギリスパンは本場のイギリスではティンブレッドと呼ばれています。なぜティンブレッドと呼ばれているかというと、イギリスではティンと呼ばれる焼き型を使って製造していることから、ティンブレッドが名称となっています。
ティンブレッドのティンとはブリキの箱を指します。ティンブレッドは蓋をせずに作り上げるため、自然発酵で山のような形になるのが特徴です。ティンブレッドは薄くスライスしてトーストした後に、バターやマーマレードをあわせて食べるのがイギリス流の食べ方の1つです。
イギリスで愛されるパンは他にも!
イギリスではティンブレッド以外にも人々に愛されているパンがたくさんあります。ティンブレッド以外にも愛されているパンで、代表的なパンがスコーンやイングリッシュマフィンになります。
スコーンはベーキングパウダーで膨らませたスコットランドの伝統的なビスケットの1つになります。アフタヌーンティーには欠かすことができないスコーンは、クロテッドクリームやジャムを載せて紅茶と一緒に食べるのが主流の食べ方です。
イングリッシュマフィンは、イギリスの伝統的なパンで吸水率が高いため、中の生地がしっとりしているのが特徴のパンです。バターをよく浸み込ませるために、フォークや手などで2つに割ってからトーストします。
イギリスパンの美味しい食べ方は?
続いてイギリスパンの美味しいおすすめの食べ方について紹介していきます。イギリスパンを美味しく食べるためにはまずトースターをあらかじめ温めておくことが大切です。
高い温度で表面がキツネ色になるまでを短時間で行うことで、イギリスパンの水分を逃すことなく表面をカリカリに焼き上げることができます。イギリスパンは厚さによっても食感を変えることができます。
薄切りの場合はカリカリの食感に、厚めの場合はモチモチした食感を楽しむことができますので、お好みの厚さでイギリスパンを楽しみましょう。イギリスパンは様々な食べ方をすることができますが、今回は定番の人気食べ方を2つ紹介していきます。
【イギリスパンの食べ方】バタートースト
イギリスパンのおすすめの美味しい食べ方は「バタートースト」になります。シンプルな食べ方ですがイギリスパンの美味しい食べ方の定番メニューとなっています。
あっさりしたシンプルな味わいのイギリスパンであるからこそ、バターの芳醇な美味しさがパンによく浸み込みバターの魅力を引き出してくれます。
おすすめのバタートーストは、厚めに切ったイギリスパンを十字の切り込みを入れてバターを載せてトーストします。イギリスパン本来の美味しさをダイレクトに感じることができるのがバタートーストになります。
【イギリスパンの食べ方】チーズトースト
2つ目に紹介するイギリスパンを美味しく食べるおすすめの食べ方は「チーズトースト」になります。シンプルにチーズのみをかける食べ方です。
おすすめの食べ方は、イギリスパンに縦1本・横2本の切り込みを入れ、パンにバターをまんべんなく塗り込みます。バターを塗ったらチェダーチーズを載せてさらに上からモッツァレラチーズをパン全体に散らしてトースターで焼き上げると、トロトロのチーズトーストが完成します。
お好みによってバターと一緒に和からしを塗りこみとピリ辛の味を楽しむこともできます。他にも、イギリスパンを薄く切りコーンやハム・セロリの葉を載せてチーズをかけて焼き上げるとワインなどアルコールのお供にも最適のチーズトーストが出来上がります。
人気!イギリスパンのレシピ!
続いてイギリスパンの作り方について見ていきましょう。シンプルな味わいが魅力のイギリスパンは自宅でも作ることができます。
材料はAの材料が強力粉150g・砂糖15g・イースト6g・水200gで、Bの材料が強力粉150g・塩5gになります。A・Bの材料の他にショートニング15gも必要です。
作り方は、Aの強力粉・砂糖・イースト・水を約5分間混ぜます。混ぜたAの材料の中にBの材料の強力粉・塩を入れ混ぜていきます。AとBが良く混ざったら台の上で約10分間たたきます。
10分間ほどたたいたらショートニングをもみ込み更に10分間ほどたたきます。生地をボウルに入れラップをして約30分間から40分間ほど発酵させます。発酵させたら生地を2分割して約25分間ベンチタイム(生地を休ませる)をします。
ベンチタイム後めん棒で伸ばしていきます。三つ折りにして手前から巻き込むようにします。型にならべて約30分間仕上げ発酵をしたら、200度に予熱したオーブンで約30分間焼き上げるとイギリスパンの完成です。
おすすめ!イギリスパンのアレンジレシピ!
最後にイギリスパンを使ったアレンジレシピを紹介します。紹介するアレンジレシピは子どもから大人まで美味しく食べることができる食パングラタンになります。
用意するのは、イギリスパン4から6枚切りを2枚・ホワイトソース150ml・無塩バター10g・グリュイエールチーズ30g〜40g、塩・コショウ・ナツメグを適量です。この分量で、約2人分の食パングラタンを作ることができます。
作り方を見ていきましょう。イギリスパンは1枚だけ中をくり抜きます。くり抜いていない方のイギリスパンにバターを塗り、擦り下ろしたグリュイエールチーズを3分の1振りかけます。
くり抜いたイギリスパンを上に重ねます。ホワイトソースを温め、塩・コショウ・ナツメグで味を整えます。ホワイトソースをイギリスパンのくり抜いた部分に注ぎ、残りのグリュイエールチーズをかけます。
中温のオーブンでこんがりキツネ色になるまで焼き上げると、トロトロのチーズとホワイトソースがパンからあふれ出る楽しさと美味しさを感じることができる食パングラタンの完成です。
イギリスパンで美味しい食卓を!
イギリスではティンブレッドと呼ばれるイギリスパンの魅力やおすすめの食べ方・作り方・アレンジレシピなどを紹介してきました。イギリスパンはシンプルな味わいだからこそ様々な食べ方を楽しむことができるパンになっています。
イギリスパン本来の味をそのまま楽しんだり、アレンジをして新しい味や食感を楽しむなど、イギリスパンを使って美味しい食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。