三沢の観光・おすすめスポット21選！定番の航空科学館や人気のイベントもご紹介

豚バラ肉周辺にある軟骨を「パイカ」と呼びます。豚1頭から500g程しか取れない、ある意味希少部位です。豚バラ肉ブロックを切り落とし後に廃棄処分が多い豚バラ軟骨ですが、実はかなりの肉が残っています。

「勿体ない、なんとか三沢のご当地グルメにできない？」といわんばかりに三沢市畜産公社が、2006年に豚肉丸ごと食べられる「煮込み料理」を発案します。その後、三沢のイベントでの提供が始まりです。

「三沢パイカ料理」とはその煮込み料理を含むパイカ料理全般を意味します。コラーゲンを多く含む軟骨とその周囲に付く上質な豚肉や軟骨特有のコリコリ食感が煮込む時間に沿って、ぷるぷるからトロトロ、そしてホロホロへと食感が変化します。

パイカの料理方法も種類が豊富にあり、様々な旨さや食感が楽しめます。パイカ鍋やパイカラーメン、パイカ煮込みなど列挙に暇がありません。三沢市内の各店自慢の独自なパイカ料理を是非堪能してみてください。

下記は「パイカ丼」「パイカカレー」などを提供する食事処「お食事処 おおせっか」のスポット情報です。

三沢の特産海鮮のひとつに「ほっき貝」があります。知名度向上や地元飲食業界の活性化、または観光客集客目的で、2008年頃から拡散展開を図っているご当地メニューが「三沢ほっき丼」なのです。

唯一「三沢産のほっき貝を使う」という制限以外に定義とするレシピや条件がありません。提供するお店によって様々な三沢ほっき丼のレシピがあり様々な味が堪能できます。

拡散当初は19だった提供店舗の数ですが、各メディアに掲載されたことで知名度が拡散され、地元での消費量の増加は元より三沢ほっき丼目的の観光客も上昇しています。2018年現在、提供店舗の数は28を超え、現在も増え続けています。

全体的に東北地方は山間部や山脈が多く、総じて様々な温泉も多くあります。青森県や、ましてや三沢市も例外ではなく、三沢近隣にも温泉が存在します。温泉があるなら三沢観光途中にでも、ひと風呂入ってゆっくりしたい人も多いでしょう。

その三沢観光の途中でも、旅の疲れ解消におすすめできる三沢周辺の人気温泉を紹介します。

三沢空港の眼前という徒歩5分の距離に所在する「三沢空港温泉」は、飛行機搭乗の時間調整などの待ち時間に立ち寄れる、使い勝手の良さが特徴の定番日帰り温泉施設です。

鳥のさえすりがBGMとして流れ、室内や浴室などはかなり広く空間を取っており、温めの露天風呂はまったりできます。トレーニングルームや、食事持ち込みが可能な休憩室も常設されています。

5:30～24:00の長時間営業なので1日券でゆっくり癒されながら過ごせます。三沢空港の徒歩圏なので、三沢到着すぐに温泉やそして出発前に温泉など、空港を頻繁に利用する出張族などにもおすすめです。

地下916mから湧くアルカリ性の単純天然温泉であり、黄色いお湯の色、いわゆる「黄金の湯」でもありでツルツルした湯感が特徴です。浴槽種類も豊富にあり、露天風呂や電気風呂、水風呂やサウナなどの湯巡りも堪能できるでしょう。

航空科学館などに三沢観光に行った際に温泉休憩に利用してみててはいかがでしょうか。

市外の利用者も多い青森県初の釜風呂が自慢の「あおば温泉」です。釜風呂は脱衣所のすぐ横に設置されており、決して熱過ぎない釜の中では時間を忘れ、必要以上にゆっくりしてしまう可能性も否定できません。

泉質は、ナトリウム塩化泉で神経痛や筋肉痛または関節痛などの効果が期待できます。泉質の色は無色透明で若干塩味があり、泡つきはなく少々ツルっと感が残ります。薬風呂や電気風呂以外は、天然温泉が惜しみなく源泉かけ流されています。