本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
クロネコヤマトのスワンベーカリーとは?
爽やかなブルーに白鳥が描かれたロゴを掲げるベーカリー「スワンベーカリー」をご存知でしょうか。スワンベーカリーは、障がい者の経済的自立と社会参加を目的に、クロネコヤマトの宅急便で知られるヤマトホールディングスとヤマト福祉財団を中心に設立された「スワン」によって運営されています。
スワンベーカリーの始まりは1995年1月、阪神淡路大震災が発生し、当時ヤマト運輸(現在はヤマトホールディングス)の2代目社長で、クロネコヤマトの生みの親である小倉昌男氏が被災した障がい者が働く共同作業所を訪れたことでした。
各地の作業所を訪れた小倉昌男氏は、障がい者の月収が1万円(当時)に満たないことをしりました。そこで、経営者向けに1996年からパワーアップセミナーを全国で開催し、この活動の中で「月給10万円以上を支払う焼き立てのおいしいパンのお店」を運営することを決めたと言われています。
ちなみにお店の名前である「スワンベーカリー」は、アンデルセン童話の「みにくいアヒルの子」に由来しているようです。スワンベーカリーは1998年6月に銀座に1号店をオープンし、現在は海を越えてベトナムでも展開されています。
今回は、クロネコヤマトが手がける「スワンベーカリー」はどのようなベーカリーなのか、スワンベーカリーの秘密と人気メニューや営業時間をご紹介します!
アグリスワンシステムについて
スワンベーカリーの運営元であるスワンは、パンの販売事業のみならず、施設や作業所で障害者の方が野菜を販売し、利益を得ることができる「アグリスワン」という取り組みも実施しています。
スワンの担当者が生産者に直接会い、商品を見て話をしているため、安心安全な商品が揃っています。学校や病院のバザーやイベントなど、全国で650施設が販売拠点になっています。野菜のほかにはスワンベーカリーのクッキーなどのお菓子も販売されているようです。
スワンベーカリーのパンの特徴
スワンベーカリーのパンはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、美味しいと評判のスワンベーカリーのパンの特徴を2つ解説します!
美味しい焼き立てパンを食べられる
クロネコヤマトが手掛けるスワンベーカリーのパンは、「リトルマーメイド」や「アンデルセン」を全国で展開している大手ベーカリーチェーンのタカギベーカリーが開発した冷凍パン生地を使用しています。
スワンベーカリーの店舗ではその冷凍生地から一つひとつ丁寧に手作りされ、焼き上げられています。スワンベーカリーの焼きたてパンの味は本格的で美味しいうえに、値段はリーズナブルと利用者からは好評です。
スワンベーカリーでは、お店の外からでもパンが見えるように並べられているので、お目当てのパンが焼きあがっているか、すぐチェックできます。お店に入るかどうか悩んだ際は覗いてみてください。
購入するだけで社会貢献
社会貢献というと、どのようなことをすべきか難しく考えてしまったり、少し身構えてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「経営」と「福祉」の両立を目指すスワンベーカリーなら、美味しいパンを購入するだけで社会貢献ができるのです。高い金額を寄付する社会貢献ではなく、スワンベーカリーで美味しいパンを低価格で購入する社会貢献なら、誰でもいつでも参加できます。
社会貢献を何かしたいと考えている方は、スワンベーカリーでパンを購入してみてはいかがでしょうか。
月1感謝デーはオリジナルグッズも
スワンベーカリーでは、毎月16日をお客様感謝デー「スワンの日」としています。このスワンの日に税抜630円以上を購入すると、スワンベーカリーのロゴが入ったお皿やグラスなどのオリジナルグッズが貰えます。
また、3~5種類の新商品も発売されているほか、スタンプが倍になるなど店舗ごとに異なるキャンペーンも実施されています。各店舗はホームページやSNSなどで詳細を発表しており、スワンの日はスワンベーカリーのリピーターにとってお楽しみの1つになっています。
カフェも一緒におすすめ
スワンでは、スワンベーカリーのほかに「スワンカフェ」も運営しています。スワンベーカリーの店舗にスワンカフェが隣接した店舗があり、スワンカフェでもスワンベーカリーのパンを使ったメニューを頂けます。
スワンカフェ銀座店は、オープンテラスのおしゃれな造りになっています。名前にはカフェとついていますが、ワインなどアルコールが提供されているほか、本格的なイタリアンが楽しめるお店になっています。
ランチにはサンドメニューもラインナップしており、ここでもリーズナブルな金額で美味しいスワンベーカリーのパンを堪能できます。
また、スワンベーカリーではイートインスペースが設けられている店舗も多く、パンと一緒にコーヒーを注文すると、コーヒー代がお得になるなど、各店舗が工夫を凝らして営業しています。
店舗によってはモーニングやランチバイキング、ランチセットを提供するなど、とにかく焼きたてパンをお得に楽しめるサービスがいっぱいあります。テイクアウトでの購入のついでに、カフェを利用してほっと一息つくのもおすすめです。
スワンベーカリーの人気おすすめメニューを紹介
スワンベーカリーでは毎月の新メニューがお楽しみの1つですが、定番メニューも根強い人気があります。ここでは、スワンベーカリーの人気のメニューをご紹介します。
1:デンマークソーセージドッグ
フライドオニオン入りの柔らかく、歯切れのよい生地にジューシーなデンマークソーセージがのったメニューです。オニオンスライスとマヨネーズがトッピングされています。ケチャップを付けても美味しく、ボリュームがあり、お昼に食べたい定番商品です。
2:塩パン(くるみ)
バターを練りこんだフランスパン生地に、細かい岩塩を振った人気の塩パンに、くるみがざくざく入った商品です。クロワッサンのような三日月の形をしており、ボリュームもあります。テイクアウトしてハムやチーズ、ワインと一緒に頂くのもおすすめです。
3:塩バターマフィン
塩バターマフィンは、しっとりふわふわとした柔らかい食感が特徴のシンプルな1品です。バターの香りとほのかな塩気を感じられる商品で、昔ながらの素朴な見た目と甘すぎない味が人気の商品です。
4:塩ワッサン
塩ワッサンは、バターを練りこんだ生地、表面のさっくりとした食感と中のふわふわの食感が特徴の商品です。その名の通り、塩パンとクロワッサンが融合したメニューで、塩パンやクロワッサンが好きな方にはぜひ一度試していただきたい一品です。
5:Happy クリームパン
Happyクリームパンは表面のハート型が特徴で、スワンベーカリーの言わずと知れた人気商品です。北海道ミルクを使用したほんのり甘い生地に、カスタードクリームとホイップクリームが包み込まれています。 この2層のクリームと、優しい甘みの生地のバランスがマッチしたクリームパンです。
スワンベーカリーのお店情報
全国で30店舗を展開しているスワンベーカリーですが、その営業時間はテナントの営業時間に合わせていたり、その街の特徴に合わせていたりと様々です。
ここでは、2020年4月現在、直営店5店舗、フランチャイズの25店舗が全国で展開しているスワンベーカリーの店舗情報についてご紹介します。
営業時間と定休日は店舗によって異なる
スワンベーカリーでは、営業時間と定休日が店舗によって大きく異なっています。どこの店舗を利用するかで来店する時間帯が変わりますので注意しましょう。
中でもスワンベーカリー赤羽店は16時で閉店となり、土・日曜日、祝日が休業となるなど、一般的な飲食店とは大きく異なる運営をしている店舗もあります。スワンベーカリーにお出かけの際は、各店舗の営業日時を確認してから足を運びましょう。
24時間営業の所もあり
東京都港区にある「スワンベーカリー共働店」は、24時間営業の店舗の1つです。スワンベーカリー共働店での取り組みは、スワンとローソングループが手を取り合い、ナチュラルローソン芝浦海岸通店で2名の障害者を雇用し、焼き立てパンの事業に取り組んだことをきっかけにスタートしました。
以降、ナチュラルローソンでのスワンベーカリー商品の販売は拡大しています。スワンベーカリーの取り組みで、障害者雇用の輪は着実と広がっているようです。
スワンベーカリーに一度行ってみよう!
クロネコヤマトが手掛けるスワンベーカリーを紹介しました。丁寧に作られた手作りパンは、気軽に誰でも社会貢献ができる、美味しいものばかりです。
ご自宅で過ごす時間が多い昨今、スワンベーカリーのパンをテイクアウトして、ゆっくりとした時間を過ごすのもよさそうです。スワンベーカリーは早い時間に閉まる店舗もあるため、営業時間を確認してからお店に足を運びましょう!