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食パンの賞味期限とは?
「食パン」は、わたしたちの食卓に欠かせない存在です。そのまま焼いて食べても美味しいですし、アレンジレシピも豊富な食品です。毎日食べることも多い食品ですが、ついうっかり賞味期限が切れてしまった経験はありませんか。
一般的に、市販されている食パンの賞味期限は4日ほどになります。パン屋さんなどのこだわりのものになりますと、賞味期限が1日なんていうものもあります。無駄なく美味しく食べるには、冷凍保存がおすすめです。
食パンを冷凍して、ストックしている人も多いのではないでしょうか。冷凍しておけば、朝食やランチ、おやつにと大活躍してくれます。
冷凍保存で賞味期限を飛躍的アップ
使い勝手も良く、毎日のように食べる食パンは、ついまとめ買いすることもあります。そのとき、常温保存しておくと、カビが生えてしまったり、傷んでしまったりすることもあります。冷蔵庫での保存は、水分が飛んでしまい、あまりおすすめできません。
通常4日ほどしかない食パンの賞味期限ですが、冷凍することで、飛躍的に伸ばすことができます。冷凍すれば、だいたい1か月ほどもつといわれています。1か月以上経っても、食べられないことはありませんが、変色や異臭がしないか確認しましょう。
また、長期間冷凍保存していると、どうしても冷凍庫内の臭いがつくなど、味が落ちてしまいます。冷凍していても、なるべく早く食べ切るようにしましょう。
食パンの冷凍方法について
食パンの冷凍方法について、ご紹介します。まず焼き立てのものはきちんと冷まします。熱いままのものを冷凍庫に入れてしまうと、冷凍庫内の温度が上昇し、他の食材が傷む原因になってしまいます。きっちり冷ましてから、冷凍するようにしましょう。
スライスされていないものは、冷凍する前に、好みの厚さにスライスしておきましょう。スライスしたものを、1枚ずつラップで包みます。このとき、パンがきっちりラップで包まれるよう気をつけてください。ラップがかかっていない部分は冷凍焼けをおこす可能性もあります。
食パンはラップでなく、アルミホイルで包んでもいいでしょう。アルミホイルで包む場合も、食パンがきっちり包まれるように気をつけてください。
ラップやアルミホイルで包んだら、冷凍用の保存袋に入れて、冷凍します。このとき、食パンが重なり合わないよう気をつけてください。
冷凍食パンの解凍方法まとめ
冷凍した食パンは、解凍方法で食感がかわってきます。好みの食感になるように解凍してみましょう。冷凍した食パンの解凍方法をご紹介します。
電子レンジでふわふわ解凍
まるで焼き立てのような、ふわふわした食感が好きなら、電子レンジを使った解凍方法をおすすめします。電子レンジで解凍すると、焼き立てのような、ふわふわもっちりした食感になります。まず、冷凍した食パンは、ラップやアルミホイルなど包んであるものをはがします。
電子レンジ対応のお皿にのせ、15秒から20秒ほど、電子レンジにかけます。このとき、水分が飛びすぎないよう、固く絞ったふきんで包んでもいいでしょう。電子レンジにかける時間は、冷凍した食パンの厚さや電子レンジによって異なるので、様子を見ながら調節してください。
この方法ですと、焼き立てのようにふわふわした食感に解凍されます。そのまま食べてもいいですし、サンドイッチなどのアレンジレシピにも使えます。
トースターでさらに美味しく解凍
カリっと香ばしい食感が好みなら、オーブントースターを使った解凍方法がおすすめです。冷凍した食パンを、そのままオーブントースターで加熱します。好みの焼き色がついたらできあがりです。バターやジャムを塗っていただきましょう。
このとき、冷凍した食パンの厚さによっては、表面だけ焼き色がついて、中は解凍されないままという場合もあります。これを防ぐには、事前に自然解凍しておくか、焼いている途中でアルミホイルをかぶせるといいでしょう。焦げてしまうのを防げます。
オーブントースターで焼くつもりの食パンは、スライスチーズなどと一緒に冷凍してもいいでしょう。焼くだけで、美味しいチーズトーストが食べられます。
温度調整でさらに美味しく
食パンを美味しくカリっと焼き上げるには、オーブントースターの温度が重要になってきます。温度調節のできるオーブントースターなら、200度に設定して、冷凍のまま焼きましょう。温度設定ができないタイプのものは、一度オーブントースターを余熱で温めてから、焼くといいでしょう。
200度のオーブントースターなら、冷凍した食パンは4分ほどで焼き上がります。高温で一気に焼き上げるのが、食パンを美味しく焼くコツです。ぜひ試してみてください。
冷凍食パンのレシピを紹介
冷凍した食パンは、アレンジレシピでも美味しく味わえます。食パンは朝食やランチだけでなく、おやつにも重宝する便利な食品です。美味しいアレンジレシピで、食パンを味わってみましょう。
1:簡単・フレンチトースト
ふんわり優しい甘さが魅力の「フレンチトースト」も、冷凍した食パンで作れます。フレンチトーストは、朝食やブランチ、おやつにもおすすめです。まず、冷凍した食パン1枚に対して、卵1個・砂糖大さじ1・牛乳40㏄で卵液を作ります。冷凍した食パンは、9等分にカットしておきましょう。
カットした食パンは、電子レンジで解凍します。食パンを解凍後卵液に浸します。卵液につけたまま、片面30秒ずつ電子レンジにかけましょう。電子レンジにかけるときは、蓋をしてください。電子レンジにかけることで、卵液がパンにしみ込みやすくなります。
卵液をしみ込ませたパンを、フライパンでこんがり焼きます。このとき、バターを使って焼き上げると、さらに風味の良いフレンチトーストになります。
焼き上がったフレンチトーストは、好みではちみつをかけてもいいでしょう。粉砂糖を振りかければ、おしゃれなスイーツになります。
卵液の砂糖を抜いて、チーズなどをトッピングして焼けば、甘くないフレンチトーストになります。甘くないフレンチトーストは、ランチにもおすすめです。
2:カリッと・ラスク
カリカリした食感が楽しい「ラスク」も、冷凍した食パンで簡単に作れます。冷凍した食パンを、オーブントースターで焼きます。冷凍した食パンがこんがり焼けたら、1.5cm角にカットします。6枚切り食パン2枚に対して、バター20g・グラニュー糖大さじ1・三温糖大さじ1・塩少々を準備します。
バターをフライパンに入れ、溶かします。バターが溶けたら、カットした食パンを入れ、食パンにバターをからめます。グラニュー糖と三温糖をフライパンに入れ、食パンにからめていきます。食パンがカリっとなったら、塩少々をふってできあがりです。
グラニュー糖と三温糖を、ブラックペッパーや粉チーズに替えて、おつまみにもピッタリな、大人味のラスクにしてもいいでしょう。
3:濃厚・ピザトースト
ランチにぴったりのピザトーストも、冷凍した食パンで作れます。冷凍した食パンに、解凍しないままピザソースを塗ります。ピザソースがなければ、ケチャップでもかまいません。ピザソースを塗った上に、シュレッドチーズを好みの量トッピングします。
ピザトーストの具は、好みのものをトッピングしましょう。ベーコンやウインナー、コーンにピーマンなど、好みのものでかまいません。具材はなるべく薄くスライスすると、火が通りやすくなります。チーズの上に、好みの具材をトッピングして、オーブントースターで焼きます。
チーズの上に具材をトッピングすることで、見た目もきれいなピザトーストにしあがります。焼いている途中で、焦げてしまいそうなときは、アルミホイルをのせるといいでしょう。
冷凍できる具材をトッピングして、焼くだけですぐ食べられるピザトーストを作って冷凍しておくと、とても便利です。
冷凍食パンをパン粉に再利用もおすすめ
冷凍した食パンは、パン粉にもアレンジできます。冷凍した食パンを、解凍しないままおろし金ですりおろします。冷凍しているので、おろし金ですりおろしやすくなっています。パン粉を切らしてしまったときなど、かなり重宝するので、覚えておきましょう。
パンの耳だけでもおすすめ
パン粉は、冷凍した食パンの耳だけでも作れます。フレンチトーストなどにアレンジした食パンの耳を、パン粉にするのもいいでしょう。冷凍しているおかげで、食パンの耳もおろし金でおろしやすくなっています。
冷凍食パンを美味しく調理してみよう!
食パンを冷凍しておくと、朝食やランチ、おやつに大活躍します。正しい方法で冷凍保存をし、好みに合わせて解凍してみましょう。アレンジレシピも豊富な食パンは、冷凍保存して美味しく調理して堪能しましょう!