東京築地のおすすめの過ごし方は？見どころやグルメを徹底紹介！

東京築地が2018年に豊洲へ移転したのは有名な話です。しかし、築地場外市場を中心として築地には、魅力たっぷりな飲食店や見どころが詰まっています。築地の観光スポットや外せないグルメ店まで、厳選してご紹介します。

築地は京橋地域内のエリアを指し、築地1丁目から7丁目まであります。人気観光エリアの銀座から歩いて行ける距離のため、東京の定番観光スポットとして人気があり、外国人や地元の方までたくさん訪れます。築地場外市場へのアクセス方法も含めてチェックしていきましょう！

東京エリアの外せない観光地・築地場外市場はもちろんですが、ほかにも見どころたっぷりな観光どころをピックアップしました。築地でごはんを食べる前や食べた後にも散策したいスポットです。

何といっても外せない築地の見どころは「築地場外市場」でしょう！築地の始まりは江戸初期にまで遡り、海を埋め立てて作り上げた土地です。今や「東京の台所」と呼ばれるほど栄え、日本を出た海外までもその名を広めています。

漁師町や魚がし問屋街へと発展し、現在の「築地場外市場」は新鮮な魚介類を筆頭に、肉や野菜などの食材、さらに調理・厨房器具まで揃うようになりました。東京の中でも評判のいい観光スポットであり、多くの見どころや食べ歩きグルメ、ランチなど、デートやグルメ旅行にぴったりです。

見どころ満載の「築地場外市場」へのアクセス情報をご紹介します。まず電車利用の場合は、都営大江戸線・築地市場駅のA1出口から徒歩約1分の行き方となります。ほかに、東京メトロ日比谷線・築地駅の1番または2番出口から徒歩約1分で到着します。

同じく東京メトロ日比谷線もしくは都営浅草線・東銀座駅の5番または6番出口から徒歩5分ほどの道のりです。東京駅からバスで向かう際は、バス乗り場・東京駅丸の内南口から、豊海水産埠頭（都04）や晴海埠頭（都05－1）、東京ビッグサイト（都05－2）に乗り、築地三丁目で下車します。

人気の食べ歩きやランチグルメなど、見どころたっぷりな「築地場外市場」の通常販売時間は9:00～14:00となり、14:00以降は自由営業時間です。早朝6:00～9:00は業務用仕入れタイムとなります。

観光名所「築地本願寺」の見どころは、日本であまり見かけない古代インド仏教様式の外観でしょう。また、本堂の入り口にはステンドグラスがあり、ゾウや牛などの彫刻も見どころのひとつです。一方、内部は浄土真宗本願寺派・直轄寺院であることを彷彿とさせる伝統的な造りが特徴です。

築地のデートにもおすすめの観光地であり、本堂では毎月最終金曜日のお昼にパイプオルガンを使用した演奏を披露しています。見どころを押さえたら、観光やデートのお土産に「築地本願寺手ぬぐい
」などのオリジナルグッズ、「築地本願寺まんじゅう」といったお菓子を選びましょう。

寺社仏閣好きのカップルデートに一押しなのが「築地・波除神社」です。昔、堤防を築いても荒波にさらわれ続けていましたが、海に漂う稲荷大神の御神体を見つけ社殿を造り、大きなお祭りを行いました。その後、波は穏やかになったと伝えられています。

そのような経緯から、波除稲荷様を御祭神とし、災難除や厄除、商売繁盛、工事安全がご神徳になります。築地の町を今もなお見守り続ける「築地・波除神社」です。見どころは中央区文化財の「獅子頭一対」や「青龍・白虎」などがあり、参拝の際にはぜひお顔を拝んでみてください。

神社に引き続き、「カトリック築地教会」も見どころたっぷりの神聖な観光場所です。創立1874年の東京最古のカトリック教会であり、東京都の歴史的建造物・区民文化財に指定されています。まるでギリシャに佇むパルテノン神殿のような外観ですが、木造モルタル建築で造られています。

築地のイメージとはまた違う空気が流れ、寺社仏閣と同様に見ておきたいスポットといえるでしょう。食べ歩きやランチなど食事でお腹いっぱいになったら、築地エリアの散策デートを楽しむのもおすすめです。事前に見どころをチェックしておくと、より興味深くなるでしょう。

築地にきたら押さえておきたい名店をチェックしていきましょう。海鮮ももちろん紹介しますが、熱々のホルモン料理も実は人気です！

築地駅・築地市場駅から徒歩約5分の場所に位置する、朝食やランチグルメにおすすめの「きつねや」です。おすすめグルメが「ホルモン丼」、白いご飯の上に熱々のホルモンをたっぷり乗せて、白ネギがいいアクセントになります。

八丁味噌で煮込んだホルモンは臭みがなく、食が進む一品です。築地には魚以外にもホルモンやB級グルメの美味しいお店もあり、デートで来ても楽しめるエリアです。7:00～13:30の営業時間になるため、「きつねや」で朝食・ランチ後は食べ歩きデートを堪能しましょう。

江戸前鮨を握る職人の手さばきも外せない見どころです。「築地すし大 本館」は東京メトロ日比谷線・築地駅から徒歩5分ほどの場所にあり、月～土が10:30～4:00／日祝は11:00～22:00の開店です。

ランチや夕食に、さらに月～土は早朝まで開いており、お酒と一緒にいただくのもおすすめです。ランチデートに一押しなのが「店長おまかせ握り」3500円で、「炙りトロ」が含まれ、ウニかイクラを選ぶことができます。にぎり10貫・巻物1本・好きな握り1貫の満足できるネタが揃います。

「築地虎杖 魚河岸千両 築地店」は、「海鮮ひつまぶし」発祥の店としても有名です。「海の宝石箱」と例えられる「元祖 海鮮ひつまぶし」は、ランチ・ディナーグルメの見どころでもあります。12種類を超える魚介、濃厚なうにを3つの食べ方で味わい尽くします。

ほかにも、一皿にぎり寿司や「うに食べ比べ丼」「たこやわらか煮」などのグルメメニューが揃います。「築地虎杖 魚河岸千両 築地店」の営業時間は、月～土祝前日が8:00～23:00／日祝は8:00～21:00です。食べ歩きでは味わえない「ひつまぶし」の有名なお店です。

テレビでもよく取り上げられる「すしざんまい 本店」は、観光やデートにぴったりなグルメ店です。1Fから3Fのフロアが「すしざんまい 本店」となります。あたたかく賑やかな雰囲気は、一見さんの観光客をはじめ、ランチでも気軽に立ち寄りやすいです。

築地はもちろんのこと全国の美味しい魚介を厳選しており、1貫から注文できるのも嬉しい点です。大人気の「まぐろ」を筆頭に、新鮮なお寿司をカジュアルにいただけるお店です。観光客に人気の「すしざんまい 本店」は、年中無休の24時間営業です。

観光客やデート利用におすすめの穴場的隠れ家「築地長生庵」です。香り高い蕎麦や上等な天然本鮪を用意し、寿司屋でなくても本物の鮪がいただけると評判を得ています。また、お酒好きカップルがデートに使いたいお店でもあり、日本酒・地酒が豊富に揃っているのも特徴です。

ランチグルメにぴったりな「天然本鮪中とろ 赤身の漬け丼セット」や夜にはお得な飲み放題付きコースを利用するなど、観光やデートに活躍するメニューを用意しています。月～金は7:00～15:00と17:30～23:00、土は7:00～14:00ですが予約者のみ夜も利用できます。

食べ歩きグルメを提供している店舗であっても、店先や指定のエリアで飲食するようにしましょう。通行人の妨げになったり、お店や商品を汚したり、ゴミをポイ捨てしたりしないようマナーを守るのが鉄則です。

「たい焼き」ではなく「まぐろ焼き」が自慢の食べ歩きグルメ「築地 さのきや」です。メニュー名がユニークで、サクサクとした生地の中に十勝産小豆の入った小倉あん入りが「本マグロ」、米粉使用のモチモチ生地にあんずと小倉あんが入った「中トロ」があります。

夏の食べ歩きグルメには「まぐろ最中アイス」がおすすめです。「まぐろ焼き」をいただいたら築地観光を楽しみましょう。「築地 さのきや」の営業時間は、7:00～15:00となり日祝はお休みです。築地駅から歩いて約5分の場所にあります。

築地ならではの食べ歩きグルメ「丸武」は、大正末期創業の80年以上もの歴史を有する玉子焼き屋さんです。テリー伊藤さんの実家としても知られ、契約農場から直送の新鮮卵を使用し、余計な添加物は使わないなどこだわっています。

「丸武2号店」では焼きたての厚焼き玉子がその場で食べられます。ちょっと小腹が空いたときにふわふわで甘みのある玉子焼きが一押しです。都営地下鉄大江戸線・築地市場駅から徒歩約3分、平日4:00～14:30／日8:30～14:00の開店です。

日本の伝統食文化である「鯨肉料理」は食べ歩きたい観光グルメのひとつです。紙コップに入った「鯨立田揚げ」や「鯨カツ」など、食べ歩きしやすいようになっています。

昔、給食で味わった鯨肉とは違い、仲卸直営ならではの強みを活かした上質な鯨肉を堪能できます。食べ歩きグルメに一押しの「鯨の登美粋」は、築地駅・築地市場駅から徒歩約4分です。10:00～14:00／18:00～21:00の営業時間を設けています。

食べ歩きの定番メニュー「肉まん」や「シュウマイ」が人気の「菅商店」です。中でも、鹿児島産アベル黒豚の肩ロースを使用した「黒豚シュウマイ」は食べ歩きリストに追加しておきましょう。素材の旨みを感じられる美味しい食べ歩きグルメは観光に外せません。

「菅商店」の店舗は、築地駅から歩いて約5分・築地市場駅からなど徒歩6分ほどかかる場所にあります。営業時間は6:00～15:00、日祝と市場が休みのときは閉店しています。観光のお土産に、食べ歩きに活躍するテイクアウト専門店です。

築地ならではの海鮮系をはじめ、「牛肉しぐれ」や「から揚げマヨ」「山菜いなり」など30種類以上ものおにぎりメニューを考案しています。鮮度抜群のマグロを使用した巻きずしやボリュームたっぷりのおにぎりもあるそうです。

「おにぎり屋 丸豊」の営業時間が5:00～15:00なので、朝食や軽いランチにもぴったりです。築地市場駅から歩いて約3分の場所に位置しています。行列のできる人気店のため、早めのチェックがおすすめです。

白いご飯の上に新鮮な魚介がたっぷり乗った海鮮丼は、インスタ映えにもなる人気グルメです。ランチ時には特に混雑するため、事前に目星を付けておきましょう。

まぐろ好きにはたまらない人気店「又こい家 総本店」です。なんと「天然まぐろ」を主に扱う専門店であり、中でも「天然まぐろ」をふんだんに盛り付けた丼は築地ランチとっておきのメニューです。

脳天やほほ肉などの希少部位も食べられるといいます。ランチ時には10種類以上もの丼メニューを揃え、夜になるとまぐろの創作料理を提供します。「又こい家 総本店」の営業時間は月～金が8:00～22:00／土日祝は8:00～21:00です。

築地ランチに活躍する「築地 どんぶり市場」も、美味しいまぐろがいただける人気店です。「中トロ丼」や「まぐろ三昧丼」などありますが、中でもおすすめなのが「市場丼」シリーズです。贅沢な「特選市場丼」をはじめ、「うに入市場丼」や「かに入市場丼」などもあります。

築地市場駅から歩いて3分ほどの場所にあり、月火祝は5:00～15:00／水～土は仕込み時間がありますが24時間営業となります。朝食やランチ、時には夜ごはんに、一日中楽しめる海鮮丼屋さんです。

待ち時間少なめの海鮮丼屋さん「海鮮丼まるきた1号店」は、各築地駅から徒歩約5分のところに位置します。他店よりやや大盛り気味のご飯は、観光やデートでお腹が空いたランチに食べたいものです。

メニューに迷ったら「おまかせ丼」を注文しましょう！ほかに「まるきた丼」や「うな丼」「まぐろ三昧丼」など豊富な海鮮丼メニューが揃っています。「海鮮丼まるきた1号店」は月～金が5:00～15:00／土日祝だと5:00～16:00の営業ですが、予約不可の時間帯があるので気を付けましょう。

築地デートに利用したいおすすめ店をご紹介します。ワインや生ハムの美味しいお店や気取らないお寿司屋さん、本格的イタリア料理があります。

築地デートにふさわしいお店「生ハムとワインのお店 ピグレット」です。店名にあるように生ハムなど食肉加工食品とワインを中心としたお店であり、職人がこだわりを持って美味しい生ハムやサラミを提供してくれます。ピッツァやパスタ、おつまみといったワインにぴったりなメニューです。

経験豊富な有名シェフが作る南イタリア料理は、魚介類の旨みを存分に引き出し、余計な調味料を使わないのが特徴です。アクアパッツァやリングイネなど、築地から仕入れたそのときに美味しい食材を使用します。カジュアルで家庭的な雰囲気のある店内はデートにも一押しです。

ウニやイクラ好きには垂涎ものの人気店「鮨國（すしくに）」です。新鮮で本格的な寿司や海鮮丼がいただけますが、店内はカウンター席の他にテーブル席もあって、賑やかな雰囲気です。緊張しがちなデートでもリラックスして食べられる空気感があり、美味しい海鮮を気軽に堪能できます。

築地で人気のスイーツ店を集めました。海鮮三昧だとちょっと飽きてしまうこともあるので、甘味処を挟んでもっと築地を満喫しましょう。

シュークリームやフィナンシェ、プリンの美味しいお店「銀座 田花谷堂 本店」です。ナンバーワン人気スイーツは「スーパーバニラシュークリーム」350円で、サクッとしたシュー生地の中に甘さ控えめでありながら、バニラの甘い香りが漂います。食べ歩きデートにも一押しのスイーツ店です。

和スイーツの人気店「築地 そらつき」の「築地大福」は、たっぷりの餡を最高級な「滋賀羽二重餅」で包んでいます。期間限定で大粒いちごを乗せた「築地いちご大福」も販売しています。口の中でとろける食感「本わらび餅」は香ばしいきな粉の風味と保存料や砂糖を使わない調理法が人気です。

老若男女から愛される名店「天まめ」は7:00～19:00まで営業しており、朝から食べにくる方もいる人気店です。天草から作る「生寒天」は珍しく、ミネラル豊富な栄養分を含んでいます。煮豆や自家製のあんこといただく「てんまめ」は一度は食してみたい逸品です。売り切れる場合もあります。

変わらず熱い賑わいを見せる東京築地は、東京オリンピック時期になるとさらに外国人を含む観光客が訪れることでしょう。新鮮な魚介は必食ですが、玉子焼きやシュウマイ、和洋スイーツなど美味しいグルメはもちろん、寺社仏閣をはじめとする見どころも満載です！