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大阪難波本店の自由軒とは?
今回は、大阪の難波にあるカレー専門店の自由軒について紹介します。大阪地元ではとても有名な老舗のカレー専門店で、非常に人気があります。
独特の製法で編み出されたカレーは、地元の名物としてとても人気があります。明治時代から受け継がれてきた独自のレシピは、今にも継続して使用されています。
今回は、そんな自由軒のカレーの魅力を紹介していきます。店舗で食べる以外にも、レトルトで販売されている商品もあります。こだわりを持って製造されている自由軒のカレーについて、余すことなく解説します。
自由軒名物のカレーはどうやってできた?
大阪難波に本店のある自由軒のカレーは、どのようにして生まれたのでしょうか。自由軒のカレーの特徴は、ご飯とカレールーを混ぜ合わせ、その上に玉子を乗せるという点が挙げられます。庶民的で誰にでも親しまれるのが自由軒独特のカレーです。
創業した明治時代には、現代のような炊飯器が普及していない時代でした。ご飯を保温することが難しかったことから、創業者の吉田四一はご飯とカレールーを混ぜ合わせることで温めたルーにより冷めたご飯も温かく美味しい状態で食べられる手法を編み出しました。
住所 | 大阪市中央区難波3-1-34 |
電話番号 | 06-6631-5564 |
自由軒の人気カレー:味の秘密について
続いて、自由軒の人気メニューであるカレーについて、その味の秘密について解説をしていきます。今や自由軒のカレーといえば、大阪難波の名物料理といわれるほどにまで定着しています。
創業当初からずっと人気を維持している理由としては、開発当時からずっと継続して守られている味へのこだわり、調理法の順守が挙げられます。自由軒のカレーの味の秘密について、製法からこだわりのポイントまで、紹介していきます。
カレーはどこにこだわっている?
自由軒のカレーのこだわりポイントとしては、カレーには本来入れることのない「だし汁」が加えられていることです。カレー本来の味わいを落とすような味の強いだし汁ではなく「うすくち」と呼ばれる薄めのだし汁になります。
カレー本来の味を大事にして編み出された秘伝のだし汁です。だし汁の製法は門外不出で自由軒の大事なレシピとして代々受け継がれているといわれています。自由軒のカレーの独自の深い味わいの秘密の一つがこのだし汁です。
玉ねぎと牛肉だけで作り出す出汁
最近は、シーフードカレーやチキンカレーといった、趣向を凝らした様々な味わいのカレーが販売されて話題になることも少なくありません。しかし逆に自由軒のカレーに入れられる具材は、玉ねぎと牛肉がメインになります。
様々な具材を投入したほうが深い味わいになりそうな印象ですが、逆に様々な味わいが混在し合ってしまい、本来のカレーの風味や味わいが損なわれてしまいます。自由軒の名物カレーを食べれば、カレー本来の持つ風味を十分に堪能することができます。
カレーとご飯が混ざっている秘密
自由軒の名物カレーは、ご飯とカレールーが混ざった状態になっています。なぜ混ざっているのかという理由としては、前述のように炊飯器が創業当初はなかったことから、冷めたご飯でも温かくおいしく食べられるように考案された手法です。
ご飯とカレールーが混ざった状態で提供される自由軒のカレーのおかげで、当時敷居が高いとされていた洋食文化を、庶民でも気軽に楽しめるようになったという側面も注目されています。ご飯をカレールーと混ぜることで、親しみやすさが感じられたとされています。
カレーに卵とソースをかける発想!
カレーに玉子とソースをかけて食べる方法は、自由軒が最初に考案したとされています。自由軒のカレー自体は、どちらかといえば辛口に分類されます。そこに玉子を投入することで口当たりがマイルドになり、非常に食べやすくなりました。
また、秘伝のソースをかけることで、辛みが好きな方にはより辛く濃厚な味わいを楽しめるようにしています。お好みに合わせてソースを加えることで、自分に合った味わいを開発して楽しむことができるようになっています。
自由軒の人気カレーは食べてみるとどんな味?
自由軒の名物カレーは、どんな味がするのでしょうか。ご飯とカレールーを最初から混ぜあわせて調理されていて、見た目では具材が何も入っていないように見えますが、実はミンチの肉と玉ねぎのみじん切りが入っています。
二日間もの仕込み時間がかかるという製法で、たくさんの玉ねぎのみじん切りを良く煮込んで甘味が増幅され、ミンチ肉の美味しくジューシーな味わいが楽しめる一品になっています。常連客がたくさん訪れる、地元でも人気の店舗になっています。
後からわかるおいしさ
自由軒の名物カレーは、一口目よりもむしろ五口目など後から美味しさがわかるというコメントをする方が多くいます。玉子のマイルドな味わいと食感、及び秘伝のソースの辛みと濃厚さは、一口目よりも食を進めた後の方がより深く感じられるといわれています。
自由軒のカレーは、独自の手法で作られた味わいの深い名物カレーです。最初はあまりソースをかけずに食べて少しずつソースを加えながら食べるとより濃厚な味わいを楽しむことができます。常連の方々はそれぞれ自分に合った食べ方を見つけ、楽しんでいます。
自由軒:レトルトカレーのおいしさは?
続いて、自由軒のレトルトカレーのおいしさの秘密について紹介をします。店舗で食べる名物カレーはもちろん美味しいですが、レトルトで自宅で食べても店舗で食べるカレーと同等のおいしさを堪能することができます。
レトルトで買って自宅で調理するのも難しさはなく、簡単に店舗のオリジナルの味わいを楽しむことができます。シンプルな具材と一般的なフライパンがあれば、まるで店舗で味わえる濃厚で美味しい自由軒独自のカレーを堪能することができます。
フライパンで炒める調理法
自由軒のレトルトカレーは、フライパンがあれば調理することができます。通常、レトルトカレーといえばお湯で温めるか、電子レンジで温めるかするのが一般的ですが、自由軒のレトルトカレーはフライパンで調理することになります。
カレー以外の材料は用意する必要があります。一人分の材料は、ご飯が250グラム、牛肉50g、玉ネギが四分の一個、生卵を1個で、油大さじ1を調理する際に使用します。
基本的には、具材を炒めていき、カレーを投入、最後に生卵を上に乗せれば完成です。これだけで、店で食べるような名物カレーが簡単に自宅で食べられます。
自家製ソースも販売
自由軒では、特製ソースも販売されています。カレーにソースを加える手法は、自由軒が始めたものです。名物カレーには、自由軒特製のソースがとても良く合います。
少し辛い味付けになっているので、お好みで加える量を調整してください。辛い味わいが好きな方には、多めに入れてみることをおすすめします。生卵があれば、かなり全体的にマイルドに仕上がるので、ある程度辛みがほしい方はソースを使用することをおすすめします。
自由軒とせんば自由軒は別物?
最後に、誤解されやすい「自由軒」と「せんば自由軒」について解説をします。自由軒について知らない方にとっては、自由軒は様々な場所でチェーン展開をしているという認識が広まっていますが、自由軒とせんば自由軒は現在では全く別の店舗です。
せんば自由軒は、自由軒の二代目店主吉田四郎が出店を許可した「本町自由軒」がルーツになっています。「本町自由軒」は「自由軒」の名前を配したレトルトカレーを販売し始めたことで名称の混同が起こってしまったとされています。
レトルトカレーもパッケージが異なる
本家「自由軒」とは、「せんば自由軒」は、現在では関係のない別店舗です。実際、販売している商品も異なります。例えばレトルトカレーのパッケージにも違いがあります。名称自体は「自由軒」と冠していますが、中身は異なります。
本当の自由軒の名物カレーを味わいたい方は、自由軒とせんば自由軒をきちんと区別して、間違いなく本家の方を選択するようにしましょう。似ているようで、やはり味わいには違いがあります。せんば自由軒のカレーも美味しいですが、本家を味わいたい方は注意しましょう。
難波・自由軒に行ってカレーを食べてみよう!
以上、自由軒のカレーについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。自由軒の名物カレー独特の、ご飯とルーを混ぜて調理する調理法とそのルーツ、レトルトカレーの調理などについて紹介しました。
今や自由軒の名物カレーは、大阪の中でも有名な人気メニューになっています。大阪に旅行に行った際には、ぜひ一度試してみてください。レトルト販売も通販で可能なので、試してみてください。
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