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天龍像と金龍像
「天龍像」と「金龍像」は風神と雷神の像の背面側に安置されています。雷門をくぐったあと振り返ると見ることができるでしょう。
天龍と金龍は、浅草寺の護法善神で水を司る龍神で、丁度頭の後ろにある龍の彫刻が擬人化された姿です。雷門を総門とする浅草寺は、龍と縁のあるお寺です。
浅草寺の由来を示す縁起(えんぎ)にも、観音さま示現の日、一夜にして辺りに千株ほどの松が生じ、3日を過ぎると天から金の鱗をもつ龍が松林の中にくだったと書かれています。これが後につけられた山号の「金龍山」の由来です。
浅草・雷門の周辺のおすすめグルメ
浅草の浅草寺周辺には、古くから受け継がれてきた伝統の味を守る老舗が軒を連ねます。仲見世や浅草寺の周辺のおすすめのグルメや、お店までのアクセス方法をご紹介します。
「やっ古」
最初にご紹介するお店は、創業200年の老舗「やっ古」の「うな重」です。口の中でとけてしまうほどやわらかい鰻に、あっさりした上品な味わいの秘伝のタレがかかっています。伝統の味を現代に継承する江戸前、最高の一品です。
また、やっ古のうな重は、勝海舟やジョン万次郎も好んで食べたといわれています。さらに夏目漱石が、『虞美人草』や『彼岸過迄』の作中にやっ古を登場させていることでも有名です。
雷門通りと国際通りに向かって歩いていくと、お店が見えてくるので見つけやすく、アクセスよい場所にあるお店です。
「モンブラン 浅草店」
2件目のお店はハンバーグのお店「モンブラン 浅草店」です。モンブラン 浅草店のおすすめグルメは、国産牛の肩ロース100%を使用した「手ごねハンバーグ」です。肉汁が口の中に溢れるほどジューシーな味わいで、とても人気があります。
モンブラン 浅草店は、ハンバーグの味付けの種類も豊富です。おろしオニオンに特性の醤油ソースがかかった和風ハンバーグや、チーズソースのかかったオランダ風ハンバーグ、その他にもフランス風や、イタリア風、メキシコ風など様々な味を楽しむことができます。
モンブラン 浅草店へは、地下鉄浅草駅から雷門通りを徒歩で5分ほど進めば着くのでアクセスも簡単です。
「尾張屋 本店」
3件目のおすすめのお店は「尾張屋 本店」です。幕末から店を構えて、創業160年以上の老舗のお蕎麦屋さんです。尾張屋 本店のおすすめグルメは、なんといっても「天ぷらそば」でしょう。
本かつお節のだしが利いたつゆに、最高級の国産そば粉を使ったコシのある手打ちそば、丼からはみ出してしまうほど巨大な海老の天ぷらが2本も乗っていて食べ応え満点です。
また、尾張屋 本店はモンブラン 浅草店のならびにあり、地下鉄浅草駅からのアクセスも抜群です。
「どぜう飯田屋」
4件目は「どぜう 飯田屋」です。明治時代から創業している、どじょう料理の老舗で、おすすめのグルメは「どぜう鍋」です。甘辛いタレで煮込まれたどじょう鍋に、刻みねぎをたっぷりかけていただきます。
丸ごとそのままのどじょうに抵抗があるという方は「ほねぬき鍋」がおすすめです。こちらは見た目で、どじょうだとわかりにくくなっており、非常に食べやすくなっています。
どぜう 飯田屋へのアクセスは、つくばエクスプレスを利用した場合は駅から徒歩2分です。もし雷門からどぜう 飯田屋へ向かうのなら、浅草寺を観光しながら目指しましょう。
「純喫茶マウンテン」
5件目は、戦後から創業する老舗の喫茶店「純喫茶マウンテン」です。純喫茶 マウンテンのおすすめグルメは「クリームあんみつ」です。浅草の町を練り歩いた後に食べれば疲れも吹き飛んでしまうでしょう。