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冷凍すると長期保存ができて便利!
房ごと沢山手に入れても、常温で保存しておくとすぐに熟してしまい、傷むのが早いのがバナナの悩みどころです。急いで食べきらないと傷んでしまうため、少人数の家庭ではなかなかまとめて買うことが難しいフルーツと言えるでしょう。
しかしそんなバナナも、傷まないうちに冷凍して冷凍バナナにしてしまえば、すぐに食べきれなくても長く保存し、楽しむことができるのです。ここではそんな冷凍バナナの保存方法や、保存した冷凍バナナの活用方法についてご紹介していきます。
冷凍バナナは様々なアレンジが可能!おすすめを紹介
バナナは冷凍バナナにしておくだけで、さまざまな用途に使うことができます。そのまま食べても美味しいですが、デザートなどにしても、濃厚な味わいで人気があるのがバナナです。
冷凍バナナの作り方も、冷凍バナナを使ったアレンジレシピも、どれも簡単なものばかりなので、ぜひ一度試してみてください。
冷凍バナナの作り方を紹介
ここからはまず、冷凍バナナの作り方と、保管方法についてご説明していきましょう。家にあるもので簡単に保存できるので、手間もお金もかかりません。バナナを買って帰ったらすぐにでも冷凍バナナを作ってみてください。
栄養価が高いことで知られるバナナですが、特にビタミンBやカルシウム、さらにタンパク質までとることが出来る嬉しいフルーツです。
またバナナは、妊娠中のつわりの症状をやわらげる効果があるとも言われているので、冷凍しておけばいつでもバナナを食べることができて便利でしょう。赤ちゃんの離乳食にも冷凍バナナは便利なので、妊娠~子育て中の女性には冷凍バナナを特におすすめします。
使いやすい大きさに切って冷凍しよう!
冷凍バナナにするには、丸ごと1本をそのまま冷凍するより、使いやすいサイズに切って冷凍することをおすすめします。小さく分けて保存することで、冷凍バナナを少しだけ使いたい時でも、必要な分だけを取り出すことができます。
薄切り、角切りと切り方は好みによってさまざまですが、冷凍バナナを使って何を作りたいか考えた上で切り方を変えておくと、使う時により便利でしょう。
変色してしまいやすいバナナですが、切ってすぐに冷凍すれば変色を防ぐことができます。また冷凍バナナは栄養面でもメリットがあり、冷凍するとバナナに含まれる、抗酸化力の強いポリフェノールが増加するといった研究結果も出ているそうです。
ラップとジップロックで保存がおすすめ
冷凍バナナを保存するには、ラップとジップロックを使った方法がおすすめです。また冷凍バナナにする場合は、あらかじめバナナをよく熟させておくと、より美味しい冷凍バナナになります。
バナナの皮をむいたら使いやすい大きさにカットして、数個ずつ小分けにしラップでぴったり包んでから、ジップロックに入れてしっかりと密閉します。ラップで包んでからジップロックに入れることで、より空気と触れ合うことを防ぎ、冷凍バナナをおいしく保存することができます。
多少の変色が気になる場合は、ラップに包む前にバナナにレモン汁を少々かけておくと、茶色くなりにくいでしょう。使う時はジップロックから小分けにしたバナナを取り出し、そのまま使うだけなのでお手軽です。
ただし、冷凍バナナの保存期間の目安は1ヵ月ほどと言われています。長く保存しすぎると風味が落ちたり、栄養価が下がってしまったりするので、美味しいうちに使うようにしましょう。
冷凍バナナを使って絶品バナナジュースを作ろう
冷凍バナナを使ってまず試してみたいのが、手軽に作れる美味しいバナナジュースです。冷凍しないバナナを使ったフレッシュジュースはもちろん美味しいですが、冷凍バナナを使うことで、ひんやりとしたアイスのような濃厚ジュースが楽しめます。
まるでジューススタンドで買って飲むようなバナナジュースが、冷凍バナナを使うことで自宅で簡単に飲むことができます。ミキサーが無くても、ペースト状にして保存した冷凍バナナならそのままジュースに使うことができるので、ぜひ作ってみてください。
ジュースのレシピも豊富!
冷凍バナナを使ったジュースは作るのが簡単なだけでなく、他の食材と組み合わせることでレシピを自由自在にアレンジすることができるのが大きな魅力です。冷凍バナナ2本分と牛乳100mlをミキサーに入れ、なめらかになるまで混ぜれば、濃厚なバナナミルクの出来上がり。
また、ペースト状に保存した冷凍バナナ1本分のジップロックに、豆乳120ml、きなこ大匙1、黒すりごま大匙1を加えてよく揉みこめば、お店の味のような黒ごまきなこバナナジュースが出来ます。
甘党の方には、ココアを使ったスイーツのような冷凍バナナジュースもおすすめです。ジップロックに、細かく切って解凍した冷凍バナナ1本分と、ココアパウダー小匙2を入れ、なめらかになるまで袋の上から手でつぶします。トッピング用に冷凍バナナを残しておいてもよいでしょう。
そこへ牛乳150mlを入れてよく混ぜ、冷蔵庫で3時間ほど冷やしたら取り出し、袋のまま電子レンジで50秒加熱し、揉みほぐします。グラスに注ぎ入れたら、お好みのトッピングをして完成です。
他にも、ヨーグルトと一緒にミキサーで混ぜてヨーグルトスムージーにするなど、美味しく身体にもいい冷凍バナナのドリンクレシピは沢山あります。忙しくてなかなかしっかり朝食がとれない朝などは、手軽に作れる冷凍バナナを使ったジュースで栄養補給するのもおすすめです。
冷凍バナナを使った簡単アイスの作り方
次にご紹介する冷凍バナナを使ったアレンジレシピは、すぐに作れてすぐに食べられるバナナアイスです。暑い夏などには冷たいアイスが食べたくなるものですが、バナナで作れるとあれば、安くて美味しいアイスを自宅で楽しむことができます。
またバナナはビタミンBやカリウムも含まれているため、バナナアイスは夏バテ防止にも良いと言えます。それではその作り方についてご説明していきましょう。
バナナをラップしてつぶして冷凍するだけ!
作り方はとても簡単で、ある程度熟したバナナ1本を二つ折りにしたラップの間に挟み、手の平を使ってバナナを均等につぶします。この時、まだ熟していない青いバナナだとつぶれにくいため、できるだけ熟したものを使うことをおすすめします。
つぶしたバナナをそのままラップで包み、ジップロックに入れて密閉したら冷凍庫に入れ、カチコチに凍ったら完成です。食べる時はラップをむいて、そのまま食べましょう。
冷凍バナナ丸ごと1本だけを使ったアイスの簡単レシピですが、バナナを潰さずにラップで包み冷凍した場合、硬すぎてそのまま食べられなくなってしまうので注意しましょう。潰すことで食べやすく、また冷凍後に割ってジュースに使う時にも便利になります。
冷凍バナナを使ったケーキも美味しい!
バナナを使ったお菓子といえば、バナナケーキをまず連想する方も多いでしょう。冷凍バナナは、美味しいバナナケーキにも使えるアレンジレシピがあるのです。
ケーキといえば手間のかかるイメージがありますが、中でも特に簡単にできる、冷凍バナナを使ったバナナケーキのアレンジレシピをご紹介します。普段家でお菓子作りはあまりしないという方も、この機会にぜひ試してみてください。
混ぜるだけ簡単レシピを紹介
今回ご紹介するのは、材料をすべて混ぜ合わせるだけの簡単バナナケーキレシピです。卵2個とバター60gを常温にもどし、小麦粉100g、アーモンドプードル40g、ベーキングパウダー5gを合わせてふるっておきます。
ここでオーブンを180度に余熱しておきます。ボウルにバターに砂糖60gを加え、白っぽくふわふわになるまで混ぜたら、溶いた卵を少しずつ、混ぜ合わせながら加えていきましょう。自然解凍した冷凍バナナ2~3本分を、好みの大きさにフォークで潰したら、ボウルに加えて混ぜます。
ふるった粉類をボウルに加え、さっくりと粉っぽさが消えるまで混ぜます。クッキングシートを敷いた型に、ボウルの生地を流し入れ、180度で約40分焼き上げたら完成です。
また生地を型に入れる際、輪切りにした解凍済み冷凍バナナを上にトッピングするのも、見栄えがよくなりおすすめです。さらにスライスアーモンド等を乗せれば、パリパリの食感が加わってより美味しいバナナケーキに仕上がります。
紅茶によく合う簡単なバナナケーキは、自宅でアフタヌーンパーティーを楽しむにもぴったりです。冷凍バナナを使ったバナナケーキで、ティータイムを幸せに過ごしましょう。
冷凍バナナレシピをいろいろ試してみよう!
ただバナナを冷凍保存するだけの冷凍バナナですが、ジュースにスムージー、アイスにケーキと、冷凍バナナを使ったアレンジの方法はさまざまで、万能の冷凍フルーツであることがわかりました。栄養満点のバナナなので、家族みんなで長く美味しく味わいたいものです。
バナナが安かったので沢山買い込んでしまったけど、傷む前に食べきれるのか心配だという方は、ぜひ冷凍バナナを試してみてください。新しいバナナの楽しみ方がきっと見つかるはずです。