勝沼醸造のワイナリーを見学!現地で楽しめる人気のワインは?

勝沼醸造のワイナリーを見学!現地で楽しめる人気のワインは?

ワインの名産地である山梨県の勝沼醸造は魅力がいっぱいのワイナリーです。ツアーでぶどう畑見学やワインの試飲などができ、楽しくワインについて学べます。また勝沼醸造でつくる甲州ワインは絶品です。勝沼醸造のおすすめポイントを紹介します。

記事の目次

  1. 1.甲州ワインの郷に勝沼醸造を訪ねる
  2. 2.勝沼醸造のワイナリーツアーでワイン通に!
  3. 3.勝沼醸造おすすめの人気ワインをご紹介!
  4. 4.ワイナリー見学の後は勝沼醸造直営レストランで舌鼓
  5. 5.勝沼醸造へのアクセス
  6. 6.勝沼醸造のワイナリーで甲州ワインの魅力にはまる!

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甲州ワインの郷に勝沼醸造を訪ねる

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山梨県は、日本で初めてワイン生産を手掛けた県です。平成29年度の調べによると、山梨県はワインの生産量とぶどうの収穫量共に日本一です。国内の約3割のワインを作っていて、特に甲州ワインは世界でも高い評価を得ています。

山梨県には、約80社ものワイナリーがあります。ワイナリーの規模は大小様々で、ワイナリーそれぞれで造られるワインは味わいや香りが異なります。おすすめのワイナリーは、勝沼醸造です。ここからは、勝沼醸造について紹介しましょう。

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勝沼醸造は、山梨県甲州市勝沼町にあるワイナリーです。1937年創業の老舗ワイナリーで、甲州ワインの醸造に力を入れています。ぶどうの栽培から、ワインの醸造までを手掛けることで美味しいワインを作っています。

勝沼醸造は小さなワイナリーではありますが、作られるワインは絶品です。勝沼醸造のワインは、国際コンクールで何度も受賞しています。特にアルガブランカシリーズは、高い評価を得ていて人気のワインです。

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日常的に愉しめるアルガーノシリーズもあります。このシリーズには、甲州ワインだけでなくマスカット・ベリーAを用いた赤ワインもあります。お手頃な価格なので、普段の食事と一緒に愉しめて人気です。

美味しいワインを造っている勝沼醸造ですが、日本国内でも高い評価を得ています。優れた上質なワインを造るワイナリーを表彰する「日本ワイナリーアワード2019」で、最高位の5つ星を獲得しました。勝沼醸造は、日本が誇るワイナリーなのです。

老舗ワイナリーもこだわる甲州ワインとは

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勝沼醸造がこだわる甲州ワインとは、どのようなワインなのでしょうか?甲州ワインは、日本のぶどう「甲州」から造られた白ワインです。「甲州」は日本固有品種で、約1000年の歴史があります。甲州ワイン醸造になくてはならない「甲州」についてお話しします。

日本のぶどう「甲州」の元になるぶどうは、ヨーロッパで生まれたと言われています。「甲州」が日本で発見された説は、行基説と雨宮勘解由説があります。行基説は、奈良時代に高僧行基が山梨県勝沼の大善寺で栽培したぶどうが「甲州」だったという説です。

雨宮勘解由説は、鎌倉時代に雨宮勘解由が自生の山ぶどうとは違う蔓植物を発見し、育てて実ったものが「甲州」だったという説です。

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どちらの説が正しいかは明らかになっていませんが、「甲州」は何百年も前から日本に存在しています。長い歴史をもつ「甲州」ですが、「甲州」を用いてワインが造られたのは明治時代です。しかし、売れなかったためにすぐに生産されなくなります。

その後、山梨県のワイン生産者が努力し続けた結果、2010年に「甲州」はOIV(国際ぶどう・ワイン機構)のワインのぶどう品種に登録されました。遂に「甲州」と甲州ワインは、世界で認められたのです。

このように長い間手を掛けた「甲州」で造ったワインが甲州ワインです。甲州ワインは、柑橘系の爽やかな香りと上品な酸味があるのが特徴です。

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また、甲州ワインは基本的に辛口ですが、造られ方によって味や香りが変わります。甲州ワインは、一般的に「シュール・リー」という製法で造られていて、フレッシュなワインになります。

「樽で熟成」する製法で造ると、樽の香りが加わり、ミディアムなワインになります。「スキンコンタクト」という製法で造ると、ほんのり苦みが加わったり、オレンジ色になったりします。

また、近年スパークリングワインも造られています。発泡性が加わって飲みやすくなっています。甲州ワインは、色々な種類があるので飲み比べをするのもおすすめです。

良質なぶどうは個性あふれる土地で栽培される

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山梨県は「甲州」の栽培に適しています。「甲州」は雨に弱く、カビ系の病気になりやすいぶどうです。しかし山梨県は、日照量が高く雨が少ないので、「甲州」を栽培しやすいです。「甲州」栽培には少雨であることも大事ですが、良い土壌づくりも欠かせません。

勝沼醸造はぶどう畑の土壌づくりにも力を入れていて、肥料を使わずに小まめに手入れをしています。そのため、土壌は柔らかくなり、健康なぶどうが育ちます。また石灰を使うことで、ぶどう自身の力で更に美味しくなるようにしています。

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木の植え方にもこだわり、一本一本の木を植える間隔を狭くして、一本の木になるぶどうの数を制限しています。そのため、一粒一粒が甘みのある味の濃いぶどうが栽培できます。そして、ぶどうの肩や先端を切って小さくして、より甘みが凝縮したぶどうになります。

また一文字短梢(いちもんじたんしょう)での栽培にも挑戦しています。一文字短梢は、一本の木の枝を一方向に伸ばすことで、生産量と果実の品質を高められます。シャインマスカットの栽培でも用いられる方法です。

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様々な手法で良い土壌作りやぶどう作りをしている勝沼醸造ですが、3つの個性的な土地が存在します。まず、「祝(いわい)」です。標高400mほどにある栄養分が少ない土地です。「祝」では、白桃のような甘い香りが特徴のぶどうが作られます。

次に、「大和(やまと)」です。標高500mほどにあり、砂と小石が多いので水はけの良い土地です。昼夜の気温差も丁度良いので、さっぱりとしていて酸味のあるぶどうが作られます。

そして「金山(かねやま)」です。標高350mほどにある粘土質な土地です。「金山」では、力強く後に引く濃い味のぶどうが作られます。勝沼醸造では、これら3つの土地で美味しいぶどうを作っています。

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勝沼醸造の良い土壌については、ワイナリーツアーのぶどう畑見学でも学ぶことができます。目で実際に見ると、土づくりのこだわりを実感できるでしょう。是非ワイナリーツアーにも参加してみてください。

勝沼醸造のワイナリーツアーでワイン通に!

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勝沼醸造は、ワイナリーツアーを行っています。ワイナリツアーでワインのことを学べば、更にワインの虜になるでしょう。ワイナリーツアーでは、ワインの試飲や貯蔵庫などの見学ができます。どんなツアーがあるのか紹介します。

解説を受けながら楽しく学べる:スタッフコース

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スタッフコースは、ワインの歴史やぶどうの栽培など、ワインについてスタッフが教えてくれるコースです。コース内容は、プチワイン講座、ぶどう畑見学、試飲、と盛りだくさんなので人気です。

プチワイン講座は、甲州ワインの元となるぶどうの歴史や栽培の仕方について学べます。その後、ぶどう畑に移動して見学できます。良いぶどうの栽培の仕方や土壌について学べます。

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ワインについて学んだあとは、ワインの試飲が出来ます。ワインの色、香り、味わいに焦点を当てて試飲をしながら、1つ1つのワインと向き合います。自分好みのワインの味に出会えるかもしれません。また、ワインと相性の良い料理についても分かるようになります。

スタッフコースは、1人3000円で2時間ほどのコースです。不定期開催なので、公式サイトのスケジュールカレンダーをチェックしましょう。

気軽に試飲が楽しめる:テイスティングコース

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テイスティングコースは、8種類のワインの試飲を楽しめます。ぶどう畑の見渡せる開放感のあるテラスで飲めるので、ワインが更に美味しく感じます。

試飲できるワインは、「アルガブランカ クラレーザ2017」「アルガーノ ボシケ2017」「アルガブランカ イセハラ2017」「アルガブランカ ピッパ2015」「アルガーノ 露是2017」「アルガーノ モンテ2017」「アルガーノ レティーロ2016」「アルガブランカ ドース2016」です。

試飲できるワインは変更になることもあるので、ホームページを確認してください。またワインの試飲だけでなく、貯蔵庫やグラスギャラリーも見学できます。

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グラスギャラリーでは、ワイングラスの有名ブランドであるリーデル社のハンドメイド製品を見学できます。ワインの最大の引き立て役であるグラスも色々な形があります。リーデル社の美しいグラスがたくさん集まっているので、必見です。

テイスティングコースは30分で500円です。手頃な価格で、ワインの試飲ができたり、貯蔵庫やグラスギャラリーなどの見学ができたりするのでおすすめです。

勝沼醸造おすすめの人気ワインをご紹介!

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勝沼醸造は、アルガブランカやアルガーノなど、様々なワインを造っています。その中でも、人気のワインや世界に認められているワインを紹介します。ワイナリーツアーで試飲できるワインもあります。ここで紹介するワインは、お土産にもおすすめです。

アルガブランカ イセハラ

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「アルガブランカ イセハラ」は、山梨県笛吹市にある単一畑伊勢原から収穫されたぶどうのみを原料とした白ワインです。華やかな柑橘系の香りとほのかな甘み、爽やかな酸味のバランスが良く、とても人気のワインです。

「アルガブランカ イセハラ」は、750mlで5500円(税抜き)です。「アルガブランカ イセハラ」は、2018年にIWSCという世界のワインコンクールで銀賞を受賞しています。他にも、国内や世界のコンクールで何度も受賞していて、おすすめのワインです。

アルガブランカ ピッパ

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「アルガブランカ ピッパ」は、樽醸造に6カ月、瓶熟成に2年以上と時間をかけて作られています。冷凍した果実の氷の部分だけを除去して甘みを凝縮させているので、豊かな果実味がします。また樽熟成により、樽の香りが加わって柔らかく深みのある味もします。

「アルガブランカ ピッパ」は、IWSCで受賞経歴のある甲州ワインで、2015年から3年連続で銀賞を受賞しています。「アルガブランカ ピッパ」は、750mlで4000円(税抜き)です。

アルガブランカ クラレーザ

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「アルガブランカ クラレーザ」は、限りなく透明に近い白ワインです。ワインと澱をゆっくり接触させる製法でつくられているので、旨みが引き出されています。和食と一緒に飲むのがおすすめのワインです。味噌や醤油、わさび等の和食材との相性が抜群に良いです。

和食と合うワインはなかなかないので、是非一度飲んでみてください。「アルガブランカ クラレーザ」は750mlで、2000円(税抜き)です。

アルガブランカ ブリリャンテ

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「アルガブランカ ブリリャンテ」は、甲州を100%使った白のスパークリングワインです。輝くダイヤモンドをイメージしたワインで、一口飲むと、ぶどうの爽やかさが発泡性と共に口の中に広がります。

また、「アルガブランカ ブリリャンテ」は辛口のワインですが、瓶熟成を2年間行っているので、口当たりはまろやかです。「アルガブランカ ブリリャンテ」は750mlで5000円(税抜き)です。

IWSCでも入賞したことのある甲州ワインで、2010年、2015年、2017年に銀賞を獲得しています。世界でも認められるほどの人気のワインなので、是非一度ご賞味ください。

アルガブランカ ドース

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「アルガブランカ ドース」は、極甘口の甲州ワインです。ぶどうを冷凍して甘みを凝縮して、本来のぶどうの味を引き出しています。もともとのぶどうの酸味も加わり、はちみつのような甘みがありながらもキレのある味わいになっていて、人気のワインです。

デザートと一緒に冷やして飲むと、更に美味しさが引き立ちます。「アルガブランカ ドース」は、375mlで3500円(税抜き)です。

アルガーノ 葡萄果汁(赤・白)

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「アルガーノ 葡萄果汁」は、ぶどうのストレートジュースです。赤と白のジュースがあります。赤は、長野県産のコンコードぶどう100%のジュースで、コクのある味わいとぶどうの控えめな甘さを愉しめます。赤は、750mlで1200円(税抜き)です。

白は、甲州100%のジュースで、甲州の旨みを存分に味わえます。上品な甘さと甲州の風味がしっかりと感じられ、繊細な味がします。白は、750mlで1300円(税抜き)です。ジュースは、お子様も飲めるので家族旅行のお土産にも人気です。

ワイナリー見学の後は勝沼醸造直営レストランで舌鼓

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レストランテ「風」は、勝沼醸造直営のレストランです。勝沼醸造から徒歩約5分の所にあります。旬の食材を使った欧州料理を食べられます。勝沼町のワインがたくさんあるので、ワイナリーを見学したあとに、「風」でご飯とワインを愉しむのがおすすめです。

おすすめは黒毛和牛のローストビーフで、白ワインとの相性が抜群です。他にビーフシチューや和牛フィレ肉の網焼きも絶品です。また、ランチ「風林」も人気です。限定15食で、甲州地鶏や信玄豚など山梨の味を堪能できるプレートです。

Photo byPublicDomainPictures

「風」はランチとディナーを行っています。ランチは土日のみ二部制となっています。ディナータイムは完全予約制なので、忘れずに予約をしましょう。土日はランチも大変人気なので、予約していくと安心です。予約はネットからも行えます。

ディナータイムは、ピアノの生演奏を行っています。ピアノを聞きながら、ワインと食事をゆっくり愉しむという贅沢な時間を過ごせます。また、ディナータイムは未就園児の利用ができないので、ご注意ください。

またお店からは、ぶどう畑を見渡せます。丘の上にお店があるので、勝沼の風景も愉しむことができます。ゆったりとした空間での食事なので、デートにもおすすめです。

住所 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2171
電話番号 0553-44-3325

勝沼醸造へのアクセス

フリー写真素材ぱくたそ

電車で訪れる場合、JR中央線「勝沼ぶどう郷駅」で下車し車で7分です。JR「塩山駅」で下車すると、車で15分かかります。駅からタクシーで行くのもおすすめです。

勝沼地域市民バスも利用でき、「下岩崎」で下車すると勝沼醸造の近くまで行けます。塩山駅と勝沼ぶどう郷駅、両方から乗ることができ、所要時間は約30分です。料金は一回乗車につき300円です。

住所 山梨県甲州市勝沼町下岩崎371
電話番号 0553-44-0069

勝沼醸造のワイナリーで甲州ワインの魅力にはまる!

Photo by www.twin-loc.fr

勝沼醸造は、甲州ワインの魅力を最大限に引き出しているワイナリーです。勝沼醸造では、ワインの歴史を学んだり、ぶどう畑を見学したりできるので、甲州ワインにどっぷりはまれます。山梨県を訪れた際は、是非、勝沼醸造で甲州ワインの良さを感じてみてください。

あゆ
ライター

あゆ

関東在住のあゆです。食べることが好きで、特にスイーツとパンが好きです。趣味はお菓子作りで、子どものおやつをよく作っています。旅行なども好きなので、色々な観光地やスイーツなどを中心に、魅力を伝えていきたいと思います。

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