テルモの血圧計おすすめまとめ！人気の上腕式や手首式を徹底比較

テルモは多くの人が1度は耳にしたことがある有名企業ですが、実際はどのような会社なのでしょうか？テルモの歴史やテルモの特徴をご紹介します。

テルモは1921年（大正10年）に設立され、2021年9月に創立100周年を迎える国内最大手の医療機器メーカーです。テルモは第一次世界大戦により輸入が断たれてしまった体温計を国産化し、1922年に初めて出荷しました。

以来日本初の使い切り医療機器や世界初のホローファイバー型人工肺をはじめ、人々の健康を支える数多くの製品を世界160ヶ国以上で提供しています。そして1988年に登場した画期的な商品が、家庭用電子血圧計です。

テルモが業務用医療機器で培ったノウハウを生かして開発した血圧計は、医師に信頼される高い精度でありながら、家庭で簡単に血圧を測定できる優秀アイテムです。そのためテルモの血圧計は、国民の健康維持に重要な役割を果たしています。

そもそも血圧計とはどのような製品なのでしょうか？血圧計はその名の通り、血圧を計測する機器です。血圧とは心臓から送り出される血流が、血管の内側の壁を押す力、つまり圧力を指します。

そして心臓が収縮する際の血圧を「最高血圧」、心臓が拡張する際の血圧を「最低血圧」と言い、多くの疾病の診断に用いる重要な情報になります。

従来の血圧計測は病院の診察室などで、医師や看護師が行うというスタイルが一般的でした。ところが人によっては診察室に入ったり白衣を見たりするだけで緊張してしまい、普段より高い値や低い値を示すケースが知られるようになりました。

そこで家庭用血圧計を使った、日常生活における血圧計測が重要とされています。家庭用血圧計なら1日の血圧変動を観察できる他、脳卒中などに関連する早朝高血圧といった情報も読み取ることができます。

血圧計と言えば、テルモでも上腕式が定番人気です。上腕式は二の腕で測定する血圧計を指し、正確な値を測定できます。ではテルモで人気のおすすめ上腕式血圧計2選をご紹介します。ご紹介する価格は全て税込み価格です。

テルモで人気のおすすめ上腕式血圧計1つ目は「テルモ血圧計ES-W5200ZZ」です。参考価格は10780円、電源は単3形アルカリ乾電池4本または専用ACアダプタ、メモリは60回×2人分、電池寿命の目安は約450回、付属品は単3形アルカリ乾電池4本・専用ACアダプタです。

腕に巻くタイプで、測定可能な腕周囲は約17～36cmになります。テルモ血圧計ES-W5200ZZの特徴は3つあります。

特徴1つ目は「HiRS」です。HiRSは「High Resolution System（ハイレゾリューションシステム）」の略で、血圧計測中に発生する不規則な脈リズムを検知できるテルモの独自技術です。

測定中に取得できるデータ量を従来品の6倍にした「高精度脈波間隔測定システム」を採用することにより、脈の乱れの間隔をこれまで以上に識別できるようになりました。

特徴2つ目は「正常に測定できているか教えてくれる」です。腕帯を巻いてスタートボタンを押すと、「腕帯巻きOKまたは腕帯巻きNG」や測定中に体が動いた場合の「体動」、また正常に測定された場合の「正常測定」マークが表示されます。

特徴3つ目は「測定結果の保存が可能」です。テルモ血圧計ES-W5200ZZにはメモリボタンが2つあり、選択した結果を保存できます。

テルモで人気のおすすめ上腕式血圧計2つ目は「アームイン血圧計 テルモ電子血圧計ES-P2020DZ」です。参考価格は18480円、電源は単3形アルカリ乾電池4本または専用ACアダプタ、メモリは360回、電池寿命の目安は約250回、付属品は単3形アルカリ乾電池4本・専用ACアダプタです。

腕帯を巻かずに腕を通すだけの簡単血圧計で、測定可能な腕周囲は約18～33cmになります。アームイン血圧計 テルモ電子血圧計ES-P2020DZの特徴は2つあります。

特徴1つ目は「タッチするだけでデータ送信」です。テルモ電子血圧計ES-P2020DZはデータ通信機能付きで、測定結果は自動的に記憶されます。そしてタッチすることにより、無料専用ソフトへデータを送信できます。

専用ソフトでは1日間・7日間・30日間・90日間の血圧・運動・体重との関係をグラフや一覧表示で詳細に確認できるため、過去の振り返りに役立ちます。

特徴2つ目は「左右どちらでも正確に測定」です。テルモ電子血圧計ES-P2020DZは左右どちらの腕を通しても動脈上にマイクが当たり、ノイズセンサーが振動などのノイズを除去します。そのため医師や看護師が測定するのと同様に、血管音だけを正確に検出します。

テルモには、手首で血圧を測定する手首式の血圧計もあります。上腕と手首とでは血管の太さや硬さに差があるので、上腕の血圧と手首の血圧は異なります。そして本体が心臓と同じ高さになるようセットし、正しい姿勢で測定を行えばどちらも精度に違いはありません。

好みによりますが、手首式は日々の血圧変動をチェックしたい場合や、とにかく手軽に簡単に血圧を測りたいという場合におすすめです。ではテルモの手首式の人気血圧計をご紹介します。

テルモの手首式の人気血圧計は「テルモ血圧計ES-T300ZZ」です。参考価格は8360円、電源は単4形アルカリ乾電池2本、メモリは100回、電池寿命の目安は約250回、付属品は単4形アルカリ乾電池2本です。

手首に巻くタイプで、測定可能な手首周囲は約13.5～21.5cmになります。テルモ血圧計ES-T300ZZの特徴は2つあります。

特徴1つ目は「スマートで見やすい大画面」です。テルモ血圧計ES-T300ZZは手首に巻く帯に画面が付いた腕時計のような外観で、画面の厚さは16mmと超薄型です。それでいて2.9型の大画面なので、表示がはっきりと見えやすいというメリットがあります。

特徴2つ目は「体動マーク」です。テルモ血圧計ES-T300ZZは体が動いて測定できなかった場合、体動マークの表示によって測定ミスを教えてくれます。そのため毎回、正確な値を測定できます。

テルモは大手メーカーだけに価格が高いというイメージを持たれがちですが、お手頃価格なのに機能的な血圧計も扱っています。ではテルモの手頃な価格帯のおすすめ血圧計をご紹介します。

テルモの手頃な価格帯のおすすめ血圧計は「テルモ血圧計ES-W100ZZ」です。参考価格は7313円、電源は単3形アルカリ乾電池4本または専用ACアダプタ（別売）、メモリは90回、電池寿命の目安は約300回、付属品は単3形アルカリ乾電池4本です。

腕に巻くタイプで、測定可能な腕周囲は約22～32cmになります。テルモ血圧計ES-W100ZZの特徴は3つあります。

特徴1つ目は「シンプルで大きな操作ボタン」です。テルモ血圧計ES-W100ZZは測定開始も終了も、同じボタンをワンプッシュするだけでOKの簡単操作が魅力です。さらにボタンが大きく、操作しやすい設計になっています。

特徴2つ目は「大きく見やすい文字表示」です。テルモ血圧計ES-W100ZZはコンパクトサイズで保管場所に困らない省スペースタイプでありながら、5.3型の大きな液晶画面にできる限り大きく文字を表示しています。

さらに画面角度を60°に設定することにより測定中でもはっきり見える他、時刻も表示されて離れた距離からでも見やすいので、置時計としても重宝します。

特徴3つ目は「楽な姿勢で測定可能」です。テルモ血圧計ES-W100ZZはチューブを80cmと長めに確保しているため、ゆったりと楽な姿勢で測定できます。

テルモの血圧計は腕に帯を巻く上腕式、腕を通すだけの上腕式、手首に帯を巻く手首式の他、リーズナブルな価格帯の上腕式商品も販売されているため自身に合ったものを選べます。

またテルモの血圧計は大きく見やすい表示とシンプルでわかりやすい簡単操作によって使い勝手が良い上、メモリ機能が充実しているため日々の血圧管理に役立ちます。テルモの血圧計を活用し、自宅で手軽に健康チェックを行いましょう！

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。