熊本の人気で絶品のパン屋21選！イートインの有無や気になる営業時間は？

近年、高級食パンのブームとともに次々にパン屋がオープンし、日本中にパン好きのための時代が来ています。しかしパンブーム以前から熊本にはパン屋が立ち並び、一種類のパンに特化した専門店や、オリジナリティあふれるパン屋がたくさんあります。

熊本には、外国産小麦と比べてもちもちとした食感を生み出す品質の良い小麦や、卵、阿蘇産の美味しいジャージー牛乳など、パン作りには欠かせない素材があります。

また、熊本のパン屋の中には自家製天然酵母や自然のものだけを使用して、体にやさしいパン作りにこだわったお店もあります。たくさんの個性が詰まった熊本のパン屋と、人気を集めるオリジナルパン、お店のこだわりなど、魅力をたっぷり紹介します。

それでは早速、熊本で大人気のパン屋を紹介します。本格石窯パンが食べられる「fournier（フルニエ）」や、フランスパンが人気の全国的に有名な「ポンパドウル」、スイーツ＆ベーカリーショップの「ガトーアンリー」、ドイツパン専門店の「ベッカライ グリュック」が登場します。

熊本の菊陽町にある「fournier（フルニエ）」では、スペインから取り寄せた石窯を使用しています。フルニエの本格的な石窯焼きパンの特徴として、外はしっかりこんがりと焼けているにもかかわらず、中はふっくらでしっとりとした食感に仕上がっています。

パンを一番美味しい状態で店頭に並べられるよう、少ない数を小分けにして焼くことをこだわりとしています。定番のパンから季節限定や新商品など、常に200種類以上と豊富なバリエーションを揃えていて、飽きの来ない美味しさが人気となっています。

営業時間は朝9時～19時、店休日は月曜日（祝日の場合は翌日）となっています。広めのテラス席やイートインスペースのある店内には、ドリンクサービスもあります。

創業50周年をこえて全国に展開している「ポンパドウル」が、熊本にもあります。パン屋のほとんどが特にこだわる商品がフランスパンと言われていますが、ポンパドウルのフランスパンは別格で、「うちのフランスパンはどこにも負けない」という情熱を持って提供しています。

ポンパドウルの全店舗でのレシピは、なんと1300種類以上もあります。毎月12日は「パンの日」で、多くのスタッフや消費者がアイデアを出し合い、新作パンが発売される日となっています。飽くなきパンの美味しさへの追及が行われている、こだわりが詰まったパン屋です。

バターの風味とサクサク感がたまらないクロワッサンやデニッシュも人気です。営業時間は朝10時～20時で、不定休となっています。

「ガトーアンリー」は、オーナーが東京の洋菓子店で修業した経験を生かして地元熊本に戻り、先代の店を引き継いで営むパン屋です。パン屋でありながら、アップルパイやロールケーキなどの洋菓子も販売されていて、パンも洋菓子も豊富なラインナップです。

パンは天然酵母を使ったハードタイプのものから、老若男女に人気のカレーパンなどの総菜パンまで揃っています。毎日の主食からデザートまで、ガトーアンリーで買うことができます。営業時間は朝7時30分～19時30分、日曜祝日は19時までで、不定休となっています。

ガトーアンリーでは人気の焼き菓子の配送サービスも行っているため、遠くの人への贈り物におすすめです。洋風まんじゅうや、創業当時からあるラスクなどがあります。

「ベッカライ グリュック」は、熊本市南区の富合町にあるパン屋で、健康志向の人におすすめの「ドイツパン」が話題の店です。ライ麦が配合されたパンやバゲット、クリスマスには欠かせないドイツ生まれの菓子パン「シュトレン」など、なかなか普通のパン屋にはないパンがあります。

ドイツパン以外にも人気のパンがたくさんあり、イベントやパーティーにぴったりのサンドイッチオードブルも好評で、地元の人から親しまれているパン屋です。営業時間は朝8時～18時、店休日は第2・4月曜と火曜となっています。イートインスペースもあります。

つづいては、熊本のおしゃれで人気のパン屋2店舗を紹介します。外観や店内がおしゃれなのはもちろん、売られているパン自体も遊び心が効いているなどの特徴があります。地域から信頼の厚い「ベーカリー吟猫（ぎんねこ）」と「pandocoro（パン處）」を紹介します。

「ベーカリー吟猫（ぎんねこ）」は菊陽町にあるパン屋で黒い猫と緑文字の看板が目印です。目玉商品であるトーストは、子どもでも美味しくそのまま食べられるようにと耳まで柔らかくしたソフトな口当たりが人気です。トーストは乳製品と卵を使用していないので、アレルギーの方も安心です。

パンの美味しさと子どもへの徹底した配慮で子連れママたちから好評のパン屋です。自家製フランスパンを使用した衣がカリッとした揚げパンや、種類豊富なパンが店内に所狭しと並べられています。ハムチーズフォンデュをはじめ、揚げパンは注文後に揚げるので、熱々の状態で味わえます。

ベーカリー吟猫は、夫婦で切り盛りしている、地域に愛されている小さなパン屋です。営業時間は朝7時～17時、定休日は水曜日となっています。

「pandocoro（パン處）」は、熊本産オーガニック小麦と自家製天然酵母で作るベーグル専門店です。「日本人にとってお米のような存在のパンを作りたい」という想いから、こだわり抜いた原材料を使用し、通常のベーグルよりも数倍の時間をかけて丁寧に焼き上げます。

パン處のベーグルの生地には卵や牛乳、バターは入っておらず、糖分も控えめでヘルシーな食べ物です。健康志向の人も安心して食べられる、自家製天然酵母だけで発酵させたベーグルはモチっとした独特の食感で、クセになる美味しさです。

ベーグルの種類も豊富で、プレーン、ブルーベリー、チョコナッツ、グラハム（全粒粉）など、約10種類以上用意されています。パン處のベーグルはそのままでも十分美味しいのですが、別売りのディップをつけて食べれば、さらに美味しい一品になり、おしゃれな朝食にぴったりです。

営業時間は朝10時頃から、商品が無くなり次第閉店となります。午前中にベーグル、お昼前後にハード系のパンを焼き上げています。

パンの種類が豊富なパン屋を紹介します。パンの種類が豊富に並んでいると、いつ行っても何を買おうか選ぶ楽しさがあります。ワンランク上のパン屋「ブロートハオス」と、驚きの食感を生み出す「TORTUEpain トルチェパン」が登場します。

熊本市内の新屋敷の住宅街にある人気のパン屋「ブロートハオス」は、大人な雰囲気でおしゃれなお店です。デニッシュやハード系のパン、メロンパンなどの定番のパンのほか、ブロートハオス20年の歴史を詰め込んだ最高傑作の食パン「佐藤」が人気です。

とにかく種類が豊富でキッシュやフォカッチャ、バゲット、あんバターなど幅広いラインナップが並びます。ゴルゴンゾーラが使用された大人向けのパン、白ワインや赤ワインに合うパンもあります。ブロートハオスには、パンの焼き上がりに合わせて一日に数回訪れるファンもいます。

ブロートハオスのおすすめは、味わい深いパン生地に、クランベリーとクリームチーズが練り込まれた「キューズ」やオレンジピールとレーズンを混ぜた爽やかな風味が閉じ込められた「カレンツオランジュ」などの豊富な種類のしゃれたパンです。ホームパーティーにもおすすめです。

営業時間は朝8時～18時、店休日は月・火曜となっています。食パン「佐藤」をはじめ、人気のパンはすぐ売り切れるため、予約するのがおすすめです。

熊本市北区の清水亀井町の住宅街にある「トルチェパン」は、2019年4月にオープンしたパン屋です。店内はあまり広くないものの、選りすぐりの出来立てパンたちが棚に並んでいます。店主には東京代々木の有名店で長年パン職人として修行していた経歴があります。

優れた技術で作られた絶品のパンが並びますが、トルチェパンのおすすめは厳選した材料で焼き上げた「トルチェ100」というオリジナル商品です。特に人気の高いパンは、このトルチェ100にバターと岩塩で風味を増した「塩バターパン」で、外側と内側の食感の違いも楽しめます。

営業時間は朝8時から14時、16時から19時までで、商品がなくなり次第閉店です。定休日は、毎週火曜と第3水曜日となっています。3台停められる駐車場もあります。

美味しいパンを食べたいなら、どんなお店のパンでも「出来立て」を食べるに限ります。お店のパンを購入して持ち帰って家で食べるより、出来立てをすぐ食べられる「イートイン」スペースのあるお店がおすすめです。

ここでは、熊本のパン屋の中でもイートインができるお店を2つ紹介します。大人女子が集るおしゃれな「パン・オ・ルヴァン」と、ハワイアンの開放的な空間が人気の「スキダマリンク建軍店」が登場します。

パンの豊かな香りに包まれながら、イートインスペースのある店内でゆっくり焼きたてパンの美味しさを楽しみましょう。

「パン・オ・ルヴァン」は、おしゃれな大人な雰囲気が漂うプロヴァンス風のパン屋です。イートインもできるカフェが併設されていて、ゆったりと過ごすことができます。熊本や九州産を中心とした小麦粉と、自家製のルヴァン種の天然酵母を使用し丁寧に焼き上げます。

焼き菓子やサンドイッチなど、様々な種類のパンがあります。店内にはワインセラーもあり、ソムリエの資格を持つオーナーが厳選した世界のワインを揃えています。イートインができるカフェではモーニングやランチもあり、パン屋を超えた、たくさんの魅力が詰まったスポットです。

営業時間は朝8時～19時（土日祝日は朝7時30分から）で、水曜日が定休日です。姉妹店「ナチュラル」も、人吉市や多良木町にオープンしています。

「Bakery Skidamarink（スキダマリンク）」は、ハワイの言葉が由来となった店名で、お店自体もハワイの風を感じさせるようなパン屋です。焼き立てが並んだ瞬間に売り切れる塩パンやメロンパンがおすすめで、ハワイアンらしくマラサダ（揚げパンの一種）なども人気です。

店の外には広々としたテラス席のイートインスペースがあり、揺れるブランコのような席もあります。コーヒーの無料サービスもあるので、のんびりと焼きたてのパンを味わうことができます。塩パンの焼き立て時間の目安がお店の外に掲示されていて、その時間を狙ってくる人も多いです。

スキダマリンクの営業時間は朝7時～21時、定休日は毎月第3火曜となっています。駐車場もあり、パンを買うと90分無料になります。

熊本のパン屋の中でも、朝早い時間から営業している人気のパン屋を紹介します。通勤や通学前に立ち寄ることができるので、朝から人気の2店舗です。どちらのお店もイートインスペースがあるので、焼きたてのパンを朝から味わえるという贅沢な一日を送れます。

「石窯パン工房メリチェル 熊本店」では、火ではなく石窯内部の遠赤外線効果でパンを焼き上げるので、水分を保ったままもっちりとしたパンを特長としています。外はパリッと香ばしく、中はふっくらとしていて、味わい深く人気のパンです。

食パンや定番のパンはもちろん、旬の素材を使用した季節限定のパンや創作パンなど、バラエティに富んださまざまな種類のパンが食べられます。イートインスペースを設けていて、無料で飲めるコーヒーとともに焼きたてのパンを頬張ることができます。

メリチェルのおすすめは、もちのような弾力からその名が付いた「杵つき食パン」です。ミキサーで丹念に練り上げた生地を香ばしく焼き上げたシンプルな味で、餅のようにもっちりとしたふわふわの食感が絶品です。毎日食べても飽きのこないおいしさで大人気商品です。

メリチェルの営業時間は朝7時～19時、定休日はなく無休で営業しています。広い庭やイートインスペースもあります。

「石窯パン工房 モワソン（MOISSON）」は、リーズナブルな価格設定で学生にも人気があります。パンの種類がとても多く、何度訪れてもまだまだ食べたことがないパンが続々と登場し、ワクワク感のあるパン屋です。

牛肉がゴロッと入ったカレーパンや、ピザやドイツ系のハードタイプのパン、親しみのある定番のパンなど、バラエティ豊かなパンが並びます。お店の外にテラス席がありイートインもできます。広い駐車場もあるので、車でも入りやすいパン屋です。

本店と平成店の2店舗があります。営業時間はどちらも朝7時～19時、定休日は本店は月曜日、平成店は火曜日です。お昼の時間帯はとても混み合うのでご注意ください。

熊本のパン屋の中でも、穴場となる7つのお店を一気に紹介します。老舗から新しいお店、熊本市内から離れたところにあるお店まで、様々なパン屋が登場します。

「ろじぱん」は、熊本に3店舗を構えるパン屋です。ろじぱんの人気おすすめ商品は「黒糖パン」で、ふんわりパンに包まれたジャリジャリとした黒糖の食感が特徴です。黒糖パンは大きいサイズですが、ペロッと食べられると評判です。

ろじぱんには広々としたイートインスペースや、キッズスペースもあります。ドリンクやスープメニューもあり、イートインスペースがもはやカフェのような場所となっています。営業時間は朝10時～19時で、定休日は日曜日です。

黄色い建物が目印の「ちぃのパン」は、その場で好きなパンを揚げたて・焼きたてで提供してくれるパン屋です。グリーンカレーやビーフカレーなど、様々な種類のカレーパンを、注文が入ると約5分で熱々の品を出してくれるので、一番美味しい状態で食べられます。

ちぃのパンの揚げパンは、大きめの角切りにされた食パンを衣にしたのが特徴で、まるでラスクを食べているかのようなザクザク食感を味わえます。店内には、かわいい手作り雑貨の販売コーナーがあり、揚げたてを待つ間、それらを眺めるのも楽しい時間です。

アップルパイやガトーショコラなどのスイーツ系もあり、おやつを買いたい人におすすめのパン屋です。ちぃのパンの営業時間は11時～18時、定休日は水・木曜となっています。

熊本市北区にある「ベッカライ・ヘスティア」は2001年創業のパン屋で、フランスの伝統的なパン・ド・ロデヴや、惣菜パンやスイーツ系のパンなどがあります。店名は「かまどの女神さま」の意味を持ち、石窯で焼かれたパンが並びます。

ベッカライ・ヘスティアのおすすめは、バターの風味が豊かなクロワッサンです。定番のパンのほか、オリーブ入りのオリビエや、黒けしの実を使ったデニッシュなど、ドイツパンやフランスパンなどもいくつかあり、絶品のパンが揃っています。

グリーンオリーブが混ぜ込まれた、ワインとの相性ぴったりの大人向けのパンもあります。営業時間は朝9時～19時、定休日は毎週月・火曜日となっています。

熊本市内の帯山にある「Biggi（ビッギー）」は、南ドイツパン専門の小さなパン屋です。熊本県産の小麦を使ったドイツ流製法による安心・安全にこだわったパンが並んでいます。普通のパン屋で定番とされているパンはほとんどなく、見慣れないドイツ生まれのパンが多いです。

クロワッサンもハードなドイツ仕様で、他にもプレッツェルやひまわりの種が配合されたパンなど、噛めば噛むほど旨みが感じられる、パン上級者向けの商品たちが売られています。食事の付け合わせとなるパンが多く、それぞれドイツ流の美味しい食べ方も紹介されています。

Biggi（ビッギー）のオーナーはバイエルンで修行し、パンのドイツ国家資格を取得した経歴を持ちます。パンに使われているハーブや塩は、ドイツから取り寄せたもので、トランス脂肪酸を含まないショートニングなどオーガニックの素材を厳選して使っています。

Biggi（ビッギー）の営業時間は朝9時30分～18時30分、定休日は毎週月曜日の他に、第1・第3火曜日となっています。駐車場もあります。

熊本のけやき通りにあるおしゃれな外観の「ブーランジェリー パパン」は、パン生地に玉名産小麦などを使用しており、貴重な国産小麦のおいしさを味わえるパン屋です。バタールやカンパーニュなどのハード系のパンやお菓子系、総菜系のパンなど豊富な種類のパンが並んでいます。

おすすめの人気商品は、バター・砂糖・練乳・はちみつで作った特製練乳クリームが入ったミルクパンです。あんぱんや総菜パンも、手作りの無添加にこだわって作られています。健康にも気を遣った良質なパンを求めている方におすすめのパン屋です。

オール熊本産素材にこだわったクロワッサンもおすすめです。熊本・玉名産の小麦粉や天草産の塩、阿蘇の牛乳など、熊本の美味しいものが合わさって、極上のクロワッサンが完成しました。

外はパリパリ、中はしっとりふんわりとした食感のバゲット、具沢山のサンドイッチもランチにぴったりです。ブーランジェリー パパンの営業時間は朝8時～19時30分、定休日は火曜日となっています。けやき通り店の他には西回りバイパス店があります。

「アンゼェラス パンの家」は1888年創業「松石パン本店」の支店にあたるパン屋です。中心市街地の鶴屋横にあるので、ここでパンを買っておくと街中や熊本城を散策するお供にちょうど良いです。具がたっぷり詰まったコッペパンなど、昔ながらの懐かしいパンがあります。

サンドイッチなどの総菜系パンや新しいパンなど、多種多様なパンがある老舗のパン屋です。アンゼェラスの特長はなんといっても食べ放題の「パンビュッフェ」です。イートインスペースで好きなパンが食べ放題のうえ、スープ、飲み物、サラダも付いて880円とお得です。

カフェタイムやランチタイムもあり、ハンバーグなどのメニューも用意されています。コーヒーなどのソフトドリンクからビールまであります。営業時間は朝7時～20時で不定休となっています。

「ますぱん」は、熊本の玉名市にあるパン屋です。優しい雰囲気のかわいらしいお店で、小さなイートインスペースと、お店の外にベンチがあります。肥後伊倉駅近くの国道208号線沿いで広めの駐車場もあるため、ふらっと立ち寄りやすいお店です。

小さめな食べやすいサイズのパンが並んでいるので、あれもこれも食べたいという方におすすめです。フォカッチャやベーグル、メロンパンなど、幅広いパンが種類豊富にあり、ウィンナーが入ったパン「にょろ」や、ふわふわ食感の「たまころ」など、かわいらしいネーミングにも注目です。

ますぱんの営業時間は朝9時〜19時、定休日は日曜・月曜となっています。店内には手作り雑貨の販売コーナーもあります。

この記事の中で、ここまでたくさんの熊本の絶品パン屋さんを紹介しましたが、最後に紹介する2つのパン屋は、パンマニアの中でも有名な、贅沢で上質なパンが食べられるパン屋です。パン業界の中でも一目置かれる存在なので、舌の肥えた人への手土産にもおすすめです。

熊本の高級パン屋として知られる、別格の美味しさの「ニュイ・テ・ジュール」と、驚くほどふわふわ食感の高級生食パンのお店「乃が美（のがみ）宇土販売店」を紹介します。まだこの2つのお店のパンを味わったことがない人は、ぜひ訪れて、感動の美味しさを体感してください。

熊本市の建軍にある「ニュイ・テ・ジュール」は、予約をして行かないとほとんど売り切れてしまっていることも多い、熊本のパン上級者に人気のパン屋です。それぞれ有名店で修行を積んだ夫婦が営み、厳選された素材で、妥協せずに丁寧に時間をかけて焼いたパンを食べられます。

店内は洗練されたおしゃれな空間で、ショーケースに陳列されたパンを店員さんに取ってもらう対面販売方式のお店です。お店の奥には広いイートインスペースもあります。フランスパンを日本に伝えたと言われる「フィリップ・ビゴ」直伝のバゲットなど、ハード系のパンが特におすすめです。

ニュイ・テ・ジュールでは、熊本県産の小麦粉や卵、グラスフェッドバター、ゲランドの塩、ジャージー牛乳などが使用されています。自家製酵母を使ったパンオルヴァンから食パン、クロワッサン、ドイツパン、ケーキ屋顔負けのお菓子まで並んでいます。

イギリスで行われた「国際マーマレードアワード」で、銀賞を受賞したマーマレードにも注目です。ニュイ・テ・ジュールの営業時間は11時～20時30分、定休日は日曜日です。ニュイ・テ・ジュールのパンの美味しさに惚れ込み、遠方から買いに来るファンも多いです。

最後は、食べた人全てが笑顔になる魔法の「生」食パンとして全国的に有名な「乃が美（のがみ） はなれ宇土販売店」です。今や大ブームとなった高級生食パンの火付け役のパン屋ですが、ブームになる以前の2013年創業当時から、お店に人が並ばない日がないほどの人気ぶりです。

1日1000本も作られる乃が美の食パンは、耳まで柔らかく焼き上げることを追求して考えられたレシピをもとに各店舗で毎日焼かれます。小麦や生クリームなど厳選された素材の絶妙な配合から、絹のように滑らかでしっとりした食感と、ほんのり甘くシンプルでクセのない味が生まれます。

乃が美 はなれ宇土販売店には「生」食パン（レギュラーのみ）と、ジャム・クルトンが販売されています。宇土販売店は2019年5月にオープンし、熊本県熊本市の国道3号線沿い、JR鹿児島本線宇土駅と富合駅の中間の位置にある、真っ白な高級感漂う建物です。

乃が美 はなれ宇土販売店の営業時間は11時からで、完売次第終了です。オープン前からお店の前に人が並び、整理券が配られます。定休日は火曜日です。駐車場には9台停めることができます。県内には、はなれ宇土販売店の他に、はなれ熊本店もあります。

熊本で大人気のおすすめパン屋さんを25店舗紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。どのお店にも絶品のパンが並び、食パンやドイツパンの専門店など特徴や個性が溢れています。ぜひこの記事を参考に、熊本のパン屋を巡って、あなたのお気に入りのパン屋を見つけてみてください。